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男性の性への社会的な支え 「寅さん」後の時代の性教育 2012.9.3 08:00 (1/4ページ)
■日本人の性 どこからどこへ
映画「男はつらいよ」で寅さんは、毎回マドンナの女性に恋心をいだくが、振られたり逃げ出したり
していた。欧米ではもちろん、世界のどんな社会でも、いい年なのに女性を口説けもしない男性が映画
のヒーローになることは、まずないのではないだろうか。
しかし日本では寅さんは愛され、高度成長期末の昭和44(1969)年に第1作が公開されて以来、
ギネスブックに載る48作の長編シリーズになった。平成7(1995)年の最終作ではそれでも、マ
ドンナのリリーさんと寅さんが結ばれる、新たな展開の可能性が示唆されていた。女性の前で尻込みば
かりしている男性像は、そろそろ時代遅れになってきたようにみえる。
■性の失敗を超えられず“永遠の少年”に
男子大学生たちと接していると、女性との関係で失敗体験をし、それをひきずって前に踏み出せない
人たちがいる。中学・高校時代に、好きな人に告白できなかったとか、残酷さをあらわにした女子から
心ない仕打ちを受けたなど、さまざまな苦難である。
多感な思春期に性に関して否定的な印象の体験をすると、異性を避けて、せっかくの能力を発揮しき
れずに過ごし、人によっては学業や就職の結果も悪く傾きがちだ。しかも男性同士のプライドの競い合
いもあって、女性との関係の悩みを率直に話せる仲間は少ないようだ。
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