哲学とは、「無用の用」のことであるat PHILO
哲学とは、「無用の用」のことである - 暇つぶし2ch1:考える名無しさん
21/10/22 03:23:17.01 0.net
無用の用
『老子』や『荘子(そうじ)』にみえる中国の道家思想の術語。役に立たない
実用性のないように見えるものに、実は真の有益な働きがある、ということ。
車輪の実用が遂げられるのは中心の轂(こしき)によっており、人が大地に立つのは
足で踏まない周囲の無用の土地があるからだ、といった比喩で説かれる。
逆にいえば、有用に見えるもの、知恵があり才能のあるものが、かえって
その知能のために害を受けてその働きを遂げられなくなる、出すぎた釘は
打たれるということになり、道家の無為の処世術とも通ずる。
真実の価値は世俗の求める一時的、現象的な有効性にはなくて、俗人では
気のつかない隠された所にあることを警告して、現象にとらわれない
真実世界への眼を開かせることも重要である。さらに世俗的には、
人や物の使い方に適材適所があること、無用と決めて棄て去るような
単純な態度をとるべきでないということにもなる。
「聖人に棄物なし」である。


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