14/08/01 05:52:48.07 .net
☆その猫は、余程母親になりたかったのでしょう・・
家を抜け出し、早々に母猫になりました。
それが１度だけの妊娠で、３匹の猫を産み、母猫として、一生懸命子猫
達を育てました。ところが、３匹が足腰しっかりとして来たと思ったら
母猫は、外から「こんな処で人間に飼い慣らされるなぞしては成らない
いざ、立ち上がって我々の世界を構築しよう・・」と我が家にノウノウと
暮らす子猫たちへ、呼びかけの歌を歌うのです。
私には猫の言語は理解が出来ないのですが、きっとロシア式のインターナショナル
だったかと思います。
何度も、何度も、その呼びかけをしましたが、子猫たちは従いませんでした。
母猫は傷心して、お余所のコンクリートの敷台でじっと座る毎日でした。
「こんな暑さの中では、死んでしまうと」心配しましたが、その傷心を
癒やしてやる術が無く、やせ細り姿を消しました。
彼女は偉大な母だったと、我が家の人間達は、讃美を惜しまず、その
記憶ょ賞賛して未だに思い出を語り合っています。・・・ ☆