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やっぱり保は獅童大好き評が昨日来てた
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2020年11月歌舞伎座 URLリンク(watanabetamotu.la.coocan.jp)
新鮮な獅童の狐忠信
十一月歌舞伎座は、四部制のうちの第四部の「四の切」の獅童の狐忠信が新
鮮でいい。とかく最近の狐忠信は、スマートで柔らかく、技巧が洗練され、踊
りのように見えたりして、ドラマとしての感銘が薄い。それに対して獅童の狐
忠信は、野性的で、グロテスクで、一見不器用で固く見える。しかし私はこれ
がそもそも昔からの狐忠信だと思う。大体狐が人間の姿をして、人間の言葉を
喋っているということ自体が、グロテスクではないだろうか。私がかつて見た
六代目菊五郎の狐忠信には、洗練された美しさと同時にどこかに獣の匂いが残
っていた。人間ならぬ異次元の気味悪さである。六代目以後、そういう匂いは
全くなくなった。ところが獅童にはそれがある。