20/03/14 01:57:23 0.net
革命が起こるとき、理性は役に立たないとはいえるかも知れません
革命を説得でやめさせるなんてことは不可能です
人間は誰もが現状で満足し続ける、なんてことは歴史上なかったと言えるでしょう
より良く生きられるのなら、良く生きたい
本当の自分になれるのなら、なりたい
そういった未来への展望を大多数の人が確信し、変革の可能性を継続して感じさせられる事ができれば、
人はその衝動を抑えることはできません
希望と確信があって、未来への展望も提示されているのなら、
それを抑え込もうとする説得は届かないでしょう
その説得の言葉がいかに本当の事であってもです
革命が成って希望が幻想であったことが分かり、説得が事実であったことを理解する
だからといって人間は希望がないまま家畜のように生きていくことなどできない
哲学板での心理学・精神分析スレで、革命への衝動を抑えられない人がいることは、
哲学の弱点ともいえるでしょう
希望のない正論は人間が生きていく為には切り捨てられます
なにもかも分かったような完璧な理論
人間が生きていくうえで完璧なシステム
そんなものがあったとしても、それが人間にとって未来・希望がなければ破壊されうるものです
それでも、今までの人間の歴史はより良く改善されてきたと思います
改革にこだわり続ける人の言葉もまた事実です
人間の精神が哲学的ではないなんてことがあるのでしょうか?
哲学的思考と人間の精神を分離させるべきではないと個人的には思います