20/03/31 20:43:14 0.net
日本人が普通に生きてきて、「無意識」という言葉を使うとき、このような解釈の違いが起こるものでしょうか?
精神分析や心理学を学ぶ意思がある人以外は、
「人間が意識的ではない状態、部分」を指すと、漠然と思っているはずです
それはさておき、
ユングの言う、「広大な歴史の倉庫」とは、おそらく>>305-306のようなことに近いと思っています
自己が形成される前の状態でも、人間の無意識には情報が蓄積されるということ、
ソクラテス以後、キリスト以後、さまざまな人間の影響を受けた世界を、無意識に感じ取っているということではないでしょうか
もしかしたらユングは、人間の無意識にはもともと「広大な歴史」が内包されていると解釈しているかもしれません
どちらが正しいかは神のみぞ知る、という事かも知れませんが、
フロイトとユングの「無意識」の解釈のしかたを比べるのであれば、ユングの解釈の方が好きです