20/03/19 06:24:17 7O0qk5SG.net
>>332
問:香川照之さんは歌舞伎の世界に入ると決めたのはいつごろから。
香川照之さん:
うちの息子が生まれた2004年から芽生えたことです。女の子でしたら考えませんでしたが。
その後やはり本格的には去年、徐々に固まっていった意識があります。
もっと早い段階で名前のこととか亀治郎君に相談していたので、流れの中で起こってきたことだと思います。
問:今まで辛かったこと。悔しかったこと。
香川照之さん:
今まで辛かったことはないです。父との間、45年、全く話もしないできて、いきなり同居するというのもこれだけでも十分「映画かよ」っていう
本当にそういう意味では、その毎日はすごいなと思いながら過ごしておりましたので。幸せな人生だと思いますし、
あとはこういう席でこんなことを許していただいているわけですから。本来なら何もできない人がやるわけです。ありえないことなんです。
これまでの僕の芸の世界でのいろいろな姿が少しは影響しているのかもしれませんが、ただ、やはりゼロからのスタートなので、
これからおそらく、できないできないで本当にゼロに戻って悔しい人生を歩むことになるかもしれない。
問:父の猿之助さんと同居して、再発見することは。
香川照之さん:
ものすごく後頭部の生え際が似てるっていう。そういうことを発見しました。
ただ、本当に父と子というのは母と娘という関係性はないと思うんですね。それは僕は
段四郎さんと亀治郎さんを見ているときも、くっついてる離れてるようなこれが本当の親子だな、正直、どう接して良いのか僕も分からないところもあります。
でもまあ、それはお互い言わないでも血だねと、濃い血が流れていると思いますので、僕自身が今回一連のことを思いついたのも、
夢見る力とか父の「天翔ける心」とか、どっかに杭を打ち込んでやるとそういう精神があったのだと思います。
それが、DNAとして入っているので、改めてそういうことを確認したいというのもなく、意識はしていない。