否定神学としての反出生主義at PHILO
否定神学としての反出生主義 - 暇つぶし2ch1:考える名無しさん
23/08/04 02:54:57.56 0.net
反出生主義は存在しない架空の主体に審判を委ねるという点において、否定神学の様相を呈している。
こういった主体の絶対化はそれをより優位の概念によって位置付づける他無いが、まさにその論理によって主体性を剥奪される事になる。
そして主体性を欠いた人間はその肥大化するエゴに支配された傀儡に成り果ててしまう。
主体とは常にそれ自体によっては完結しない全体の一部分であるが故に、それが否定神学的な破滅願望へと短絡してしまう事になるのである。
主体性を回復するには種としての全体性の内に主体を位置付けなければならないのであり、主体性の回復とは人間性の回復と同義である。
つまり倫理とは他者を契機とする事によって初めて成り立ち得る自己否定の形式なのである。


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