22/04/16 15:29:29.81 0.net
なかなかおもしろいことに気づいたので、書き込んでおく。
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第9巻1809番
>仰天 S於良妣
>天仰ぎ 叫びおらび
>あめあふぎ さけびおらび
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>仰天 叨於良妣
>叨於良妣 昆地で、叨は口+刂の当字
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万葉集第2巻 199番
>敵見有 虎可S吼登
>虎か吼ゆると
>とらかほゆると
第2巻199番の歌で「虎可S吼登」において、「S」に置き換えられて
いる文字もやはり、「口+刂」のように見える文字のようである。
しかし、第9巻1809番の場合とは異なり、読みにおいてはその不明の文字
は完全に無視されている。「口+刂」を「叫」という文字の代わりとして
「さけ(叫)ぶ」と読むことはできるが、虎が「さけ(叫)ぶ」とするのは
明らかに不適合で、そのような読みは不都合だからだろう。