東浩紀459at PHILO
東浩紀459 - 暇つぶし2ch235:考える名無しさん
18/12/22 01:27:21.76 0.net
東浩紀
むかし評論家の斎藤美奈子氏に、一人称が「ぼく」というだけで、
団塊世代的な女々しさとナルシシズムが透けて見えると
内容関係なく散々に批判されたことを(しかも新聞誌上で!)を思い出す。
2014年03月27日(木)
今月の本棚
「物は言いよう」
斎藤美奈子著
平凡社(336p)2004.11.9
いまひとつは、「僕」という一人称をめぐってのもの。
東浩紀の「僕は僕の関心を惹いたものについてだけ、
僕の得意とする方法で語りたいと思う」という文章を取り上げて、こんなふうに言っている。
「『ったく、僕僕僕僕、連呼しよって。よっぽど僕が大事なんだな』である。
そんな風に感ずるのは、第一には彼らが自分語りに必要以上に熱心だからであり、
第二には、当たり前だが、中性化された『私』ではなく、
男のジェンダーが刻印された一人称=僕(ぼく/ボク)を使用しているせいである。
……軽い甘えと幼さと感傷を含んだ僕(ぼく/ボク)には微妙に鈍感な感じがある」
雑誌(『噂の真相』)連載時に、この一文はかなりの反響を呼んだらしい。
一人称に「僕」を使っている書き手が「もう『僕』を使わない」と宣言したり、
美奈子さんになぜ「僕」を使うかをレクチャーしたり、
「僕」から「私」に変えるきっかけがないと悩みを打ちあけたり……。
この本ではそんな後日談を紹介しながら、「みなさん、いいんですよ、気にしないでつかってください、『僕』。/
『僕』の効用を、もちろん私は熟知している。
『僕』は文章に浮力を与えるのである」と文芸評論家としてフォローしている。


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