クァンタン・メイヤスーat PHILO
クァンタン・メイヤスー - 暇つぶし2ch2:考える名無しさん
20/11/27 20:12:52.25 0.net
加速主義の傍流

3:考える名無しさん
20/11/27 20:56:11.80 0.net
現代的な諸問題に広く深く直結してる概念だよね
この人あたりから哲学者は侮れない存在になりつつある

4:考える名無しさん
20/11/27 22:49:59.61 0.net
加速主義が実在論の傍流じゃないんか

5:考える名無しさん
20/11/27 23:28:41.13 0.net
加速というのがよくわからない
単に科学技術主義で良くないか?
アメリカの状況が酷すぎるので、とにかく 急ぎたいってことか

6:考える名無しさん
20/11/28 13:27:58.54 0.net
簡単メイヤスーというわりには、マルクスガブリエルに比べて難解だな?

7:考える名無しさん
20/11/28 21:32:47.16 0.net
『反復・重複・再演』で数学の絶対性について、説明しているが
そもそも数学は論理空間でしか成り立たないという最初の前提が抜けているのはなぜなんだ?
いくらAが意味の無い記号であっても、A=Aが成り立つのは論理空間のみなんだが

8:考える名無しさん
20/11/28 21:37:34.15 0.net
>>6
個人的には、難しい文章と簡単な文章があるという発想はないな。
どっちも難しいよ。

9:考える名無しさん
20/11/28 23:52:06.12 0.net
サティサタン

10:マシなスレ立てんな
20/11/29 02:53:13.08 0.net
マシなスレ立てんな

11:考える名無しさん
20/11/29 09:41:48.73 0.net
数学の絶対性に焦点を当てるのは良い
そこからいろいろ見えてくるはず

12:考える名無しさん
20/11/29 10:20:19.90 0.net
マルクスガブリエルは思想家
思想家は主張することが仕事
メイヤスーは哲学者
探求することが仕事
そんな感じだな
もちろん、メイヤスーに期待する

13:考える名無しさん
20/11/29 10:23:43.35 0.net
思想家というのは、最終的には自分の持ってるさまざまな利権を擁護してるだけ
そこから逃れられることは、人間である限り100%ない
だから、ああそういう利権をあなたは持ってるのねと思うだけ
そこに興味を持てるわけがない
メイヤスーの立場だと、その人間という存在、立場から離れていく
それは探求という行動において不可避だろうと思う

14:考える名無しさん
20/11/29 10:37:28.25 0.net
>>10


15:考える名無しさん
20/11/29 10:46:30.08 0.net
だから、「人間」に焦点を当てる人ほど、単なる利権屋になっていく
そこから逃れられることはできない

16:考える名無しさん
20/11/29 11:26:19.02 0.net
そもそも、資本主義自体がポストヒューマニティの性質を帯びた仕組みであって
それが故にうまく回っているとすら言える
ここに、ヒューマニティ、つまり自分の利権がたっぷり含まれる何かで修正を加えようとしてうまくいくはずがない
人々の間の新たな火種になるだけ
加速主義についても、ポストヒューマニズムという視点がないならば、単なる利権争いにしかならない

17:考える名無しさん
20/11/29 17:01:19.01 0.net
ヒューマニティと利権争いの間をつなぐのは政治か?

18:考える名無しさん
20/11/29 17:08:19.15 0.net
そういう意味で言えば、加速主義でなぜか持ち出される環境問題はまさにポストヒューマニズムにかかわるもので
それはそれでなるほどと思わせるんだが、しかしなぜ環境問題が出てくるのかという理由付けはやはり弱いと思う
すでにポストヒューマニズムそのものについての社会全体での直接的な考察が求められている段階なのかもしれない

19:考える名無しさん
20/11/29 17:11:34.49 0.net
>>17
政治から利権争いをなくすのには不可能でしょうね

20:考える名無しさん
20/11/29 17:18:13.76 0.net
人間の心や魂の問題ではなく物質的な問題、唯物論的な問題に
現代は直面していると解釈すべきか。

21:考える名無しさん
20/11/29 17:21:02.52 0.net
>>20
それは昔からそうなんだが(一部の馬鹿を除いて)、やっと現実味を帯びてきたという話だろうな

22:考える名無しさん
20/11/29 17:29:45.26 0.net
物質の問題を扱ってれば、ヒューマニズムから離れることができるというのはありますね
しかし、根本的には、ポストヒューマニズムそのものについて直接考えていかないと、
ヒューマニズムから離れる理由付けがどんどん失われているのが現状だと思います

23:考える名無しさん
20/11/29 17:33:40.93 0.net
今そんなにヒューマニズムが歴史的に強くなっている時代なのか?

24:考える名無しさん
20/11/29 17:38:07.78 0.net
そう思いますね
現代ではヒューマニズムに対抗しているのは、資本主義のポストヒューマニズム性のみといってよいでしょうね
昔は神なんかもヒューマニズムから人を遠ざける働きをしていましたが、これはもう失われつつあります
そして資本主義自体もさまざまな問題を抱えていますね

25:考える名無しさん
20/11/29 17:57:31.03 0.net
メイヤスーは『有限性の後で』しか読んだことない。

26:考える名無しさん
20/11/29 18:29:27.35 0.net
彼の言う偶然性についてどう解釈した?

27:考える名無しさん
20/11/29 18:38:38.76 0.net
偶然性っていうと、ローティっぽいな

28:考える名無しさん
20/11/29 18:39:00.01 0.net
なにぶん勢いで読んでしまったのでわからん。
今読み返したら、「偶然性」事態について語っている部分は全然ないな。

29:考える名無しさん
20/11/29 18:42:22.69 0.net
事態→自体

30:考える名無しさん
20/11/29 18:45:18.02 0.net
単なる量子力学的な偶然ではなくて、より本源的な偶然性について、彼は言っていると思うんだが

31:考える名無しさん
20/11/29 19:13:16.84 0.net
しかしいずれの仕方にしても必然的なものとして未来を予想し理想社会を思いえがく思想は
これまで一つとして立証されたことがないということ
そのこともまた歴史の必然法則ではない偶然性の必然性という概念で含意される
というのは留意しておこう

32:考える名無しさん
20/11/29 19:28:38.28 0.net
人間の脳と身体は有限であるということだわな。

33:考える名無しさん
20/11/29 19:56:37.21 0.net
論理空間と非論理空間の区別がなされていないんじないかという疑いは残るなあ
区別しているようでいて、数学の絶対性をその前提なしで導入しようとするし

34:考える名無しさん
20/11/29 20:06:57.66 0.net
OOOだとかSRといった略語が出てくるのはあんまりいい傾向ではないと思う。

35:考える名無しさん
20/11/29 20:42:25.32 0.net
情報分野からの人材を期待したいというのはあるんだろうな
彼らは優秀だからね
ポストモダンのときはおしゃれ人材を引いてきて酷いことになったから

36:不条理
20/11/29 20:53:13.93 0.net
哲学もビッグデータの時代

37:考える名無しさん
20/11/29 21:45:41.39 0.net
しかし、世の中マウンティング地獄みたいな感じになってきてるな
これがヒューマニティの必然ということなんだろうな

38:考える名無しさん
20/11/29 22:25:02.61 0.net
未来はAでもありうる、Aでないでもありうる、Bでもありうる →メイヤスー
未来はAしかありえない、他の可能性は必然的に起きえない →非メイヤスー

39:考える名無しさん
20/11/30 02:24:46.02 0.net
>>36
情報と個々人の存在の相関関係って超時代的な話です。極端な一例、例えば中世以前の日本の庶民は天皇の概念すらなかったのが現人神、シンボルとして日本人のアイデンティファイのあり方をある程度有限化した。対して、現代、ビッグデータってのはただの情報の集積なんです。

40:考える名無しさん
20/11/30 08:13:10.01 0.net
カント以降の相関主義っていうのは、非論理空間と論理空間の相関ってことじゃないのか
カント以前の哲学者はほぼ論理空間のことしか話してない
カント以後になると、非論理空間のことを意識するようになったが、それでも両者の区別は何か混沌としている
メイヤスーに至ってもそれは変わっていない

41:考える名無しさん
20/11/30 08:18:33.63 0.net
まあ、論理空間と非論理空間の境界は、認識後から言語化までの間にあるのかな
認識の可否で分けられる相関主義の相関とは若干ずれるか
それでも、前提もなくいきなり論理空間で黙々と議論を進めていくのは違うだろうというしかない

42:考える名無しさん
20/11/30 08:44:01.56 0.net
まあ、何の前提もなく言語を使うように、何の前提もなく数学を使うってことなのか
しかし、言語はその曖昧さが十分に意識されていると思うが、数学はそうではないからな
『反復・重複・再演』では、数学は言語と違って曖昧さはないというが、そうなると違うだろうと言うしかないが

43:考える名無しさん
20/11/30 21:58:53.48 0.net
サティサタン
なるみルシファー

44:考える名無しさん
20/11/30 23:52:43.39 0.net
>>40
千葉はざっくり相関メディアって言ってたよ。それでいいと思う。

45:考える名無しさん
20/12/01 01:16:15.00 0.net
メイヤスーバリアー

46:考える名無しさん
20/12/01 03:05:02.50 0.net
メイヤスーストリッパー

47:考える名無しさん
20/12/01 07:47:22.65 0.net
神が絶対的であったときには、非論理空間は神に丸投げで良かった
なので、哲学者は論理空間に専念すれば良かった
しかし、神が絶対的ではなくなってくると、非論理空間についても哲学者がきちんと扱う必要が出てきたわけだが
なぜかそれがうまくなされていない

48:考える名無しさん
20/12/01 10:31:42.04 0.net
結局は、数学は思考ツールってことでしょう
いずれにしろ、思考しないといけない
思考そのものは、思考の枠内でするしかない
数学がその思考の枠内の大半をカバーできるならば、それは思考の枠内においてはほぼ万能のツールということになる
そういう意味において、数学を対比すべきなのは言語というのは間違っていない
しかし、このような前提があるわけだから、その前提についてもさまざまな検討はあるべきだと思う

49:不条理
20/12/05 09:03:43.15 0.net
常に思考の前提を問題にしなければならない
確証バイアスと言うらしいが
思考を実在と仮定するならその実在の根拠を問わなければならない

50:考える名無しさん
20/12/06 17:59:10.07 0.net
やはりメイヤスーが一番近い感じ
結局は、数学が人の思考を最も広範にカバーでき、
その思考そのものに絶対性が存在するということにしかなりようがない
どうあっても思考の立場からは出られないわけだから
その思考に一人の人間、あるいはすべての人間、さらには思考するすべての有機物、無機物が包有する
絶対性が存在するということでしょう
そして、その絶対性をもたらしているのが、この世界ということになる

51:考える名無しさん
20/12/06 18:35:13.25 0.net
数学はゲーデルの不完全定理で破られたじゃ

52:考える名無しさん
20/12/06 18:47:46.71 0.net
メイヤスーは明確にポストヒューマニズムの口火を切ったよね
最初は単なる次のおしゃれ哲学かと思ったが
とんでもなく大きな潮流を作り出した

53:考える名無しさん
20/12/06 18:56:34.73 0.net
むしろ、思考そのものが、この世界の絶対性に寄り添って行われている
まずそちらが先にあって、その絶対性を最も良く表すことができるのが数学と言うことになるんだと思う

54:考える名無しさん
20/12/06 19:04:47.42 0.net
じゃあ、トロッコ問題、数学で解いてみて。
片方に舵を切れば、君の家族一人が助かる、もう片方に舵を切ると100人が助かる。
助からない場合は死ぬ。どっちに舵を切るのが数学的に正しいんだい?

55:考える名無しさん
20/12/06 19:10:08.57 0.net
貧しい家庭の子供は、高卒で就職して早めに自立した方がいいのか、
あるいは借金をして、大学まで出て就職した方がいいのか。
ちなみに数学では、どう答えるの?

56:考える名無しさん
20/12/06 19:12:13.09 0.net
高齢出産では障害児が生まれる確率が高いのに、それでも生む人間がいる、
というより晩婚化の影響で後を絶たない。
数学は、この問題にどう答える。ベイズ統計でもいいよ。数学は中絶を薦めるのかい?

57:考える名無しさん
20/12/06 19:13:43.36 0.net
この世界に絶対性があるなんて、恐ろしく単細胞な狭い世界に生きてる人だね。
いまどき珍しい。

58:考える名無しさん
20/12/06 19:30:46.38 0.net
絶対性で幽霊とは

59:考える名無しさん
20/12/06 19:56:51.27 0.net
宇宙人は居ないのか

60:考える名無しさん
20/12/06 20:24:15.53 0.net
その絶対性があるからこそ、思考が可能になっているということだね
そして、その絶対性が可能にしているのは、人間の思考だけじゃない
すべての有機物、無機物がその絶対性を利用して思考できる
だからポストヒューマニズムということになるね

61:考える名無しさん
20/12/06 20:26:09.12 0.net
メイヤスーの非人間主義はそれしかありえないものではなく
人間がいなくても事実性は成立するし、人間が存在しなくなることも復活することもありうるというもの
(「復活」に置かれている力点が重要)
メイヤスーの主張では未来がしかじかにありうる可能性は偶然的なものであって、必ず起きるべき必然的当為ではない
複数の可能性から一つの当為だけをあらかじめ恣意的に抜き出すのではない
実際問題としてメイヤスー自身が未来行程を打ち出そうとすれば、それはなにがしかの方向を持っているはずで
望ましいとする当為を示した瞬間に、偶然性に関するこれまでの主張との齟齬が起きてしまう

62:考える名無しさん
20/12/06 20:26:34.51 0.net
メイヤスーは思考のチンピラを退治した英雄

63:考える名無しさん
20/12/06 20:36:52.14 0.net
『反復・重複・再演』では事実性の絶対性と記号を重ね合わせている
これは、正しいように思える
事実性の絶対性とは記号のようなもの
それはデジタル空間のスナップショットのようなもの

64:考える名無しさん
20/12/06 20:42:54.60 0.net
>>61
充足理由律の否定にこだわってる感があるんだが、そこと自由意志との関係が
混乱しているように思える
この部分で、どうしても精神と物質の二元論を持ってくるしかないと思うんだが
そこで明確に議論をわけないと、
どの部分で充足理由律が成り立ち、どの部分で成り立たないのかが混乱しているように思う

65:考える名無しさん
20/12/06 20:49:26.39 0.net
偶然性の必然性をドグマとしている限り一つの未来を指し示すことはできない
その中で示せるのは倫理においても、神(救済者)が偶然に生成することもありうるような可能性に限られる
積極的に未来を言うことを禁じることによって、未来が偶然性に開かれるという論理構成
いわば物自体を不可知とすることによって叡智界の可能性を開いたカントの身振りに近い
メイヤスーがどのみち何かの倫理を指し示すようになれば、偶然性の必然性は廃棄されるか修正されるだろう
充足理由律の部分的肯定のようなことを彼が導入するなら偶然性の必然性は明らかに縮小される

66:考える名無しさん
20/12/06 20:50:14.96 0.net
分析哲学由来の構造主義のほうが柔軟だと思う
数学的実在論はテグマークが提唱しているし、量子計算実在論はドイッチュが提唱している
メイヤスーは大陸系のデタラメをゼロにするための再設定をしているのだろうが、統一理論にまではいかない

67:考える名無しさん
20/12/06 21:04:38.86 0.net
数学者でも物理学者でもないのに宇宙論を語りたい人だからね
そこまでやった有名大陸系はいなかったという意味でメイヤスーの方が科学濫用の危うさはある

68:考える名無しさん
20/12/06 21:21:51.27 0.net
構造主義は論理空間から一歩も出ない感じだからね
メイヤスーは、論理空間にこだわっていない
だから充足理由律の否定が出てくる
しかし、それでも混乱がある感じは否めない

69:考える名無しさん
20/12/06 21:23:57.95 0.net
なぜ構造主義からポストヒューマニズムという概念が出なかったのか?
なぜメイヤスーからポストヒューマニズムの概念が出てくるのか?
そこに両者の本質的な違いがあると思う

70:考える名無しさん
20/12/06 21:26:49.67 0.net
本筋はポストヒューマニズムなんだから、構造主義からポストヒューマニズムが出ないなら、
構造主義ではまったく代替できないということになる

71:考える名無しさん
20/12/06 21:39:45.92 0.net
ポストヒューマンの未来にのみ収斂させるようになれば、やはりメイヤスーは自家撞着に陥る
偶然性の必然性という主張は損なわれる
理論を取るか思想を取るか
もっともメイヤスーがそこまで明確な未来の話をしている様子はまだない

72:不条理
20/12/06 22:18:59.23 0.net
語り得ぬものについて語る
どちらがナンセンス哲学か

73:考える名無しさん
20/12/06 22:53:50.92 0.net
『反復・重複・再演』は、非常に良いところまで行っている
従来の記号論は掘り下げが足りないことがわかる
数学は言語よりも外側にある思考を操作できるってことだね
数学は、思考の枠組みに潜む絶対性に直接アクセスし、その絶対性を記述することに成功している

74:考える名無しさん
20/12/06 23:31:45.59 0.net
大言壮語はいいから、まずはABC予想の証明が正しいことを示してみたらどうですか?

75:考える名無しさん
20/12/07 07:06:22.36 0.net
>>69
ポストという言い方は混乱を招くのではないか?
構造主義から出てくる話があるとすれば、それは非人間主義だろう
この世界の現象は全て、宇宙から進化から認知まで何らかの構造的なシステムとして理解できる、というのは
むしろ構造主義の前提認識ですらある

76:考える名無しさん
20/12/07 08:14:29.30 0.net
構造主義は、数学に乗っかっただけだからね
この文脈では意味がない
メイヤスーは、なぜ数学に絶対性があるのかに取り組み、それにある程度成功している

77:考える名無しさん
20/12/07 08:16:01.45 0.net
構造が存在するのは、論理空間と非論理空間の間だけだから、
論理空間のみを扱う構造主義の立場から言えば、非構造主義が正しいということになる
なので、構造主義は終わった話です

78:考える名無しさん
20/12/07 08:56:34.38 0.net
『反復・重複・再演』では、文脈からして記号の話になるだろうと思った
しかし、読み進むうちに、これは話が核心に近づいているなあと、思っていると
突然、「有限性の後で」の事実性の絶対性と記号を関連付けて、これはびっくりした
まさに、話の核心そのものだ
そこに行くとは思わなかった
メイヤスーは考えていたよりもはるかに近い

79:考える名無しさん
20/12/07 10:53:13.02 0.net
その論文が続けて記号の偶然性に展開していることも見過ごさないようにしような

80:考える名無しさん
20/12/07 11:24:54.04 0.net
論理空間側から見て、偶然性とは絶対性であると言うことになると思うんだが
どうもそれが混沌としているような感じがまだあるなあ
終始一貫して二元論の立場を取らないと、そこでいろいろ先に言われたような矛盾がどんどん出てきてしまう

81:考える名無しさん
20/12/07 11:36:09.24 0.net
まあ、非論理空間を偶然性だけで表せてしまうのかもしれないが
そして、人間の自由意志との関係についても、まったく意に介していない偶然性の記述なんだが
このあたりですでにポストヒューマニズムなのか

82:考える名無しさん
20/12/07 11:43:21.73 0.net
働かないと食べれないよ
小学生?

83:考える名無しさん
20/12/07 11:44:41.65 0.net
しかし、論理空間と非論理空間という二元論的理解はどうしても必要になると思うが
そうでなければ、どこに偶然性が生じるのか明確ではなく、至る所に偶然性が生じるのであれば
論理空間は成り立たなくなる
その明確性は必要だと思う

84:考える名無しさん
20/12/07 12:07:32.59 0.net
>>77
それはさすがに暴論だなw

85:不条理
20/12/07 12:30:48.08 0.net
>>82
フリーランスか大学生か

86:考える名無しさん
20/12/07 12:54:03.28 0.net
>>84
論理空間自体には構造は存在しない
すべて真偽にまで還元されてしまう
そして、真偽という構造が論理空間と非論理空間の境界に存在する構造ということになる

87:考える名無しさん
20/12/07 13:00:43.93 0.net
構造主義においては、人間という種の構造が絶対的に存在するわけで
ポストヒューマニズムなど望むべくもないでしょう

88:考える名無しさん
20/12/07 13:12:20.61 0.net
宇宙際タイヒミュラー理論を理解することができていないようですね

89:考える名無しさん
20/12/07 13:18:39.10 0.net
数学の運用の話なら論理空間内の話なんで、ここでは意図していないかな
そのすべてを追うことは到底不可能だしね
メイヤスーが面白いのは、論理空間と非論理空間の境界に関わる部分

90:考える名無しさん
20/12/07 13:26:04.77 0.net
有限本では数学と科学に文系は従属しとけと言っていたが
件の論文は数学的・論理的構造の起源をたどる話になっており
数学に対する越権および優越を行使しはじめたように見える

91:考える名無しさん
20/12/07 13:28:59.86 0.net
では聞きますが、リーマン予想は正しいか誤りであるか、そのいずれかが証明されるのですか?

92:考える名無しさん
20/12/07 13:30:18.61 0.net
なぜ数学に絶対性があるのかを明らかにしないと
ただ数学に従うだけなら数学素朴信仰になってしまう

93:考える名無しさん
20/12/07 13:41:12.87 0.net
数学者でもないのにできるの?は言われるだろうな
ポストモダンの教訓から

94:考える名無しさん
20/12/07 13:48:53.47 0.net
数学というよりも算数だね
算数にはなぜ絶対性があるのか
それがわかれば、数学の絶対性も導かれる
なので、これは哲学者の仕事だろうと思う

95:考える名無しさん
20/12/07 13:51:26.65 0.net
それこそ数学基礎論じゃないのか

96:考える名無しさん
20/12/07 13:57:00.96 0.net
『反復・重複・再演』のような議論ができるなら
もちろん数学者でもかまわない

97:考える名無しさん
20/12/07 14:01:08.27 0.net
数学者がやらないような議論だということね

98:考える名無しさん
20/12/07 14:01:16.51 0.net
>>86
いやいや、構造によって論理を再構成し、しかも論理とそれを拡張した幾何学の中に非論理的情報を
取り込みうるとする、しかも具体的な公理は場合により拡張できるとするのが今の構造主義だから
これはメイヤスーのやりたいことを射程に含んでいると思う

99:考える名無しさん
20/12/07 14:04:06.23 0.net
まあ、その新しい構造主義から面白い議論が出てくるなら
注目したいけどね

100:考える名無しさん
20/12/07 14:05:12.35 0.net
まず、数学に乗ってるだけなら、数学素朴信仰から出てない

101:考える名無しさん
20/12/07 14:10:19.97 0.net
理数系が素朴であると言いたいようなニュアンスだな

102:考える名無しさん
20/12/07 14:14:45.64 0.net
>>100
勿論数学の基礎は問題だ
かつて、再帰理論・集合論・モデル理論・証明論というのが基礎論の四大柱だった
今日はどうか?幾何学によってこれらを統合する向きが出てきている
無理に対立する必要はなく、協力すれば非常に強力なプログラムが生まれるだろう
その際、偶然性はしかし何なのだろうか?端的な基本的構造かもしれない

103:考える名無しさん
20/12/07 14:24:20.14 0.net
偶然→絶対という帰着が可能な可能性もある
自分自身を定義できるプログラミング言語というものがある
絶対的で最小の構造を持つ理論は、自分自身の必然性自体を実証できるかもしれない

104:考える名無しさん
20/12/07 16:44:35.29 0.net
まあ、数学というのも単に計算を簡略化するための手段なのかもしれないが
たとえば、熱力学の諸方程式なんかでも、それを使わなくてもコンピュータの能力が十分あるなら、
各粒子の動きをそのまま逐次シミュレーションしてしまえば良い
その能力がないから、方程式を使うわけで

105:考える名無しさん
20/12/07 17:21:23.72 0.net
そして、最新の構造主義がその数学の構造に寄せているのだとすれば、
それは単に計算の簡略化のために構造を使っているということになるが

106:考える名無しさん
20/12/07 18:25:17.80 0.net
まあ、数学は思考ツールなんだから、それは当然かもしれないけどね

107:考える名無しさん
20/12/07 18:36:40.64 0.net
素数判定の哲学w

108:考える名無しさん
20/12/08 07:58:10.12 0.net
数学はバディウ譲り

109:考える名無しさん
20/12/08 08:22:05.37 0.net
で、数はどのように存在すると言っているのですか?

110:考える名無しさん
20/12/08 10:08:31.33 0.net
人間の認識としては、数を数えることが一番精度が高い
それ以外は一般的な言語に頼るわけで、これは非常に精度が低くなる
さらに言語化されない認識に至っては、混沌としている
なので、まず数が最も精度の高い認識というのはあると思う

111:考える名無しさん
20/12/08 10:26:25.81 0.net
認識なんてアナログ-デジタル変換みたいなものだから、その仕組みからしても
数の認識は、認識そのものの最大精度まで拡張可能だろうと思う
これが数学の驚くべき世界の記述を可能にしているポイントだと思われる

112:考える名無しさん
20/12/08 11:02:59.61 0.net
>これが数学の驚くべき世界の記述を
「驚く」ことすら記述できないと思うが?

113:考える名無しさん
20/12/08 11:47:39.39 0.net
言葉がなければ、人間の認識なんて動物と大して変わらないかもしれない
人間の思考は言葉がベース
数字は言葉のごくわずかな部分を占めるのみ
ただ、その数字のみが外の世界を非常に高い精度で表せる

114:考える名無しさん
20/12/08 11:58:03.88 0.net
アメリカ大統領選挙の世論調査などを見れば分かる通り、数字は現実を反映して
いない。君は少し足りない人だね。製薬会社の利益相反の治験データもそうだ。

115:考える名無しさん
20/12/08 13:02:09.98 0.net
サティ沙悟浄

116:考える名無しさん
20/12/08 13:33:15.63 0.net
『反復・重複・再演』で面白いのは数学で使われる記号Aは現実に対して
何も接点がないと強調しまくるのに、数学で使われる数字は現実に密着していることだな
この辺も掘り下げが必要だと思うが

117:考える名無しさん
20/12/08 13:45:54.33 0.net
で、具体的に数がどのように存在するかについて何か重要なことを言っているのか?
例えば、素数判定と素数の存在の関係とかについて。

118:考える名無しさん
20/12/08 13:48:59.87 0.net
哲学的な考え方と数学的な考え方が齟齬をきたす要(かなめ)について
何も言っていないなら、数学用語をいくら引き合いに出していても、
詠む価値があるとは思えない。

119:考える名無しさん
20/12/08 13:49:35.97 0.net
詠む× 読む〇

120:考える名無しさん
20/12/08 14:12:27.39 0.net
『反復・重複・再演』では、ソシュールなんかの従来の記号論がかなり足りないというか
はっきり言ってお粗末というのは言えていると思う

121:考える名無しさん
20/12/08 19:26:22.44 0.net
結局、数字以外の言語はあまりにも精度が低すぎて、まともに世界を記述できない
数字のみが、使える精度で世界を記述できる
まず、そこが根本にある
そして、数学というのは、その数字を使って世界を記述するために
人類が工夫し、作り出してきた歴史を背負う言語ということだろうね

122:不条理
20/12/08 20:51:41.83 0.net
自然言語-哲学
形式言語-物理学
数学による世界の記述は物理学の範疇
我々は哲学をしなければならない訳だが

123:不条理
20/12/08 21:40:04.98 0.net
Wikipediaより引用
アインシュタインは、5歳ごろまであまり言葉を発して他人と会話することがなかった[4][† 5]。しかし、5歳のときに父親からもらった方位磁針が、自然界の仕組みに対する興味をもたらすきっかけとなった[4]。また、同じ頃、ヴァイオリンを習い始めている[4]。そしてすぐにモーツァルトの曲が好きになり、ヴァイオリンは生涯の友となった。

哲学は人との対話だが彼は違った、きっとそうだろう

124:考える名無しさん
20/12/08 22:17:52.71 0.net
とは言っても自然言語により哲学はもう無理だと思う
ヴィトゲンシュタインで終わった
形式言語による哲学をやっていくしかない
AI開発なんかは、もう形式言語による哲学と言って良いんじゃないだろうか

125:考える名無しさん
20/12/08 23:07:19.84 0.net
プログラム言語によって日常言語が圧倒されていくという話はプログラマー自身が信じていないだろ
高度なAIであれば日常言語を通じて一般人と意思疎通が図れる水準まで達しなければならない
技術的専門用語は「消滅する媒介者」として一時的に必要が生まれるだけで消滅するのが望ましい
自分たちはそのうち消えると技術者が言っていた
それとは別に数学が自然言語をはるかに超える高度な記述力をもつようになることは可能性としてあるけど

126:考える名無しさん
20/12/08 23:45:12.69 0.net
メイヤスーの話は、結局はデジタルの話になると思うんだが
本人もそれっぽいことを言うが、それでも数学の基礎付けで数字に触れずに記号ばかり
とか、いまいちピントがずれている
記号の恣意性を言うが、しかしその記号に入るのは数字だからね
本当に恣意性がそこまであるのか。。
記号の話も彼が事実性の絶対性をスナップショット的なものとして捉えているのはわかって意義があったが
しかし、ここでは数字について全面的に取り上げて欲しかった

127:考える名無しさん
20/12/09 10:03:35.36 0.net
ABC予想の証明の問題を見ても、数学が自然言語より上位に立つことが
できないことは明らか。証明したと主張する人が存在しても、
「証明した」という自然言語による主張を数学によって、数学の専門家に
すら明示することに成功していない。「証明した」ことが認められたとしても、
それは、数学のなかでも極めて限定された分野のごく少数の専門家が
検証して、自然言語によって「証明された」と宣告することになるだけだろう。

128:考える名無しさん
20/12/09 12:09:14.27 0.net
ではソーカル事件の再来という事になりますか?

129:考える名無しさん
20/12/09 12:52:28.78 0.net
素数の話なんか関係ないだろ
単なる荒し

130:考える名無しさん
20/12/09 14:15:12.21 0.net
数学について偶然性と絶対性を議論するのであれば、避けて通れないでしょう。
私は、数学については、ほとんど何も理解していないので、
数学で暗黙に前提にされているように見える存在論そのものが、
哲学的にまったく容認できるように思えないのですよ。
リーマン予想(数学として私個人は何も理解していませんが)は、
それが正しいものとして証明されるか、間違いであることが証明されるか
2つに1つなのでしょうか。哲学的に見れば、数は、数えることや、
計算することから独立して、あらかじめ存在するものではない。
リーマン予想は、すべての素数についての予想であり、
哲学的には、個々の素数というのは、それが素数であると判定される
までは「素数として」存在しない。とすると、リーマン予想が、
素数と判定される個々のすべての事例について妥当であるとしても、
リーマン予想が妥当することが、その数が素数であることの判定と
なっているなら、リーマン予想が他にどのような数学的な関係性
を有するにせよ、「素数と判定される個々の素数は、素数と判定される
性質を有している」ということにしかならないように思えるのですが、
私の考えは間違っているのでしょうか。リーマン予想が正しいと
すれば、それは偶然なのか、必然なのか。その場合、それを
「偶然」または「必然」と呼ぶことは、どのような意味を有するのか。

131:考える名無しさん
20/12/09 14:52:32.50 0.net
素数問題なんかどうでもよい
荒らしは辞めてね

132:考える名無しさん
20/12/09 15:00:50.52 0.net
数学をテーマにしといてそりゃないんじゃね

133:考える名無しさん
20/12/09 15:24:08.38 0.net
数学は単なる思考ツールの一つだから

134:考える名無しさん
20/12/09 17:13:38.26 0.net
>>130
たまに不幸削減主義のスレにレスをしてくださる方でしょうか?
その場合、背景には妥当な理論的構造が必然的に存在すると考えられます
理由は算術や整数の性質は現に必然的に捉えられるからです。勿論全てが解明されているわけではないが
また、ABC予想の証明については、専門家のほとんどは数学的に理解不可能として合意できているので、
数学的言語の不利を意味するとは私は思いません
>>124
それは誤りです。統一は可能です
これまで直接言及したレスはあまりしていませんが、メイヤスーの問題提起より進んで言語と数学の
統一理論、及びそれに基づく政治理論・倫理学に興味がおありの方は是非不幸削減主義スレにどうぞ
宣伝ですみませんが

135:考える名無しさん
20/12/09 17:34:26.86 0.net
都合上敢えてざっくり書くと、基本的な問題は西洋哲学的な存在論と東洋哲学的な全体論の統一です
勿論それだけでは数学や自然言語について具体的なことは何もわからないわけだが、原理的には
本当にこれが本質的になります。ただ飯の種というか、当面は専門的に自分にもやらないといけないことが
あるので、向こうのスレにもあまり詳しくは書けません
宣伝しといてすみませんw

136:考える名無しさん
20/12/09 17:37:08.50 0.net
レスが自然言語として意味をなしてないな

137:考える名無しさん
20/12/09 17:41:40.51 0.net
>>136
批判するなら具体的な指摘をお願いします

138:考える名無しさん
20/12/09 18:42:33.82 0.net
数学上の問題を解けない者が数学の本質を解き明かせるのだろうか
濫用してただけのポストモダンの場合とはまた違う疑義だ

139:考える名無しさん
20/12/09 21:46:50.29 0.net
癌家系

140:考える名無しさん
20/12/09 22:32:21.83 0.net
で、ABC予想の証明では問題が解けたかどうかを数学者が解き明かせないという

141:考える名無しさん
20/12/09 22:42:46.56 0.net
数学を解いて哲学も打ち立てれば文句なし
デカルト的精神です

142:考える名無しさん
20/12/10 09:40:47.40 0.net
デカルト、肝心な部分はすべて神に丸投げだよね
あれだと哲学の準備体操みたいな感じだ

143:考える名無しさん
20/12/10 17:07:06.04 0.net
>>140
だからそれは悪魔の証明みたいな話なんで、間違い
単に証明に必要な情報が十分でないとして合意は取れている
京都大学のほうが現状明らかにマイノリティ側ということです

144:考える名無しさん
20/12/10 17:28:36.13 0.net
「証明を理解できていないお前らが勉強不足で馬鹿なだけだ」といくらでも強弁できるが、
部外者の有力研究者に理解されなかったら数学を含めた理科系では通用しないんですよ
あと、>>138は少々極論だと思う。別に問題を解かなくても、ある程度全体をバランス良く見て
具体的分野の数学者より適切な抽象化ができたとすれば、その研究者は最高クラスの哲学者といって
良いでしょう。しかしその場合、数学者も引き寄せるレベルの洞察でなければ歴史に埋もれると私は思います
もしそういう理論が出てきたら、哲学者は努力して数学者や科学者を引き込まなければなりません

145:考える名無しさん
20/12/10 17:56:41.49 0.net
数学畑のツッコミ待ちか
しかしメイヤスーにしても哲学のジャルゴンが多いからな
読み通してもらう前にあっちじゃブームは去ったという話だし

146:考える名無しさん
20/12/11 08:49:38.13 0.net
ソシュールの記号論を読むと、あまりの人間べったりの議論に逆に驚く
その点で人間にほとんどこだわりのないメイヤスーの方が自然な議論のように思える
現代人自体もまた、前世紀よりもはるかにポストヒューマニズムの方向に変わっているのかもしれないな

147:考える名無しさん
20/12/11 08:56:38.95 0.net
ポストヒューマニズムの論拠として環境問題を絡めている議論があるが
これは筋が悪いと思う
環境問題は単なる一つの外的要因でしかないが、ポストヒューマニズムは根本的に人間にとって必要な
哲学的意味を持っている
それは、人間の外的要因がいかに変わろうとも、本質的に常に人間が考えなければならない哲学的な非常に
重要な意味を含んでいる

148:考える名無しさん
20/12/11 09:04:38.68 0.net
言ってみれば、デカルトなんかが神に丸投げしていた部分、
それは非常に大事な部分なんだが、それが神がいなくなってしまったことで
そこが丸々消えてしまった。
それがヒューマニズムと言われている状態なんだろうと思う
しかし、結局はそれはうまくいかない
このために、かつて神に丸投げしていた部分を、再び神を介在させないで復活させなければならない
それがポストヒューマニズムの本当の意味だろうと思う

149:考える名無しさん
20/12/11 10:38:01.95 0.net
医薬医療を含む科学や技術工学への信仰に丸投げしているだけでわ?
ワクチン開発とか、温暖化ガス削減とか

150:考える名無しさん
20/12/11 10:40:53.28 0.net
金をこちらから徴収してあちらに回せば社会問題が解決するみたいな、
広い意味での金融財務の工学への信仰とか

151:考える名無しさん
20/12/11 10:44:56.63 0.net
で、そこから導き出される解答が、人々を一元的に技術工学的に操作する
権限を極大化すれば、諸問題が解決するw

152:考える名無しさん
20/12/11 10:48:46.80 0.net
■ ひきこもりを放置し続けた結果、問題はより深刻に
8050問題の原因は、1980~1990年代にかけて顕在化した若者の"ひきこもり"を
放置したことにあると多くの専門家は指摘しています。前出の勝部麗子氏いわく
「高度経済成長期に働いて年金がある親を、バブル崩壊のあおりを受けた無職の子が
頼ってひきこもる。この30年間で生まれた、平成の時代を象徴するかのような問題だ」と
(産経新聞2019年5月13日版より)。
つまり、昭和末期から平成黎明期にかけて当時10~20代だった若者が数十年間も
ひきこもり生活を続け、50代を迎えてしまったことになります。親が現役世代ならば
収入もある程度は見込めるため、ひきこもりの子どもを養っていくのはそう難しくは
ないでしょう。しかし定年を迎え、経済的にも体力的にも衰えた状態で、
昔と同じような生活レベルを子どもに提供し続けていくのは、どう考えても現実的では
ありません。
子どもからしても、「(自分が)働かなくても生活していける」という現実を
一度味わってしまったため、社会に出る必要性を理解し、働くことへのモチベーションを
もつことはそう簡単ではありません。
一緒に生活していると自分の両親が衰えていく姿には気づきにくいもので、
何の危機感も感じず、この生活が未来永劫続いていくという幻想から逃れることが
できなくなります。

153:考える名無しさん
20/12/11 10:52:28.69 0.net
哲学的な検討が不十分だから悪い方向にぶれるんだよ
哲学は人間とその文明にとって非常に重要な役割を果たしてきたし、これからもそうであるはず

154:考える名無しさん
20/12/11 13:39:40.48 0.net
ということで、メイヤスーは単なるもう一つのおしゃれな哲学の流行ではなく、
数百年のスパンでの哲学の思潮におけるエポックメイキング的な立ち位置にあることがわかる

155:考える名無しさん
20/12/11 15:03:33.86 0.net
そうか?
メイヤスーはおしゃれ系が、ガブリエルは市民運動派が消費してる印象

156:考える名無しさん
20/12/11 15:05:03.15 0.net
加速主義は脱落した亜インテリ、反出生主義は脱落した隠キャ

157:考える名無しさん
20/12/11 15:55:30.36 0.net
サティサタン

158:考える名無しさん
20/12/11 16:00:46.57 0.net
>>155
ポストヒューマニズムにおしゃれ要素は皆無だと思う

159:考える名無しさん
20/12/11 16:00:56.75 0.net
        享受       克己
        技術       宗教(精神)
      テクノファシズム  反ファシズム
形而上学   メイヤスー __ ガブリエル
実在論    おしゃれ系    市民運動
         |  \  /  |
         |     ×    |
         |  /  \  |
実存     加速主義  __ 反出生主義
脱落     亜インテリ    陰キャ
                (反人類のファシズム)

160:考える名無しさん
20/12/11 16:02:24.23 0.net
まあ、これからポストヒューマニズムが一大潮流になるのは間違いない
それは、加速主義とか科学技術主義とかいろんな形態があり得るだろうが、
ここでまともな哲学的考察が強く求められている

161:考える名無しさん
20/12/11 16:06:16.25 0.net
ポストヒューマン君の話には偶然性のことが出てこないんだよね
メイヤスーの中心テーゼの一つである偶然性を入れるとポストヒューマン路線が成立しないの分かって抑圧してるんだろう
実在論の流れを見るとメイヤスーを承けて新しい路線を独自発展させている人たちが多く
彼自身の展開よりそれら後発組が華々しいことからすると、学べるところだけ拾っていく姿勢は間違っていないと思うけどね

162:考える名無しさん
20/12/11 16:09:53.85 0.net
偶然性は、だからかつての哲学が神に丸投げしていた部分でしょ
それは、非論理空間であって、それがあるから絶対性が生じる
その部分もかつての神の役割と重なる
メイヤスーの最も重要な部分でしょ
ポストヒューマニズムにとってもそれこそが哲学的に最も重要な部分

163:考える名無しさん
20/12/11 16:10:08.53 0.net
>>156
脱落していないのは何?富豪とかリア充とかいうなら単なる利権追従でしかないのでは?

164:考える名無しさん
20/12/11 16:11:16.93 0.net
>>161
後発組って、たとえば誰?

165:考える名無しさん
20/12/11 16:16:15.75 0.net
>>164
よくチャートされているでしょう
ハーマン、ブラシエ、グラント、ギャロウェイ…etc
あとガブリエルも

166:考える名無しさん
20/12/11 16:19:31.01 0.net
ハーマンはポストヒューマニズムだろうけど、なんかな
ガブリエルは反ポストヒューマニズム
ブラシエ、グラント、ギャロウェイですか
オブジェクト指向系統の人たちはあんまり期待できないんだが。。

167:考える名無しさん
20/12/11 16:29:24.84 0.net
カントをやり直すことが哲学におけるカントの位置を占めるような重要性を持つものになるか
ヴォルフのような前座の位置に記憶されるものになるか
そういう話であってオブジェクト系が優れているという話ではないよ、念のため
華々しいことは必ずしも能力を意味しているわけではないから

168:考える名無しさん
20/12/11 17:01:59.41 0.net
ポストヒューマンが一意的には何を未来モデルにしているのか知らないけど
偶然性をメイヤスーがしつこく言うのは平行世界の接合とか世界改変SFを結局はやりたいんじゃないかと思う
収束のイメージじゃないのね
ヒュームに依拠して取り出してくる偶然性と潜在性というのもベルクソンの概念では予見不可能性のことだよね
ポストヒューマンが到来したとして、それが崩壊することも平行して複数分岐することももろもろ含めた議論に聞こえるのよ

169:考える名無しさん
20/12/11 17:16:10.63 0.net
しかし、数学の絶対性の説明に偶然性を持ってきたからね
偶然だからこそ絶対であり、それはかつての神と重なる部分が非常に大きい

170:考える名無しさん
20/12/11 17:19:08.55 0.net
まあ、その偶然性は記号ではなくて、数字にあると思うが
その微妙なずれが大きくなって、今では彼はかなり違うのかもしれないな

171:考える名無しさん
20/12/11 18:20:51.22 0.net
>>偶然だからこそ絶対であり、それはかつての神と重なる部分が非常に大きい
それ具体的にどこの議論?

172:考える名無しさん
20/12/11 18:26:54.79 0.net
絶対性という言葉を使う以上、それはかつての神の位置と重なるでしょう

173:考える名無しさん
20/12/11 18:29:18.83 0.net
そうじゃなくて「偶然性」が、絶対性と神に重なるという論旨の記述箇所

174:考える名無しさん
20/12/11 18:39:26.10 0.net
結局は、偶然であることを絶対と見なす立ち位置にあるということなんだろうと思う
偶然であることを絶対と見なすが故に、存在している
存在するとは、偶然であることが絶対である状態
自分が存在するのであれば、それは偶然であることを絶対とすでに見なしている

175:考える名無しさん
20/12/11 18:41:55.10 0.net
いや、君の想像じゃなくてメイヤスーの書いたもので
タイトルとページ数があれば探すから

176:考える名無しさん
20/12/11 18:49:51.50 0.net
『反復・重復・再演』から
私は、次の内容を確定事項 と想定した。すなわち、あらゆる事物の唯一の永遠なる属性とはその事実性である ― 事実性が(今後は知と相関関係にあるがゆえに)今や偶然性と同一視されているが、 ・・・
彼が「事実性」というときは、それは絶対性を持つ事実性ということでしょう
この辺はかなり深いことを言ってますね。。

177:考える名無しさん
20/12/11 19:01:08.11 0.net
それだけ?
事実性と偶然性を同一視することの証明なり論拠はその前後に見当たらないんだけど

178:考える名無しさん
20/12/11 19:05:26.38 0.net
今や同一視されているが、、、(これからは・・・・
とかなりそうな印象がある。

179:考える名無しさん
20/12/11 19:26:17.73 0.net
問題の箇所は現代思想2019.1の56ページなんだけど簡単にレジュメすると
⑴事物の唯一の永遠なる属性は、事実性=偶然性であり、これは思弁的偶然性であって経験的偶然性ではない
⑵二つの仕方で実在を直観できる
 ①偶然的な事物として、事物や出来事を事実とする
 ②永遠の偶然性を担うものとして、あらゆる実体に固有の必然的偶然性
⑶しかし、あれこれの個物は常に固有ものとして事物の偶然性(=①)を所有する。個別の事物の彼方に偶然性があるわけではない
⑷事物のなかで志向できるのは①の永遠としての偶然性だが、②もまた複数の系列に①を記しづけるのに役立つ
①事物の偶然性と②永遠の偶然性を区別しているのね
普通に考えれば永遠としての②は絶対性と近しいと想定できるが、①までもを絶対性と言えるものなのか
あれこれの個物が「事実の偶然性=絶対性=神」という論理になりかねないが……

180:考える名無しさん
20/12/11 19:28:40.28 0.net
訂正
⑷事物のなかで志向できるのは①の永遠としての偶然性だが、②もまた複数の系列に①を記しづけるのに役立つ
○⑷事物のなかで志向できるのは②の永遠としての偶然性だが、①もまた複数の系列に②を記しづけるのに役立つ

181:考える名無しさん
20/12/11 19:35:56.91 0.net
>あれこれの個物が「事実の偶然性=絶対性=神」という論理になりかねないが
6年くらい前に、ネット上の様子を評論して
あらゆるところに「ネ申」が存在するとか指摘していた
仲正昌樹みたいな発想になりかねないねw

182:考える名無しさん
20/12/11 19:41:00.74 0.net
神が偶然性に変わったかのような議論

183:考える名無しさん
20/12/11 19:50:58.98 0.net
>事実性が(今後は知と相関関係にあるがゆえに)今や偶然性と同一視されているが
「今後は知と相関関係があるが故に」って何気にとんでもないことをぽつんと書いてるよね

184:考える名無しさん
20/12/11 19:51:36.22 0.net
事物は絶対的偶然性を持つ。
だからと言って事物が神でありうると言って良いのか。

185:考える名無しさん
20/12/11 19:53:16.03 0.net
「知」とは揺らぎやすい相対的なものだということか。

186:考える名無しさん
20/12/11 19:58:52.79 0.net
>>183
ポストヒューマニズムの匂いが・・

187:考える名無しさん
20/12/11 21:53:18.67 0.net
>>183
事実性は、今後は知と相関関係にある
それが故に、事実性は偶然性と同一視される
どういう意味?

188:考える名無しさん
20/12/11 21:56:26.78 0.net
俺は>>185だと思った。

189:考える名無しさん
20/12/11 22:00:04.87 0.net
事実性と知は結びついている
それが故に、事実性は偶然性と同一視される
こんなことを突然言い出すのはどういうこと?
これは、知にとって、事実性とは偶然性であるということ?

190:考える名無しさん
20/12/11 22:02:38.25 0.net
ポストモダンな文脈では絶対知なぞないということだろう。
知的コードは絶えず更新されて行き、偶然性までもが入り込んでくるというべきか。

191:考える名無しさん
20/12/11 22:06:12.02 0.net
この文を素直に解釈するなら
事実性と知に相関関係がないなら、事実性と偶然性は同一視されない
そう言っていることになる
つまり、この事実性と偶然性の同一視には、知が大きく関わっている
そういうことになる

192:考える名無しさん
20/12/11 22:10:25.73 0.net
ちなみに俺は『知の考古学』は読んだことはない。

193:考える名無しさん
20/12/11 22:28:42.31 0.net
メイヤスーってそういう、ドゥルーズとかフーコー的な圧縮文体やってるよね時々
フランス流儀なのか他の実在論者に比べて目につく

194:考える名無しさん
20/12/11 23:01:56.85 0.net
スーパーカオスという割にどっぷり論理空間に入っていくなあ

195:考える名無しさん
20/12/12 09:37:44.97 0.net
そもそも出来事の偶然性の効果に神の働きが映し出される/反映される
という形でしか、神は現れない。

196:考える名無しさん
20/12/12 09:50:58.99 0.net
偶であることは同一性であり、何も変わらない。
何かが変わるなら、それは出来事であり、奇なることである。
奇なることそのものには、意味はない。
その奇なることが如何(「何の如く」であるのか、つまり、
何に等しいと見なされるか)であるかが判明すること、
すなわち、奇遇(/偶)なこととして現れることによって初めて、
その出来事は意味を有する。

197:考える名無しさん
20/12/12 10:03:44.21 0.net
数学専攻の人って素数が好きなんだよね。
しかも2以外の奇数。

198:考える名無しさん
20/12/12 10:36:12.81 0.net
ハイパーカオスで無矛盾律のみ成り立つというのは無理だろうと思う
同一律が成り立たないのに矛盾も糞もない
というか、無矛盾律という概念を持ち出すこと自体が、思考の枠内から出ていない
まあそこから出るのは不可能だが
つまり、「有限性の後で」の後半の議論はほぼ無理
ただ、「反復・重複・再演」についてはなかなか良い感じだと思う

199:考える名無しさん
20/12/12 10:49:52.56 0.net
無矛盾律が成り立たないととハイパーカオスではなくなるというが、
それならハイパーカオスを絶対と見なすこと自体が、ハイパーカオスではなくなることを意味するのでは?
無意味な議論だと思う
ハイパーカオスが絶対性を持つのは、論理空間から見た場合であって、論理空間から見てハイパーカオスでも無矛盾律は成り立つというのなら
ありかもしれないが、それは論理空間から見た場合ということですから、結局は実在の証明までは届かない
ただ、ハイパーカオスとの境界にある種の絶対性が存在するということのみ、言うことが可能なんだろうと思う

200:考える名無しさん
20/12/12 15:32:44.89 0.net
結局、哲学の議論で問題なのは、非論理空間を神に丸投げしていたデカルトの時代と同じような
論理空間内での議論をし、それでいて神のいなくなった非論理空間に無秩序に手を突っ込むから
おかしな結論になるんだと思う

201:考える名無しさん
20/12/13 10:38:36.93 0.net
結局、論理空間の分析をしてるだけ
論理空間は真偽の2値に還元される
これだけで済む話を長々としてるだけだな

202:考える名無しさん
20/12/13 11:21:37.22 0.net
だろうな

203:考える名無しさん
20/12/13 12:40:21.60 0.net
さすがにその雑なまとめはちょっと…
ポストヒューマン君のでかい声を真に受けない方が

204:考える名無しさん
20/12/13 12:53:01.46 0.net
数学の無限という概念だって、所詮はシミュレーションだからね
論理空間から出てない
数学で計算されたビッグバンの真実性は、目の前にあるリンゴの実在性を超えることはないわけですから
結局は、問題は何にも解決しない

205:考える名無しさん
20/12/13 14:55:47.84 0.net
>>201
論理空間という表現も語弊があるんだけどね
既出の構造主義はまさに幾何学と論理を融合させて実在を扱おうとしているわけだが、メイヤスーのは
そういうものではない
とはいえ、バディウは強制法という数学理論を使って真理について考えていた
これは実は構造主義のそういう論理空間論の原型になっている
意外と繋がりがあるということ

206:考える名無しさん
20/12/13 14:56:05.84 0.net
ニッコマだけど旧司法試験の短答式だけ合格した
みんなから尊厳されたのは嬉しかったな
いい思い出だ

207:考える名無しさん
20/12/13 21:55:29.63 0.net
絶対性はハイパーカオスから生じる
人生処世訓的にもかなり役立ちそう
特に頭が固くなりがちな老年の人たちにとって

208:考える名無しさん
20/12/13 22:46:46.48 0.net
>>207
死んだら無だよ

209:考える名無しさん
20/12/13 22:55:06.00 0.net
哲学はぼけ防止に非常によさそう
ぼけたら生きてても意味ないでしょう?

210:考える名無しさん
20/12/13 23:45:50.12 0.net
これまたら生きている意味とかいう既にぼけてるあほがいるよ
>>209は自分でボケてるのが分かっていないのが辛いのやら幸せやら
君の今の実感が答えw
今生きて幸せならボケても幸せ
今生きて辛いならボケても辛い

211:考える名無しさん
20/12/13 23:48:30.52 0.net
答えは自分の中にしかない
そしてそれはその時に判断すべきこと
辛くても生きてきたならそのまま生きる
死にたくなったら死ねばいい
人に聞くことではなく自分で感じて実行に移すだけの無意味な問い

212:考える名無しさん
20/12/13 23:50:49.95 0.net
ぼけても食欲とかの欲求は残る
人間としてではなく、何か別のものとして生きている

213:考える名無しさん
20/12/14 00:02:33.95 0.net
人間とは何かを勝手に規定されてもなw
また幸せとは何かを具体的に一般化して規定することすら現実にはできないのに
本人が幸せと思っているかどうかという曖昧な主観的な感覚に基づく

214:考える名無しさん
20/12/14 07:48:18.83 0.net
ぼけてしまうと、ハイパーカオスと同じ側に立ってしまうことになる
そうなると、ハイパーカオスとの境界が消失し、したがってその境界に由来していたある種の絶対性をすべて失う
つまり、絶対性をすべて失った存在になる

215:考える名無しさん
20/12/14 07:49:34.38 0.net
ポストモダニズムに対してメイヤスーが提示したことは、現実ではこんな風に
適用できそう

216:考える名無しさん
20/12/14 08:01:23.59 0.net
これは、最終的には、ヒューマニズムとポストヒューマニズムの差に帰着する
ヒューマニズムでは、人間自体が絶対であり、どんな人間であってもその絶対性を有する
しかし、ポストヒューマニズムでは人間以外の何かに絶対性があると考え、したがって人間であっても絶対性を失うことはあり得る


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