17/10/04 01:22:41.62 .net
色々あって3年ぶり位の書き込みです。
>>168
1963 能率手帳バインダー
1968 SD
URLリンク(www2a.biglobe.ne.jp)
この件について最新研究成果を含めてちょいと解説を。
※上記サイトの管理人です。
1963年、日本能率協会が能率手帳バインダーを発売。8穴金具使用。リフィルは能率手帳の各ページをリフィル化したもので、手帳の構成を自在に変えられる「システム
手帳」というより、「ページ切れを起こさないバインダー式能率手帳」という位置づけ。
1968年、システムダイアリー発売。ご存知のように、SI会社であった奈良コンピュータシステム研究所が社員向けに作った手帳で、「コンピュータ会社なのだから、コン
ピュータシステムのようにハード・ソフトを自由に組み合わせて構成できる手帳にしよう」と作った。100種を超えるリフィル・パーツを揃え、SDベスト(SD収納ポケッ
トを備えたチョッキ)や思索チェア(SDを使いながら物思いにふけるための専用の椅子)といった製品まで体系化。
1982年、日本初の手帳ムック「月刊太陽別冊・手帳の本」で、「システム手帳」という概念が提唱される。「昨今、内容を利用者が自由に組み立てることができる、シス
テム手帳と呼ぶべき手帳が出始めている。現時点でシステム手帳と呼べるのは、システムダイアリー、ハンディピック、コレトの3点」と説明された。
ここで「システム手帳」の概念はほぼ「システムダイアリー」のコンセプトと同じで、「システムダイアリー」が「システム手帳」の語源であると考えられます。
ちなみにハンディピック、コレトはバインダー式ではなく冊子式のシステム手帳です。現在システム手帳というとバインダー式と同義にとらえられがちですが、本来は「内
容を利用者が自由に組み立てることができる」ことが重要でバインダー式かどうかは問わないわけです。