24/05/24 23:03:25.25 0.net
>>648
#### 精神疾患に関連する能力の評価
上記の診断基準からわかるように、自己誇大感(grandiosity)は単なる自己評価の誇張だけでなく、他人に対する態度や行動、特定の空想に基づくものであり、これが人格障害の一部として診断されます。これには必ずしも高い能力が必要ではないものの、自己誇大感を示す行動や態度が精神疾患と関連していることがわかります [oai_citation:10,DSM 5 TR.pdf]
#### 精神疾患としての診断基準
自己愛性パーソナリティ障害の診断には、以下のような機能障害も含まれます:
- 自己定義と自己評価の調整のための過度な他者参照
- 自己評価の過剰な変動(極端な誇張や過小評価)
- 他者の感情やニーズを認識する能力の欠如 [oai_citation:12,DSM 5 TR.pdf]
### 結論
精神医学のドキュメントを総合的に見ると、自己誇大感が単に能力の欠如や精神疾患だけで説明されるわけではなく、特定の行動パターンや思考の傾向も含まれていることが明らかです。したがって、「自己誇大感には能力は必要なく、精神疾患があれば十分」という主張は、精神医学的な理解を正確に反映しているとは言えません。このような発言は、精神医学の診断基準や症状の複雑さを過度に単純化したものです [oai_citation:15,DSM 5 TR.pdf]