21/11/06 14:03:03.89 0.net
>>41
藤原基央に取って、罪とは形を成し必然的に他人の居場所を奪う事のようだ。
形を、存在を成した時点で罪を犯さざるを得ない。
つまり、コインが作られたら表と裏が出来るように、形と罪は離れられぬ関係、逃れられぬ定め、宿命の関係である。
形が罪を成す、のであれば、罪が形を成す。
我々の姿を作っているのは、俺は波動の重ね合わせと表現したが、別の性質で表現した時、藤原基央の言葉を借りれば、我々がかつて犯した罪が原因で形を成している。
その意味では、我々が今のこの姿は果たすべき、善行を積んで帳消しにしなければならない罪からなり、それを果たす為に我々は生まれた。
我々が知らなければならないのは、生まれた理由=かつて犯した罪であり、それを果たす為に生まれた。
ハンターハンター32巻337話に似たような話が描かれている。
宿命の二人とは、形の二人とは、同じ罪を背負った二人の事。
藤原基央は、縁起とは罪であると看破したのだ。