上野千鶴子を批判しよう Part7at SOCIOLOGY
上野千鶴子を批判しよう Part7 - 暇つぶし2ch415:名無しさん@社会人
22/05/09 03:23:49.97 .net
河合文化教育研究所編『上野千鶴子著「マザコン少年の末路」の記述をめぐって』
こぺる刊行会『こぺる』20号、1994年11月
URLリンク(www.cc.kyoto-su.ac.jp)
 上野千鶴子が差別問題にからんで何か「やらかした」らしい。
ちまたでは、そうした風説が流れている。事実経過はこうである。
一九九三年一月の終わり、大阪府立高槻南高校で障害者問題に取り組む冨田幸子教諭より、
フェミニズムの旗手上野千鶴子および大手進学塾である河合塾のもとへ、質問・抗議の葉書が寄せられた。
一九八六年に河合塾より発刊された上野千鶴子著『マザコン少年の末路―男と女の未来』(河合ブックレット1、河合文化教育研究所発行)の中でなされている、
“自閉症は母親の過干渉・過保護によって引き起こされる”という記述は自閉症への誤解にもとづくものであり、差別を助長するのではないかというのである
 こうした一連の話し合い、「処理」の結果、抗議した側の怒りは晴れただろうか。ノーである。
「上野さんは、自閉症が『母親の過干渉過保護という育てかたによって引き起こされる母子密着の病理だ』というのは、
『根拠のない偏見』であるということは認められたが、そうした『育て方によって引き起こされるというものではない』ことは、明言されなかった。
・・・残念ながら、二度の話し合いの後も、上野さんには、最後まで、『自閉症』が『障害』であるという私たちの主張を理解していただけなかった」(冨田、四八頁)。
「上野さんの文章が、大へん綺麗にまとめ上っていて、一般的には、『やっぱり上野さんは頭がいい』とか、『なんとなく納得させられる達者な文章』などというレベルの受け取り方をしてしまい、
上野さんにとっては、このことは、『処理済』なのかしら、と疑ってしまうわけです。
この半年余り、私にとって、どうだったかと言えば、少し変ったたとえ方をすると、
何か沈澱している溶液を撹拌して、その瞬間、何かの変化が起こったかに見えながら、
でも、すぐ元の状態に戻ってしまったような、そんな感じです」(梅田、六五頁)といった具合なのである。


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