22/05/08 07:24:41.53 0.net
>「保食神」は、「うけもちのかみ」と読まれるとされるが、
[...]「を(食)ほ(保)かみ(神)」という読みも可能なのではないか。<
この解釈によれば、「保食神」は、「満月」/"full moon"を表象して
いることになり、これに対して、「保食神」(≒「満月」/"full moon")
を斬ってしまった「月夜見(つくよみ/つきよみ)(の)尊(みこと)」は、
太陰暦におけるひと月である「1朔望月」を表象する「月夜見(つくよみ/
つきよみ)」、すなわち、"moonligt nights(月夜) watching(見)"である
とともに、「つ(尽)き/くよみ(黄泉/闇)」、すなわち、
"exhausting(つ(尽)き/く) darkness(よみ(黄泉/闇))"であると
解釈することができるだろう。現代では、太陰暦の代わりに太陽暦が
使われるようになったので、女性の「月経」に関する以外では
忘れられがちだが、日本語の古語では、「月(つき)」が想起させた
のは、太陽や地球と対比される「物象化された月という天体」
ではなく、月の満ち欠けであり、その期間であったことを思い起こそう。