【毎日新聞】上野千鶴子「ネトウヨ」とは何者か?at SOCIOLOGY
【毎日新聞】上野千鶴子「ネトウヨ」とは何者か? - 暇つぶし2ch1:名無しさん@社会人
15/12/16 01:31:08.29 .net
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 情弱こと情報弱者のわたしが読んでもわかる、ネットの本が出た。
 ニコニコ動画の発信元、ドワンゴの川上量生さんが書いた「鈴木さんにも分かるネットの未来」。「鈴木さん」とは、スタジオジブリのプロデューサー、鈴木敏夫さんのことだ。日本の伝統工芸のようなアニメには詳しいが、ネットには弱い。
プロデューサーの勉強のために鈴木さんに師事した川上さんは、鈴木さんから代わりに、デジタルデバイド(情報格差)の上の年齢の「ぼくにもわかる」ネットについての本を書いてくれ、という要請を受けた。
鈴木さんはわたしと同い年。鈴木さんにわかればわたしにもわかるだろうと思って、読んだ。
 思いがけない収穫は「ネトウヨ」と呼ばれるひとびとの生態について知ったことだ。ネット界の住民は名前も性別も年齢も不詳。
よくわからないひとびとだが、まだネット界が開拓地だったころの住民たちは「リア充(じゅう)」を仮想敵としてヴァーチュアルな世界にニッチを求めた人々らしい。
「リア充」とは「リアリティ(現実生活)が充実した人」の略称。男なら学歴があって職があって女にもてて、明るい生活を送っているひと。
そんなひと、どこにいるんだ?と思うが、妄想の産物だからしかたがない。「非リア(充)」を自称するひとたちは正義を掲げるマスコミを「マスゴミ」と毛嫌いし、ことごとくそれと対立した。何であれ、マスコミと反対のことを言えばよいという風潮が生まれた。
 若手の政治学者、山崎望さん編の「奇妙なナショナリズムの時代」に収録された社会学者、伊藤昌亮さんの「ネット右翼とは何か」の分析によると、このネット界の空気が「嫌韓・嫌中」と結びついたのは歴史の偶然によるという。
反マスコミの空気は2002年の日韓サッカー・ワールドカップを契機に「反日メディア」朝日新聞批判にも結びついたが、同時に韓流ドラマを過剰に放映する(と彼らには思えた)2011年のフジテレビへの抗議デモにも結びついた。
その頃までは、ネット界の住民は自分たちがリアルの世界では報われない少数派だという自意識を持っていたようだ。

以下、続きます


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