カール・マルクス 39at PHILO
カール・マルクス 39 - 暇つぶし2ch446:考える名無しさん
21/10/16 22:26:31.34 0.net
本物の宗教は社会と区別がつかず、
社会とほとんど同義語として語られている。
イデオロギーも同じ。
主義やイデオロギーとして相対化されたものは
もはやイデオロギーではない。

447:考える名無しさん
21/10/16 22:30:39.66 0.net
その意味では最初から主義として相対化されていた共産主義よりも
マルクスが相対化するまでその自覚すらなかった資本主義のほうが
はるかにイデオロギーに近かった。

448:考える名無しさん
21/10/17 01:01:16.53 0.net
例の「宗教は阿片である」で有名な『ヘーゲル法哲学批判序説』もちゃんと前後を読むとマルクスの宗教についての造詣の深さだけが目立つ
ニーチェの「神は死んだ」よりも切り込みが浅くむしろ宗教を過大評価して永遠に越えられない壁であるかのように持ち上げているような文章

449:考える名無しさん
21/10/17 11:02:20.44 0.net
>>448
読み方がおかしいんじゃないかな?

450:考える名無しさん
21/10/17 11:28:59.88 0.net
宗教、階級社会(身分社会)というのは近代化をもってしても
なかなか手強い問題。国民国家はその手段の一つだが諸刃の剣。
近代化は簡単にポスト近代にはなれない。長期的な歴史過程っぽい。

451:考える名無しさん
21/10/17 11:31:53.65 0.net
一昔前のマルクス分析読んでる方がよっぽどマシだな
お前らはもっと本と対話した方が良い

452:考える名無しさん
21/10/17 11:33:21.22 0.net
近代化は宗教や身分社会を相対化してみる視点を人々に与えたが、
それでもまだまだ社会的諸々の条件に根を下ろしている。
近代化は油断するとすぐに挫折して身分社会に揺り戻される危機と隣り合わせ。
相当長いスパンで見ていかないといけないものだよ。
ポスト近代はそう簡単には現れない。

453:考える名無しさん
21/10/17 11:37:13.02 0.net
「神は死んだ」というニーチェの言のほうがマルクスよりも浅すぎる。
ポストモダンはそう簡単に実現しない。
ニーチェがそれを言った意図も定かでない。
そもそもニーチェの思想は体系的につかみきれない。そういう思想。
フーコーもそれを真似たか。

454:考える名無しさん
21/10/17 11:53:55.80 0.net
>>453
ニーチェはそもそも社会思想ではないからそういった意味での体系は求められていないのではないかな
フーコーは歴史から構造を読解しようとした
特に主体間に生じる権力関係を自生秩序として捉えたのは大きい
人間は自ら檻に入ろうとする事から理性は自由の対義語であると結論付けられた

455:考える名無しさん
21/10/17 11:56:15.30 0.net
共産党、立憲民主党が政権取ったら「自衛隊は憲法違反」封印
ワロタw

456:考える名無しさん
21/10/17 12:00:36.76 0.net
>>441
聖典宗教の歴史自体も古い因習に囚われている土着宗教や
旧宗教を更新していくプロセスだったところがあるよ。
その過程で古い神々は邪悪な神々とされていったはず。

457:考える名無しさん
21/10/17 12:05:40.14 0.net
>>454
フーコーには構造主義とか構造理論とか呼べるような体系的なものは何もないよ。
彼の分析的眼差しはどちらかというとゲーム理論的だった。
彼は新自由主義からゲーム理論的な権力の概念を見出してそこから
制度様式の分析や政治様式の分析をしている。
しかしマルクスのように取り組まず、フーコーはすぐにその仕事を放棄してしまった。
マルクスの場合、彼がもっと長生きしていたら、
自分の理論を新古典派のような数理体系にしていただろうね。

458:考える名無しさん
21/10/17 12:23:11.44 0.net
>>457
語弊を恐れずに言うならポスト構造主義も結局は構造主義の亜種なんだけどもね

459:考える名無しさん
21/10/17 12:32:57.65 0.net
>>457
マルクスにそういう能力はないと見たのがケインズ。
マルクスは資本論が終わったらバルザックあたり研究したいとか言ってなかった?

460:考える名無しさん
21/10/17 12:36:04.24 0.net
構造主義は実存主義の言う主体というのは存在せず関係性からなる構造のみあるという思想。
主体がないから相対主義にならざるを得ない。

461:考える名無しさん
21/10/17 13:17:47.44 0.net
マルクスとケインズは難解だね。エンゲルスの文章が簡明。

462:考える名無しさん
21/10/17 13:23:58.75 0.net
原始仏教に関して言えば天国地獄等という通俗的な概念がなければ
成り立たないものではなかった
しかし大衆は明らかにそのような分かりやすいマイルストーンを希求する傾向にあるだろう
だとすれば資本主義を包摂するような形態でしか機能しなくなるのは歴史の必然というべきだろうか
我々の日々の些細な消費活動がマルクスの神話体系に組み込まれているというのは決して浅はかな推論ではない

463:考える名無しさん
21/10/17 14:06:36.38 0.net
そういや大乗起信論が中国で作られたと
ほぼ確定したんだよな
とんでもない業績

464:考える名無しさん
21/10/17 14:54:10.50 0.net
>>463
大乗起信論はそれでもベースはインド大乗仏教由来の如来藏と仏教心理学の唯識を簡潔にまとめたもので一種のダイジェスト本的な側面もある。
お盆の典拠になる盂蘭盆経なんかの方が偽経としてインド仏教から遠く離れてる。

465:考える名無しさん
21/10/17 15:00:13.70 0.net
中国由来と言えば天台宗や日蓮宗、日蓮系教団が用いる鳩摩羅什訳の法華経は彼の勝手な付加と思われるサンスクリット原典にない記述がかなり含まれている。
中国以東の法華経はインドのそれと違う。

466:考える名無しさん
21/10/17 15:15:16.75 0.net
漢文学者の加地伸行は中国や日本の仏教儀礼とされてるものは儒教が本当のルーツだと述べてる。

そもそもインド仏教に先祖供養という概念はない。
僧侶が死者や葬儀に関わるという発想もない。
釈迦の葬儀を執り行ったのも在家信者だ。
祖先祭祀を重んじたのは家制度イデオロギーの儒教。
位牌も葬式も儒教由来のもの。
祖先祭祀を重んじる中国の風土で偽経である盂蘭盆経などを典拠に儒教祭祀を取り入れて作られたのが仏教儀礼。


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