意味の論理構造の哲学at PHILO
意味の論理構造の哲学 - 暇つぶし2ch398:考える名無しさん
22/04/24 13:05:28.82 0.net
>>263
ところで、その序文の「初春令月 氣淑風和」からら元号「令和」が考案されたと
言われる万葉集の以下の歌における「乎倍米(をへめ)」という表現について、
私は長い間、どう解釈することが適切なのか判断がつかずにいた。
URLリンク(manyoshu-japan.com)
万葉集 第5巻 815番
>武都紀多知 波流能吉多良婆 可久斯許曽 烏梅乎乎<岐>都々 多努之岐乎倍米[大貳紀卿]
>正月立ち春の来らばかくしこそ梅を招きつつ楽しき終へめ[大貳紀卿]
>むつきたち はるのきたらば かくしこそ うめををきつつ たのしきをへめ
しかし、今では、>>263に示したとおり、「を(終)ふ」が、「空虚」を示す
ように用いられる「を」を再帰表現を形成する「~ふ」によって「ひっくり返す」
ことによって、「満腔(≒"fullness of the entirety"/"completion")をもたらす」
ことを意味する表現であるものと明確に解釈することができることが分かり、
この「乎倍米(をへめ)」は、やはり「終(を)へめ」と理解され、「楽しき『終へめ』」
という句は、「楽しさを『満喫しよう』」と現代語訳することが妥当であるもの
と考えている。


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