【神学】キリスト教哲学総合スレat PHILO
【神学】キリスト教哲学総合スレ - 暇つぶし2ch136:考える名無しさん
18/06/02 19:39:01.51 0.net
>>135
(19)はアリストテレス主義的スコラ学派による「栄光の神学」
(20)はパウロによる「十字架の神学」
ルターはギリシャ的スコラ神学を解体し、原始キリスト教的性格を洗い出した。

137:考える名無しさん
18/06/02 19:39:45.66 0.net
>>135
デリダの脱構築(déconstruction) → ハイデガーの解体(Destruktion) → ルターの解体(destructio)
の経緯については、以下が詳しい。
・宮﨑裕助 「プロト脱構築について―ルター、ハイデガー、デリダ」
 『現代思想 2018年2月臨時増刊号 総特集=ハイデガー -黒ノート・存在と時間・技術への問い-』
・茂牧人 「なぜ日本にキリスト教哲学が必要なのか」 (2009)
 URLリンク(serve.repo.nii.ac.jp)
 ハイデガーとルター

138:考える名無しさん
18/06/02 19:40:10.41 0.net
“わたしたちが語るのは、隠されていた、神秘としての神の知恵”
― 「コリントの信徒への手紙1」2:7

聖書に書かれた言葉の様態

139:考える名無しさん
18/06/02 19:42:13.94 0.net
“「真理」という語は、ギリシア人のもとでは或る否定を伴っている、
 すなわちア-レーテイア<ἀ-λήθεια>―
 非-覆蔵性、覆蔵されて-いないこと、である。”
― 『ハイデッガー全集 55 ヘラクレイトス』 p110

真理=隠されていないこと

140:考える名無しさん
18/06/02 19:42:41.06 0.net
“「オカルト」という語は、けっきょくのところ、「未知なるもの」、隠されているものを意味するのだ。”
― コリン・ウィルソン 『オカルト』 (1985)

オカルト [occult]
神秘的なこと。超自然的なさま。(広辞苑第五版)
ラテン語: occulere の過去分詞 occulta(隠されたもの)を語源とする。

141:考える名無しさん
18/06/02 19:44:01.61 0.net
『ヘブライ人とギリシャ人の思惟』 トーレイフ・ボーマン (2003)
旧新聖書を通して、ヘブライ/ギリシャ文化の違いは以下の様に説明される。
・ヘブライ人の思惟…動的
・ギリシャ人の思惟…静的

142:考える名無しさん
18/06/03 19:57:09.40 0.net
神学、宗教哲学系の話題は各スレで
【神学】キリスト教哲学総合スレ(イマココ)
スレリンク(philo板)
【イスラム哲学】井筒俊彦を読む
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仏教哲学総合スレ4
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その他
【西田】京都学派・近代日本哲学総合スレ【西周】
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ポスト現代思想、ポスト・ポスト構造主義2
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143:考える名無しさん
18/06/03 20:22:22.41 0.net
『ポスト・モダン世界のキリスト教 ―21世紀における福音の役割』 (2004)
A.E.マクグラス
>>115>>126にあるデリダやバルトの話も出てくる。

144:考える名無しさん
18/06/03 20:24:41.95 0.net
マクグラスは大学までは化学をやっていた

145:考える名無しさん
18/06/03 20:29:43.96 0.net
既に、ポスト解釈学時代のキリスト教という話もある

146:考える名無しさん
18/06/04 15:05:41.95 0.net
久々に黙示録読んだけどひでぇファンタジー小説だなw
著者の「ローマ帝国滅べぇぇぇ!信者は絶対に天国!」という願望ダダ漏れで笑える

147:考える名無しさん
18/06/04 21:27:01.08 0.net
そういうテンションをどう解決するかだろうね

148:考える名無しさん
18/06/05 20:23:55.79 0.net
>>132の1の解説では、黙示録の全てが19:10に集中されるという。
それまで常に声をかけ、勝利の幻を見続けさせてくれた天使を、
ヨハネは思わずひれ伏して拝もうとする。
すると、天使が次の様に言うわけだね。
「やめよ。わたしは、あなたやイエスの証しを守っているあなたの兄弟たちと共に、仕える者である。神を礼拝せよ。イエスの証しは預言の霊なのだ」と。
礼拝すべきはただひとり神であると。

149:考える名無しさん
18/06/06 23:55:14.91 0.net
>>132の他
(3)『ヨハネの黙示録(全2巻)』 佐竹明、新教出版社 (1978)
(4)『ヨハネの黙示録』 小河陽、講談社学術文庫 (2018)
(5)『黙示録論 ─現代人は愛しうるか』 D.H.ロレンス、ちくま学芸文庫 (2004)
(6)『ヨハネの黙示録を読もう』 村上伸、日本キリスト教団出版局 (2014)
3.黙示録研究の第一人者。翻訳と詳細解説
4.翻訳。図版資料が多い
5.シンボリズム読解に徹底した読み
6.時事問題と対照した読み

150:考える名無しさん
18/06/07 00:07:43.06 0.net
田川建三の注解が一番詳細だろ
日本語でこれだけの内容が読めるというのは割と凄い

151:考える名無しさん
18/06/07 00:31:03.60 0.net
田川訳はまだ詳細検討してない

152:考える名無しさん
18/06/07 00:45:54.88 0.net
田川の解説は何冊か読んでるけど、何か回りくどい様に思う

153:考える名無しさん
18/06/07 01:06:11.93 0.net
同じ世代だけど、
『イエスとその時代』(1974)の荒井献は良かった。
色々と読んでみたい。

154:考える名無しさん
18/06/08 00:27:22.33 0.net
「神を信じないクリスチャン」田川建三、、、

155:考える名無しさん
18/06/08 00:28:18.96 0.net
好きな人は好きだね

156:考える名無しさん
18/06/09 13:03:39.34 0.net
田川建三はテキストクリティークとしては群を抜いて優れているけど、宗教思想書として聖書を読みたい人にとってはあまり役に立たない
信仰の書として読みたい人にとっては害悪だろうな

157:考える名無しさん
18/06/14 17:50:08.41 0.net
>>149
>(4)『ヨハネの黙示録』 小河陽、講談社学術文庫 (2018)
最近出たこの本だけど、訳者後書きに「文庫化に際して佐竹明の本(3)と田川建三の『訳と注』を検討しようと思ったけど、時間がなくて出来なかった」という趣旨が書かれてあった
出版を急ぐ必要のある種類の本でもないだろうし、講談社は待ってやればよかったのに

158:考える名無しさん
18/06/14 20:27:03.48 0.net
>>157
その本は、1996年に岩波から出ていたもののリニューアル版。
田川の黙示録は、昨年8月に出たばかりだったね。
かなりの新説ということだけど、amazonではオール5つ星。

159:考える名無しさん
18/06/14 20:28:11.82 0.net
『新約聖書 訳と註 第七巻 ヨハネの黙示録』 田川建三 (2017/8/31)
田川建三HP:「ヨハネの黙示録」新訳についての解説
URLリンク(www.tagawa-kenzo.server-shared.com)

160:考える名無しさん
18/06/14 20:37:41.87 0.net
昨年11月に、『ゲンロン0』と一緒に毎日文化賞受賞してた。
> 「新約聖書 訳と註 全7巻(全8冊)」田川建三訳著(作品社)

161:考える名無しさん
18/06/14 20:45:35.47 0.net
「にがよもぎ」は出てこないということに関する小論も付いて…

162:考える名無しさん
18/06/15 00:12:12.34 0.net
“神は純粋な無である。いついかなるところでも神に触れることはできない。(25)”
“霊妙の神性は無であり、無を超えている。一切のものの中に無を見る人がこの神性を見出す。(111)”
“神は無であり、すべてである。(197)”
― アンゲルス・シレジウス 『シレジウス瞑想詩集 上下』 (1992)

163:考える名無しさん
18/06/15 00:12:46.37 0.net
シレジウス(1624-1677)は、デリダが否定神学として取り上げもした人。(デリダ『名を救う』)
エックハルト(1260-1328)は、何を無としたのだったか。

164:考える名無しさん
18/06/15 00:13:32.18 0.net
“パウロは地から起き上がって、眼を開けたが、何も見えなかった(使徒言行録 9:8)”
“パウロが地から立ち上がったとき、彼は眼を開けたが何も見えなかった。
 すなわち、開けた眼で無を見た。そして、この無は神であった。
 神を見たとき、それをパウロは一つの無(ein niht)と呼んだ”
― マイスター・エックハルト 「無である神を捉えること」 『ドイツ神秘主義叢書2』 (2006)

165:考える名無しさん
18/06/15 00:14:15.61 0.net
>>164
エックハルトにはラテン語とドイツ語の文献があるが、決定的なのは後者。
この叢書は、西谷啓治、上田閑照らの編集で、巻末に詳しい解説もある。

166:考える名無しさん
18/06/15 00:22:42.08 0.net
シレジウスやエックハルトは、普通に良い読み物

167:考える名無しさん
18/06/15 04:45:09.50 0.net
シレジウスやエックハルトにおける神性の「無」、あるいはベーメにおける無底としての「無」って
「絶対的存在」を表現する否定神学的なレトリックに過ぎず、読むにあたってはいちいち「絶対的存在」と読み替えてよいものなんだろうか

168:考える名無しさん
18/06/15 08:02:06.05 0.net
サウロは地面から起き上がって、目を開けたが、何も見えなかった。人々は彼の手を引いてダマスコに連れて行った。サウロは三日間、目が見えず、食べも飲みもしなかった。
ところで、ダマスコにアナニアという弟子がいた。幻の中で主が、「アナニア」と呼びかけると、アナニアは、「主よ、ここにおります」と言った。 すると、主は言われた。

169:考える名無しさん
18/06/15 08:04:07.03 0.net
「立って、『直線通り』と呼ばれる通りへ行き、ユダの家にいるサウロという名の、タルソス出身の者を訪ねよ。今、彼は祈っている。アナニアという人が入って来て自分の上に手を置き、元どおり目が見えるようにしてくれるのを、幻で見たのだ。」

170:考える名無しさん
18/06/15 08:04:54.15 0.net
しかし、アナニアは答えた。「主よ、わたしは、その人がエルサレムで、あなたの聖なる者たちに対してどんな悪事を働いたか、大勢の人から聞きました。ここでも、御名を呼び求める人をすべて捕らえるため、祭司長たちから権限を受けています。」

171:DJ学術
18/06/15 08:55:18.03 0.net
魔術師サウロね。ま、魔術は結構秘密だけどメジャーになりやすいね。

172:考える名無しさん
18/06/15 12:21:37.93 0.net
エックハルトは発想は面白いけど詭弁的だよな
炭を手においた場合~みたいに

173:考える名無しさん
18/06/15 23:37:24.91 0.net
パウロ=サウロ(ユダヤ名)

174:考える名無しさん
18/06/15 23:45:08.79 0.net
“思惟を超えた一はいかなる思惟によっても思惟されない。
 言葉を超えた善はいかなる言葉によっても語られない。
 それはすべての単一者を一にする単一、
 存在を超えた存在、
 非知的知性、
 語られざるロゴス。
 非言語、非知性、非名称。
 いかなる存在者として在るものでもない。”
― ディオニシオス・アレオパギテース 「神名論」 1:1:7 『キリスト教神秘主義著作集 1』 (1992)

175:考える名無しさん
18/06/15 23:45:34.60 0.net
>>174
もう一人、否定神学として知られる、
5-6世紀シリアの神学者、いわゆる偽ディオニュシオス。

176:考える名無しさん
18/06/16 05:55:45.49 0.net
>>174
>>175

同一人物なんだが

177:考える名無しさん
18/06/16 10:47:30.97 0.net
>>173
同一人物だが

178:考える名無しさん
18/06/16 11:49:33.10 0.net
>>176-177
そういう説明だろ

179:考える名無しさん
18/06/16 11:50:10.45 0.net
エックハルトは「神 Gott」と「神性 Gottheit」を分けた。

180:考える名無しさん
18/06/16 11:50:34.14 0.net
「離脱・放下」攷(二十三)― 唯一性と三位一体性との間
URLリンク(blog.goo.ne.jp)
> エックハルトのいう神性(Gottheit)は、そこから私たちの精神に表象が形成される根底のようなものである。
> それは、在るものについても在らぬものについても同様である。
> それゆえ、この神性は、構造的に、新プラトン主義者たちのいう言表不可能な〈一〉と似ている。
その他、エックハルトと偽ディオニュシウスについてなど

181:考える名無しさん
18/06/16 11:53:19.25 0.net
創世神話や神秘主義、老子などには、最初から前提として無が出てくるが、
エックハルトは、素朴な文章の中に、自ら無を見い出した。

182:考える名無しさん
18/06/16 11:55:42.86 0.net
神の姿形を見ることは出来ないという記述
“いまだかつて、神を見た者はいない。”(ヨハネ 1:18)
“あなたはわたしの顔を見ることはできない。人はわたしを見て、なお生きていることはできないからである。”(出エジプト 33:20)

183:考える名無しさん
18/06/16 11:56:19.01 0.net
神の姿が人を想起させる記述
“神は御自分にかたどって人を創造された。”(創世記 1:27)
“玉座に座っておられる神を礼拝して言った。「アーメン、ハレルヤ。」”(黙示録 19:4)

184:考える名無しさん
18/06/16 13:26:42.61 0.net
>>179
これはアウグスティヌスの主張と反対なんだわな
多分アウグスティヌスの方が合理性がある

185:考える名無しさん
18/06/16 14:03:36.06 0.net
エックハルトは死ぬ前に教会に教えとに反すると指摘されたところは全て破棄して教会に従うと証言している
つまり今現存しているエックハルトの著作はエックハルト自身によって否定された内容

186:考える名無しさん
18/06/16 15:53:30.38 0.net
マイスター、マスターは、フリーメイソンの称号
ヴィルヘルム・マイスターの修行時代
ゲーテも有名なフリーメイソン
マスター・キートン
フリーメイソンの漫画

187:考える名無しさん
18/06/16 17:45:31.73 0.net
>>179
更に、エックハルトの説いた「神性の無」を取り出し、「無底」としたのがベーメ

188:考える名無しさん
18/06/16 17:46:26.32 0.net
ヤコブ・ベーメの無
“自己の自我ー形成と意欲が沈黙するならば、神の形成と意欲が現れるのである。
 なぜなら、没意欲であるものは無と一なるものであり、自然の外にあるが、
 この無底が神そのものであるから。”
― 「神を見る高貴な門」 2:20 『キリストへの道』 (1991)

“自然を離れては神はミステリウムであり、すなわち無のうちにある。
 まことに自然をとり除けばただ無であり、無は、永遠の目、底無しの目であって、
 無のうちに浮かび、無のなかを覗き、まことにこの目は底がないのである。
 そしてこの目が意思であり、すなわち、あらわれ出て無を見出したいと願うあこがれなのである。”
― 「シグナトゥーラ・レールム」 3:2 『キリスト教神秘主義著作集 13』 (1989)

189:考える名無しさん
18/06/16 20:25:57.74 0.net
>>184
>これはアウグスティヌスの主張と反対なんだわな
へえ、それは聞いたことがありませんでした
典拠あります?

190:考える名無しさん
18/06/17 00:25:28.98 0.net
>>185
ガリレオの言っていたことは間違いかい?

191:考える名無しさん
18/06/17 11:58:47.78 0.net
>>189
確か「三位一体論」
手元にないからどこかは正確に指定できないわ

192:考える名無しさん
18/06/17 12:06:31.80 0.net
人間なんかは、(実際の)人間と(普遍的)人間性とは区別して考えられるが、唯一である神に於いてはそのような区別はできず、神性(Deitas)と神であることとは全く同じである、
というのような話だったはず
他にも三位一体論では「本質(essentia)」と「賢明(sapientia)」は神においては全く同じであることを何度か繰り返しているし、神の十二の属性を三つに還元し、更には一つにすることができるとも言ってる。
このようにアウグスティヌスは神は本来的に無区別であることをめっちゃ強調している

193:考える名無しさん
18/06/17 19:56:27.67 0.net
>>186
・フィヒテ 「フリーメイソンリーの哲学」 『フィヒテ全集2』 (1997) p339-421
・中沢新一 『対称性人類学 カイエ・ソバージュ 5』 (2004) p43-45
フリーメイソンに関しても、ちゃんとした哲学的な考察があるから読んでみるといい。
フィヒテは良い大人。
中沢のは図像の象徴解釈。

194:考える名無しさん
18/06/17 19:57:16.14 0.net
ここしばらくの論点
・神はいる/いない
・神は有/無
・神は見える/見えない
・神に姿形はある/ない
・神は可知/不可知
・神を信じる/信じない

195:考える名無しさん
18/06/17 19:57:55.20 0.net
アウグスティヌスは、元々、マニ教的二元論の克服のため回心をしたのだし、
三位一体論理解も様式論的単一神論だった。
エックハルトなどはスコラ神学以降で、アリストテレス主義の影響下にあるもの。

196:考える名無しさん
18/06/17 19:59:18.64 0.net
アリストテレス哲学を構造的に取り入れたのが、
ドミニコ修道会(アルベルトゥス・マグヌス、アクィナス、エックハルト)。
質量は形相による限定を受けなければ単なる可能態にとどまっているが、
神とは質量の全ての可能性が実現して、質量としての影を残さない純粋な形相であると。
このように神を認識するようになった。

197:考える名無しさん
18/06/17 19:59:57.48 0.net
形相と質料
アリストテレスにとって「もの」はエイドス(形相)とヒュレー(質料)から構成される。
エイドスは「もの」の本質、ヒュレーは「もの」という現実である。
〔例:鉛筆〕
・エイドス … 書くもの … 目的、本質
・ヒュレー … 木、黒鉛 … 材料

198:考える名無しさん
18/06/17 20:00:48.57 0.net
プラトンとアリストテレスの違い
「ものの本質」をプラトンはイデア、アリストテレスはエイドスと呼ぶ。
・プラトン … イデア … 現実にない
・アリストテレス … エイドス … 現実にある
プラトンは現象界とイデア界を明確に分けた。
鉛筆も本も物質的な存在はそこにあるが、その本質はイデアという世界にあり、
私たちはイデアが作る幻想を見ているにすぎない。
一方、アリストテレスはエイドスをヒュレーの中にあるものと考えた。
つまりエイドスは現実にある、なにか抽象的なものである。

199:考える名無しさん
18/06/17 20:01:59.70 0.net
(205-270) プロティノス
(354-430) アウグスティヌス
(5-6世紀) 偽ディオニュシオス・アレオパギテース
(11世紀以降) スコラ神学
(1225-1274) トマス・アクィナス
(1260-1328) マイスター・エックハルト
>>162以降の話題は、否定神学(プロティノス以降)から始まって、
キリスト教におけるネオプラトニズム(新プラトン主義的神秘主義)の影響とその後をみていっている。

200:考える名無しさん
18/06/17 20:02:52.60 0.net
アウグスティヌス … 信仰 > 理性
スコラ神学 … 理性 > 信仰
「理解せんがために、われ信ず(credo ut intelligam)」カンタベリーのアンセルムス(1033-1109)

201:考える名無しさん
18/06/17 20:03:49.77 0.net
スコラ神学は、プラトン主義とアリストテレス主義の調和目指した。
その矛盾と破綻に端を発したのが、ルターによる宗教改革。(>>136

202:考える名無しさん
18/06/17 20:04:34.64 0.net
(1451-1506) コロンブス
(1452-1519) レオナルド・ダ・ヴィンチ
(1473-1543) コペルニクス(†)
(1483-1546) ルター †
(1491-1556) イグナチオ・デ・ロヨラ †
(1506-1552) フランシスコ・ザビエル †
(1542-1591) 十字架のヨハネ †
(1547-1616) セルバンテス
(1548-1600) ジョルダーノ・ブルーノ †
(1564-1642) ガリレオ
(1575-1624) ヤーコプ・ベーメ †
(1596-1650) デカルト
(1599-1660) ベラスケス
(1632-1677) スピノザ
(1632-1704) ロック

203:考える名無しさん
18/06/17 20:05:31.65 0.net
>>202
「宗教と科学」という時代に入ってくる。
特に、ベーメやデカルトの時代は、ルターによる宗教改革直後の混乱期。

204:考える名無しさん
18/06/17 20:13:32.11 0.net
セルバンテス『ドン・キホーテ』、ベラスケス『ラス・メニーナス』の自己言及性、
ベーメや特にフィヒテによるフリーメイソン議論(>>193)の再帰性には、
ポストモダンの萌芽が感じられる。
ラス・メニーナス:URLリンク(okdiario.com)

205:考える名無しさん
18/06/17 20:14:17.52 0.net
ベーメのヴィジョン
“神性の本質は無底の深みのありとあらゆるところにあって、輪(ein Rad)か眼のようである。
 始まりがいつも終わりをもっているからである。しかも無底には場所は全く見いだされない。
 無底はそれ自身があらゆる存在者の場所であり、あらゆる物の充満であるが、
 それにもかかわらず無底は何ものにも?まえられたり見られたりしないからである。
 無底はそれ自身においてひとつの眼である。
 預言者エゼキエルは、第一章で、彼の意志の霊を神のなかへ導き入れることによって、
 そのようなもの[無底]をひとつの形体のうちに見た。”
― ヤーコプ・ベーメ 『無底と根底』 「六つの神智学的要点」 19 (1991)

“第三十年の四月五日のことである。
 わたしはケバル川の河畔に住んでいた捕囚の人々の間にいたが、
 そのとき天が開かれ、わたしは神の顕現に接した。[略]
 わたしが生き物を見ていると、四つの顔を持つ生き物の傍らの地に一つの車輪が見えた。
 それらの車輪の有様と構造は、緑柱石のように輝いていて、四つとも同じような姿をしていた。
 その有様と構造は車輪の中にもう一つの車輪があるかのようであった。
 それらが移動するとき、四つの方向のどちらにも進むことができ、移動するとき向きを変えることはなかった。”
― 旧約 「エゼキエル書」 1:1-17

エゼキエルの車輪
URLリンク(www.ritmanlibrary.com)
その他ベーメのヴィジョン
URLリンク(www.esoteric.msu.edu)
URLリンク(livedoor.blogimg.jp)
URLリンク(werke.jacob-boehme.org)
URLリンク(werke.jacob-boehme.org)

206:考える名無しさん
18/06/17 20:14:56.90 0.net
ベーメは「神は無であり一切である」とした。
神自身をも発現させる、神の最奥にまで遡源すると、
そこでは、いかなるものでもないことによって、一切を生成させる
「無即有」、「有即無」の根源的事態につきあたる。

207:考える名無しさん
18/06/17 20:15:33.71 0.net
>>187
ベーメの「無底、無根底 Ungrund」を哲学の中心に据えたのがドイツ観念論。
シェリング、ヘーゲルからその影響はハイデガーにまで及ぶ。
ヘーゲルは『論理の学』の存在論において、
「存在」と「無」は同じであり、これらが同一性と差異性を孕みながら合わさる運動を「生成」と呼んだ。

208:考える名無しさん
18/06/17 20:16:07.04 0.net
Grund=底、根拠

209:考える名無しさん
18/06/17 20:16:44.93 0.net
“神とは(…)あらゆる根底に先立って、あらゆる現実在するものに先立って、
 したがってそもそもあらゆる二元性に先立って、自らの本質である「根源実在」なのである。
 シェリングはそれを「現根底(Urgrund)あるいはむしろ無根底(Ungrund)」と名付けている。
 すなわち、それに関してはいかなる差異も、また有[存在]の組目も、
 もともと適当な述語として述べられることのできない「絶対的無差別」のことである。”
― ハイデガー全集42 『シェリング『人間的自由の本質について』』 第18節

210:考える名無しさん
18/06/17 20:17:41.15 0.net
無根底は二元論を、その下方への超越において克服する。
ドイツ観念論は、有と無の宇宙を反転させた。

211:考える名無しさん
18/06/17 20:19:30.74 0.net
最新の哲学からは、
メイヤスーの『有限性の後で:偶然性の必然性についての試論』(2016)が、デカルトとシェリングの邂逅。
同じく、シェリングの原始偶然に触発された九鬼周造は、
「偶然性は/(1)有が無に根ざしている状態/(2)無が有を浸している形象/(3)無に近い存在」などとしている(『偶然性の問題』(1935))。

212:考える名無しさん
18/06/17 20:21:07.78 0.net
井筒のカバラとセフィロト(参考:『意識と本質』 10章)
(1)「ケテル Kether」
意味は「王冠」。存在流出の究極的始源。
『旧約』(出エジプト記 3:14)の神言「在りて在るもの」に当たる純粋「有」の絶対的「一」。
仏教では「空」すなわち「真空妙有」の「妙有」的側面に当たり、一切の「多」を無文節的に内蔵する。
(2)「ホクマー Hokmah」
「叡智」。仏教でいう「般若」だが、カッバーラーではこれを神の意識とする。
神が自らを観想するところに現成する知で、絶対無文節的覚知。
イマージュとしては、際涯ない空間の拡がりの中に、独り燦然と輝く巨大な太陽。
この太陽から不断に発生する光線の一つ一つが、もっと下の存在段階で結晶して経験的事物の「元型」となる。
(3)「ビーナー Binah」
「分別知」。神が自らをそこに映して、自らの内面をあるがままに眺める鏡に例えられる。
神は自らの一者性の内に潜む多者を見る。
あたかもプリズムを通った光のように、「神の顔」は無数に分かれ、ここに最初の存在文節が起こる。
密教でいう「種子(ビージャ)」。
(4)「ヘセド Hesed」
「慈悲」。神の創造性の肯定的側面を表し、全てのものに存在を与える。



(10)「マルクート Malkut」
「王国」。先行するすべての「セフィーロート」のエネルギーが一つになってここに流れ込んでくる。
神的実在の世界は「元型」構造的にここで終端に達し、その下には被造界が展開する。
セフィロトの樹:URLリンク(blog-imgs-76.fc2.com)

213:考える名無しさん
18/06/18 00:11:07.38 0.net
田川の新訳をみていってるが、確かに参照せざるを得ない。
本文訳40ページに対して、註解800ページ。
註解の中では、既存の「A訳のここはダメ」、「B訳のあそこはけしからん」などといいながら、
全ての訳出の意図を解説している。
これ程の註解は見たことがない。

214:考える名無しさん
18/06/18 00:12:58.37 0.net
本文訳だけを集めて一冊にするという話もあるが、
この人のは註解を読むものだろう。

215:考える名無しさん
18/06/18 00:15:21.41 0.net
古代ギリシャ語について
「自分の語学力が辛うじて及第点に到達したかな、
 と思えるようになったのは、六十歳代も半ばになってから」
とか、
「今日新約聖書のギリシャ語の最高級の学術的辞書だと評価されている
 バウアーの辞書のその語の項目をみると、バウアーがつけている訳語の用例として
 同時代の碑文、パピルス、著作等々のさまざまな個所が言及されている。(略)
 しかしそれを見て、どうもこれはおかしいんじゃないか、とぴんときた。」
という具合。

田川『新約聖書 訳と註 第3巻』の中で、
・「全体への序文」
・「解説」で最新のテクストクリティーク事情
が読める。

216:考える名無しさん
18/06/18 00:17:11.61 0.net
(1)『書物としての新約聖書』 田川建三 (1997)
(2)『はじめて読む聖書』 田川建三 (2014)
1.独立した本として、田川による新約のテクストクリティーク(正文批判)について読めるものはこれ。
2.「神を信じないクリスチャン」の背景はこちら。

217:考える名無しさん
18/06/18 00:17:45.69 0.net
プロテスタントとカトリックとの共同訳によるものでも、護教的な解釈がみられる、というスタンス。

218:考える名無しさん
18/06/19 22:15:41.96 0.net
>>161
「苦よもぎ」については、スイスとフランスの酒造法の違いの話とか
>>213
マルクス『資本論』邦訳へのダメ出しまで
>>216
> 神を信じない
というのは不可知論的なニュアンス

219:考える名無しさん
18/06/19 22:18:06.80 0.net
>>105-110
白水社
『現代キリスト教思想叢書 1 シュライエルマッハー、リッチュル』
『現代キリスト教思想叢書 2 トレルチ、ケーラー、ヘルマン』
『現代キリスト教思想叢書 3 ニューマン、チェスタトン、エリオット』
『現代キリスト教思想叢書 4 ウェスレー、フォーサイス』
『現代キリスト教思想叢書 5 ヘーゲル、キルケゴール』
『現代キリスト教思想叢書 6 ヴェーユ、ボンヘッファー』
『現代キリスト教思想叢書 7 ベルジャーエフ、マルセル』
『現代キリスト教思想叢書 8 ティリッヒ、ニーバー』
『現代キリスト教思想叢書 9 バルト、ゴルヴィッツァー』
『現代キリスト教思想叢書 10 ブルンナー、ゴーガルテン』
『現代キリスト教思想叢書 12 エリュル、ムニエ』
『現代キリスト教思想叢書 13 ラーナー、グァルディーニ』
『現代キリスト教思想叢書 14 オット、パンネンベルク』

220:考える名無しさん
18/06/19 22:21:15.16 0.net
『福音と世界 2018年7月号 特集=クィア神学とは何か』
「クィア」な知の営み ―周縁から規範を徹底的に問い直す … 佐々木裕子
クィア神学の定義をめぐる諸問題 … 朝香知己
「イエスとクィア」から「クィアなイエス」へ ―クィア理論を用いた聖書解釈の新たな地平 … 小林昭博
教会をめぐるクィアな可能性 ―〈怒り〉の回復とその共同性に向けて … 堀江有里
これからの「せい」の話をしよう ―生なる、性なる、聖なるかな … 川江友二
          *
現代に生きる主の弟子のあり方を問う ―WCCアルーシャ世界宣教伝道会議報告 … 村瀬義史
          *
【連載】
地のいと低きところにホサナ7 ―福祉と施し、そしてルースの受難 … ブレイディみかこ
福音の地下水脈(アンダーグラウンド)9 … IKAZUGOKE(前編)
聖書とわたし28 責任、そして「隣人になる」こと … 國分功一郎
みことば散歩19 素顔の君でいて … 望月麻生
野に咲く民衆の神学―別所梅之助を読む4 ―儒教・うるおい・神の裁き … 森 宣雄
現代神学の冒険―新しい海図を求めて22 ―生命の神学3―環境倫理と動物倫理 … 芦名定道
レヴィナスの時間論 『時間と他者』を読む40 … 内田 樹
佐藤優のことばの履歴書52 10年を経て … 佐藤 優
詩篇の思想と信仰155 詩篇149篇 … 月本昭男
新約釈義29 第一テモテ書(5:17-25) … 辻 学
表紙画について … 八木美穂子 

221:考える名無しさん
18/06/19 23:12:15.18 0.net
“神が聖書のなかに、そして聖書を通して語ったことを見出し、
 それをわれわれ自身の時代の概念で包むことが神学のつとめである。”
― A.E.マクグラス 『ポスト・モダン世界のキリスト教 ―21世紀における福音の役割』 (2004)

222:考える名無しさん
18/06/20 23:14:11.33 0.net
>>221
結局、キリスト教が古い教えでありながら、
常に時代の最先端の問題に対応していっているのは、こういう言葉が示すところだろう。
以下は、聖書の該当する箇所。

223:考える名無しさん
18/06/20 23:15:23.67 0.net
“わたしたちが語るのは、隠されていた、神秘としての神の知恵”(2:7)
“目が見もせず、耳が聞きもせず、/人の心に思い浮かびもしなかったことを、/神は御自分を愛する者たちに準備された”(2:9)
― 「コリントの信徒への手紙1」

224:考える名無しさん
18/06/20 23:16:50.15 0.net
>>223
2:9は、「神のメッセージ」が、人智を超えたものであることを示し、
しばしば、宇宙からのシグナルにも例えられる箇所。
2:7では、このように人間にとって「未知なるもの」を、「神秘」という言葉によって内蔵し、
尽きることのない求心力になっている。

225:考える名無しさん
18/06/20 23:17:43.91 0.net
“神はこの恵みをわたしたちの上にあふれさせ、すべての知恵と理解とを与えて、
 秘められた計画をわたしたちに知らせてくださいました。”
― 「エフェソの信徒への手紙」 1:8-9

226:考える名無しさん
18/06/20 23:18:34.80 0.net
>>225
「神のメッセージ」=「秘められた計画」を解き明かしていくのが科学だろう。

227:考える名無しさん
18/06/20 23:19:28.03 0.net
“天は神の栄光を物語り/大空は御手の業を示す。
 昼は昼に語り伝え/夜は夜に知識を送る。
 話すことも、語ることもなく/声は聞こえなくても
 その響きは全地に/その言葉は世界の果てに向かう。”
― 「詩編」 19:2-5

228:考える名無しさん
18/06/20 23:20:07.85 0.net
>>227
そして、その教えは、世界中に伝えられる。

229:考える名無しさん
18/06/20 23:45:58.37 0.net
夕焼けニャンニャン

230:考える名無しさん
18/06/21 10:15:37.60 0.net
なんで自分で書いて自己レスしてんの?

231:考える名無しさん
18/06/22 00:26:48.58 0.net
>>202
十字架のヨハネ「無の博士」
“無、無、無、無、無、無、山中においても無”
 (nada, nada, nada, nada, nada, nada, y aún en el monte nada)
― 『十字架のヨハネ研究』 鶴岡賀雄 (2000) 1部序論 p20

カルメル山図(「完徳の山 Monte de perfección」)
URLリンク(www.mercaba.org)
URLリンク(upload.wikimedia.org)
URLリンク(cloud10.todocoleccion.online)
URLリンク(cdn-images-1.medium.com)
図には、「カルメル山」の頂上を指して三つの登攀(はん)路が示されている。
・右の道は「地上の不完全さによる霊的道」
・左の道は「天上の不完全さによる霊的道」
・真ん中の道には「無、無、無、、、、、」
登攀の先に、神との一致を目指す。

232:考える名無しさん
18/06/22 00:34:48.78 0.net
>>132>>149
(7)『新約聖書 訳と註 第七巻 ヨハネの黙示録』 田川建三 (2017)
新約研究の第一人者。本文訳40ページに対して、註解808ページ
付論
 ・オリーヴ油と葡萄酒、ローマ帝国の保護主義的経済政策。レナック説について (6:6)
 ・熱心派の籠城? (11:1-2)
 ・神は王? 政治の言語と宗教の言語 (11:15)
 ・新約における非人称的三人称複数について (13:16)
 ・ローマ帝国の貨幣経済、黙示録とマルクス (13:17)
 ・皇帝礼拝という歴史的幽霊 (13:17)
 ・再生のネロの伝説 (17:11)

233:考える名無しさん
18/06/24 17:43:12.26 0.net
ギリシア哲学のロゴスとキリスト教のロゴス
ロゴスとヘブライ語のダーバール
URLリンク(thomas-aquinas.cocolog-nifty.com)

234:考える名無しさん
18/06/24 17:43:54.65 0.net
“神は言われた。「光あれ。」こうして、光があった。”
― 旧約 「創世記」 1:3

235:考える名無しさん
18/06/24 17:44:42.67 0.net
“初めに言(ことば=ロゴス)があった。言は神と共にあった。言は神であった。”
― 新約 「ヨハネによる福音書」 1:1-2

“ハジマリニ カシコイモノゴザル。
 コノカシコイモノ ゴクラクトモニゴザル。
 コノカシコイモノワゴクラク。”
― 最古の日本語聖書、ギュツラフ訳 「ヨハネによる福音書」 1:1-2

カール・ギュツラフ(Karl Gutzlaff)は、マカオで漢訳『神天聖書』を参照しながら
日本人漂流民3人の協力を得て『約翰(ヨハネ)福音之伝』(1837年)を訳し、
シンガポールで出版した。

236:考える名無しさん
18/06/24 17:45:44.88 0.net
>>234-235
聖書にある2種類の「言葉」
・ヘブライ語の「ダーバール(רבד dabar)」(創世記 15:1)
・ギリシャ語の「ロゴス(λόγος logos)」(ヨハネ 1:1)
ダーバールは、動的で、働きかける特質があるのに対して、
ロゴスは、静的で、存在していることを特質とする。
特にダーバールは、創世記冒頭や言霊のような存在喚起力をイメージするといい。
(参考:>>141

237:考える名無しさん
18/06/24 17:46:38.60 0.net
ヘブライ的「言葉」ダーバール
・前へと駆り立てる → 話す → 「言葉」 → 行為的

ギリシャ的「言葉」ロゴス
・集める、秩序 → 話す、計算する、思惟する → 「言葉」 → 理性的

238:考える名無しさん
18/06/24 17:47:37.83 0.net
ロゴスを万物の根本としたのは新約だけではない。
「パンタ・レイ(万物流転)」で知られるヘラクレイトスなども例に挙げられる。

239:考える名無しさん
18/06/24 17:48:25.12 0.net
ヘラクレイトス
・「理(ことわり=ロゴス)に聞いて、万物が一であることを認めるのが知」(断片50)
・「理(ことわり=ロゴス)―全体を司るもの」(断片72)
万物が流転する中に、一切を統合する理法としてロゴスを重視するものだが、
ヘラクレイトスはエペソス(トルコ西部の小アジア)出身であり、
その哲学は、非ギリシャ的であることがしばしば指摘される。

240:考える名無しさん
18/06/24 17:49:43.39 0.net
キリスト教の中心にあるロゴスとは、
存在エネルギーであり、一にして一切である神的次元の言語。
ロゴスの先にダーバールがある。

241:考える名無しさん
18/06/24 17:50:51.44 0.net
『ソシュールで読む聖書物語』 高尾利数 (1993)
聖書に、ランガージュ(言語活動)の神話的表出を読む

242:考える名無しさん
18/06/24 17:53:14.87 0.net
“五大にみな響きあり。(地・水・火・風・空の五大からなる森羅万象が声として響き)
 十界に言語を具す。(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天・声聞・緑覚・菩薩・仏の十界すべてが言語を具え)
 六塵ことごとく文字なり。(色・声・香・味・触・法の六塵といった知覚世界の諸差異が文字を生じ)
 法身はこれ実相なり。”(宇宙の本源たる大日如来は、この世界のあるがままの姿に他ならない)
― 空海 「声字実相義」

宇宙の姿は、大日如来の言語活動(ランガージュ)そのものであると

243:考える名無しさん
18/06/24 19:09:58.28 0.net
エックハルトやベーメみたいなキリスト教思想界から見れば木っ端みたいな連中をありがたるのは日本人の一部だけ

244:考える名無しさん
18/06/24 22:16:20.88 0.net
>>243
では、今、誰もしくはどんなことに注目すべきだと?

245:考える名無しさん
18/06/25 21:02:44.88 0.net
>>242
こんな空海がどうだのキリスト教思想と何も関係ない
まさに上っ面の上っ面

246:考える名無しさん
18/06/25 21:22:40.03 0.net
>>245
では、今、誰もしくはどんなことに注目すべきだと?

247:考える名無しさん
18/06/25 22:52:48.52 0.net
>>243
>>141のボーマンは、
キリスト教会は、ユダヤ人であったキリストをギリシャ人として表現してきた。
だから、(考え抜いたのなら)日本人はキリストを日本人として表現していい、とまで言っている。
それは、キリスト像が民族を越え、全人類に属すという考えにある。

248:考える名無しさん
18/06/25 22:55:14.77 0.net
>>243
今、注目されている哲学者
・仏のカンタン・メイヤスー
・独のマルクス・ガブリエル
こういう人たちが、シェリングからの影響を挙げているが、
キリスト教との関連として、どのように説明する?

249:考える名無しさん
18/06/25 23:33:14.12 0.net
>>245
> 上っ面の上っ面
ランガージュといっているのは、言語の深層次元や深層テクストの話。
上の方↑でも、ポスト解釈学時代のキリスト教という話をしてきている。

250:考える名無しさん
18/06/25 23:34:15.42 0.net
「キリスト教と自然過程」という話は、ダン・ブラウンのテーマにもなった。

251:考える名無しさん
18/06/25 23:34:56.71 0.net
“どんなものも新たに生み出すことはできない、それはもとから自然に記されているのだから。
 独創性(オリジナリティ)は起源(オリジン)への回帰によって成り立つ。《アントニ・ガウディ》”
“それこそが、自分にとってこのサグラダ・ファミリアが大きな意味を持つ理由のひとつなのです。
 未来の聖堂…自然と直接つながる聖堂のように思えましてね”
― ダン・ブラウン 『オリジン』 (2018)

252:考える名無しさん
18/06/28 09:59:03.27 0.net
引用タコは引っ込んでろ

253:考える名無しさん
18/06/28 17:32:59.08 0.net
美魔女009
スレリンク(lovesaloon板)

254:考える名無しさん
18/06/29 05:26:32.36 0.net
>>鹿取信二


>学問的にイエス・キリストの存在が証明されないのなら、イエス・キリストは架空の人物で間違いないね。 この発想そのものが不勉強な証拠です。
何度も言っているように、そんな基準が成り立つなら、お釈迦様やソクラテスなども、架空の人物になってしまいます。 認識論を考えましょう。
>聖書って聖典じゃないの誤りがあっては困るでしょ。 「誤り」って言葉を単純に、一元的に理解しているから、そういった見解になるんです。 時間的前後関係、地理的な記述、細かな筋立て、などには、人によっては「誤り」だという部分はあります。
現代人が要求するような正確さを、昔の人は考えないからです。それを「異同」なのだと理解する人もいますが、「誤り」は「誤り」として、ではなぜそうなっているのかを考えながら
研究するという人もいます。 それでも「聖典」「正典」として、機能するんですよ。 あなたが知らないだけです。

255:考える名無しさん
18/06/29 05:28:54.78 0.net
>>鹿取信二

>>これらの大学では、聖書の逐語霊感論(or 聖書無誤説)に立っていませんから、そうなります。 そんなに驚いているのを見ると、聖書学の本を何も読んだことがないんですね。
だったら、『聖書解釈の歴史』(日本基督教団出版局、同様のが三種類あります。よかったら全部)を読んでみてください。 聖書は人間の原語で、特定の文化の下で書かれているので、その意味で制限があります。
また、古代の人と近代以降の人とでは、文章を書く上で、その精神性に大きな違いがある。このことをあなたのような人が「誤りや矛盾」があると騒ぎ立てているわけですね。
なので、そういうことを「誤りや矛盾」と言っていいのだとすれば、それを知ったうえで、聖書の啓示としての神の言葉の部分を読み取っていこうというのが、多数派の聖書学の立場なわけです。
あなたは、おそらく現代の聖書学の本を一冊も読んだことがないようなので(無神論者なのでしょうがないいけど)、「爆弾発言」だなんて、無知ぶりをひけらかしているのではなく、図書館
にでも行って専門書を見てみてくれませんかね。
そうすれば、信じようと信じまいと、何が常識的なことなのかがわかると思いますから。 すべての人に開かれていることです。

256:考える名無しさん
18/06/29 07:04:23.29 0.net
>>鹿取信二
>>「キリスト教の聖書なんて、オカルト雑誌と同じ」と言うけど、じゃ、どうして東大や京大などの
国立大学で聖書が教えられているのかな。ハーバード大学の聖書学は有名だよね。
「聖書は過去の聖職者たちが自分たちに都合がいいように改竄したものが多数出回ってしまっているので内容を検証するのはタブー扱い」というのは、真っ赤なウソです。
新約聖書で言えば、1世紀の写本の断片から始まって、さまざまな古代の写本が研究され、分析され、現代の底本が出来ています。
いつ頃、誰が、自分に都合のいいように「改ざん」したというのでしょうか。「タブー扱い」って(笑)、聖書学に関する無知にもほどがある。
というか、どこでこんなガセネタ仕入れたのか、ぜひとも教えてください。 (まさか『ダ・ヴィンチ・コード』だなんて言わないでね)
「改竄が発覚するのを恐れているからこそ現存する最も古い聖書である死海文書の大部分が現在でも非公開」。
これも大間違い。死海写本は、8年前すべて公開されています。 URLリンク(japanese.engadget.com) 実物は以下。 URLリンク(dss.collections.imj.org.il) どうして一から十まで間違うことができるのか不思議だよ。 
すべての人にオープンになっている情報でさえ、まっとうに理解できない人が何言っても
説得力がないね。残念だけど。
でもさ、あなたが指摘したミトラ教の件は、どうしたの? アホなキリスト教徒に「破折」されたってことでいいわけね?

257:考える名無しさん
18/06/29 07:50:19.69 0.net
>>鹿取信二
>>聖書に、文字通りに読む箇所と、比喩や象徴で書かれている箇所が混在していても、まったく、不思議では
ありません。
聖書に限らずとも、普通でしょ? こういうことに、一貫性など求めてはいけません。
「平和」の意味ついても、文脈で判断するのは、解釈の常識です。単語が全部、一義的にしか使われないなんて、ありえない。
辞書を開いてみれば、わかりますよ(英和でも古語辞典でも)。 「黙示録」についても、全巻あつかった説教集も出ています。
「取り上げない」なんてことはありませんね。
ただ、難解なので敬遠されることはありますが。「レビ記」「オバデヤ書」「フィレモンへの手紙」なども、ありがたいが、積極的に取り
上げていません。説教をどの書からするかって、決まっているんでしょうか。
牧師さん次第でいいんじゃないの?(カトリックは朗読箇所が決まっていて、黙示録もわずかですが読まれます)

258:考える名無しさん
18/06/29 08:01:04.80 0.net
>>鹿取信二
>>そういう説明は知っているよ。 ただあなたが、いや、ONE PIECE Luffy氏が「存在しない」、と言っていたので、挙げたんですよ。 (だったら、最初から「信じるに足りる文献はない」とか
言えば?って話です) タキトゥスは挙げなかったけど。 また、『古代誌』の中でも、あなたが挙げた箇所を私は、証拠としていないので、誤解なきよう。
(後代の書き込みが指摘される部分と、そうでない部分がある) でも、イエス・キリストの存在を証明することは同時代の文献がないから、実在しないというのから、前にも書いたように、ソクラテスも、プラトンも、ブッダも、存在した証明ができないなります。
これは、古代の人、すべてに起こり得る現象です。 はっきり言って、どうでもよいこと。単なる懐疑主義に浸るつもりはないので。

259:考える名無しさん
18/06/29 08:13:13.41 0.net
>>鹿取信二
>>そういう説明は知っているよ。 ただあなたが、いや、ONE PIECE Luffy氏が「存在しない」、と言っていたので、挙げたんですよ。 (だったら、最初から「信じるに足りる文献はない」とか
言えば?って話です) タキトゥスは挙げなかったけど。 また、『古代誌』の中でも、あなたが挙げた箇所を私は、証拠としていないので、誤解なきよう。
(後代の書き込みが指摘される部分と、そうでない部分がある) でも、イエス・キリストの存在を証明することは同時代の文献がないから、実在しないというのから、前にも書いたように、ソクラテスも、プラトンも、ブッダも、存在した証明ができないなります。
これは、古代の人、すべてに起こり得る現象です。 はっきり言って、どうでもよいこと。単なる懐疑主義に浸るつもりはないので。


URLリンク(youtu.be)

260:考える名無しさん
18/06/29 09:18:45.15 0.net
>>鹿取信二
>>別アカウントですか。 発見されたピース自体は、復元されています。手に入れることのできた断片を再現できたということです。
欠落したり、判読不可能な部分は、それがわかるように示されています。 誰も、純粋に欠落なしで、原本が回復されたなんて言っていません(死海写本について、完全に1片の欠損もないなんて、そんな議論はありません)。
そもそも私は、コメント欄から逃げてしまったONE PIECE Luffyさんが、
「死海文書は公開されていない」と批判してきたので、すでに公開されていることを教えて差し上げたまでです。

261:考える名無しさん
18/06/29 17:00:15.20 0.net
引用ゴミが狂った

262:考える名無しさん
18/06/30 14:43:33.56 0.net
あるキリスト教徒がユダヤ人カバリストの下に行き、カバラを教えてほしいとお願いした。
ユダヤ人カバリストは「あなたたちにはベーメがあるではないか」と言って断った。
 ↑
これの意味するところは、某国人が「ドラえもん」を見ようとしたら、日本人に「おまえたちにはトンチャモンがあるじゃねーかw」と答えたようなもん
ユダヤ人カバリストの言うところは「おまえたちにはパクリ思想のベーメで十分だろw」ということ。

263:考える名無しさん
18/07/02 13:22:50.35 0.net
イエスは、コヘレトにあるような仏教的思想だったのではないか。
URLリンク(www.geocities.jp)
神を完全に知る事を「悟り」
キリスト教の言う天国というのは仏教の言う「涅槃」に近い概念。
死後の世界観
生きている間、愛に生き、死ぬ瞬間にも愛の内にいた者は、
神と結ばれ、永遠に愛の内に留まります。
これが天国の正体です。
教皇ベネディクトXVI世の回勅『希望による救い』より~
天国、地獄などという場所があり、そこに至ったり、
落ちたりするものではないと考えるのが主流です。
人は死ぬと霊魂は物理学的な宇宙を去ります。
相対性物理学によると宇宙は「時空」と呼ばれ、
空間(場所)と時間(過去と未来)が合わさった存在ですので、
死後の霊魂の世界には場所の概念も時間の概念もありません。
「ここ」も「あそこ」もなく、「過去」も「未来」もありません。
それがどのような世界なのか…宇宙に閉じ込められた我々の創造を絶していますが、
現代宇宙論でも146億年前に宇宙が生まれる前はそのような状態だったと言っています
そのような状態こそ聖書で言う「永遠」だと言われます。
聖書には確かに「信じない者はどうかなる」ような書き方があります。
でもその「信じない」は「愛と救いの力を信じない」という意味であって、
キリスト教という宗教を信じないという意味ではないのです。
キリスト教と仏教というのは親和性のあるもので
イエスの言葉の多くが釈尊の教えに近い。
カトリックは元々のイエスの教えに立ち戻ったのです。

264:考える名無しさん
18/07/02 13:30:18.24 0.net
イエスは、コヘレトにあるような仏教的思想だったのではないか。
URLリンク(www.geocities.jp)
神を完全に知る事を「悟り」
キリスト教の言う天国というのは仏教の言う「涅槃」に近い概念。
死後の世界観
生きている間、愛に生き、死ぬ瞬間にも愛の内にいた者は、
神と結ばれ、永遠に愛の内に留まります。
これが天国の正体です。
教皇ベネディクトXVI世の回勅『希望による救い』より~
天国、地獄などという場所があり、そこに至ったり、
落ちたりするものではないと考えるのが主流です。
人は死ぬと霊魂は物理学的な宇宙を去ります。
相対性物理学によると宇宙は「時空」と呼ばれ、
空間(場所)と時間(過去と未来)が合わさった存在ですので、
死後の霊魂の世界には場所の概念も時間の概念もありません。
「ここ」も「あそこ」もなく、「過去」も「未来」もありません。
それがどのような世界なのか…宇宙に閉じ込められた我々の創造を絶していますが、
現代宇宙論でも146億年前に宇宙が生まれる前はそのような状態だったと言っています
そのような状態こそ聖書で言う「永遠」だと言われます。
聖書には確かに「信じない者はどうかなる」ような書き方があります。
でもその「信じない」は「愛と救いの力を信じない」という意味であって、
キリスト教という宗教を信じないという意味ではないのです。
キリスト教と仏教というのは親和性のあるもので
イエスの言葉の多くが釈尊の教えに近い。
カトリックは元々のイエスの教えに立ち戻ったのです。

265:考える名無しさん
18/07/02 15:10:57.32 0.net
URLリンク(www.geocities.jp)
>上村氏「先ほど説明した黙示思想の二元論が出てきた時代。コヘレトはこの二元論を全否定し、死後の世界への期待を切り捨てた。
>ユダヤ教の根本を否定した。歴史は反復するのであり、終末というのも存在しないと。コヘレトの有名な言葉に『空の空』というものがある」
>岩上氏「ほぼ仏教ですね」
この岩上って誰だか分からんけど、どこが「ほぼ仏教」なわけ?.
仏教なんて死後の世界バリバリに期待しまくる宗教だし、仏教に特別な歴史観はない
何もわからんないから適当に仏教言って話についていってるふりしてるだけだろう
つまる↑レスの
>コヘレトにあるような仏教的思想だったのではないか
もこの岩上とかいう人物と同じ程度の認識が長レスしてるって証拠

266:考える名無しさん
18/07/03 01:09:04.47 0.net
それはそのとおりだけど、言わずもがなの話だわな
岩上安身が人文的・思想的教養に乏しいのは今に始まったことではない
その長文レスも岩上のコメントもまともに読むに値しないのは自明

267:考える名無しさん
18/07/03 09:36:11.07 0.net
初期仏教に死後の世界に期待しまくる概念なんぞないだろう
釈迦は生まれ変わるとか死んだらどうなるって問題は人生にとってはどうだって良いことであると退けている

268:学術
18/07/03 17:09:17.94 0.net
霊は最強系の保険もあるけど にぎみたま と言われる魂には変幻自在の
欠けがあるでしょう。月を詠んでも面白い。
たましいは みたまにのこる みぎわのさ れいのはいめい いわずともがな

269:学術
18/07/03 17:17:59.47 0.net
つきのしらべに こえをかたぶく

270:学術
18/07/03 17:20:53.60 0.net
なごりのおほき いくさのあとくさ

271:考える名無しさん
18/07/03 18:25:23.53 0.net
つまんないから学術とかいうやつは書き込まなくていいよ

272:学術
18/07/03 19:06:16.40 0.net
女性のつまんない世界を面白くする努力はしてきたつもりだけど。
面白い世界を奪われたことについて、また面白くするということでもないのであろう。

273:学術
18/07/03 19:08:11.60 0.net
重記録。

274:考える名無しさん
18/07/03 22:17:31.36 0.net
ブッダは、認識の届かない死後の世界に関して「ある」とか「ない」とか
断定する立場を「愚か」であると批判しました。
一つは「人は死んでも永遠に生きる」という考え方
もう一つは「人は死んだら無と帰す」という考え方。
仏教は前者を「常見」と呼び、後者を「断見」と呼んで、その両方を批判して、
仏教の無我・縁起の立場を「中道」と呼びました。常見も断見も
「死後における自分の運命がどうなるかを心配する」点において同類の思想です。
マールンキャプッタよ、人間は死後も存在するという考え方があって
はじめて人は修行生活が可能である、ということはない。また人間は死後
存在しないという考え方があってはじめて人は修行生活が可能である、
ということもない。マールンキャプッタよ、人間は死後も存在するという考え方が
あろうと、人間は死後存在しないという考え方があろうと、まさに、生老病死はあり、
悲嘆苦憂悩はある。現実にそれらを征服することをわたしは教えるのである。
(「毒矢のたとえ」、長尾雅人編集『バラモン教典・原始仏典』
中公バックス、P473〜P478)

275:考える名無しさん
18/07/03 22:55:20.38 0.net
スッタニパータ 第三 大いなる章
10、 コーカーリヤ
「たとえば、コ―サラ国の桝目ではかって二十カーリカのごまの積荷(一車輛分)があって、それを取り出すとしよう、ついで一人の人が百年を過ぎるごとに胡麻を一粒ずつとりだすとしよう。
その方法によって、コ―サラ国の桝目ではかって二十カーリカの胡麻の積荷(一車輛分)が速やかに尽きたとしても、一つのアブッダ地獄はまだ尽きるに至らない。
二十のアッブダ地獄は一つのニラッブダ地獄〔の時期〕に等しい。二十のニラッブダ地獄は一つのアババ地獄〔の時期〕に等しい。二十のアババ地獄は一つのアハハ地獄〔の時期〕等しい。
二十のアハハ地獄は一つのアタタ地獄〔の時期〕に等しい。二十のアタタ地獄は一つの黄連地獄〔の時期〕に等しい。二十の黄連地獄は一つの白睡蓮地獄〔の時期〕に等しい。
二十の白睡蓮地獄は一つの青連地獄〔の時期〕に等しい。二十の青連地獄は一つの白連地獄〔の時期〕に等しい。二十の青連地獄は一つの白連地獄〔の時期〕に等しい。
二十の白連地獄は一つの紅蓮地獄〔の時期〕に等しい。ところで修行僧コーカーリヤは、サーリプッタおよびモッガラーナに対して敵意をいだいていたので、紅蓮地獄に生まれたのである。」
「悪口を言いまた悪意を起こして聖者をそしる者は、十万と三十六のニラッブダの〔巨大な年数のあいだ〕また五つのアッブダの〔巨大な年数のあいだ〕地獄に赴く。 
うそを言う人は地獄に堕ちる。また実際にしておきながら「わたしはしませんでした」と言う人もまた同じ。両者ともに行為の卑劣な人々であり、死後にはあの世で同じような運命を受ける(地獄に堕ちる)」
これがブッダの真説です。

276:考える名無しさん
18/07/04 13:00:39.82 0.net
どっちやねん

277:考える名無しさん
18/07/04 22:51:23.94 0.net
>>263-264
ニヒリズム(虚無主義)に寄り過ぎかな

278:考える名無しさん
18/07/04 22:52:18.58 0.net
上村の本も読んでいるが

279:考える名無しさん
18/07/04 22:55:15.35 0.net
“禅の方法をクリスチャンに説明するために聖書の言葉を借りるとしたら、
 『詩編』四十六篇の有名な一節がふさわしいでしょう。
 「静まりなさい。そして、私が神であることを知りなさい」。[略]
 聖書学者によれば、ヘブライ語で「知る」を意味するyadahという言葉には、
 「体験する」という意味もあるそうです。
 したがって、聖書でも「静寂、沈黙を守れば、神を体験するようになるだろう」と語られていることになります。”
― イレーヌ・マキネス 『禅入門 カトリック修道女の歩んだ道』 (2009) 1章

280:考える名無しさん
18/07/04 22:58:45.94 0.net
>>279
こちらも、禅とカトリックと旧約の比較になるが、随分と印象が違う。
他には、エックハルト、十字架のヨハネ、ヨハネス・タウラーなどが引き合いに出される。

281:考える名無しさん
18/07/14 16:55:00.98 0.net
『テオーシス 東方・西方教会における人間神化思想の伝統』 田島照久、阿部善彦 編 (2018/2/8)
東方キリスト教における神化思想
第1章  プラトン主義と神化思想の萌芽─東方教父思想における「神に似ること」概念の編y王
第2章  ニュッサのグレゴリウスにおける神化思想─人間本性の開化・成就と神化への道
第3章  証聖者マクシモスにおける神化思想─神化の道行の動的かつ全一的かたち
第4章  デュオニュシオスの神化思想─ヒエラルキアと不知の暗黒
第5章  ディオニュシオス『神秘神学』におけるヒュムネイン(讃えること)─「彼方」の招きと拒絶
第6章  パラマスにおける神化思想─東方的伝統と独創
女性神秘思想における神化思想
第7章  ハーデウィヒの神化思想
第8章  マルグリット・ポレートの神化思想─源流と波紋、火と水の比喩を中心に
ドイツ・ドミニコ会学派における神化思想
第9章  フライベルクのディートリヒの神化思想─「神の像」としての人間知性の観点から
第10章  モースブルクのベルトルトにおける神化思想─神的人間論の観点から
エックハルトにおける神化思想
第11章  エックハルトの「魂における神の子の誕生」教説と「神性への突破」教説
第12章  エックハルトにおける人間神化と関係的存在論
第13章  エックハルトの神化思想と異端断罪
エックハルト以降の神化思想
第14章  タウラーの神化思想─エックハルト断罪以後という観点から
第15章  ゾイゼの神化思想─西方キリスト教におけるキリスト中心的霊性
第16章  リュースブルクの神化思想
近世・近代の神化思想
第17章  クザーヌスの神化思想─神と被造物を隔てる二分法的限界と人間の完全性
第18章  イグナチオ・デ・ロヨラの神化思想─自己無化の下降的動性による一致と涙
第19章  スペイン神秘主義における神化思想─十字架のヨハネとアビラのテレサ

282:学術
18/07/14 17:27:59.36 0.net
死後になればかえって心配いらなくなる。

283:学術
18/07/14 18:33:13.05 0.net
シックザールしかり。死への先駆じゃないけど。

284:考える名無しさん
18/07/14 20:06:08.00 0.net
目次みただけで退屈な内容だと分かるな

285:考える名無しさん
18/07/15 00:10:35.26 0.net
(1)『正教会入門:東方キリスト教の歴史・信仰・礼拝』 ティモシー・ウェア 著、松島雄一 訳 (2017)
(2)『ロシア原初年代記』 国本哲男、中条直樹、山口巌 訳 (1987)
“「ロシア原初年代記」には、キエフ大公子ウラジミールがまだ異教徒であった頃に、
 彼が真実の宗教とは何であるのかを知りたいと切望し、
 家臣を次々と世界中のさまざまな国々へ送り込んだという記述がある。
 家臣たちは最初にボルガのイスラム教徒ブルガール人のもとを訪れた。
 彼らは、祈る時ムスリムたちはあたりを見回し、
 まるで何かにとりつかれたようだと感じ、満足せず次の地へと向かった。〈略〉
 次に彼らが訪れたドイツとローマでは、それなりに満足のできる礼拝の形を見つけたが、
 祈りには美しさが欠けているのが不満だった。
 最終的に彼らはコンスタンティノープルまで足をのばした。
 彼らは聖ソフィア大聖堂の聖体礼儀に与り、ついに求めていたものを発見した。
 「私たちは天にいるのか地にいるのかわからないほどでした。
 この世にこれ以上の壮麗で美しいものはないでしょう…〈略〉」” (1のp305より)

286:考える名無しさん
18/07/15 00:11:44.84 0.net
『ロシア原初年代記』は素朴でいい

287:考える名無しさん
18/07/15 00:16:50.91 0.net
ウラジミールじゃなくてウラジーミルな
ロシア語知らないのかな

288:考える名無しさん
18/07/15 00:55:33.84 0.net
>>285
×ウラジミール
○ウラジーミル

289:考える名無しさん
18/07/15 22:00:50.19 0.net
キリスト教の本質とは?

290:考える名無しさん
18/07/15 23:20:21.34 0.net
>>289
フォイエルバッハ

291:考える名無しさん
18/07/17 02:19:50.11 0.net
『キリスト教の本質 上下』 フォイエルバッハ (1992)
『キリスト教の本質』 アドルフ・フォン ハルナック (2014)

292:考える名無しさん
18/07/21 15:42:11.41 0.net
「岩の教会」テンペリアウキオ教会(フィンランド、ヘルシンキ)
URLリンク(upload.wikimedia.org)
URLリンク(i.pinimg.com)
URLリンク(jiipeenetti.fi)
URLリンク(img.co-trip.jp)
URLリンク(lh3.googleusercontent.com)
URLリンク(lh3.googleusercontent.com)
URLリンク(img.co-trip.jp)
URLリンク(img.co-trip.jp)
URLリンク(lh3.googleusercontent.com)
URLリンク(jiipeenetti.fi)
URLリンク(img.co-trip.jp)
氷河期から残る天然の岩をくり抜いて造られた。

293:考える名無しさん
18/07/21 15:43:24.97 0.net
“東欧や西欧の辺境に残されている教会を訪ねてみると、
 教会の祭壇が大きな岩盤の上にそのまま築かれていることを明示するために、
 わざわざ岩盤をむき出しのままにしておいたり、教会堂自体が巨大な岩盤を背後にして、
 まるで岩に抱かれてるようにして建てられている光景に出くわすことがある。
 こうした教会の由来をたずねてみると、もともとキリスト教以前の
 ケルト文明時代の聖地であった大岩の脇や上に建てられた、という答えが戻ってくる。
 〈略〉
 キリスト教会が、それ以前の長い歴史をもつ(浅く見積もっても新石器時代にさかのぼり、
 いくつかのものはあきらかに旧石器時代からの信仰遺跡にかかわりをもつ)
 聖地との連続性を失っていないことは、多くの実例で実証されている。
 そのような聖地は、たいがい植物と大岩がひとつのセットになっていて、
 精霊の宿り場であると同時に、しばしば死霊の集まる場所だとも考えられていた。”
― 中沢新一 「公共とねじれ」 『芸術人類学』 (2006)

294:考える名無しさん
18/07/28 20:06:42.68 0.net
《エンゲルスと原始キリスト教団「転覆党」》
エンゲルスは来たるべき政治的決戦を前に、
ドイツの革命勢力にどのような忠告をしたか、、、
“われわれ「革命家」「転覆者」は、非合法手段を用いるときより、
 合法手段を用いるときのほうが威勢よくさかえる。
 先走って事を起こしてはならない。支配者に「合法性」を破らせよ。
 支配者は弾圧法をつくり、やがてあらゆるルールをやぶって無法な攻撃に出てくる。
 そのときには、支配者が人民との契約を破棄したことになり、
 人民が武力反撃に出るのを誰も非難することができなくなる。”
ここでエンゲルスは、1600年前の「転覆党」原始キリスト教団を振り返る、、、
URLリンク(www.jcp.or.jp)
不破哲三「古典教室」第11回講義/第4課 革命論(2)
エンゲルス「マルクス『フランスにおける階級闘争』1895年版への序文」について

不破哲三 著、新日本出版社
『古典教室 第1巻』 (2013)
・第1課マルクス『賃金、価格および利潤』、第2課マルクス『経済学批判・序言』
『古典教室 第2巻』 (2013)
・第3課エンゲルス『空想から科学へ』
『古典教室 第3巻』 (2013) ※
・第4課エンゲルス『フランスにおける階級闘争』(マルクス)への「序文」、第5課マルクス、エンゲルス以後の理論史
『「古典教室」全3巻を語る』 (2014)

295:考える名無しさん
18/07/28 20:07:25.61 0.net
>>294の序文は、マルクスの死後1895年に付与されたエンゲルスの絶筆。
普通選挙の時代となり、バリケード戦が過去のものになったともされている。
“普通選挙権がこのように有効に利用されるとともに、
 プロレタリアートのまったくあたらしい闘争方法がもちいられはじめ、〈略〉
 あの旧式な暴動、すなわち一八四八年まではいたるところで最後的な勝敗の決をあたえた
 バリケードによる市街戦は、おそろしく時代おくれとなっていったのである。”
― エンゲルス 「マルクス『フランスにおける階級闘争』1895年版への序文」

・マルクス 『フランスにおける階級闘争』 中原稔生訳、国民文庫24 (1960) p18
・『マルクス=エンゲルス選集 第4冊』 プログレス出版所 (1969) p120 より引用
・『マルクス=エンゲルス全集 第22巻』 大月書店 (1978) p515

296:考える名無しさん
18/07/28 20:37:14.31 0.net
1895-1600=295年
295年のキリスト教は原始じゃねーわ

297:考える名無しさん
18/07/29 14:38:07.22 0.net
(艸□`*◆)・゚・ あ゙ぁあぁ゙ああぁぁうあ゙ぁあ゙ぁぁうぁ゙うぁ゙ぁ

298:考える名無しさん
18/07/29 16:06:00.01 0.net
文脈や背景も知らないのかな?

299:考える名無しさん
18/07/29 16:06:50.83 0.net
>>296
>>294のリンク先には、以下のようにある。
> この時代の転覆党は原始キリスト教団でした。紀元303年の大迫害が、
序文に出てくる具体的な年代は303年。
原始キリスト教団としているのは、転覆党の性格的由来のことだろう。
『マルクス=エンゲルス全集 第22巻』には、
「原始キリスト教史によせて」という論文があるが、
当時の労働運動は、原始キリスト教とよく比較されていたんだよ。
論文では、ギリシャ=ローマ的なキリスト教と、
「紀元69年当時の革新的ユダヤ教団」とを分けている。
キリスト教研究者エルネスト・ルナンの言葉「最初期のキリスト教団を思い描きたかったら、
国際労働者協会(インターナショナル)の一地方支部をながめたまえ」とか、
その他には、ヨハネの黙示録のゲマトリアで666はネロだとかいう話にも触れられている。

300:考える名無しさん
18/07/29 17:52:47.48 0.net
コンスタンティヌスがキリスト教受け入れたからキリスト教化だけ

301:考える名無しさん
18/07/29 19:54:33.68 0.net
>>296
原始キリスト教wikiには、
> 皇帝テオドシウス1世が380年に国教と定める以前に成立したキリスト教会を
> 「初代教会」または「原始教会」「原始教団」と呼ぶことがある。
ともある。

302:考える名無しさん
18/07/30 02:07:45.77 0.net
>>301
4世紀が原始なわけねーだろ

303:考える名無しさん
18/07/30 03:48:10.37 0.net
原始キリスト教とは原始時代のキリスト教ではなく
初期のキリスト教のこと

304:考える名無しさん
18/07/31 23:21:39.90 0.net
>>303
設立から300年もたって原始(教団)なわけねーでしょってこと
徳川慶喜を原始江戸幕府の将軍とかいうのかよ

305:考える名無しさん
18/07/31 23:47:41.10 0.net
>>304
お前の頭が悪いだけ

306:考える名無しさん
18/07/31 23:48:51.45 0.net
ついにレッテル張りかw
哲学板に向いてないよ君w

307:考える名無しさん
18/07/31 23:50:07.79 0.net
どこの誰だか適当に書いたWikipediaの間違った記事をよく鵜呑みにできるなw

308:考える名無しさん
18/08/01 00:11:39.64 0.net
>>304
仏教でも仏陀による仏教誕生から部派仏教として組織化される以前の
200年くらいの間を原始仏教と言ったりする。まあ、2000年のうちの300年が
問題なのに、300年のうちの300年を持ち出している時点で大馬鹿なんだが。

309:考える名無しさん
18/08/01 00:41:24.24 0.net
>>308
馬鹿はおまえだろ・・・・・・キリスト教の話なのになんでいきなり仏教持ち出しての?
おまえさんは380年まで原始キリスト教の範囲だと思ってるわけね
はっきり言ってそれ間違いだからね、正しい知識を仕入れた方がいい
ブリタニカ国際大百科事典
『原始キリスト教
通常イエスの死から紀元1世紀末ないし2世紀初頭までの約 100年間のキリスト教をさす。』

これが普通だから
何が、380年まで原始教会なんてトンチンカンなこと書いてあるのは日本語Wikipediaだけ
つか、Wikipediaの項目自体でも、
「原始キリスト教(げんしキリストきょう)は、最初期のキリスト教とその教団。ここでは、キリスト教成立から新約聖書の成立までを「原始キリスト教」とし、新約聖書の成立後の1世紀後半以降を「初期キリスト教」として区分する」と書いてあるわ
同じページ内でも矛盾したこと書かれてるのがWikipediaらしいいい加減さですね

310:考える名無しさん
18/08/01 01:14:17.33 0.net
キリスト教の話なのに、徳川の話を持ち出してきた馬鹿はどこへ行った?

311:考える名無しさん
18/08/01 01:17:00.30 0.net
>>309
百科事典の説明なんて、内容の限られたものだろ。
不破やエンゲルスが何の話をしているのか分からないのか?

312:考える名無しさん
18/08/01 01:27:39.92 0.net
>>311
エンゲルスがいい加減な歴史観しか持ってなかった証拠だが
訳文が正確であればだが
>>310
ジョークもわからんのかw

313:考える名無しさん
18/08/01 20:30:15.89 0.net
>>312
具体的に、エンゲルスの著述のどの箇所がおかしい?

314:学術
18/08/01 20:44:30.10 0.net
キリスト教は哲学なのかな。人生論みたいだと。力強い言葉のダイナミズムが
伝わらないと思う。

315:考える名無しさん
18/08/02 21:17:27.31 0.net
キリスト教は神学だと思われます

316:考える名無しさん
18/08/04 16:07:04.17 0.net
・『原始キリスト教史』 H.コンツェルマン、日本基督教団出版局 (1985)
・『原始キリスト教』 マルセル・シモン、文庫クセジュ (1978)
・『原始キリスト教とグノーシス主義』 荒井献、岩波書店 (1972)
・『原始キリスト教の文化史的意義』 和辻哲郎、岩波書店 (1971)
・『原始キリスト教』 波多野精一、岩波書店 (1962)
・『原始キリスト教』 ルドルフ・ブルトマン、新教出版社 (1961)

317:考える名無しさん
18/08/04 16:08:24.61 0.net
>>316
荒井は「原始キリスト教」という言葉を、
初期カトリシズム成立以前のキリスト教という広い意味で用いている。

318:考える名無しさん
18/08/04 16:10:35.39 0.net
エルサレム原始教団における共産主義(財産の共有制)
2:44 信者たちは皆一つになって、すべての物を共有にし、
2:45 財産や持ち物を売り、おのおのの必要に応じて、皆がそれを分け合った。
4:32 信じた人々の群れは心も思いも一つにし、一人として持ち物を自分のものだと言う者はなく、すべてを共有していた。
4:34 信者の中には、一人も貧しい人がいなかった。土地や家を持っている人が皆、それを売っては代金を持ち寄り、
4:35 使徒たちの足もとに置き、その金は必要に応じて、おのおのに分配されたからである。
― 「使徒言行録」

319:考える名無しさん
18/08/17 10:37:24.79 O.net
トマスの真理論は読んだ奴はいる?

320:考える名無しさん
18/08/19 16:36:33.85 0.net
2期が出るってことで期待値上がったけど、アンセルムスとかクザーヌスとか期待値だだ下がりだわ
早く全体の目録見せてみろっての

321:考える名無しさん
18/08/30 08:27:31.51 0.net
「聖なる、真実な主よ。いつまでも裁きを行わず、地に住む者に私たちの血の復讐を
なさらないのですか。」
「あなたがたと同じしもべ、また兄弟たちで、あなたがたと同じように殺されるはずの
人々の数が満ちるまで、もうしばらくの間、休んでいなさい。」
いなごが地上に出てきた。彼らには、地のさそりの持つような力が与えられた。
そして彼らは・・・ただ、額に神の印を押されていない人間にだけ害を加えるように
言い渡された。しかし、人間を殺すことは許されず、ただ五ヶ月の間苦しめることだけが
許された。その与えた苦痛は、さそりが人を刺したときのような苦痛であった。
その期間には、人々は死を求めるが、どうしても見いだせず、死を願うが、死が彼らから
逃げてゆくのである・・・。
四人の御使いが、人類の三分の一を殺すために解き放たれた。騎兵の軍勢の数は
二億であった。・・・騎兵は、火のような赤、くすぶった青、燃える硫黄の色の胸当を
着けており、馬の頭は、ししの頭のようで、口からは火と煙と硫黄とが出ていた。
これらの三つの災害、すなわち、彼らの口から出ている火と煙と硫黄とのために、
人類の三分の一は殺された・・・。

322:考える名無しさん
18/08/30 08:28:32.87 0.net
「行って、神の激しい怒りの七つの鉢を、地に向けてぶちまけよ。」
第一の御使いが出て行き、鉢を地に向けてぶちまけた。すると、獣の刻印を受けている
人々に、ひどい悪性のはれものができた。
第二の御使いが鉢を海にぶちまけた。すると、海は死者の血のようになった。
海の中の命あるものは、みな死んだ。
第三の御使いが鉢を川と水の源とにぶちまけた。すると、それらは血になった。
「常にいまし、昔います聖なる方。あなたは正しい方です。なぜならあなたは、このような
裁きをなさったからです。彼らは聖徒たちや預言者たちの血を流しましたが、あなたは、
その血を彼らに飲ませました。彼らは、そうされるにふさわしい者たちです。」
「さあ、神の大宴会に集まり、王の肉、千人隊長の肉、勇者の肉、馬とそれに乗る者の肉、
すべての自由人と奴隷、小さい者と大きい者の肉を食べよ。」・・・獣と偽預言者は、
硫黄の燃えている火の池に、生きたままで投げ込まれた。残りの者たちも、
馬に乗ったキリストの口から出る剣によって殺され、すべての鳥が、彼らの肉を
飽きるほどに食べた。
「ヨハネの黙示録」

323:考える名無しさん
18/09/17 09:46:57.15 0.net
 人の心を満足させる幸福は、金で買うものからは生まれません。人の心が求めている、限りのない、終りのない幸福は、限りない御者、神と一致することによって生まれます。

324:考える名無しさん
18/09/17 16:18:03.81 0.net
神との一致って何?
具体的にはどういうこと?

325:考える名無しさん
18/09/22 10:02:58.04 0.net
中世哲学における主知主義と主意主義の対立について知りたいんですが
そういう文献ありませんか?

326:学術
18/09/22 10:17:46.73 0.net
キリスト教と 哲学を 比較 文化的構造を、 言語行動の差異 で
研究して議論するほうがいいよ。アーキヴ研究所開けるから。それなりにそこそこ広域の世界の軍事ポイントで。戦争か、指揮統率という差異化、と反抗、反乱のめぐりで。

327:学術
18/09/22 10:23:06.78 0.net
URLリンク(www.youtube.com)

328:考える名無しさん
18/09/22 20:55:37.22 0.net
あ、ないです

329:考える名無しさん
18/09/28 15:04:55.57 0.net
 
|⊂⊃;,、
|・∀・) 輪廻のサティちゃんです
|⊂ノ
|`J
 

330:考える名無しさん
18/10/11 22:22:26.88 0.net
【北朝鮮】金正恩氏、ローマ法王を平壌へ招待…韓国の文大統領が欧州訪問の際に招待状を手渡す予定
スレリンク(newsplus板)
政治と哲学について、これほど大きな話題があるだろうか?

331:考える名無しさん
18/10/11 23:46:52.54 0.net
受け取っても多分行かないし
グユクの書簡を受け取ってもイノケンティウス4世が行かなかったのと同じ

332:考える名無しさん
18/10/12 07:56:24.69 0.net
そもそも北朝鮮でキリスト教信仰は認められているの?

333:考える名無しさん
18/10/12 14:55:24.35 0.net
サチエ サチエ えい えい おー♪

334:考える名無しさん
18/11/08 21:47:19.01 0.net
>>330
歴史が「Anarchy in the U.K.」を追い抜いた

335:考える名無しさん
18/11/08 21:48:26.64 0.net
海外ドラマ『ヤング・ポープ 美しき異端児』(予告)
ジュード・ロウ×ダイアン・キートン競演
URLリンク(www.youtube.com)

336:考える名無しさん
18/11/09 07:32:57.05 0.net
人の前に姿を現さない現せないキリスト教の神は、言葉のみによって、人と、通じます。
その人に民主主義という概念が、生まれて、人間が、神の言葉と、対等になってしまいました。
だから、人間は、民主主義を捨てないと、キリスト教の神に逢えません。

337:考える名無しさん
18/11/10 07:25:01.70 0.net
>>334
Sex Pistols TV Debut 'Anarchy in The UK' セックス・ピストルズ
URLリンク(www.youtube.com)

338:考える名無しさん
18/11/10 07:25:37.56 0.net
『nyx(ニュクス)第5号』(2018/9/20)
特集1 聖なるもの (主幹 江川純一・佐々木雄大)
特集2 革命 (主幹 斎藤幸平)

339:学術
18/11/10 08:16:14.27 0.net
キリスト教を哲学が包授するとなると哲学的に考えるよりは
信仰やら祈祷で表現する方がいいのかもね。哲学の議論は力強くなるだろう。

340:考える名無しさん
18/11/13 13:29:06.19 0.net
  キリスト教には面白い物語が八個ある。
 章題、あらすじのみ。
 キリスト教には面白い物語が八個ある。
 天地創造、知恵の実神話、洪水伝説、奴隷解放、天使の反乱、十字架刑、聖遺物、最期の審判である。
 第一章、天地創造。
 罪は、神の沈黙。
 罰は、存在。
 神の刻印は、日付(七日間)。
 第二章、知恵の実神話
 罪は、アダムの愛。
 罰は、楽園追放。
 神の刻印は、エデンの雑草。
 第三章、洪水伝説。
 罪は、ノアの食材選びの失敗。ノアの料理の失敗。
 罰は、陸上生物の虐殺。
 神の刻印は、渡り鳥、魚、くじら。

341:考える名無しさん
18/11/13 13:29:25.01 0.net
 第四章、奴隷解放。
 罪は、モーセが弱者であること。
 罰は、試練。
 神の刻印は、三千の天使。奇跡。
 第五章、天使の反乱。
 罪は、ルキフェルが神の玉座に座ったこと。
 罰は、堕天。
 神の刻印は、星。
 第六章、十字架刑。
 罪は、革命家イエス。
 罰は、受肉(地上で生きるのは苦であるから)。
 神の刻印は、血液。ゆるし。
 第七章、聖遺物。
 罪は、偽作。贋作。
 罰は、暴利。
 神の刻印は、音楽。
 第八章、最後の審判。
 罪は、棄教。
 罰は、異端審問。
 神の刻印は、選民の刻印。
 終わり。

342:考える名無しさん
18/11/17 09:15:17.22 0.net
宮平望
『現代アメリカ神学思想─平和・人権・環境の理念』
新教出版社、2004年
第1章 解放の神学─L.ボフ
第2章 黒人神学─J.H.コーン
第3章 フェミニスト神学─R.R.リューサー
第4章 エコロジー神学─S.マクフェイグ
第5章 プロセス神学─J.B.カブ JR
第6章 物語神学─S.ハワーワス

343:考える名無しさん
18/11/17 09:16:06.05 0.net
こういうところには社会の変化が見て取れる

344:考える名無しさん
18/11/17 09:17:12.15 0.net
>>337
・GO-GO-STALIN
・マルクス柄のシャツ
・I am an antichrist
・I wanna destroy passer-by

345:考える名無しさん
18/11/17 09:17:50.58 0.net
極めて哲学的

346:考える名無しさん
18/11/17 09:19:13.23 0.net
>>335
やっちゃえポープ

347:考える名無しさん
18/12/16 13:54:28.67 0.net
『東京の名教会さんぽ』 鈴木元彦 (2017)
URLリンク(images-na.ssl-images-amazon.com)
東京カテドラル関口教会(設計:丹下健三)
URLリンク(upload.wikimedia.org)
URLリンク(www.christiantoday.co.jp)

348:考える名無しさん
18/12/16 13:56:15.88 0.net
こういうのがあると、やっぱり丹下だという話になる

349:学術
18/12/16 14:04:39.67 0.net
女神転生の方が多様でリアルな新約になるだろうな。

350:考える名無しさん
18/12/16 14:12:40.23 0.net
『聖書 聖書協会共同訳』 日本聖書協会 (2018/12/10)
次世代の標準となる日本語訳聖書を目指した新しい翻訳、「聖書協会共同訳」。
実質約9年の翻訳期間を経て2018年12月に発行。1987年発行の新共同訳に続き今回も、カトリックとプロテスタント諸教会の支援と協力による共同の翻訳事業です。
そして聖書協会世界連盟(UBS: United Bible Societies)という世界最大の聖書翻訳のネットワークによる研究成果と、国内の優秀な聖書学者・日本語の専門家によって翻訳されました。
カトリック、プロテスタント教会による「共同訳」。礼拝での朗読にふさわしい、格調高く美しい日本語訳。
聖書協会訳聖書として初めて聖書全体に引照と注を付す。固有名詞、書名は『聖書新共同訳』に準拠。
巻末付録として、カラー聖書地図12葉、143語の用語解説を付す。31年ぶり、0から翻訳。
『聖書 聖書協会共同訳』底本
(1) 旧約聖書
「ビブリア・ヘブライカ・シュトットガルテンシア」(ドイツ聖書協会)および、「ビブリア・ヘブライカ・クインタ」のすでに発行されている分冊(同)
(2) 新約聖書 「ギリシア語新約聖書(修正第五版)」(ドイツ聖書協会)
(3) 旧約聖書続編 「ギリシア語旧約聖書」(ゲッティンゲン研究所)
※『エズラ記(ラテン語)』「ウルガタ版聖書」(ドイツ聖書協会)

351:考える名無しさん
18/12/16 14:14:03.94 0.net
オランダでの成功事例に学び「スコポス理論」を採用
「聖書協会共同訳」の翻訳は2010年10月から始まった。
しかし、同協会はその5年前から「翻訳部」を設置し、翻訳理論や実際の翻訳方法の調査など準備を進めてきた。
その中で、2004年に発行されたオランダ語訳聖書が非常に成功した事例であることが分かり、そこで用いられていた「スコポス理論」を翻訳理論として採用することに決めた。
同協会によると、聖書翻訳の歴史には、意訳か直訳かという対立があった。
「新共同訳」においては、先に新約のみ発行された「共同訳」で意訳的な「動的等価訳」を採用したところ、批判が多く、
直訳的な「逐語訳」に方針を転換。再翻訳して「新共同訳」となった経緯がある。
スコポス理論は「読者と目的」(ギリシャ語で「スコポス」)を予め設定して翻訳を行うもので、スコポス次第で意訳的にも直訳的にもなる。
しかし、スコポスをはっきりと設定することで、翻訳時に意訳か直訳かの選択で揺れが生じづらくなる。
日本の主要18教派・団体による諮問会議からは、「日本の教会の標準訳聖書」であり、
「礼拝で用いることを主要な目的」とした訳が求められたことから、「読者」は主にクリスチャン、「目的」は礼拝での使用と、スコポスが定められた。

352:考える名無しさん
18/12/16 14:14:50.29 0.net
聖書をヘブライ語やギリシャ語などの原語から訳す「原語担当者」と、
原語担当者が訳した日本語訳をより良い日本語に直す「日本語担当者」が協力して翻訳を行った。
携わった翻訳者は計63人で、うち19人が詩人や歌人を含む日本語担当者だという。

353:考える名無しさん
18/12/16 14:15:28.58 0.net
今から31年前に刊行された『新共同訳』は、原稿も手書きの時代に翻訳作業がなされ、完成までに18年の歳月を要した。
しかし今回は、聖書協会世界連盟と、聖書翻訳のための非営利団体であるSILが共同開発した翻訳支援ソフト「パラテキスト」を使ったことにより、完成までに大幅な時間短縮が可能になった。
原文と訳文、各種言語の翻訳を同一章節ごとに表示しながら翻訳作業を進めることができるなど、最先端のIT技術を駆使しての翻訳を行ったという。

354:考える名無しさん
18/12/16 22:21:49.22 0.net
中世思想原典集成を読んでるが難しい…

355:考える名無しさん
18/12/23 12:40:46.19 0.net
「ナグ・ハマディ文書」一巻、二巻まで。全四巻。
五つの「福音書」と「三部の教え」からなる。
「三部の教え」では、作者(イエス)は「ロゴス(論理)」が受肉するという話を展開する。
これは、イエスが論理、つまり、物理法則を重要視していたためではないか。
しかし、第二巻までしか読んでないが、「ナグ・ハマディ文書」が「Q資料」なのは確実だが、
この文書群は現代的な幻想小説(ムアコックのファンタジーとか)よりつまらないのではないだろうか。
それでも「聖書」や「Q資料」を人々がありたがたるのは、キリスト教への過大評価でまちがいない。
「聖書」の面白さは、120位/400作品。翻訳小説SF以外。
「ナグ・ハマディ文書」の面白さは、二巻までで、170位/400作品。
キリスト教の奥義、Q資料でも、あまり高い順位ではない。
筒井賢司の「グノーシス」を読んだ方が、イエスの直筆の預言書より面白いだろう。
まだ二冊未読が残っているが、キリスト教への過大評価はこれで終わると思われる。
さあ、科学の時代だ。

356:考える名無しさん
18/12/23 12:48:07.73 0.net
なんだ「Q資料」ってw
バカ丸出しだなw
もう書き込むなwww

357:考える名無しさん
18/12/23 13:03:30.36 0.net
「ナグ・ハマディ文書」三巻、「説教・書簡」。
イエスは、十二人の男の使徒と、七人の女とで活動していたと書いてある。
イエスの同行者は、マグダラのマリアのようだ。
イエスはリア充だったのかなあ?

358:考える名無しさん
18/12/23 13:18:38.76 0.net
「ナグ・ハマディ文書」第三巻、「説教・書簡」。
「イエスの知恵」の章。62ページ、冒頭。
彼の十二人の弟子たちは七人の女性たちとともに彼に師事し。
とある。

359:学術
18/12/23 13:25:45.56 0.net
音韻文 聖書 ができあがるぞ。

360:考える名無しさん
18/12/23 13:47:09.92 0.net
知的障害者か?

361:考える名無しさん
18/12/24 01:59:41.38 0.net
古代ユダヤってこういうの↓だろ?
URLリンク(www.youtube.com)

362:考える名無しさん
18/12/24 02:00:37.94 0.net
Rivers of Babylon
By the rivers of Babylon
Where he sat down
And there he wept
When he remembered Zion
Cause the wicked carried us away in captivity
Required from us a song
How can we sing King Alpha's song
In a strange land?
Cause the wicked carried us away in captivity
Required from us a song
How can we sing King Alpha's song
In a strange land?
Sing it out loud
Sing a song of freedom, sister
Sing a song of freedom, brother (sister)
We gotta sing and shout it!
We gotta jump and shout it!
Shout the song of freedom now, oh
So, let the words of our mouth
And the meditation of our heart
Be acceptable in Thy sight
Oh, Fari
The Melodians
URLリンク(www.youtube.com)

363:考える名無しさん
18/12/24 02:01:25.57 0.net
“バビロンの流れのほとりに座り、
 シオンを思って、わたしたちは泣いた。
 竪琴は、ほとりの柳の木々にかけた。
 わたしたちを捕囚にした民が、歌を歌えというから、
 わたしたちを嘲る民が、楽しもうとして、
 『歌って聞かせよ、シオンの歌を』というから。
 どうして歌うことができようか、
 主のための歌を、異郷の地で。”
― 「詩編」 137:1-4

364:考える名無しさん
18/12/24 02:02:02.02 0.net
マックス・ヴェーバー 『古代ユダヤ教』 (1985)

365:考える名無しさん
18/12/25 22:16:49.43 0.net
韓国のキリスト教徒は29.2%、日本のキリスト教徒は1%未満
「秋田の聖母マリア」は、教区司教によって認可された数少ない聖母出現の一つであり、
日本より海外での知名度の方が高い。バチカン(教皇庁)の教理聖省長官の
ラッツィンガー枢機卿(後の教皇ベネディクト16世)によって正式に受理された。
韓国に聖母出現もないし奇跡もおこっていない。何故なのか?
ローマ法王が韓国民に「倫理的に生まれ変わるよう望む」と言ったは正当だろう。
神からも見捨てられているのだから。

366:考える名無しさん
19/01/06 20:10:41.33 0.net
法王は、クリスマスのメッセージの中で、朝鮮半島情勢については、一体となることを促した。
バチカンが米国とキューバの和解を仲介した例もある。

367:考える名無しさん
19/01/06 20:11:49.65 0.net
『韓国とキリスト教(中公新書)』 浅見雅一、安廷苑 (2012)

・韓国のキリスト教の特徴
世界最大のプロテスタント教会は、韓国の首都ソウルにあるヨイド純福音協会。
約75万人以上の信者を擁するペンテコステ派のメガ・チャーチ。
純福音協会をはじめとする韓国のキリスト教は、韓国の古代宗教である
シャーマニズム「巫教(ふきょう)」を基底としている。

・韓国のキリスト教の起源
1784年に李承薫(イ・スンフン)が北京で受洗して最初の信者となった。
バチカンは、これを外国人による布教を経ない韓国人による自主的摂取に始まるものと見做している。
こうした例は、キリスト教史の中でも唯一だという。

368:考える名無しさん
19/01/06 20:23:19.47 0.net
> 韓国プロテスタントの感性的神秘主義運動は
> 知性的神学を前面に出して布教に失敗した日本プロテスタントと対照をなす
(韓国のキリスト教wikiより)

369:考える名無しさん
19/03/21 15:14:47.36 0.net
【核兵器廃絶問題】サーロー節子さん ローマ法王に謁見 核兵器廃絶を訴え
スレリンク(newsplus板)
> サーローさんらは、広島の原爆の「残り火」でランプをともして、持参した。
> 原爆の残り火のランプを法王に消してもらうことで、サーローさんたちは、核廃絶への思いを新たにした。

370:考える名無しさん
19/03/21 15:15:30.75 0.net
核開発と神話
“核兵器には、宗教的な暗示も常にまとわりついてきた。
 その先鞭をつけたのは原爆開発を指揮したロバート・オッペンハイマーで、
 一九四五年に行われた世界初の核実験を見て、ヒンドゥー教の聖典『バガヴァッド・ギーター』の一節
 「いまやわれは死となり、世界の破壊者となった(*11章32節)」を引用した。”
― 『暴力の人類史(上)』 スティーブン・ピンカー、青土社 (2015)

“神よ…全世界の主よ。(15-16)
 一切の方角に輝きわたる光輝の塊であるあなたを見る。(17)
 無限の力を持ち、無限の腕を持ち、月と太陽を眼とし、燃火を口とし、自らの光輝によりこの全世界を熱しているあなたを私は見る。(19)
 あなたのこの稀有で恐ろしい姿を見て、三界は戦慄(おのの)いている。(20)
 蛾が大急ぎで燃火に入って身を滅ぼすように、諸世界は大急ぎであなたの口に入って滅亡する。(29)
 あなたは全世界を遍く呑み込みつつ、燃え上る口で舐めつくす。(30)”
― 『バガヴァッド・ギーター』 上村勝彦訳、岩波文庫 (1992) 11章

371:考える名無しさん
19/03/21 15:18:16.87 0.net
呑気に科学の話などをしている場合ではない

372:考える名無しさん
19/03/21 15:19:39.24 0.net
科学より宗教の方がずっと先をいっているのであって

373:考える名無しさん
19/03/21 15:21:18.44 0.net
聖書はおとぎ話だよw

374:考える名無しさん
19/03/21 19:52:36.62 0.net
シュティセル家見てみろ

375:考える名無しさん
19/03/22 00:53:46.20 0.net
悪魔の仕業よ

376:学術
19/03/22 07:26:48.09 0.net
核なんてマイナーな事態じゃないの、攻撃方法が低センスだ。

377:学術
19/03/22 07:27:11.66 0.net
核なんてマイナーな事態じゃないの、攻撃方法が低センスだ。

378:学術
19/03/22 07:45:25.82 0.net
核なんてマイナーな事態じゃないの、攻撃方法が低センスだ。

379:考える名無しさん
19/03/24 17:11:22.33 0.net
インド神話のイメージ(>>370)と、ベーメが注目したエゼキエルの幻視(>>205)は似ている。
エゼキエルの車輪
URLリンク(www.ritmanlibrary.com)
インドのカーリー
URLリンク(www.tirakita.com)
これは、10人の声を聞き分ける聖徳太子のように、神的能力の表象と説明されることもあるし、
中沢は、無意識が捉える「高次元的リアリティ」が圧縮されて表出したものであるという(『対称性人類学 カイエ・ソバージュ 5』)。
フリーメイソンのシンボル
URLリンク(true-ark.com)
ブラックのキュビズム
URLリンク(cn.wahooart.com)
神話的思考の痕跡。

380:学術
19/03/24 17:46:43.60 0.net
科は課長よりできてます面もあるでしょうが。

381:考える名無しさん
19/03/24 18:25:50.72 0.net
悪魔は存在しますよ

382:考える名無しさん
19/03/24 18:41:25.84 0.net
サティ

383:考える名無しさん
19/03/29 01:23:05.38 0.net
哲学、政治、宗教板界隈で、自堕落な成りすまし工作に走る人たちがいるが、
これは「マルクス主義」ではなく、サバタイ派の「フランク主義(ヤコブ・フランク)」の特徴。

384:考える名無しさん
19/03/29 01:23:44.33 0.net
『サバタイ・ツヴィ伝:神秘のメシア(上下)』 ゲルショム・ショーレム、叢書ウニベルシタス (2009)
“汝、禁ぜられしことを許し給う”
1666年前夜のサバタイ・ツヴィ
URLリンク(upload.wikimedia.org)
ターバンを巻いたメシア。
碩学ショーレムは、サバタイ・ツヴィの棄教と改宗をユダヤ史における重要事件とするが、
ヤコブ・フランクについては繰り返し黒歴史だと言っている。

385:考える名無しさん
19/03/29 01:24:03.60 0.net
大江健三郎の小説『宙返り』は、オウム真理教事件と、ショーレム『サバタイ・ツヴィ伝』に触発されて書かれた。
・「『宙返り』をめぐる七つの即興」 大江健三郎、『本 (通号276)』 (1999.07)
・「僕が『宙返り』に込めた"新しい日本人"へのメッセージ」 大江健三郎、『週刊現代 (通号2045)』 (1999.08.28)

386:考える名無しさん
19/03/29 01:24:40.14 0.net
オウム事件からイスラム国まで、同じことが繰り返されている。

387:考える名無しさん
19/04/02 02:21:01.52 0.net
>>383
ヤコブ・フランクは本を読まなかった

388:考える名無しさん
19/04/02 02:21:46.38 0.net
“井筒が生涯をかけて探求したのは、万物を超越する一神教ではなく、万物に内在する一神教である。
 ユダヤ教、キリスト教の伝統に連なるとともにその伝統を刷新し、純粋化していったイスラームのさらなる東方的な展開である。(略)
 アラビア半島に生まれた森羅万象すべてに超越する神、スンナ派の神ではなく、
 イラン高原で生まれた森羅万象すべてに内在する神、シーア派の神であった。
 イラン高原では、神は「存在」と言い換えられていた。
 「存在」の根源にして、根源の「存在」である「神」、そこから森羅万象あらゆるものが産出される「神」。
 その「神」は一なる神―一神教すべての根幹となる唯一無二の神―を可能にする「無」の神、
 より正確には、「無」にして無限の神であった。”
― 安藤礼二 「「東方哲学」素描:鈴木大拙、折口信夫、井筒俊彦の仏教」 『現代思想 2018年10月臨時増刊号 仏教を考える』

389:考える名無しさん
19/04/02 04:35:55.96 0.net
>365
韓国のキリスト教は、欧米から渡来したものではなく、日本の教団が併合時代に
布教したもの。併合以前にはキリスト教徒はほとんどいなかった。

390:考える名無しさん
19/04/02 05:07:40.59 0.net
サティサタン

391:やっさん
19/04/03 01:23:43.30 0.net
みんな在日?

392:考える名無しさん
19/04/10 00:29:05.48 0.net
647 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2019/04/06(土) 20:41:39.70 0
若松英輔に井筒俊彦が山崎弁栄に会っていたら井筒俊彦はイスラムに行かなかっただろうと言わせた浄土宗の高僧山崎弁栄は「超在一神教的汎在神教」をとなえた。
超越的一神に相当する彼の法身の阿弥陀如来と本覚思想の一切衆生悉有仏性の統合と現代的表現だろうけど。

650 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2019/04/10(水) 00:08:44.05 0
山崎弁栄いいね。
「超越即内在」。“内なる仏であり、なおかつ外なる仏である”。
一神教と汎神教との相克を超えた「超在一神的汎神教」という立場は、
宇宙を直感するシュライエルマッハーの宗教学を背景としている。
フッサールと同じ1859年生まれで、
インド各地の仏蹟各地を巡拝した最初の日本人。

393:考える名無しさん
19/04/10 02:44:05.62 0.net
“宗教の本質は、思惟することでも行動することでもない。それは直観そして感情である”
“宇宙を直観すること、どうかこの概念に親しんでほしい”
― シュライエルマッハー 『宗教論』 高橋英夫訳、筑摩書房 (1991) 第二講

394:やっさん
19/04/10 18:53:07.19 0.net
だから何?

395:考える名無しさん
19/04/10 21:01:24.91 0.net
Space Ambient Music LIVE 24/7: Space Traveling Background Music, Music for Stress Relief, Dreaming
URLリンク(www.youtube.com)

396:考える名無しさん
19/04/10 21:03:12.90 0.net
>>388
内在といった場合、その先が「万物」である場合と「心」である場合がある

397:考える名無しさん
19/04/10 21:05:08.31 0.net
アウグスティヌスやシュライエルマッハーは心の問題を説いた

398:考える名無しさん
19/04/10 21:52:14.14 0.net
>>392
若松英輔に井筒俊彦が山崎弁栄に会っていたら井筒俊彦はイスラムに行かなかっただろうと言わせた浄土宗の高僧山崎弁栄

井筒が言ったんじゃなくて関係ない若松の妄言じゃねーかw
あれだけイスラーム思想に入れ込んだ井筒を馬鹿にしてるわ

399:考える名無しさん
19/04/11 00:03:27.36 0.net
このスレの人は神の存在をガチで信じてるんですか?
なぜ、信じるに至ったのでしょうか。
伝聞だけの憶測のみで…

400:やっさん
19/04/12 00:15:36.70 0.net
在日や台湾人の似非キリ教徒の書くことは、神学者の名前とコピペだけで内容がない。
ろくに語学力もないやつに神学なんてムリムリ。

401:考える名無しさん
19/04/13 19:59:23.44 0.net
>>399
×神の存在
〇存在が神
出エジプト記3;14 κα? ε?πεν ? Θε?? πρ?? Μωυσ?ν λ?γων? ?γ? ε?μι ? ?ν.
神はモーセに言った。”わたしは存在である”

402:考える名無しさん
19/04/13 20:02:50.91 0.net
και ειπεν ο Θεο? προ? Μωυσην λεγων・ εγω ειμι ο ων.

403:考える名無しさん
19/04/18 20:26:32.44 0.net
【朗報】ノートルダム大聖堂 防火壁のおかげで、屋根だけ燃えて中は大体残ってる模様【レオパレス】 [384655196]
スレリンク(poverty板)
> 22時50分ごろ、「ノートルダム大聖堂の二つの塔は保存され」、その構造は
> 「保存され完全に保存された」とパリの消防団の司令官、ジャン=クロード・ギャレット将軍は語った。
URLリンク(i.f1g.fr)

404:考える名無しさん
19/04/18 20:27:02.13 0.net
ノートルダム大火災 原因は電気ショートらしい
スレリンク(news板)
> 石柱の骨格は残り、「バラ窓」と呼ばれるステンドグラス、祭壇の十字架は焼失を免れた。
> 18世紀建造のパイプオルガンは放水で一部損傷したが、焼け残ったという。聖堂内の絵画は、
> 修復のためルーブル美術館に移送された。

405:考える名無しさん
19/04/18 20:28:21.65 0.net
ノートルダム大聖堂でのナポレオンの戴冠式(1804年)
URLリンク(upload.wikimedia.org)

406:考える名無しさん
19/04/18 20:29:32.33 0.net
焼け落ちた屋根裏は木造だった
ノートルダムの鐘 - 予告編
URLリンク(www.youtube.com)

407:考える名無しさん
19/04/18 20:30:54.35 0.net
日本だと法隆寺クラスか

408:考える名無しさん
19/04/18 20:42:04.05 0.net
法隆寺よりは新しいだろ

409:考える名無しさん
19/04/18 20:59:24.94 0.net
フランスとパリの歴史における重要性ということでしょ

410:考える名無しさん
19/04/18 21:04:01.46 0.net
キリストの審判出てる↓マタイの予言の内容確実です。
URLリンク(blogs.yahoo.co.jp)
↑ヨハネの黙示録 20世紀~現代 獣の時代 解説
URLリンク(macrospirit.seesaa.net)
↑裁き マクロ精神分析 裁きは真と偽(善悪二元)の裁きです。携挙も説明。
URLリンク(synchronicity7.seesaa.net)
↑神による歴史のプログラム シンクロニシティ-共時性-【概説】

URLリンク(individualspirit.seesaa.net)
↑個体精神分析

411:考える名無しさん
19/04/18 21:24:19.70 0.net
“わたしたちの都市の中心はつねに《充実》している。
 つまり精神性(教会が代表)、権力性(官庁が代表)、金銭性(銀行が代表)、
 商業性(デパートが代表)、言語性(カッフェと遊歩道をもつ広場が代表)、
 これらが集合し凝縮しているのは、まさにこの特別な場所においてである。
 中心へゆくこと、それは社会の《真理》に出会うことである。(略)
 わたしの語ろうとしている都市(東京)は、次のような貴重な逆説、
 《いかにもこの都市は、中心をもっている。だが、その中心は空虚である》という逆説を示してくれる。
 禁域であって、しかも同時にどうでもいい場所、緑に蔽われ、お濠によって防禦されていて、
 文字通り誰からも見られることのない皇帝の住む御所、そのまわりをこの都市の全体がめぐっている…”
― ロラン・バルト 『表徴の帝国』 宗左近訳、ちくま学芸文庫 (1996) p52


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