意味の論理構造の哲学at PHILO
意味の論理構造の哲学 - 暇つぶし2ch347:考える名無しさん
22/04/19 09:40:21.98 0.net
URLリンク(kotobank.jp)烏の濡れ羽色-467457
>水にぬれた烏の羽のように、黒くてつやつやした色。「髪は烏の濡れ羽色」
「烏の濡れ羽色(からすのぬればいろ)」という表現があるが、
これはどう見ても、古語の「ぬばたまの」という表現が一般に
通用しなくなって死語となった後に、それによって伝へられて
いた感覚に近いイメージを「後付けの解釈」により表現し
ようとしたものである。既に述べたとおり、「ぬばたまの」は、
「ぬばたまの」→「むばたまの」→「うばたまの」のように
変化したと考えられている。そのように変化することで、
「『う』ばたまの」の「う」に「烏」の字が当てられることに
なったのだろう。ところで、この「烏(う)」は、「うぐいす(鶯)」
と「うめ(梅)」に関する歌について指摘したとおり、英語に
するなら、"wooing"の作用のイメージを伴っている。また、
それだけでなく、「『ぬ』ばたまの」というより古い表現との
イメージ上の関係も思い起こされたはずで、それが「うば」の
発音に「烏羽」を当てるだけでなく、「ぬ(濡)れ」という通用
する表現によって「ぬ」の発音によって想起されるイメージを
導入することを動機づけたのだろう。さらに、もともと
「ぬばたまの」の「ぬば」に当てられた「夜干/野干/射干」
が死骸を食べるジャッカルのような動物としてイメージされた
ことを、同様に死骸を食べる鳥である「烏」のイメージが
引き継いでいるだろう。いずれにしても、これは、物象化する
方向での解釈であり、「ぬばたまの」が本来、表現しようとして
いたのは、だいぶ以前にも同様のことを書き込んだような気が
するが、英語にするなら、"inducing souls to slip through"と
いうことになるだろう。


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