意味の論理構造の哲学at PHILO
意味の論理構造の哲学 - 暇つぶし2ch561:考える名無しさん
22/05/21 07:42:16.41 0.net
例えば、次の松尾芭蕉の表現を、「漢語」も含め、日本語として用いられる
「か」の発音に注目しながら、読んでみるといい。
>月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。舟の上に生涯をうかべ、
馬の口とらえて老をむかふる物は、日々旅にして旅を栖とす。
古人も多く旅に死せるあり。予もいづれの年よりか、
片雲の風にさそはれて、漂泊の思ひやまず、海浜にさすらへ、
去年の秋江上の破屋に蜘の古巣をはらひて、やゝ年も暮、
春立る霞の空に白川の関こえんと、そゞろ神の物につきて心をくるはせ、
道祖神のまねきにあひて、取もの手につかず。もゝ引の破をつゞり、
笠の緒付かえて、三里に灸すゆるより、松島の月先心にかゝりて、
住る方は人に譲り、杉風が別墅に移るに、
 草の戸も住替る代ぞひなの家
『おくのほそ道』


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