19/12/25 13:47:16.76 0.net
hosakakazushi
千葉雅也『デッドライン』p.126。一人称の語り手の僕から見えてないところにいる知子の三人称による段落。ことさら、〈移人称〉とか〈人称の越境〉とか感じない、普通の想像。電話を切ったあと、相手が何をしているか思い浮かぶのは自然だ。
👹小説あるいは作文は、書き手の心によぎる自然なイメージより、文章のルールを守れと言ってきた。21日の思考塾でひとこと言い忘れたのは、「映画だったらこの流れは極めて自然。映画でやってることを文章でやって、読者に理解できないわけがない」。
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