17/03/23 14:30:50.04 2oD9FM68.net
◆お奨めできない双眼鏡(特に1台目)
①高倍率
防振機能の無い双眼鏡は、8倍が限度です。
使い慣れた人、壁等で身体を固定した人でも10倍程度です。
まともな高倍率機は、対物レンズの有効径が70~150mm位あり、頑丈な
(通常専用)三脚に装荷して使います。
②ズーム
低倍率時の視野が狭く、非常に見づらいです。
最大倍率が15倍を超えるズーム機は、殆ど使い物になりません。
超高倍率を売り物にした、100倍機等はゴミです!
さらに固定倍率機に比べると、像があまくなります。
③歪んだひとみ(瞳)
双眼鏡を白い壁に向け、眼から30cm程離して接眼レンズを見ます。
中央に数ミリの明るく見える円が、双眼鏡のひとみです。
ひとみの一部が欠けている物は、双眼鏡失格です。
低倍率機でプリズムが小さ過ぎる様な場合や、取り付けが悪い場合に発生します。
④小さなひとみ径
最低でも直径2~3mmは必要です。
双眼鏡で見たときの明るさは、ひとみ径の2乗に比例します。1mmと3mmでは、明るさが9倍違います。
また眼との対向がシビアになり、少し外れただけで黒い影が生じます。
○参考1:人間の眼の瞳は、明るい所で2~3mm、暗い所で7mm程開きます。
7mmより大きな双眼鏡のひとみは、余り意味がありません。
○参考2:ひとみ径=対物レンズ有効径÷倍率 [mm] で計算できます。
この意味でも小型の高倍率機は、お奨めできません。
⑤色の着いたひとみ
コーティングが悪いと、白色壁を見たとき白く見えません。
軍事用で黄色に着色した物もありますが、一般向きでは有りません。