カール・マルクス 39at PHILO
カール・マルクス 39 - 暇つぶし2ch400:考える名無しさん
21/10/16 15:38:03.13 0.net
疫病その他の災厄から人々を保護するというのは、
本来的に人智を超えた神の働きによるものとされるが、
それが、効験あらたかな「まつり(政/祀り)ごと」に
人々が求めている役割であることは、いつの時代でも、
どこの地域でも変わらない。

401:考える名無しさん
21/10/16 15:43:24.50 0.net
疫病その他の災厄から人々を保護することにおいて、実際に多大な
効果を発揮して見せるように「まつり(政/祀り)ごと」を執り行ふ
ことができる統治者は、占星術師のように本来的に「いかがわしい」。

402:考える名無しさん
21/10/16 17:34:45.38 0.net
政治家が宗教家紛いなのは民主的な取決めによって予め合意形成が得られている事に依る
達筆で書かれた下書を確信犯的に清書すれば良いだけ

403:考える名無しさん
21/10/16 18:51:36.82 0.net
>>385
教義のない政治というのあるのか?
日本では国会で首相が所信表明演説というものでその時の教義を公表するし、選挙公約も教義というべきだろう。
アメリカでは大統領の予算教書というのがそれにあたる。

404:考える名無しさん
21/10/16 18:54:16.36 0.net
>>399
なるほどなぁ。
改めて日本国って本当に自由で平和な国だよなぁ。
アメリカやEU諸国って、自由なようでいて案外日本国みたいな自由ではないんだよね。

405:考える名無しさん
21/10/16 19:00:43.76 0.net
北欧諸国なんて、日本国民は老後福祉も安心な国と見る人が多いけど、実際は大違いなん
だよね。
ノルウェーはプロテスタント国家で、お酒に厳しく酒税が大変に高い。
お隣フィンランドは、お酒に寛容で酒税も安く酒好きが多いんだよね。
国境沿いに住んでいるノルウェー人は、車でフィンランドに行ってお酒を買ってる。

406:考える名無しさん
21/10/16 19:04:03.81 0.net
スゥエーデンやデンマークも、簡単に車で行き来できるけど各国税制は違うんだよね。

407:考える名無しさん
21/10/16 19:07:39.40 0.net
>>404
日本は自由?
それならもう少し若年層の自殺が減ってもいいと思うんだが?
>>405
福祉と酒になんの関係があるの?

408:考える名無しさん
21/10/16 19:17:41.19 0.net
>福祉と酒になんの関係があるの?
北欧諸国も各国によって違うということ。
別に福祉とお酒を結びつけているわけではありません。
ちなスゥエーデンでの老後年金額は13万円から15万円で日本国と変わりません。
この国での高齢世代の自殺者の多さをご存知ですか?
スゥエーデンの闇です。

409:考える名無しさん
21/10/16 19:35:25.53 0.net
>>403
だから政治をまつりごとと呼ぶ。
ローティは民主主義も市民宗教だと言ってる。
マルクス主義の場合、ユダヤ、キリスト教の本来の偏狭さを受け継いで排他的かつ独善的な側面が強い。
すぐ決め付けをする君なんか典型的なマルクス教の狂信者だよ。
狂信者ほど狂信者の自覚がない。

410:考える名無しさん
21/10/16 19:42:21.41 0.net
>>398
さあね。ローティ氏についてはあなたのほうが百倍詳しいとお見受けする。

411:考える名無しさん
21/10/16 19:58:25.36 0.net
基本構図として
ユダヤ、キリスト教は
まず悪魔の領域にある支配者と神を信じる抑圧されたユダヤ人なりクリスチャンがいる。
これが最後の審判により悪魔の領域にある支配者は地獄に堕ちて抑圧されたユダヤ人なりクリスチャンによる千年王国が出来るというストーリー。
キリスト教も元はローマ帝国で弾圧された宗教だったからそんな教義が特に発展した。
ニーチェがキリスト教を弱者のルサンチマンの宗教だと言った由縁。
ユダヤ、キリスト教のストーリーで神を抜いて支配者をブルジョアに抑圧された者をプロレタリアに最後の審判を革命に千年王国を共産主義にそれぞれ置き換えるとマルクス主義のストーリーが出来る。
ほとんど構図は変わらない。

412:考える名無しさん
21/10/16 20:00:13.44 0.net
>>385
マルクス自身は反宗教ではないと思うけどね。
宗教家の問題意識には正しいものが多々含まれているが、
その方法論に賛成せず距離を置いたマルクスかな。
マルクスの母親は熱心なユダヤ教徒だったらしいが。
リチャード・ドーキンスのような人のほうが
宗教に対してはるかに否定的だね。
彼は信仰心を精神疾患の問題だと見なしている。

413:考える名無しさん
21/10/16 20:17:30.45 0.net
>>412
ドーキンスのいうミームこそ宗教だと個人的には思う。
基本的にマルクスの宗教批判の背景には当時のドイツ哲学の宗教批判があったと思う。
ドイツは政治への批判は許さなかったが宗教への批判は大いに許した。
ドイツはプロテスタントとカトリック双方の国民を抱え、宗教が強くなると国家統治上支障をきたすところが大いにあったから。
そこで哲学者たちは政治批判への代替として大いに宗教批判をやった。
マルクスはその時代のドイツ哲学の影響をもろに受けている。

414:考える名無しさん
21/10/16 20:18:21.71 0.net
宗教は特定の条件の下に置かれた人間存在や社会関係の
疎外されたものであるというのがマルクス主義的な見解かな。
ニーチェ主義的言い方ではそれがルサンチマンに言い換えられる。
ニーチェは身分社会に郷愁を抱いていた哲学者だったのかもね。
フーコーは古代ギリシャ社会か。

415:考える名無しさん
21/10/16 20:29:23.49 0.net
ニーチェの奴隷道徳論は大杉栄の奴隷根性論のちょうど対義語かな。
ニーチェにとっては奴隷は奴隷としての運命を受け入れることで超人になれるが、
大杉栄にとってはそれは完全なる奴隷根性でありマゾヒズムだと論じられる。

416:考える名無しさん
21/10/16 20:34:37.64 0.net
マルクスがもしも生きていたら
精神疾患の多くもまたその人が置かれた社会的諸条件の
疎外された側面を持っていると論じたかもね。
政治的立場は違うけど、ある程度はトマス・サズのように。

417:考える名無しさん
21/10/16 20:35:19.43 0.net
戦後ドイツで最も長く政権を担ったのがキリスト教を基盤とするキリスト教民主、社会同盟であるようにドイツでキリスト教は根強い政治的影響力を持つ。
キリスト教民主同盟はカトリック中央党にプロテスタント勢力が同盟を組んで出来た。
キリスト教民主同盟の前身カトリック中央党はドイツのビスマルクが敵視した勢力。
プロイセン時代からドイツ支配層の宗教敵視は続き哲学の宗教観はこれに大きく影響されマルクスはその影響下にある。

418:考える名無しさん
21/10/16 20:39:41.37 0.net
救済宗教が
この世で人間としての原罪を受け入れて禁欲的生活を送れば
あの世で浮かばれ、超人的栄光が待っていると説いている点は
ニーチェに近いところもある。

419:考える名無しさん
21/10/16 20:42:49.58 0.net
ナポレオン・ボナパルトだったかな?
は宗教は支配階級による民衆支配の道具だと言っていたらしいね。

420:考える名無しさん
21/10/16 20:48:01.55 0.net
>>413
> ドーキンスのいうミームこそ宗教だと個人的には思う。
どういう意味で?
ミームは文化に自然選択理論を応用したような概念なのでは?

421:考える名無しさん
21/10/16 20:49:02.65 0.net
>>408
>この国での高齢世代の自殺者の多さ
2016年の調査では、日本よりスウェーデンの方が自殺率が高いのは10代刻みで80代のみ。
80代女性でスウェーデンは日本女性よりずっと自殺率が高いが、80代でも男性はあまり変わらない。
あまり福祉とは関係なさそうな気はする。

422:考える名無しさん
21/10/16 20:51:59.36 0.net
>>419
それだと弾圧され抑圧された者の宗教だった時代のキリスト教の説明がつかない。
念仏の法然や親鸞、禅の道元、日蓮など現代まで続いてる仏教宗派の開祖は大抵支配者層から弾圧を受けている。
日本でも支配の道具としての鎮護国家仏教は早くに廃れ民衆の支持を受けた民衆仏教が弾圧も受けつつ体制とも妥協し残ってきた。

423:考える名無しさん
21/10/16 20:53:52.13 0.net
福祉国家は福祉国家で労働者階級は資本主義から
失業や病気の不安とは別の強いプレッシャーを
受けていると思うけどね。

424:考える名無しさん
21/10/16 20:56:49.25 0.net
>>422
どの宗教でも、国家に対立する二重権力状態にすれば国家は弾圧する。
一方で、特定の宗教を支配のために使うことも普通のことだ。
日本の場合は、とくにWW2以前以後の神道の在り方がそれをよく示している。
明治維新は神道を絶対権力の根拠にして、WW2後はアメリカ支配のショックアブソーバーとして位置づけられている。

425:考える名無しさん
21/10/16 20:57:23.25 0.net
正直、ニーチェが哲学者の間でこれほど持ち上げられてきたのが理解できない。
保守主義者の間でなら分かりやすいし、マルクス主義的に整合性がある。
哲学者にもそういう階層の人々が多かったというデータがあるのかもしれないが。

426:考える名無しさん
21/10/16 20:57:36.89 0.net
>>418
ニーチェの基本発想は仏教だと思う。
ニーチェの永劫回帰は輪廻。
超人は仏陀
「神の死」はブッダの自己の本質アートマンの否定から来る絶対者ブラフマンの否定。
ニーチェは原始仏典のスッタニパータを座右に置いてた。

427:考える名無しさん
21/10/16 21:00:12.89 0.net
>>425
哲学というのは権力の根拠づけのための学、という側面がどうしてもある。
支配者のための哲学だったり、反権力のための哲学だったり。
価値観のない哲学はない、と言い切ってもよさそうだ。

428:考える名無しさん
21/10/16 21:01:08.17 0.net
>>422
キリスト教やイスラム教が世界的宗教になることができたのは
ローア帝国やイスラム帝国のおかげかもしれないよ。
そうでなければそれは身分社会の中で自然淘汰されてしまったかも。

429:考える名無しさん
21/10/16 21:04:22.59 0.net
資本主義社会の中で労働者階級が置かれたジレンマを
コーポラティズムの福祉国家が克服したかよくよく考えてみて。
それは疑わしい。

430:考える名無しさん
21/10/16 21:04:33.32 0.net
>>424
それはマルクス主義をはじめとするイデオロギー全般に言えることで狭義の宗教に限った事ではない。
二十世紀最も支配の道具として用いられたのはマルクス主義で中国では今でもそうだろ。

431:考える名無しさん
21/10/16 21:06:49.77 0.net
>>425
僕もニーチェの持ち上げられたかたは異常だと思う。
長年続いてきたキリスト教的思考を否定した以外何かあるのか?という感じだ。

432:考える名無しさん
21/10/16 21:12:20.88 0.net
>>422
だからキリスト教が身分社会の中で支配的宗教にのし上がることができたのは、
身分社会の支配階級がそれを利用する道を切り拓いたからではないかな。
ただし近代化がキリスト教を支配階級の手から奪い返す力を大衆に与えた。
ニーチェはそのことを非常に嘆いた。身分社会の終わりをね。

433:考える名無しさん
21/10/16 21:13:04.75 0.net
>>429
完全に克服できたなんて全く思ってないけど共産国よりは大分マシだったというのが常識。
資本家搾取がひどいと言われた英米にすらはるかに劣った体制が共産党体制。

434:考える名無しさん
21/10/16 21:14:45.74 0.net
>>430
国家というものはどういう制度をもっていても、マルクスが指摘したとおり、そういう観念的(利害に基づく幻想の共同性)なものであるということ。
だからマルクスは国家そのものを否定した。
ちなみに、中国はマルクス主義ではなく毛沢東思想なんだろうね。
違いはwikiでも見てくれ。

435:考える名無しさん
21/10/16 21:15:57.75 0.net
>>433
具体的にはどの国のこと?

436:考える名無しさん
21/10/16 21:21:00.27 0.net
北欧というかノルディック諸国が欧米社会から経済的にも軍事的にも
非常に強いプラッシャー、経済制裁や軍事的圧力を受けていたら
どうなっただろうか気になる。
東アジアのタイガー経済諸国+日本もね。

437:考える名無しさん
21/10/16 21:21:55.74 0.net
宗教か宗教でないかという言い争いは全く無意味だ
解釈というのは結局のところ個人に帰する

438:考える名無しさん
21/10/16 21:24:43.89 0.net
毛沢東主義よりも改革開放路線(走資派)のほうが
本来のマルクス主義史観に相対的に近い。

439:考える名無しさん
21/10/16 21:27:54.94 0.net
「宗教」という言葉は現代では
「サタン」と同じ意味を持ってしまっているね。
相手をサタンとラベリングして攻撃するためだけの用語
に成り果ててしまった。
そういう意味では「歴史を持たないイデオロギー」の効力を
宗教は失ってしまっていると言えるのかもしれない。

440:考える名無しさん
21/10/16 21:32:31.12 0.net
気を付けろ!
細かい話に持ち込んで詭弁を垂れ流しにするのがいつものマルクス主義者の手口だよ。
スルーが一番!

441:考える名無しさん
21/10/16 21:44:46.27 0.net
>>439
宗教を悪と見なす宗教敵視はフランス革命で国民国家が成立するとともに始まる。
国民国家は旧来の支配者である宗教が邪魔だった。
宗教敵視は国民国家の成立を急いだドイツとドイツ国家思想を支えたドイツ哲学で大いに発展した。
マルクスも実はドイツ支配階層の出身。
父母ともにユダヤ教指導者ラビの家系でドイツ主流のプロテスタントに改宗する。
父は裁判官で母方のいとこはヨーロッパ最大の電気メーカーフィリップス創業者の父で銀行家。
妻の兄はプロイセン内務大臣。
当然支配階層の哲学の影響は受けてる。

442:考える名無しさん
21/10/16 21:50:40.52 0.net
>>436
フィンランドがお隣ロシアの征服を恐れ、大日本帝国艦隊が当時最強ロシアバルチック艦隊を撃沈
フィンランドからの情報を、当時の大日本帝国は参考にした
フィンランドは大切な情報を、日本国特使に流し続けてくれました
今現在でも、特にフィンランドや台湾、そして東アジア諸国が大親日国家であるのが証拠です

443:考える名無しさん
21/10/16 21:53:30.97 0.net
ブルデュー的な見方をすると象徴暴力が弱まったところに
物理的暴力が出てくる。
宗教が社会と見分けがつかないほど一体化して
人々の慣習行動を支配できているうちは
暴力は顕在化せずに秩序は安定している。

444:考える名無しさん
21/10/16 22:03:57.53 0.net
>>443
日本はそれと意識しないほど仏教が日常に溶け込む。
世間教が日本の宗教だと言うが世間という言葉も仏教用語。
世間は縁で成り立ちその縁を重視する。
仏教は究極は空でキリスト教の神のように見やすいものではないけど

445:考える名無しさん
21/10/16 22:23:14.82 0.net
***教とか**主義と名づけられている宗教やイデオロギーは
宗教やイデオロギーとしての効力をすでに相対化されて失ったもの。
それらは、階級闘争、政治闘争の場に押し出されている。
宗教を***教の水準でしか語ることができないのは宗教学ではない。

446:考える名無しさん
21/10/16 22:26:31.34 0.net
本物の宗教は社会と区別がつかず、
社会とほとんど同義語として語られている。
イデオロギーも同じ。
主義やイデオロギーとして相対化されたものは
もはやイデオロギーではない。

447:考える名無しさん
21/10/16 22:30:39.66 0.net
その意味では最初から主義として相対化されていた共産主義よりも
マルクスが相対化するまでその自覚すらなかった資本主義のほうが
はるかにイデオロギーに近かった。

448:考える名無しさん
21/10/17 01:01:16.53 0.net
例の「宗教は阿片である」で有名な『ヘーゲル法哲学批判序説』もちゃんと前後を読むとマルクスの宗教についての造詣の深さだけが目立つ
ニーチェの「神は死んだ」よりも切り込みが浅くむしろ宗教を過大評価して永遠に越えられない壁であるかのように持ち上げているような文章

449:考える名無しさん
21/10/17 11:02:20.44 0.net
>>448
読み方がおかしいんじゃないかな?

450:考える名無しさん
21/10/17 11:28:59.88 0.net
宗教、階級社会(身分社会)というのは近代化をもってしても
なかなか手強い問題。国民国家はその手段の一つだが諸刃の剣。
近代化は簡単にポスト近代にはなれない。長期的な歴史過程っぽい。

451:考える名無しさん
21/10/17 11:31:53.65 0.net
一昔前のマルクス分析読んでる方がよっぽどマシだな
お前らはもっと本と対話した方が良い

452:考える名無しさん
21/10/17 11:33:21.22 0.net
近代化は宗教や身分社会を相対化してみる視点を人々に与えたが、
それでもまだまだ社会的諸々の条件に根を下ろしている。
近代化は油断するとすぐに挫折して身分社会に揺り戻される危機と隣り合わせ。
相当長いスパンで見ていかないといけないものだよ。
ポスト近代はそう簡単には現れない。

453:考える名無しさん
21/10/17 11:37:13.02 0.net
「神は死んだ」というニーチェの言のほうがマルクスよりも浅すぎる。
ポストモダンはそう簡単に実現しない。
ニーチェがそれを言った意図も定かでない。
そもそもニーチェの思想は体系的につかみきれない。そういう思想。
フーコーもそれを真似たか。

454:考える名無しさん
21/10/17 11:53:55.80 0.net
>>453
ニーチェはそもそも社会思想ではないからそういった意味での体系は求められていないのではないかな
フーコーは歴史から構造を読解しようとした
特に主体間に生じる権力関係を自生秩序として捉えたのは大きい
人間は自ら檻に入ろうとする事から理性は自由の対義語であると結論付けられた

455:考える名無しさん
21/10/17 11:56:15.30 0.net
共産党、立憲民主党が政権取ったら「自衛隊は憲法違反」封印
ワロタw

456:考える名無しさん
21/10/17 12:00:36.76 0.net
>>441
聖典宗教の歴史自体も古い因習に囚われている土着宗教や
旧宗教を更新していくプロセスだったところがあるよ。
その過程で古い神々は邪悪な神々とされていったはず。

457:考える名無しさん
21/10/17 12:05:40.14 0.net
>>454
フーコーには構造主義とか構造理論とか呼べるような体系的なものは何もないよ。
彼の分析的眼差しはどちらかというとゲーム理論的だった。
彼は新自由主義からゲーム理論的な権力の概念を見出してそこから
制度様式の分析や政治様式の分析をしている。
しかしマルクスのように取り組まず、フーコーはすぐにその仕事を放棄してしまった。
マルクスの場合、彼がもっと長生きしていたら、
自分の理論を新古典派のような数理体系にしていただろうね。

458:考える名無しさん
21/10/17 12:23:11.44 0.net
>>457
語弊を恐れずに言うならポスト構造主義も結局は構造主義の亜種なんだけどもね

459:考える名無しさん
21/10/17 12:32:57.65 0.net
>>457
マルクスにそういう能力はないと見たのがケインズ。
マルクスは資本論が終わったらバルザックあたり研究したいとか言ってなかった?

460:考える名無しさん
21/10/17 12:36:04.24 0.net
構造主義は実存主義の言う主体というのは存在せず関係性からなる構造のみあるという思想。
主体がないから相対主義にならざるを得ない。

461:考える名無しさん
21/10/17 13:17:47.44 0.net
マルクスとケインズは難解だね。エンゲルスの文章が簡明。

462:考える名無しさん
21/10/17 13:23:58.75 0.net
原始仏教に関して言えば天国地獄等という通俗的な概念がなければ
成り立たないものではなかった
しかし大衆は明らかにそのような分かりやすいマイルストーンを希求する傾向にあるだろう
だとすれば資本主義を包摂するような形態でしか機能しなくなるのは歴史の必然というべきだろうか
我々の日々の些細な消費活動がマルクスの神話体系に組み込まれているというのは決して浅はかな推論ではない

463:考える名無しさん
21/10/17 14:06:36.38 0.net
そういや大乗起信論が中国で作られたと
ほぼ確定したんだよな
とんでもない業績

464:考える名無しさん
21/10/17 14:54:10.50 0.net
>>463
大乗起信論はそれでもベースはインド大乗仏教由来の如来藏と仏教心理学の唯識を簡潔にまとめたもので一種のダイジェスト本的な側面もある。
お盆の典拠になる盂蘭盆経なんかの方が偽経としてインド仏教から遠く離れてる。

465:考える名無しさん
21/10/17 15:00:13.70 0.net
中国由来と言えば天台宗や日蓮宗、日蓮系教団が用いる鳩摩羅什訳の法華経は彼の勝手な付加と思われるサンスクリット原典にない記述がかなり含まれている。
中国以東の法華経はインドのそれと違う。

466:考える名無しさん
21/10/17 15:15:16.75 0.net
漢文学者の加地伸行は中国や日本の仏教儀礼とされてるものは儒教が本当のルーツだと述べてる。

そもそもインド仏教に先祖供養という概念はない。
僧侶が死者や葬儀に関わるという発想もない。
釈迦の葬儀を執り行ったのも在家信者だ。
祖先祭祀を重んじたのは家制度イデオロギーの儒教。
位牌も葬式も儒教由来のもの。
祖先祭祀を重んじる中国の風土で偽経である盂蘭盆経などを典拠に儒教祭祀を取り入れて作られたのが仏教儀礼。


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