▲▼音羽屋スレッド 8▼▲at RAKUGO▲▼音羽屋スレッド 8▼▲ - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト865:文化勲章 3/ 21/10/27 04:56:32.27 .net >>864 ■思い浮かぶ先輩の顔 父の七世尾上梅幸からは、「基礎を大切にするように」と教わった。 「基礎がしっかりしていれば、その上の建物はいくらでも建て替えられるから、と言われました。私自身、『基礎だけはしっかりしておくように』と後輩にも伝えています」 数々の当たり役をもつ菊五郎。思い入れのある役を問われると。 「出世作となりました弁天小僧菊之助。1000回近く勤めさせていただいております。(二世尾上)松緑のおじから教わりました髪結新三、魚屋宗五郎なども思い浮かびます」 現在は立役中心だが、女方でも多くの役を勤めた。 「私ほど多くの先輩から教えを受け、可愛がられた役者はいないと思っております。本当にかわいがっていただきました」 お世話になった先輩俳優を問われた菊五郎は、二世松緑、十七世中村勘三郎、十七世市村羽左衛門、三世市川左團次、 女方では父・梅幸だけでなく六世中村歌右衛門、七世中村芝翫、四代目中村雀右衛門などなど……。次々に名前を挙げた。そして若手だった頃を振り返った。 書抜きを読んだ時を再現する菊五郎。 「当時は、(役がついても台本はもらえず)自分の台詞だけが書かれた「書抜き」という紙1枚を渡されるんです。 ある時の書抜きには、『伊勢三郎。用はない、立て立て』とだけ書かれていました。きっとお侍だろう。けれども、用はない? 立て立て? これだけでは、どんなお芝居か分かりません。 そこで先輩に聞きに行くんです。 “これは『熊谷陣屋』というお芝居だ。本当は義経の台詞だけれど、義経(役の俳優)が皆に台詞をわりふってくれたのだね。 義経の気持ちになって台詞を言わないといけないよ”といった風に、たくさんのことを教えてくださるんです。 楽屋ではそのような交流があり、話が広がっていくのが面白かったです。私はどなたの楽屋にも飛び込んでいきました」 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch