とんでもねぇ話だなぁこれぇ!? by東浩紀 VOL830at PHILO
とんでもねぇ話だなぁこれぇ!? by東浩紀 VOL830 - 暇つぶし2ch568:考える名無しさん
24/05/24 21:11:59.03 0.net
>>528
バカペディアにこれは全く書かれてないぞ
シェファードソンの表現定理は、ゲーデルの不完全性定理の適用範囲を算術の体系だけでなく、任意の再帰的可算集合(r.e.集合)まで拡張したものです。
シェファードソンの論文の内容を要約すると以下の通りです。
1. ロビンソンの体系Rを含む任意の無矛盾なr.e.理論において、すべてのr.e.集合が表現可能であることをエーレンフォイトとフェファーマンが示した。シェファードソンはこれを対角線論法を使って直接的に証明した。
2. 任意の無矛盾なr.e.理論において、互いに素なr.e.集合の対α,βに対し、αを表現しかつ~φがβを表現するような論理式φが存在することを示した。
3. コブハムの結果を使うと、Rと同じ定数を持ち、Rと両立するようなr.e.理論ではすべてのr.e.集合が表現可能であることが示せる。
つまり、シェファードソンはゲーデルの不完全性定理がペアノ算術のような特定の体系に限らず、広範なクラスの論理体系に適用可能であることを示したのです。
link.springer.com/content/pdf/10.1007/BF01974157.pdf


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