07/01/05 08:06:02 .net
★これまで“Another Story of PS3”シリーズではAV機能を中心に紹介してきた。
固定機能ではなく柔軟性を備えた汎用機的正確を備えつつ、
専用デバイスを搭載したAV機器並の機能や品質をデジタル領域で発揮しているというのが、
PS3の大きな特徴だ。本質的にはゲーム機としての性格が強いものの、局所的には素晴らしいAV品質を持つ。
こうなるとPS3のメディア処理機能を活かして、PS3ベースのユニバーサルな
メディアプレーヤーがあれば……と思う方も多いだろう。
実際、そうしたリクエストを11月17日にSCE会長の久夛良木健氏に話したところ
「自分としても欲しいので、今、ここでプロジェクトの立ち上げを約束します」と応じて驚かせた。
AVユーザー向けPS3の話題。実際にどんな製品になるのだろうか?
AVユーザー向けとなれば、ゲーム機よりも桁違いに出荷数が低くなる。
加えてゲーム機よりも遙かに大きな販売店マージンも設定しなければならない。
ゲーム機とAV機器では、そのコスト構造が全く違う。
また、SCE自身から発売することも難しいだろう。となれば、当然、ソニーブランドで
通常のAV 製品と同じ経路、ビジネスモデルでの流通となる。
久夛良木氏は「一般的なAVコンポーネントと同等サイズで、
きちんと振動対策が施された筐体に強力な電源、より柔軟性を高めるためにメインメモリを 2倍にアップさせて……」と、
具体的なビジョンを口にした(加えて、筆者自身の希望である
HDMI×2出力でオーディオと映像を分けるといった仕様も“やる”と話している)が、
それらをすべて実行してしまうと、(勝手な予想だが)価格は20万円では済まず、
30万円ぐらいになってしまうかもしれない。
と、これぐらいは誰もがすぐ思いつくこと。それでも、久夛良木氏の
プロジェクト立ち上げます宣言を受けて、ソニーのオーディオ事業部とSCEの一部は、具体的な動きを始めている。
どうやら本気ということで、いちAVファンとしては、どんな仕上がりになるのか楽しみになってきた。
URLリンク(pc.watch.impress.co.jp)