何故、人は宗教を求めるのかat PHILO
何故、人は宗教を求めるのか - 暇つぶし2ch10:学術@死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医師悪魔召喚居士
22/02/09 06:28:26.54 0.net
神話の次の時代のものだよ。

11:学術@死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医師悪魔召喚居士
22/02/09 06:29:14.21 0.net
精神が貧困だったり、死後の世界に不安があるとか。

12:学術@死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医師悪魔召喚居士
22/02/09 06:29:50.52 0.net
まあいろいろ宗教にも機能役割があるさ。超自然的というか。

13:学術@死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医師悪魔召喚居士
22/02/09 06:30:46.94 0.net
宗教というと一般人のできないことをできるようになるようなイメージがあるな。

14:承狂
22/02/09 18:43:57.32 0.net
ギョテクリテペという遺跡があるが、これは農耕を始める前の、狩猟採集時代のものとされる。
1万年以上前から、人類は、集団で何らかの儀礼、呪術を行っていたのが明らかとなっている訳だが、YouTubeにこの遺跡調査の動画があり、そこで考古学者が「これは宗教ではない」と言っている。
東洋的な感覚では明らかに宗教と言えるだろう。
キリスト教というバイアスによって、彼らはこのような本来の「宗教」を宗教とは認められない訳です。
これは現代日本人にも言えることで、先にも書いたように、一般的には「宗教」とは、 「唯一神を崇拝して、個人的な現世利益を求めるもの」と認識されており、キリスト教系統を含めるか含めないかの違いはあれ、意味のない迷信、偶像崇拝だと認識しています。
一方で、初日の出を拝み、葬儀をし、祭りなどを行うという矛盾した行動をして、此を無意味な迷信とは考えない。
これは何故かというと、西洋のように完全にキリスト教のバイアスに浸っている訳ではないからでしょう。
このバイアスを取り除き、本来の宗教という認識構造を理解すれば、「何故、人は宗教を求めるのか」も自ずと見えてきます。
従って、先ず、「宗教」と認識してきたものが、実は宗教の紛い物だと認識する事が肝要となる訳です。
時系列で改めて説明すると、
①「本来の宗教」では、精霊、神々、祖霊、呼び方は様々ですが、これらを鎮め礼拝し供養し、集団乃至個人の利益を願います。
②各部族、氏族で継承されてきたこれら「本来の宗教」が、部族間、氏族間での戦争などで統廃合され、
③呪術、修行法、世界観が確立され、
④仏教や道教や儒教などのような各々に特化した「宗教」が作られ、継承されました。
キリスト教系統は、この④の過程で、「本来の宗教」からの法脈を否定して、ガワだけ真似て作られた、云わば「似非宗教」となります。
この「似非宗教」が世界を侵略して、世界一の信者数を獲得したので、日本国も、明治以降、社会を西洋化する過程でその価値観に侵食され、大東亜の敗戦後の洗脳プログラムにより、半端にキリスト教的な価値観を受け入れた訳です。
現代の学者や聖職者も、戦後教育をうけているので、やはりキリスト教的な価値観から宗教を見ており、仏教や儒教などに傾倒しているつもりでも、底にはキリスト教的な視点で見ているというのが現状です。

15:考える名無しさん
22/02/10 10:12:36.21 0.net
昔と今では宗教の意味もそりゃ変わってくるわ。昔なんかはすげー極端な話、暇だったからだよ。それも、現代人から見れば想像を絶する程の暇。知能を持ってはいるがそれを活かせる事はなく、持て余した時間は追っかけっこするか、水遊びするか、弱い者いじめか、壁に絵を描くか、空想に耽るか、エッチするくらいしかやる事が無い。何年も生きてりゃ、流石にその内飽きるだろうし。
そんな何の変化もない日常において、誕生や死のイベントは貴重な瞬間だったんだよ。だから、誕生であればより豪勢に祝い、死であればより荘厳に弔う。更に、そういった誕生や死に向き合い、どう生きれば良いのか、天国へ行けるのかみたいな事を考え、こうすれば幸せになれる、安らかに天国へ行けるとするような、儀式みたいなものを編み出し発展していった。
知恵を付けて文明レベルが上がっていくと、領土争いも激化していって、一集落の規模が大きくなるにつれ、統率も取りづらくなる。いよいよ制御しきれなくなると、簡単に意志を統一する為の方法として、偶像が便利なんだよな。立場のある奴から、これが万物の神であり、これに向かって祈れば救われるから祈れって言われれば、そうするしかないだろう。もうそんな事し始めたら、元々の宗教の意味なんてありゃしないよ。
現代においては、創始者の魂など何処へ在らず、皆形骸的に教えられた取り決めを行っている、ただそれだけ。それが例え、国単位で行われているとしても。それにそんな事しなくとも、娯楽に溢れ多様な選択肢が存在しているので世の中で、幸福を見出す方法なんていくらでもある。生と死の瞬間は今でも、当事者にとっては重大な事だろうが、付属する行事は、日々忙しなく働く者の大半からすれば面倒臭いイベントだ。その近辺では、保険金をふんだくろうとしたり、相続問題で揉めたり、傷心な所で宗教に勧誘して金を落させようとする等、何とも皮肉な事態となっている。

16:承狂
22/02/10 19:16:46.80 0.net
>>15
「現代では宗教に意味はない」との事ですが、私の考えでは違います。
では今回は、現代社会の宗教についてとします。
「国単位」でも「形骸化」してる、とされてますが、アメリカは未だにキリスト教保守層は健在だし、移民を受け入れる際には聖書に誓う訳です。
勿論、知識人の一部には15氏のような方々もいますが、高名な物理学者でも、その発言の裏にはキリスト教的な価値観があるように思われます。
無神論者が多いとされる日本では、若者の過半数が生まれ変わりを信じています。
「宗教」という定義をキリスト教的な視点から、東洋的な感覚に戻して見渡せば、人類の殆どが未だに「宗教」を「形骸化」出来てはいません。
「宗教」とは神を崇めて個人の利益を求めるもの、というバイアスを外して、非科学的な世界観や呪術信仰や修行法を全て「宗教」と認識出来れば、
日本人の大半は「宗教」を持っていることになります。
但し、宗教史を見れば判ることですが、本邦の「宗教」は歪められましたので、殆どの現代の日本人は自身を無宗教だと信じています。
そして、僧侶や神官も歪められた宗教観に立って各々の信仰をしているように思われる。
人は、自身の学習と経験から自分の信念を価値観を選んでいる、と思いがちですが、
仏教では全て、自分の心さえも「縁起」によるとします。
「彼あるが故に是あり」という話で、我々の「無宗教」という認識も、過去の歴史によって仮に成り立つものでしかない、となります。

17:承狂
22/02/10 19:17:14.51 0.net
現代日本人は、伝統的宗教やカルトや共産主義の信者でなくとも、大半が生まれ変わりを信じ、葬儀をして、心霊現象に関心を寄せます。
「修行する」「神がかる」「呪い」なども未だ死語にはならない訳です。
こうした歪な概念、慣用句を使うということは、その基礎たる古い世界観を継承していることになります。
「俺は違う」という方、例えば自分の遺体がゴミ扱いでも気にしないという方も、日本国では遺体をゴミ扱いすると違法なので、何らかの葬儀は行われる、これは客観的には「無宗教」とは言えないでしょう。
また、「昔は暇」とありますが、今でも南米やアフリカなどでは狩猟採集生活をする部族はいます。
従って、「暇」というのは間違いでしょう。
さて、この日本社会という歪な宗教観の社会が出来た経緯については、もっと後に書くことにして、次回は「何故求めるのか」についてとします。

18:考える名無しさん
22/02/12 08:06:44.05 0.net
死から免れないから

19:承狂
22/02/12 21:41:38.19 0.net
「宗教なんて信じてない」という人でも、尊敬してた故人の冥福や安寧を祈るでしょう。
「死後の世界を信じない」という方でも、死に際には神々に祈り悪運を恨んだりするかも知れません。
これは、個人の信条を選び取るよりも先に、言葉に織り込まれた概念や社会の不文律を学んでいるからです。
そして、このような文化の基となっているものが、私が本来の宗教と呼んでいるものです。
日本ならば、「祟る神々や霊」とか「一族の守護者である氏神」とか「空気を読まなくてはならない」などとなり、
キリスト教文化なら、「絶対的存在が支配している」とか「異端者は排除すべき」などですが、
こうした宗教的な世界観が、多くの本来の宗教群の統廃合で生まれたものであり、その廃れた宗教群が何故生じたのか、何故求められるのか、という話をします。
1万年以上前の狩猟採集時代に、既に呪術的な施設を作っていた人類ですが、ネアンデルタール人もまた死者に花を供えていました。
これらは死という現実を踏まえた上でどう向き合っていたかを示していますが、現代からの視点だと先人を見下して「恐怖から迷信へ現実逃避した」と考えがちです。
これもキリスト教的な世界観によるものです。
リーダー的な立ち位置だった先人らは、科学的知見が無いというだけで、人としての社会的な知能は平和ボケした我々より遥かに高いと見積もるべきでしょう。
視点を変えて、進化史を踏まえて考えてみれば、類人猿という群れ社会から生じたので、「神々と人」という概念も何らかの概念を発展変化させたものと仮定できます。
故に、「神々と人」は「ボスザルとその群れ」という概念からの発展だろうと思われます。
続きは次回、また気が向いたら書くこととします。

20:考える名無しさん
22/02/16 07:14:57.59 0.net
>>7
経験をどう理解するかはその人の生まれた文化によるし個体差も当然ある
宇宙体験記録読むと教育、文化で違うことがわかる
宇宙体験ばかりじゃない、全般的でしょう

21:考える名無しさん
22/02/16 07:17:28.14 0.net
幻覚体験って誰しも可能性があることを示した実験がある

22:考える名無しさん
22/02/16 07:18:25.85 0.net
人は自分が理解したいように理解する

23:承狂
22/02/19 20:44:38.13 0.net
続き。
群れの中のボスザルとその他の関係を、自然界に広げて神々なり先祖霊なりを想定して、その下に生きている人間を置くという概念ですが、
これは脳内だけの話で、当時のシャーマンは不可思議な存在を感知、感応して、それを神々や先祖霊と呼んだのでしょう。
さて、こうした話をすると、「霊的事象」についての是非が問題となりますが、これは判らない人には判らない話なので、現状では、公的には無いものとして話を進める事とします。
個人的には、一応気功の真似事が出来ますし、仏教徒としてそうした事象を肯定してますが、
全て脳の誤認という認識でも問題は有りませんので。
纏めると「本来の宗教」とは世界観、呪術、修行法で構成された、この世界の中での氏族乃至民族としての存在意義となります。
そして、基本的には群れとボス猿という関係性の進化に過ぎません。
この脳内認識は、数万年単位で継承されてきた概念なので、数十年で培われた個人的信条よりも上位に置かれてます。
故に疑似科学信者や共産主義者なども宗教信者と同レベルであり、更に言えば、自称無神論者でも何らかの「信仰」をしている事になります。
こうした概念から完全に無縁になるには、例えば完全隔離されて一個人だけで生活をしてれば、社会生活という脳内認識が発達せずに成長出来ますが、
かつてローマ皇帝が似たような事をして被検体がシボウしたという話もあるので、現実的ではありませんね。
或いは、仏教が理想とする仏陀と呼ばれる存在になれば、この概念からも自由になれるやも知れません。

24:考える名無しさん
22/02/20 14:06:16.98 0.net
神概念はスカイフックです

25:考える名無しさん
22/02/23 08:31:18.44 0.net
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26:承狂
22/03/09 05:23:53.05 0.net
さて、人という種族の脳髄活動の自然な帰結として形成された、この「本来の宗教」から、
人造宗教が作られたのが、いまから二千年から三千年前。
その中でも特に問題となるのがキリスト教であります。
繰り返しますが、我々はキリスト教的なバイアスを学んだ上で現在の各々が「選択した」と信じる価値観を有しています。
これはつまり、与えられたバイアスの上で其々が「自分らしさ」を「選択した」と信じているという意味です。
「宗教とは過去の遺物」とするのは、この人工宗教であるキリスト教とそのバイアスによるもので、
使い物にならない劣化コピーしか知らない状態で本物を否定している訳です。
脳髄機能は宗教を求め、当人の価値観は是を非と誤認するとどうなるかというと、「代わりになるもの」を模索します。
よく、「宗教みたいだ」と言われるものは全て是です。

27:死廃神酔天魔法狂廃遊舞鬼神龍騎禅軍呪妖幻術医国文師悪魔召喚居士
22/03/09 05:25:13.80 0.net
脳の部位だけが壊れて癒しのようになるわけじゃない。性器の場合のほうがいいい。

28:考える名無しさん
22/03/24 17:42:59.79 0.net
個人的には、宗教はわかりやすい答えって認識がある。なんで地球がうまれたのか→神がつくったから。みたいな。

29:考える名無しさん
22/04/18 14:15:02 0.net
急性一過性精神病発作を起こして精神病院に入院した事があるが、

やはり【神的存在って、居るんだ!!!!!!】という幻覚は強烈だった。

生まれる時代が違えば、何かしらの宗教の教祖になっていたであろう事が容易に想像がつく。

教祖が嘘をついておらず、精神病発作を起こした事を神秘体験だと思い込んでいた可能性はある。

神という概念を知っていたから神がいたという幻覚に陥ったが、そうでなくとも【超越的な何かの存在】を自覚(幻覚)してしまう事は十分考えられると思う。

30:承狂
22/06/01 04:46:34.23 0.net
仕事きつくて、ちょっと思索する余裕無くなってるので、5ちゃんねるへの書き込みは今回で最後とします。
宝くじでも当たって生活に余裕が出来たらまた来ますが。(笑)
長らくのご愛顧、ありがとうございました。
(^。^)ノシ


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