ポスト現代思想、ポスト・ポスト構造主義2at PHILO
ポスト現代思想、ポスト・ポスト構造主義2 - 暇つぶし2ch2:考える名無しさん
18/02/13 08:35:28.53 0.net
現代思想 2018年1月号 特集=現代思想の総展望2018
現代思想の転換2017: 知のエッジをめぐる五つの対話
現代思想 2016年1月号 特集=ポスト現代思想
現代思想 2015年1月号 特集=現代思想の新展開2015 -思弁的実在論と新しい唯物論
現代思想 2014年1月号 特集=現代思想の転回2014 ポスト・ポスト構造主義へ
現代思想 2013年1月号 特集=現代思想の総展望2013

3:考える名無しさん
18/02/17 17:40:20.27 0.net
>>2
ボジョレー・ヌーボー

4:考える名無しさん
18/02/18 07:31:51.35 0.net
まさかの2

5:考える名無しさん
18/02/18 08:03:20.87 0.net
誰かポスト・ポスト構造主義を分かりやすく明確に説明してくれ

6:DJ学術 
18/02/18 08:44:17.73 0.net
ポステス にでも倣えよ。

7:考える名無しさん
18/02/18 09:02:27.03 0.net
>『ピエ・ノワール列伝』(パプリブ)が発売になりました! フランス
>統治下のマグレブ(アルジェリア、モロッコ、チュニジア)で生まれた
>フランス人を紹介しています。
日韓併合後、日本統治下の朝鮮で生まれた「日本人」を紹介する本ってないのかな?
戦後、その「日本人たち」が内地の日本人と法的に同一の扱いを受けて、日本に
「帰還」したら「朝鮮生まれの日本人」という扱いになったのだろうか?
植民者の子孫と植民地統治に協力した地元民を同一のカテゴリーで「日本人」
と見なす発想は、戦後の日本にはないような気がするけど。

8:考える名無しさん
18/02/18 09:16:26.04 0.net
フランスから見たら日本には共和国の精神が足りなかったということになるのだろうか

9:考える名無しさん
18/02/18 21:18:00.82 0.net
>>8
言いたいことがわからなくもないけど、共和国の意味を取り違えてると思う。

10:考える名無しさん
18/02/19 09:05:40.73 0.net
そういう分け隔てをしないというのがフランス共和国ナショナリズムの理念だよ。
現実には、フランス国籍をもつマグレブ系移民の子供が「外国人」呼ばわりされる
差別が存在するとしてもね。だけど、日本では、デリダのような出自の人間が
朝鮮半島で生まれていたとしたら、戦後、決して日本人として扱われることは
なかっただろうし、ましてや日本に「帰還した」などとは言われない。
フランス共和国の枠組みでは、米国のように「○○系フランス人」という
カテゴリは存在しない。無論、日本の「在日」のようなカテゴリも存在
しない。在留外国人や外国人呼ばわりされる移民の子供たちは大勢いるが。

11:考える名無しさん
18/02/19 09:29:08.90 0.net
アルジェリアの地元民であるユダヤ教徒共同体に出自をもつジャック・デリダや
ジャック・アタリなどの知識人が、「アルジェリアを引き上げてフランスに帰還した」
と表現されるフランス共和国の思想的文脈に日本の「フランス思想」専門家が
まともに向き合っているようにはとても見えない。

12:考える名無しさん
18/02/19 09:37:42.71 0.net
>>11
なんだか共和国という言葉に妙な思い入れがあるみたいだけど、共和国というのは君主国じゃない、という意味があるだけだよ?
もうひとつ言葉の問題として、「フランスに帰還した」という表現が成立するのは、元フランスという地域に住んでいたとか、親などがフランスという地域の出身だとかいう場合に限られる。
それが「帰還」という言葉の意味だから。
デリダがどうであるかは知らないけど。

13:考える名無しさん
18/02/19 09:43:18.36 0.net
アルジェリアのユダヤ教徒共同体についてのウイキペディアの記述
URLリンク(fr.wikipedia.org)
フランス共和国ナショナリズムの思想的文脈では、アルジェリアの地元民
であるジャック・デリダやジャック・アタリと、フランス/ドイツ国境
地帯のアルザス地方からアルジェリアに植民したフランス人の子孫である
ルイ・アルチュセールが、アルジェリアから引き揚げてきたフランス人
である「ピエ・ノワール」として当たり前のように同列に扱われるわけ
ですよ。それを日本の文脈に当てはめたなら、九州から朝鮮半島に
植民した日本人の子孫と、日本統治下で生まれた朝鮮半島の地元民が、
戦後、日本に移り住んだと仮定した場合に、「朝鮮半島から引き揚げ
てきた日本人」として同じカテゴリで扱われるようなものでしょう。

14:考える名無しさん
18/02/19 09:45:20.92 0.net
>>12
フランス現代思想についても、ピエ・ノワールについても、フランス共和国の
ナショナリズムについても一切知らないようなのに、なんでそんなに上から
目線なのですか?w

15:考える名無しさん
18/02/19 09:48:08.45 0.net
本のタイトルだし
>世界引揚者列伝1
>ピエ・ノワール列伝 人物で知るフランス領北アフリカ引揚者たちの歴史

16:考える名無しさん
18/02/19 09:51:14.61 0.net
>>13
引き揚げるという言葉の使い方が間違っている。
フランス人として見るというのとフランスに引き揚げてきたというのは別の概念。
「ピエ・ノワール」という言葉にはむしろ差別的な意味合いがあるけど、言葉の概念が曖昧でもある。
言葉があるからといって実体があるわけではなく、実体があるからといって言葉があるわけでもない。

17:考える名無しさん
18/02/19 09:52:22.54 0.net
>>14
>>16に反論してくれ。

18:考える名無しさん
18/02/19 09:54:56.15 0.net
>>16
反論する価値がないくらい論になっていない。
相手にするだけ時間が無駄。

19:考える名無しさん
18/02/19 09:57:27.46 0.net
>>18
なんだ、逃げちゃうのか。
日本現代思想の逃走論を実践してるの?w

20:考える名無しさん
18/02/19 11:03:28.61 0.net
数学の集合論や論理学を学んだところで、イデオロギーによる思考の枠組み
の縛りを免れられるようになるわけではない。

21:考える名無しさん
18/02/19 11:06:07.30 0.net
ピエ・ノワールとしての力道山

22:考える名無しさん
18/02/19 11:27:59.49 0.net
いろいろ捻じれていながらも、世の中の仕組みというのは案外、
互いに似通っているのかもしれない

23:考える名無しさん
18/02/19 11:35:57.52 0.net
>>21
というか、力道山の画像検索すると本当にピエ・ノワールだなw

24:考える名無しさん
18/02/19 15:09:05.18 0.net
「ピエ・ノワール」という呼び名の由来は不明であるとされている。
だが、「ピエ・ノワールとは黒い足を意味する」とする解説は既に偽誘導だろう
と思う。ほぼ確実なのは「ピエ・ノワール」は、現地における他称が自称に
転じたもので、何が特徴的に目について「ピエ・ノワール」と呼ばれたのか、
アルジェリアの古い写真を眺めてみれば、「ピエ」は、「足」ではなく、
「脚」だっただろうという推測が容易に導かれる。

25:考える名無しさん
18/02/19 15:42:08.29 0.net
URLリンク(www.lengadoc-info.com)
les Pieds Noirs et les Harkis

26:考える名無しさん
18/03/02 23:16:57.35 0.net
>>5
一冊で概観するなら
清水高志 『実在への殺到』 (2017)
その他は>>2

27:考える名無しさん
18/03/02 23:19:19.60 0.net
>>11-12
> デリダは49年にアルジェリアからパリに移住し、62年フランス市民権を得るとともにアルジェリアへは帰れなくなりました。

28:考える名無しさん
18/03/02 23:20:44.06 0.net
アルジェリアといえば、アウグスティヌスもそう。
アウグスティヌスは、現象学にも通じる意識と心の問題系を扱った。
アウグスティヌスが一時期信奉していたマニ教は、ゾロアスター教、キリスト教、仏教などの流れを汲む。
デリダはアルジェの「聖アウグスティヌス通り」にある家で育った。

29:考える名無しさん
18/03/02 23:21:29.21 0.net
アルジェリアは思想史的・地政学的に特別重要な場所。

30:考える名無しさん
18/03/02 23:32:58.48 0.net
アウグスティヌスと「VERITAS(真理)」の文字
URLリンク(dowym.com)

31:考える名無しさん
18/03/02 23:49:02.67 0.net
>>30
> 真理はどのように認識されるのであろうか。
> アウグスティヌスは真理(veritas)を真なるもの(verum)との関係において認識しようとする(I, 15, 27)。
> この二つは別のものとして,真理は真なるものの存在の根拠であり,
> 真なるものは真理によって存在させられる(I, 15, 27)。
> 言い換えれば,真理は神的存在で,真なるものはその被造物だということである。

32:考える名無しさん
18/03/02 23:49:54.58 0.net
ハッラージュ 「アナ・ル・ハック (Ana al-Haqq)」 (われは真理(=神=真実在)なり)
> Haqq is the Arabic word for truth.
> In Islamic contexts, it is also interpreted as right and reality.
> Al-Haqq, 'the truth, is one of the names of God in the Qur'an.
> It is often used to refer to God as the Ultimate Reality in Sufism.

33:考える名無しさん
18/03/03 01:24:35.89 0.net
そう言って処刑されるわけだが

34:考える名無しさん
18/03/03 01:25:43.81 0.net
アナルハックという言葉は、言いにくい。
アナルファックと、いくらなんでも似すぎている。
なんとかならないものか。

35:考える名無しさん
18/03/03 01:26:51.74 0.net
どうぞ

36:考える名無しさん
18/03/03 01:27:42.08 0.net
井筒が指摘した、イスラムの神が仏教の真如に近いものである、
というテーゼは、別に難しい話ではなく、
>>32の様なwikiの辞書的説明にも用いられるもの。
これによって、キリスト教、イスラム、仏教のそれぞれ、
真理=真実在=真如が比較される。
その実体は、神であったり、現象であったり、あるいは偶然性であったりする。

37:考える名無しさん
18/03/03 01:28:57.96 0.net
イスラム哲学では、宗教の神はアッラー、哲学の神はハックと呼ばれ、区別されていた。
哲学者のいう「神」というのはハックであって、人格神ではなく抽象的な存在。
スピノザやヘーゲルがいう「神」は、ハックの方。
欧州人だからハックとは言わないが、イスラム哲学から受け継がれた同じような存在。

38:考える名無しさん
18/03/03 01:56:53.33 0.net
この辺ね
> 宗教と信仰の言葉では「神」と呼ぶべきものを、イブン・アラビーは哲学用語の次元で「存在」(wujūd)と呼ぶ。
> これは現実にこの世に存在している「存在者」や「現実存在」(mawjūd)とは全く異なる原理存在であるとする。
> そしてその存在の究極位をプロティノスの「一者」と同じように「存在の彼方」に置くと同時に、
> それが全存在世界の太源であると考えた[5]。
> イブン・アラビーの「存在」は、無名無相、つまり一切の「…である」という述語を受け付けない。
> 「神である」とも言えない。なぜなら神以前の神は、普通の意味の神ではないからである[6]。
> 「存在」(wujūd)には、「自己顕現」(tajallī)に向かう志向性が本源的に備わっており、
> 「隠れた神」は「顕れた神」にならずにはいられない。
> 無名無相の「存在」が「アッラー」という名を持つに至るこの段階は、
> ヴェーダーンタ哲学における意味分節する以前の全体存在である「上梵」から
> 言葉によって言い表すことができる経験的世界である「名色」へと移り変わる段階にあたる、と井筒俊彦は解説する[6]。

39:考える名無しさん
18/03/03 23:47:47.21 0.net
神学、宗教哲学系の詳細は各スレで
【神学】キリスト教哲学総合スレ
スレリンク(philo板)
【イスラム哲学】井筒俊彦を読む
スレリンク(philo板)
仏教哲学総合スレ4
スレリンク(philo板)

40:考える名無しさん
18/03/04 14:25:19.01 0.net
>>38
東洋的無
・神(アッラー)そのものが自己顕現する無
・ユダヤ教神秘主義カッバーラーにおける神の内なる無
・プロティノスの一者
・ヴェーダーンタ哲学の無相の梵(ブラフマン)
・老荘の道
・禅の無
・大乗仏教の真空妙有
・易学の無極即太極
意識・存在・実在のゼロポイントである純粋な無、
絶対無から絶対有への展開。

41:考える名無しさん
18/03/04 14:27:46.60 0.net
こうした無を西洋哲学はどのように扱ってきたか?

42:考える名無しさん
18/03/04 14:35:46.70 0.net
『現代思想 2018年2月号 特集=保守とリベラル ―ねじれる対立軸』
【討議Ⅰ】
転倒する保守とリベラル―その空虚さをいかに超えるか / 宇野重規×大澤真幸
【エッセイ】
不正義との戦い / 北原みのり
こちらもつきまとうべきなのか / 武田砂鉄 
【若者は〈保守化〉しているのか】
若者の保守化という錯視 / 中西新太郎 
日本型リベラルとは何であり、何でないのか―「革新」との連続と断絶 / 北田暁大
【〈ねじれ〉はどこで生まれたか】
ねじれつつからみ合う二つの流れ―保守とリベラル / 杉田敦
捻れる平和主義―保守の戦後、革新の戦前 / 酒井哲哉
対立構造の変容と政党政治の機能不全 / 中北浩爾
【欠落する正義】
フェミニズムとリベラリズムの不幸な再婚?―日本軍性奴隷制問題をめぐる反動に抗し / 岡野八代 
【保守とリベラル、それぞれの現在】
核と人権をめぐる保守とリベラル / 森政稔
「改革の政治」とは何か―保守政治の「守旧保守」から「改革保守」への自己脱却 / 大井赤亥
【イメージの戦い】
フェミニズムの姉妹、保守とリベラルのキマイラ―軍事強硬主義的女性保守政治家の支持獲得構造とイメージ機能 / 海妻径子
隠されたディスクール/セレブリティの理想/小さな差異のナルシシズム / 樫村愛子
現代日本における「リベラル」イメージの変容―「リベラル嫌い」に関する研究ノート /明戸隆浩
研究手帖
「1968年」の記録と記憶 / 相川陽一

43:考える名無しさん
18/03/05 21:38:17.13 0.net
ヘーゲル的に発展する歴史が終わったというのだから、
ねじれてくるぐらいがデフォルトのようにも思う

44:考える名無しさん
18/03/05 21:47:25.87 0.net
【西田】京都学派・近代日本哲学総合スレ【西周】
スレリンク(philo板)

45:考える名無しさん
18/03/05 21:47:56.50 0.net
『京都学派』 菅原潤 (2018/2/13)
目次
プロロ ーグなぜ今 、京都学派なのか ☆
第一章それは東大から始まった ─ ─フェノロサから綱島梁川まで
  コラム 1九鬼周造
第二章京都学派の成立 ─ ─西田幾多郎と田辺元
1対照的な二人の哲学者 ─ ─西田と波多野精一
2西田哲学の変遷
3京都学派の成立 ─ ─田辺元による西田批判とその影響
  コラム 2和辻哲郎
第三章京都学派の展開 ─ ─京大四天王の活躍と三木清
1西谷啓治と高山岩男 ─ ─京大四天王の代表者
2三木清と昭和研究会
3二つの座談会 ─ ─ 「世界史的立場と日本 」と 「近代の超克 」
4戦時中の西田と田辺
  コラム 3左派の哲学者たち
第四章戦後の京都学派と新京都学派 ─ ─三宅剛一と上山春平
1 「包弁証法 」と三宅剛一
2新京都学派と上山春平
  コラム 4広松渉
エピロ ーグ自文化礼賛を超えて ─ ─京都学派のポテンシャル
1唐木順三と 「型の喪失 」
2上山春平と柄谷行人 ─ ─ポスト京都学派に向けて
読書案内
あとがき

46:考える名無しさん
18/03/05 21:48:46.30 0.net
>>45
ポスト京都学派的なものも、既に出てきているね。
・清水高志 『実在への殺到』(2017)
・千葉雅也 「此性をもつ無 メイヤスーから九鬼周造へ」(2017)
・中沢新一 「レンマの贈与」(2017)、「レンマ的算術の基礎」(2017)
・鈴木貞美 『「近代の超克」その戦前・戦中・戦後』(2015)

47:考える名無しさん
18/03/06 00:28:07.86 0.net
ポストポストうるせーよ

48:考える名無しさん
18/03/07 23:36:40.82 0.net
>>46
中沢は中村雄二郎から山内のレンマ論を勧められたという話。

49:考える名無しさん
18/03/07 23:38:16.53 0.net
レンマ論(西洋論理学と東洋論理学の接合)は、
20~21世紀を通して、依然、中心的な課題なのだと思う。
清水は、宙吊りになっていたポスト構造主義的外部にレンマ論を接続し、
ポスト・ポスト構造主義的論理空間を描いてみせた。
千葉は、理論や体系とは距離を置いたところに、新しい対象を見つけようとしている。
これらと並行しているのが東のロシア学。

50:考える名無しさん
18/03/07 23:40:43.75 0.net
・『ゲンロン6 ロシア現代思想Ⅰ』 (2017/9/22)
“ロシアとはなにか、ヨーロッパとはなにか、
 そして近代の外部が(そこにはむろん日本も含まれる)
 近代を欲望するときなにが起こるのか”
日本の近代~現代~ポスト・ポストモダニズムと重ねて見るロシア。
「ロシアにおけるドゥルーズ、デリダ」など。
ロシア学の新しい形。

・『ゲンロン7 ロシア現代思想II』 (2017/12/15)
特集監修:乗松亨平
[鼎談]接続、切断、誤配 國分功一郎+千葉雅也+東浩紀
ほか

51:考える名無しさん
18/03/09 22:37:11.94 0.net
ロシア哲学・思想史関連
『ゲンロン6・7 ロシア現代思想I・II』 東浩紀 (2017)
『20世紀ロシア思想史 : 宗教・革命・言語』 桑野隆 (2017)
『ロシアあるいは対立の亡霊 : 「第二世界」のポストモダン』 乗松亨平 (2015)
『ロシア精神史への旅 : 野口和重ロシア史論集』 野口和重 (2009)
『ロシアの源流 : 中心なき森と草原から第三のローマへ』 三浦清美 (2003)
『ロシアとヨーロッパ-ロシアにおける精神潮流の研究 1・2・3』 T.G.マサリク (2002-2005)
『ロシア学を学ぶ人のために』 藤本和貴夫 (1996)
『ロシア精神史 哲学と社会思想の流れ』 セルゲイ・レヴィーツキイ (1994)
『ロシア思想史』 森宏一 (1990)
『ロシア思想史 : メシアニズムの系譜』 高野雅之 (1989)
『ロシア精神の源 : よみがえる「聖なるロシア」』高橋保行 (1989)
『ロシア・ソヴィエト哲学史』 ルネ・ザパタ (1997)
『ロシア的人間』 井筒俊彦

52:考える名無しさん
18/03/09 22:37:54.61 0.net
井筒によれば、ロシアには「原初の混沌(カオス)」があるという。(「ロシア的人間」)
それから、「存在の窮極の太古の源に彼等は直接つながっている」とも。(「露西亜文学」)

53:考える名無しさん
18/03/09 22:38:22.96 0.net
“おお夜の海よ、お前は何と美しいことか!
 ここは燦々と輝き、かしこは暗く濃藍色、
 月光を身に浴びて、海は生きもののように
 歩み、呼吸し、きらめいている。
 涯て知らぬ自由のひろがりの上に
 閃々と光り、たゆたい、遠雷のごとくどよみ轟く
 縹渺たる月光を全身に浴びた海よ、
 人気ない夜の世界に、お前はなんと素晴らしいことか。
 巨大なるうねりよ、海のうねりよ
 お前はそんなにして誰の祭日を祝つているのか。
 浪は轟き輝きつつ寄せて来る。
 目ざとい星達が空にまたたいている。
 この動揺のさなかに、この煌燿(きらめき)のさなかに、
 夢みるごとく茫然と私は立ちつくす。
 ああ如何に心地よいことであろうか
 この魅惑の中に魂を沈め盡すことができたなら”
― チュチェフ 「無題」 1865年作 (井筒俊彦「ロシア的人間」9章)

54:考える名無しさん
18/03/09 22:39:40.02 0.net
これなどはシェリング的だ

55:考える名無しさん
18/03/09 22:40:54.59 0.net
ハイデガーをやった先にロシアをやるというのも正しい

56:考える名無しさん
18/03/09 22:42:14.39 0.net
郵便的(デリダ)→存在論的(ハイデガー)→原初的(ロシア)

57:考える名無しさん
18/03/11 01:55:48.70 0.net
とても簡単な嘘みたいに金の生る木を作れる方法
役に立つかもしれません
グーグル検索『金持ちになりたい 鎌野介メソッド』
05I43

58:考える名無しさん
18/03/11 12:23:46.28 0.net
05I43

59:考える名無しさん
18/03/13 23:15:58.06 0.net
『享楽社会論 現代ラカン派の展開』 (2018/03/10)
松本卓也

まえがき
1 ラカン派にとって現代とはなにか?
2 本書の構成
第Ⅰ部 理論
第一章 現代ラカン派の見取り図
―ジャック=アラン・ミレールの議論を中心に
1 近代精神医学から精神分析へ
2 象徴界の衰退と〈父〉の複数化
3 臨床形態の問いなおし―普通精神病と自閉症
4 セクシュアリティの変化―「露出」と「依存症」
5 症状からサントームへ
6 無意識から遠く離れて―無意識と話存在
7 脚立―昇華の新しいパラダイム
8 男性側の式から女性側の式へ
第二章 4(+1)つのディスクールについて
―マルクスから資本主義のディスクールへ
1 ディスクールとはなにか?
2 剰余価値と剰余享楽
3 剰余享楽の袋小路―「六八年五月」と対峙するラカン
4 四つのディスクール
5 資本主義のディスクール
6 現代の「うつ」と資本主義のディスクール

60:考える名無しさん
18/03/13 23:16:08.90 0.net
第三章 性別化の式について
―キルケゴールはいかにして男性側の式のリミットを超えたのか?
1 キルケゴールの愛は宮廷愛だったのか?
2 〈物〉とシニフィアン、そして不安
3 ふたたび『アンコール』へ
4 『愛のわざ』のラカン的読解
5 例外を空想するのではなく、例外になること
第Ⅱ部 臨床
第四章 DSMは何を排除したのか?
―ラカン派精神分析と科学
1 「意図せざる結果」
2 DSMによる神経症の消滅
3 主体を排除するものとしての「科学」
4 現代精神医学の彼岸
第五章 現代の病としての「うつ」
―「現勢神経症」と資本主義のディスクール
1 デプレッションとメランコリーをめぐる精神医学史
2 フロイトにおけるデプレッションとメランコリー
3 神経衰弱/現勢神経症の復権
4 欲動の処理不全と「資本主義のディスクール」
5 デプレッションの神学??ラカンのデプレッション論
6 デプレッションの表象文化論?
7 現勢神経症の復権に向けて

61:考える名無しさん
18/03/13 23:16:18.98 0.net
第六章 「恥の死滅」としての現代
―羞恥の構造を読む
1 「恥」と眼差し
2 視線と羞恥の構造
3 対人恐怖
4 窃視症
5 露出症
6 眼差しのラカン的存在論―存在論は「恥在論」である
7 現代における「恥の死滅」
第七章 自閉症をめぐるフランス的問題
1 時代遅れの精神分析?
2 「壁」についての反応と「精神分析禁止法案」
3 ラカン派の自閉症研究
第Ⅲ部 政治
第八章 レイシズム2・0?
―現代ラカン派の集団心理学1
1 ヘイトスピーチのめざめ
2 二つのレイシズム論
3 フロイトの症状
4 「集団心理学」を再考する
5 レイシズムにおける〈父〉と享楽の病理
6 精神分析はレイシズムに対して何ができるのか

62:考える名無しさん
18/03/13 23:16:27.93 0.net
第九章 享楽の政治
―現代ラカン派の集団心理学2
1 「享楽の政治」について
2 「法は法である」―象徴界のフラットな使用に潜む享楽
3 集団的同一化における享楽の動員
4 〈父の名〉の秩序から「鉄の秩序」へ
第一○章 ラカン的政治のために
1 否認の主体とシニシズム的空想
2 シニシズムを横断する
3 大文字の「否」から肯定性へ
4 ラカンと政治理論
5 大学のディスクールから分析家のディスクールへ
あとがき
参考文献

63:考える名無しさん
18/03/13 23:16:41.73 0.net
ラカンの哲学 哲学の実践としての精神分析 (講談社選書メチエ)
荒谷 大輔 (著)
出版社: 講談社 (2018/3/11)

64:考える名無しさん
18/03/14 02:39:42.48 0.net
ダボス会議の今年の主題はAIによる「デジタル専制政治」だった
URLリンク(diamond.jp)

65:考える名無しさん
18/03/16 20:34:23.98 0.net
千葉雅也 × 東浩紀
ゲンロンカフェ@VOLVO STUDIO AOYAMA#5モノに魂は宿るか─実在論の最前線
URLリンク(genron-cafe.jp)
特別配信 2018/03/25 [Sun] 19:00 ~ 21:30(開場18:30)

66:考える名無しさん
18/03/16 20:36:05.05 0.net
『現代詩手帖』 2018年3月号
◎【特集】詩と哲学―新たなヴィジョンへ
◎対談 星野太+佐藤雄一
◎論考 細見和之、山内功一郎、小笠原鳥類
◎作品 野村喜和夫、千葉雅也
ほか

67:考える名無しさん
18/03/16 20:36:41.90 0.net
星野太 『崇高の修辞学』 (2017)

68:考える名無しさん
18/03/17 11:34:49.50 0.net
グレアム・ハーマンの最近
・「オブジェクトへの道」
 『現代思想 2018年1月号 特集=現代思想の総展望2018』
・「大陸系実在論の未来―ハイデガーの四方界」
 『現代思想 2018年2月臨時増刊号 特集=ハイデガー-黒ノート・存在と時間・技術への問い-』
・「現象学のホラーについて―ラヴクラフトとフッサール」
 『ユリイカ 2018年2月号 特集=クトゥルー神話の世界 -ラヴクラフト、TRGP、恐怖の哲学-』

69:考える名無しさん
18/03/17 11:36:18.86 0.net
“四方界こそハイデガーの最高の発見” ― ハーマン
クライン管にも例えられるハイデガーの存在論と、
ハーマンの四方界分析を組み合わせると、
立体マンダラのような話になる。

70:考える名無しさん
18/03/17 11:44:06.11 0.net
マルクス・ガブリエル 『なぜ世界は存在しないのか』 (2018/1/13)

71:考える名無しさん
18/03/17 19:53:31.94 0.net
>>70
アホ

72:考える名無しさん
18/03/24 08:31:47.88 0.net
『宗教哲学入門』 量義治、講談社学術文庫 (2008)
井筒がやっていた様なこと。
仏教、キリスト教、イスラム教から宗教批判まで、
統一された哲学用語で相対化して通観する一冊。

73:考える名無しさん
18/03/24 11:11:12.65 0.net
>>37
欧州人ならハックとは言わないで“ピュシス(=自然神)と言うのかな。

74:考える名無しさん
18/03/24 21:23:31.50 0.net
強いて言うなら、アレーテイア(真理)では。
アレテイアは認識の問題であり、その先にある真理。

75:考える名無しさん
18/03/24 21:27:33.47 0.net
宗教は神を求めるものであったのが、
いつからか、その中心で真理を求めるようになった。

76:DJ学術archive gemmar髭白紫の上
18/03/24 21:29:42.01 0.net
美しいことだな。神を求めるまでがね。きっと手に入らないだろう。

77:考える名無しさん
18/03/25 00:28:28.20 0.net
“わたしは、哲学の唯一の任務とは怪奇実在論(weird realism)であると提案したい。
 哲学は実在論的でなければならない。
 というのも、その使命は世界そのものの構造を解き明かすことにあるからだ。
“カントが示すアクセス不可能な本体的(ヌーメナル)世界と、
 ラヴクラフトが描く怪物たちの謎めいた透明性は、
 完全に一致するように思われる。”
“ところが新の実在論は、事物があらゆる関係から切り離されているのだと考えることを要求する。
 そこで唯一の解決策として、実在論の風景を、
 具体的な対象と現象から切り替えることになってしまうのだ。
 その結果、実体を欠いたアトラクターや位相不変量(topological invariant)といった、
 さまざまな潜在的存在者が登場することになる。”
“[潜在的なものの哲学による]こうした一歩が見逃してしまうのは、
 具体的な対象(実在的であれ現象的であれ)が有する忌まわしい怪奇さである。”
― グレアム・ハーマン「現象学のホラーについて―ラヴクラフトとフッサール」

78:考える名無しさん
18/03/25 00:29:17.01 0.net
井上円了(1853-1919)の妖怪学と近い。
> 円了は『妖怪学』『妖怪学講義』などでそれぞれの妖怪についての考察を深め、
> 当時の科学では解明できない妖怪を「真怪」、
> 自然現象によって実際に発生する妖怪を「仮怪」、
> 誤認や恐怖感など心理的要因によって生まれてくる妖怪を「誤怪」、
> 人が人為的に引き起こした妖怪を「偽怪」と分類し、
> 例えば仮怪を研究することは自然科学を解明することであると考え、
> 妖怪研究は人類の科学の発展に寄与するものという考えに至った。

79:考える名無しさん
18/03/25 00:57:48.77 0.net
ハーマンは色物に見られがちだが、
中世イスラム哲学の機会原因論から、
スコラ学~ハイデガーまでの伝統を踏まえている。

80:考える名無しさん
18/03/25 01:56:09.62 0.net
色物を伝統で権威づけているだけ

81:DJ学術archive gemmar髭白紫の上
18/03/25 07:33:22.83 0.net
妖怪より 妖魔だよ。若者ブームは。

82:考える名無しさん
18/03/25 22:39:04.08 0.net
>>65
ポストモダン→思弁的実在論の動向について、
本を読んでいるだけでは知り得ない話をしていたから面白かったね。
初心者にも分かりやすいし、
何冊か読むより、これを観た方が早いだろう。

83:考える名無しさん
18/03/25 22:40:59.77 0.net
ポストモダンの相対主義が実在論化されつつあることの懸念とか

84:考える名無しさん
18/03/25 22:41:57.61 0.net
・『人新世の哲学: 思弁的実在論以後の「人間の条件」』篠原雅武 (2018/1/22)
一万年に及んだ完新世が終わり、新たな時代が始まっている。
環境、物質、人間ならざるものたちとの共存とは何か。
メイヤスー、ハーマン、デランダ、モートン、チャクラバルティ、アーレントなどを手掛かりに探る壮大な試み。

・『現代思想 2017年12月号 人新世 ―地質年代が示す人類と地球の未来―』 (2017/11/27)
さまざまな場所で議論を巻き起こしている「人新世」。その可能性の中心に迫る。
ノーベル化学賞受賞者P・クルッツェンが提唱した「人新世」とは、
人間の活動による環境の変動によって新たな地質学的時代が始まったという仮説である。
地球という惑星のなかで人間はいかなる位置を占めているのか。
そして環境システムの全地球的・不可逆的転換という超巨視的なスケールの変化に
私たちはいかに向きあうことができるのか。
目次*
【論考/エッセイ】
中村桂子/水口憲哉/有賀暢迪/大村敬一/
奥野克巳/北野圭介+飯田麻結+依田富子/桑田学/斎藤幸平/
篠原雅武/林竜馬/原島大輔/C・イェンセン/
D・ハラウェイ/T・モートン/A・マルム+A・ホアンボー/B・ラトゥール…

85:考える名無しさん
18/03/25 23:11:50.62 0.net
人新世も話題に上っていた

86:考える名無しさん
18/04/03 18:02:14.70 0.net
クリステヴァがブルガリア諜報機関に協力していた諜報員だったという疑惑
があるけど、それを言ったら、米国のクワインも元諜報員だし、英国の
ダメットも元諜報員で、常識として知られていることだけれど、郵便局の
職員とかじゃないのだから、一度諜報員になったら生涯諜報員でしょ。
ブルガリアはソ連が崩壊し、西側につくことになって体制転換したから、
(元)諜報員であったという疑惑が持ち上がるわけで、そもそも体制の転換が
ない西側諸国の諜報員やその協力者に関しては、「元」ということが
問題にならない。

87:DJ学術archive gemmar髭白紫の上
18/04/03 18:06:14.75 0.net
蝶の舌 荘子の蝶 諜報員でいいのに。。

88:考える名無しさん
18/04/03 18:06:44.22 0.net
で、諜報機関が同盟国に対してもスパイ行為を行うのが当たり前であることは、
近年の報道で大々的に暴露されたとおり。

89:DJ学術archive gemmar髭白紫の上
18/04/03 18:11:39.66 0.net
着物の方がスパイより優れていませんか?

90:考える名無しさん
18/04/03 18:23:36.15 0.net
私は、諜報員やその協力者でない人間の方が例外ではないかと思っている。
これは別に私が自己弁護しなければならない理由があって、そう言っている
わけではない。大抵の人間は、人付き合いがあり、それなりに組織に参加して
いるので、諜報機関には組織のメンバーとして、または協力者として利用する
価値があるが、私のように人付き合いもなく、組織にも属さず、ハッキング
のような特殊な技能があるわけでもない人間は、勝手に振る舞うので、
諜報機関の活動のためには邪魔でしかない。

91:DJ学術archive gemmar髭白紫の上
18/04/03 18:33:51.30 0.net
自己弁護術か。掃討たけてる感じ。

92:DJgensei 学術artchive gemmar髭白紫の上
18/04/03 18:34:09.05 0.net
相当?

93:DJgensei 学術artchive gemmar髭白紫の上
18/04/03 18:34:43.42 0.net
シャッキング 

94:DJgensei 学術artchive gemmar髭白紫の上
18/04/03 18:35:13.60 0.net
パンセは宗教書です。

95:DJgensei 学術artchive gemmar髭白紫の上
18/04/03 18:36:01.05 0.net
が、無限と有限の世界なんてロマンチスト過ぎるから反省していたようですね。

96:DJ学術archive gemmar髭白紫の上 洋楽者
18/04/03 18:36:51.31 0.net
ナルシストにも満たないオフサイド。ワンタッチ以下のほうが。

97:DJgensei 学術artchive gemmar髭白紫の上
18/04/03 18:37:35.22 0.net
フットメンヘルサロン韻募集中。

98:考える名無しさん
18/04/03 18:38:03.13 0.net
あらすなカス

99:DJ学術archive gemmar髭白紫の上 洋楽者
18/04/03 18:38:15.94 0.net
セパタクロー と下段の下ネタに段活動。

100:DJ学術archive gemmar髭白紫の上
18/04/03 18:39:12.23 0.net
人生の難度について。~無頼派~

101:DJgensei 学術artchive gemmar髭白紫の上
18/04/03 18:39:47.96 0.net
サーブを男女でくみ上げないと。

102:DJgensei 学術artchive gemmar髭白紫の上
18/04/03 18:40:28.94 0.net
スパイク性のボレーも退屈な差異と反復ボケでしょうね。

103:考える名無しさん
18/04/03 18:54:21.20 0.net
無能であることには、少なくとも人に利用されにくいという利点がある

104:DJ学術archive gemmar髭白紫の上
18/04/03 18:59:32.01 0.net
インポのこと?不感症とか?おいしいんじゃないの?

105:考える名無しさん
18/04/03 19:12:49.40 0.net
あらすなよあらすなよ~ぅ!

106:DJ学術archive gemmar髭白紫の上
18/04/03 19:22:48.49 0.net
ホスト ホステス 構想祝儀のほうより。

107:DJgensei 学術artchive gemmar髭白紫の上
18/04/03 19:24:03.41 0.net
URLリンク(jbbs.shitaraba.net)

108:DJgensei 学術artchive gemmar髭白紫の上
18/04/03 19:25:24.24 0.net
祈祷のポーズは妖しいみどりのあのてつき。

109:考える名無しさん
18/04/03 19:26:47.21 0.net
だからあらすなよ~ぅ!

110:DJ学術archive gemmar髭白紫の上
18/04/03 19:26:52.39 0.net
クーデタ?軍政に圧敗です。

111:DJ学術archive gemmar髭白紫の上 洋楽者
18/04/03 19:28:05.48 0.net
嵐山金閣ほどには、書院づくりはあれていませんが。

112:考える名無しさん
18/04/03 19:29:20.03 0.net
と、唱えれば馬鹿が喜んで荒らし始めます

113:DJ学術archive gemmar髭白紫の上
18/04/03 19:33:40.65 0.net
荒野といわば、許されざる者とか?荒らす企図がおかしい。

114:DJ学術archive gemmar髭白紫の上
18/04/03 19:37:52.10 0.net
クリントヌ ウエスト チタン。治安治水下水が下界のノリより。 

115:DJ学術archive gemmar髭白紫の上
18/04/03 19:40:22.60 0.net
山家集とか金槐和歌集を手にいるる意味はないけどね。所詮集だものね。

116:考える名無しさん
18/04/03 22:03:37.72 0.net
学術って統失レベルで言ったら板トップだな
コーヒーも相当酷いが、まだ本人の発言だけを見れば
一応それなりの統一性がある
だがこの学術とかいうのはそれすらない
かなりの重症

117:考える名無しさん
18/04/03 22:13:54.90 0.net
まぁ、日常レベルでもこういう手合はちょくちょく見かけるからネットなら特段珍しくもないがな

118:考える名無しさん
18/04/04 16:06:42.44 0.net
>>77
おもしろそう
まずはラヴクラフトから読んでみるか

119:考える名無しさん
18/04/04 18:55:15.26 0.net
週刊ポスト週刊現代、ポスト・ポストグラビア雑誌

120:DJgensei 学術artchive gemmar髭白紫の上
18/04/04 18:57:47.56 0.net
失笑している 総統 ぐらいに思っといてね。

121:DJgensei 学術artchive gemmar髭白紫の上
18/04/04 19:01:46.97 0.net
術策 をふるう 法術とかね、隠してるわけ、
それでね、男は古典の綴り、詩学、字韻 とかが大事でしょ。
ま、重症なのは女性かな?三重苦も四日市とか、時代によって
変遷がありますよ。重役出勤、役員報酬のほうが言いわけじゃ?
症状 より賞金、ジイド贋金づくりじゃないけれど。

122:DJgensei 学術artchive gemmar髭白紫の上
18/04/04 19:04:46.42 0.net
哄笑とか 企図が立てられないとか、わかるでしょ?
戦死の文学部哲学科的空間時間意識とか、
祖国のために、一国セリつぶしたジャンヌであれ、
カイエ のヴェイユであれ、死後だからタイプを希少に打てるわけじゃないか?

123:DJgensei 学術artchive gemmar髭白紫の上
18/04/04 19:06:08.58 0.net
厄年でも日本じゃいられない
。でも、空の便も神戸はレアチーズよりいいしね
人事も、総合的判断も待ちだな。

124:DJgensei 学術artchive gemmar髭白紫の上
18/04/04 19:07:16.55 0.net
震災復興も敷居が高いけど、外貨獲得には
賃金請求権というのがある。一番★ね。

125:DJgensei 学術artchive gemmar髭白紫の上
18/04/04 19:09:00.86 0.net
エイジアンオールスターやら、ワンスター のスターマン性もいいけどさ。
クツだって、動物とか生物のためには、必要だろうね。
職工人気質の、階級が、マルクスを葬り去ったことも度々あるわな。

126:考える名無しさん
18/05/05 08:41:38.92 0.net
ダン・ブラウン
『オリジン』 (2018/2/28)
スペインが舞台で、AIと人類の起源がテーマ。「我々はどこから来たのか、どこへ行くのか」。

127:考える名無しさん
18/05/05 08:42:16.76 0.net
>>79
> 中世イスラム哲学の機会原因論
これはガザーリー。
>>126にも出てくる。
日本人にはピンとこないところ。

128:考える名無しさん
18/05/05 08:43:27.31 0.net
ジョルジョ・アガンベン
『バートルビー 偶然性について』 (2005)
ドゥルーズと偶然性。キリスト教神学とイスラム神学。1993年の本。

129:考える名無しさん
18/05/05 08:47:47.56 0.net
>>65
千葉雅也×東浩紀
「神は偶然にやって来る ― 思弁的実在論の展開について」 『ゲンロン2』 (2016)
メイヤスー『有限性の後で』の解説としては、一番丁寧で詳しかった。
さて、メイヤスーは保守か?革新か?

130:考える名無しさん
18/05/05 08:48:24.33 0.net
中沢新一×東浩紀
「原発事故のあと、哲学は可能か」 『新潮 2014年9月号』
"「アジア」の脱構築へ"。言語起源論から、アジア環太平洋哲学の未来像まで。

131:考える名無しさん
18/05/16 06:14:10.98 0.net
その時代にあって、程々に不便で不満でありつつ、程々の満足もある
ポストモダンの幻想を諦め気味のシラケ目線でありつつも、同時に希望も抱ける社会構造こそが幸せな時代でもある
要はバランスが重要ってことだな

132:考える名無しさん
18/05/26 06:59:03.43 0.net
>>131
いや、違う
俺にはアデランスが重要
バランスなどよりも
お前達よ 糞つまらんバランス取りにはなるな

133:考える名無しさん
18/05/28 22:31:52.90 0.net
《おさらい》
・カンタン・メイヤスー 『有限性の後で:偶然性の必然性についての試論』 (2016/1/23)
・グレアム・ハーマン 『四方対象:オブジェクト指向存在論入門』 (2017/9/26)
・マルクス・ガブリエル 『なぜ世界は存在しないのか』 (2018/1/13)
これぐらいは読んでおくのがいい。

134:考える名無しさん
18/05/28 22:32:34.55 0.net
>>133
『有限性の後で』は、ドゥルーズ/デリダ/ハイデガーの様なジャーゴンがないから誰でも読み始められる。
最優先。

135:考える名無しさん
18/05/28 22:33:21.39 0.net
>>133
『四方対象』は新しい実在論や存在論の傾向をうまく整理している。
下敷きにしたハイデガーの「四方界」は、哲学史の重要な分岐点になった。
詳しくはハイデガースレでも。
マルティン・ハイデガー5
スレリンク(philo板:431番)-

136:考える名無しさん
18/05/28 22:34:00.47 0.net
ハーマンは正統派の哲学者

137:考える名無しさん
18/05/28 22:38:42.43 0.net
>>133
《マルクス・ガブリエルの新実在論》
アスリートさんがソレントにいて、ヴェズーヴィオ山を見ているちょうどそのときに、
わたしたち(この話をしているわたしと、それを読んでいるあなた)はナポリにいて、
同じヴェズーヴィオ山を見ているとします。
その時、存在しているものは以下。
(1)ヴェズーヴィオ山
(2)ソレントから見られているヴェズーヴィオ山(アストリートさんの視点)
(3)ナポリから見られているヴェズーヴィオ山(あなたの視点)
(4)ナポリから見られているヴェズーヴィオ山(わたしの視点)
形而上学の場合
・(1)のみが存在する
構築主義の場合
・(2)、(3)、(4)のみが存在する
・(1)は存在しないか不可知
新実在論の場合
・(1)も(2)も(3)も(4)も存在する
・(1)は不可知でない
~『なぜ世界は存在しないのか』(2018)p13-17

138:考える名無しさん
18/05/29 08:45:41.74 0.net
>>137
半世紀もくすぶっていた難問に挑んだ「天才哲学者」驚きの論考
「実在論ブーム」を読み解く
千葉 雅也
URLリンク(gendai.ismedia.jp)
> ガブリエルは、自然科学こそが唯一実在にアクセス可能だという(広く支持されている)立場に否を突きつける。
> そうした科学主義は、特定の「意味の場」を特権化しているからだ。
> 非科学的な実在性もあるし、ファンタジー的な実在性もある…

139:考える名無しさん
18/05/29 08:55:23.55 0.net
>>138
相変わらず(?)、言葉に振り回されてるんだねw

140:考える名無しさん
18/05/29 11:05:34.99 0.net
「自然科学こそが唯一実在にアクセス可能だという立場」が「広く支持されている」かどうかは
大いに疑問の余地があるな。例えば経済学は「実在にアクセス」した研究分野なのであろうか。

141:考える名無しさん
18/05/29 12:45:38.62 0.net
>>140
実在という言葉の概念を問題にしているのに、実在を前提とした議論をするという、循環論法なんじゃない?

142:考える名無しさん
18/05/29 23:30:58.87 0.net
実在論の規制緩和だね。
「月の裏面に棲んでいる一角獣でさえ存在する」というのだから。

143:考える名無しさん
18/05/30 01:02:11.19 0.net
>>137
ガブリエルのロジックは、
「世界は存在しない」が、「世界以外のすべては存在する」というもの。
ここでの「世界」とは、人もリンゴも地球も宇宙も全てを包摂する対象領域のことで、
説明には、ウィトゲンシュタインの『論理哲学論考』の第一テーゼ「世界とは、成立していることがらの総体である」や、
ジジェクの『無以下』が参照されている。
Slavoj Žižek, Less Than Nothing: Hegel and the Shadow of Dialectical Materialism, 2012

144:DJgensei artchive gemmar
18/05/30 09:16:49.49 0.net
乱暴な議論だなあ。ヴィトゲンシュタイン。世界の王になったつもりでも
失敗未遂。

145:考える名無しさん
18/05/30 13:46:17.80 0.net
>>143
実にくだらんロジックだな

146:考える名無しさん
18/05/30 19:23:50.42 0.net
>>145
どの点が?

147:考える名無しさん
18/05/30 19:37:40.45 0.net
>>146
言葉の遊びだからだろ?

148:考える名無しさん
18/05/30 22:51:54.95 0.net
>>147
そのことを『なぜ世界は存在しないのか』というタイトルにして、
本一冊使って、色々な角度から何度にも渡って説明しているのだけどね。
例えば、>>143にある様な、互いに連関をなして一個の全体を形づくっている「世界」というものを見たことがあるかな?
その端から端までを見渡せるかな?

149:考える名無しさん
18/05/31 01:59:54.81 0.net
>>137
ウィトゲンシュタイン/ハイデガー/ガブリエル
・ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』の「世界」(p52)
“1  世界とは、成立していることがらの総体である。
 1.1 世界は事実の総体であって、物の総体ではない。”
・ハイデガーの「世界」(p69)
“世界とは、物の総体でも事実の総体でもなく、存在するすべての領域がそのなかに現れてくる領域のことです。
 存在するすべての領域は、世界に含まれている。
 マルティン・ハイデガーが適切に定式化したように、世界とは「すべての領域の領域」にほかなりません。”
・ガブリエルの「意味の場の存在論」(p292-293)
“いかなるものも、何らかの意味の場に現象するからこそ存在する。
 そのさい、全てを包摂する意味の場(=世界)が存在しえない以上、限りになく数多くの意味の場が存在するほかない。”

150:DJgensei artchive gemmar
18/05/31 07:04:48.65 0.net
人間が現れてくるのでは。

151:考える名無しさん
18/05/31 08:56:25.58 0.net
>>148
すべて言葉の定義の問題。
定義をせずに、実在だの存在だの世界だの意味だのと言っても、無意味だろ?

152:考える名無しさん
18/06/01 20:41:29.33 0.net
ハーマンやガブリエルも読んでみると、メイヤスーはラディカルな分、硬いところがある。

153:考える名無しさん
18/06/01 20:43:17.33 0.net
表象と実在の関係
分離型
・カント(表象主義)
・ハイデガー(表象主義)
・メイヤスー(表象主義批判)
一致型
・仏教密教(表象と実在の一致)
・道元(一致させたものの反転)
・京都学派(現象即実在論)
・ハッラージュ(アナ・ル・ハック(われは真理なり))
棲み分け・共存型
・ハーマン
・ガブリエル
アクセス型
・ハイデガー(抹消記号、四方界)
・デリダ(痕跡)
・ドゥルーズ(リーニュ(線))

154:考える名無しさん
18/06/01 20:44:39.87 0.net
>>153
> 分離型
メイヤスーは、表象主義を批判。分離された実在に注目する一方、受け手は消去した。
> 一致型
密教は、表象と実在の分離を認めつつ、その両者の一致を行ってきた。
道元に至っては、「諸法は実相」を「実相は諸法」と反転させる。人々の求める真実とは、経験的世界の諸現象そのものに他ならないと。
> 棲み分け・共存型
ハーマンとガブリエルは、様々なレベルの実在や対象の棲み分け・共存を認める。
> アクセス型
これらは密教。

155:考える名無しさん
18/06/01 20:47:23.49 0.net
道元はしょっちゅう反転する

156:考える名無しさん
18/06/01 20:53:01.44 0.net
分類成立

157:考える名無しさん
18/06/01 21:12:59.10 0.net
密教/絶対的一元論
“絶対的一元論の哲学的立場を実践的に把握するためには顕教的立場を超えて、密教的な修法が要求されるのである。
 たとえぽギリシャにおいてもオルフェウス教の密儀や新プラトン派では哲学思想が神秘の秘儀にまで高められる。
 中観派の般若思想が密教にまで進むのも、思想史の必然的な発展と見られる。”
『インド思想史から見た真言密教 (文部省科學研究費綜合研究成果特輯號二)』 (1957)
渡辺照宏
URLリンク(www.jstage.jst.go.jp)

158:考える名無しさん
18/06/02 12:25:56.40 0.net
※メイヤスー禁止

159:考える名無しさん
18/06/02 13:13:30.52 0.net
グレアム・ハーマン(Graham Harman、1968年5月9日 - )
[和訳]岡嶋隆佑監訳、山下智弘、鈴木優花、石井雅巳訳『四方対象: オブジェクト指向存在論入門』人文書院、2017年。
クァンタン・メイヤスー(Quentin Meillassoux, 1967年 - )
[和訳]千葉雅也、大橋完太郎、星野太訳『有限性の後で』人文書院、2016年
カトリーヌ・マラブー(Catherine Malabou、1959年 - )
明日の前に
カトリーヌ マラブー (著), 平野 徹 (翻訳)
出版社: 人文書院 (2018/6/26)

160:考える名無しさん
18/06/02 17:47:21.51 0.net
ひつこい

161:考える名無しさん
18/06/02 19:05:09.86 0.net
>>160
ひつこい、じゃなくて、しつこい

162:考える名無しさん
18/06/02 19:28:44.52 0.net
表象主義の二面的構造は、真理の「隠れと顕れ」として以下のように辿ることができる。
ハイデガー → ソシュール → カント → ルター → キリスト教 → ギリシャ語の真理「アレーテイア」

163:考える名無しさん
18/06/02 19:29:22.15 0.net
ルター「ハイデルベルク討論」における解体/構築
<解説>
「ハイデルベルク討論」の終わりのところで「十字架の神学」が隠れたる神の逆説として展開する。
ルターによるとキリストにおいて自己を啓示する神、つまり顕れた神は、もっとも深く自身を隠している神である。
(略)キリストは苦難と十字架というローマの極刑に付けられた、見るかげもない哀れな姿において自己自身をあらわす。
<本文>
(19)神の「見えない本質が」「造られたものによって理解されると認める」者は、神学者と呼ばれるにふさわしくない[ローマ 1:20]。
(20)だが神の見える本質と神のうしろ[出エジプト 33:23]とが、受難と十字架によって認められると理解する者は、神学者と呼ばれるにふさわしい。
[独語] Die Heidelberger Disputation
URLリンク(www.reformatorischeschriften.de)
[英語] The Heidelberg Disputation
URLリンク(www.catchpenny.org)
解説…『ルター神学討論集』 マルティン・ルター、金子晴勇 (2010)
本文…『ルター著作選集』 マルティン・ルター、徳善義和ほか (2012)

164:考える名無しさん
18/06/02 19:29:54.62 0.net
ルターはギリシャ的スコラ神学を解体し、原始キリスト教的性格を洗い出した。

165:考える名無しさん
18/06/02 19:30:40.23 0.net
>>163
デリダの脱構築(déconstruction) → ハイデガーの解体(Destruktion) → ルターの解体(destructio)
の経緯については、以下が詳しい。
・宮﨑裕助 「プロト脱構築について―ルター、ハイデガー、デリダ」
 『現代思想 2018年2月臨時増刊号 総特集=ハイデガー -黒ノート・存在と時間・技術への問い-』
・茂牧人 「なぜ日本にキリスト教哲学が必要なのか」 (2009)
 URLリンク(serve.repo.nii.ac.jp)
 ハイデガーとルター

166:考える名無しさん
18/06/02 19:31:35.59 0.net
“わたしたちが語るのは、隠されていた、神秘としての神の知恵”
― 新約聖書 「コリントの信徒への手紙1」 2:7

聖書に書かれた言葉の様態

167:考える名無しさん
18/06/02 19:32:07.26 0.net
“「真理」という語は、ギリシア人のもとでは或る否定を伴っている、
 すなわちア-レーテイア<ἀ-λήθεια>―
 非-覆蔵性、覆蔵されて-いないこと、である。”
― 『ハイデッガー全集 55 ヘラクレイトス』 p110

真理=隠されていないこと

168:考える名無しさん
18/06/02 19:33:20.27 0.net
“自然(ピュシス)は隠れることを好む”
― ヘラクレイトス 断片123

ピュシス [physis]
〔哲〕 〔自然の意〕 単に物質的な自然でなく、生ける霊にみちた能動的・有機的なもの。
ギリシャ哲学の最初の主題となった。(大辞林 第三版)

169:考える名無しさん
18/06/02 19:33:56.99 0.net
“「オカルト」という語は、けっきょくのところ、「未知なるもの」、隠されているものを意味するのだ。”
― コリン・ウィルソン 『オカルト』 (1985)

オカルト [occult]
神秘的なこと。超自然的なさま。(広辞苑第五版)
ラテン語: occulere の過去分詞 occulta(隠されたもの)を語源とする。

170:考える名無しさん
18/06/02 19:34:31.14 0.net
デリダによる「現前の形而上学批判」も、「ロゴス中心主義批判」もここまでを踏まえたものだった。
デリダは>>162の先に、フロイト経由で、古代エジプトの象形文字(ヒエログリフ)を接続する。

171:考える名無しさん
18/06/02 19:35:14.66 0.net
井筒や書家の石川九楊は、デリダを引き合いに、
ソシュールの言語学が、日常的な音声言語を中心とした表層言語を扱うものであることを指摘し、
書字や深層言語による意味作用の重要性を説いた。

172:考える名無しさん
18/06/02 19:36:20.78 0.net
更に、ここまでを踏まえて、メイヤスーは「祖先以前性」にまで遡った。

173:考える名無しさん
18/06/03 22:43:46.38 0.net
メイヤスーとか言ってるやつは高卒のバカ

174:考える名無しさん
18/06/03 22:53:24.04 0.net
>>173
どういう理由で?

175:考える名無しさん
18/06/03 23:01:08.46 0.net
長期間に渡る謎のメイヤスー推し(笑)

176:考える名無しさん
18/06/03 23:42:34.63 0.net
『有限性の後で』が邦訳されて2年も経つのに、
未だに読みもしないで、数学の話だとかいっている人達がいるから
説明しているんだよ。

177:考える名無しさん
18/06/03 23:50:34.58 0.net
実際、これを読まないと21世紀の哲学に参入できないというところもある。

178:考える名無しさん
18/06/04 08:35:54.60 0.net
そんなことはない

179:考える名無しさん
18/06/04 08:45:35.83 0.net
>>177
なんでそう思うの?

180:考える名無しさん
18/06/04 08:54:01.47 0.net
参入できないところもあるじゃなくて、参入できない。と断定してくれよ

181:考える名無しさん
18/06/04 21:25:16.65 0.net
>>179-180
物分りが悪そう

182:考える名無しさん
18/06/05 10:43:18.48 0.net
>>181
自分だけが理解している、かw
まあ、自分の道を進みなよ。
文系排除の現在、哲学で仕事にありつくのは無理だろうが、自己満足にはなるんだろう。
現実と触れ合わなければ、自己満足を持ち続けるのは簡単だ。

183:考える名無しさん
18/06/05 12:58:34.20 0.net
なんか一冊読んで全てを知ったつもりに浸ってるんだろうな
俺にもそういう時代がありました

184:考える名無しさん
18/06/08 22:10:52.73 0.net
>>162
> 498 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2018/06/04(月) 23:21:39.22 0
> “既にこの太古の神性Ἀφαία(アパイア)
>  - 現われざるもの、現われることから身を引くもの、逃れつつ現われ出でるもの -
>  それがアレーテイアの謂うところを名指している。”
>
> ― 『ハイデッガー全集 75 ヘルダーリンに寄せて』 p279
> 499 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2018/06/04(月) 23:41:35.14 0
> 「シラケつつノリ、ノリつつシラケる」という、あの根源的な振る舞い

浅田の場合は、自然の秩序たるピュシスから
ズレはみ出すところの人間性・社会性を扱ったのではあるが

185:考える名無しさん
18/06/08 22:11:44.69 0.net
『構造と力 ―記号論を超えて』 浅田彰 (1983)
ポスト構造主義についての見立ては、今もこの頃から大きくは変わっていない

186:DJgensei artchive gemmar
18/06/08 22:47:38.92 0.net
文系は排除じゃなくて理系に先んじて人員を絞っているんですよ。
だぶついた低ラン 中ラン 上位中らんぐらいまでを理系は背負っていってくださいね。

187:考える名無しさん
18/06/09 14:36:39.62 0.net
>>138の引用
> ガブリエルの哲学は、ファシズム批判の哲学でもあると思う。
> ひとつの特権的な「意味の場」の覇権を拒否し、複数性を擁護するという意味において。
> それは、戦後ドイツの歩みを隠喩的に示しているとも言えるかもしれない。

188:考える名無しさん
18/06/09 14:38:27.40 0.net
>>165の宮﨑「プロト脱構築について―ルター、ハイデガー、デリダ」は、
ハイデガー論としてもデリダ論としても新しい。

189:考える名無しさん
18/06/09 14:39:32.97 0.net
ルターにしても、ハイデガーにしても、デリダにしてもだが、
古典を遡行し、テクストを読む中に自己解体をやったのだということ。
自己が属する歴史や意識の。

190:考える名無しさん
18/06/09 14:40:04.85 0.net
他者を破壊し、転倒させるというものではない。

191:考える名無しさん
18/06/09 15:10:00.71 0.net
ゲームやってるキモータにとって植民地ってなんなんだ

192:考える名無しさん
18/06/10 10:53:21.41 0.net
>>189
ハイデガー『存在と時間』
“存在問題そのもののために
 それ自身の歴史に透明な見通しをつけることが
 われわれの課題なのであるから、
 固定化した伝統を解きほごして、
 その伝統が生みだしてきた蔽塞状態を解消することが必要となる。
 この課題をわれわれは、存在問題を手びきとして、
 古代的存在論の伝承的形態を解体し、
 かつて存在の最初の ―そしてそれ以来主導的となった― 諸規定が
 そこで得られた根源的諸経験へひきもどす
 解体作業(Destruktion)という意味でうけとる。”
― (序論2-6節) 細谷訳

193:考える名無しさん
18/06/10 10:55:39.95 0.net
>>189
デリダ「〈解体構築〉DÉCONSTRUCTIONとは何か」
> Déconstruction:déconstruireする〔解体して組み立てる〕行為。
> 文法用語。文のなかの諸語が構成しているものを、順序を崩して並びかえること。
> dé-は、破壊というよりもむしろ系統学的遡行を意味し得る
> 諸構造を壊し、分解し、その沈殿物を浮かび上がらせること
『井筒俊彦 言語の根源と哲学の発生』 〈KAWADE道の手帖〉 (2014)所収

194:考える名無しさん
18/06/10 11:49:18.96 0.net
真理(アレーテイア)モデルは古くからあるが、
さもすると、事物の陰に、来るべき真理の到来を
待ち続けることになる。メシア思想や真の革命などもそう。
だから、デリダはそれを反転させた。
自分の書くところ「エクリチュール」こそが世界であると。

195:考える名無しさん
18/06/10 11:50:31.72 0.net
この点で、デリダ>>194は道元>>154と似ている

196:考える名無しさん
18/06/10 11:51:01.97 0.net
「メシアニズムなきメシア的なもの」池田信夫 blog(抜粋)
URLリンク(ikedanobuo.livedoor.biz)
> デリダは『マルクスの亡霊たち』の中で、
> メシアニズム(messianisme)とメシア的なもの(le messianique)という区別を導入した。
> これは彼独特のわかりにくい用語法だが、簡単にいうと
> メシアニズムというのはキリスト教のように特定の目的をもつ積極的な救済、
> メシア的なものというのは「今とは違う状態」を求める否定的な救済である。
> いうまでもなくデリダが依拠するのは後者で、その観点からマルクスのメシアニズムを批判する。

197:考える名無しさん
18/06/10 12:13:21.53 0.net
>>187
特権的な「意味の場」の覇権を拒否し、複数性を擁護することによってファシズムに居場所を提供しているからファシズム擁護だとも考えられるけどどうなんだろ
戦う民主主義は明らかに特権的な意味の場の覇権の上に成り立ってると思うけど

198:考える名無しさん
18/06/10 12:16:54.07 0.net
>>194
>>196
マルクス自身は救済を待つべきだと言ってないよね
むしろ立ち上がれと言ったよね
その点においてはメシア的だと思うけど

199:考える名無しさん
18/06/10 14:42:42.48 0.net
>>197
フッサールは現象学的還元。
ガブリエルは存在論的還元。
悪だけでなく、正しいと思われているものも検証されなければならない。
自分にとって正しいものが、他者にとって悪であることもある。
「世界はない」とすることで、そういう超越的な審級を支える壁を取り払った。
現実的な判断をするプロセスもあるよ。

200:考える名無しさん
18/06/10 15:55:34.77 0.net
>>199
ガブリエルの哲学をファシズム批判戦後ドイツの歩みとして位置付けることに対する疑問とそれがなんの関係がある?

201:考える名無しさん
18/06/10 19:20:10.41 0.net
>>199
現象学的還元というのは、事象のすべてを人間の認識から隔離すること、だろ?
存在論的還元て、なに?

202:考える名無しさん
18/06/10 23:09:32.29 0.net
>>201
『なぜ世界は存在しないのか』p58-59

203:考える名無しさん
18/06/11 00:04:56.01 0.net
ハイデガーも、デリダも、廣松も、
それぞれに二項対立の乗り越えを課題としていた。
それに対し、ここしばらくの間で、明確な答えを示したのはメイヤスー。

204:考える名無しさん
18/06/11 00:05:20.99 0.net
>>153を整理すると
分離型
・主客の分離
・二元論
・客観的
一致型
・主客の一致
・一元論
・主観的

205:考える名無しさん
18/06/11 00:05:48.73 0.net
二元論と三元論という見方もある。
記号学と記号論の違いなど。

◇ソシュール
記号学(semiology)
・シニフィアン 記号表現
・シニフィエ 記号内容

◇パース
記号論(semiotics)
・アイコン 類似記号、表象作用
・インデックス 指標記号、指示作用
・シンボル 象徴記号、象徴作用

206:考える名無しさん
18/06/11 00:06:37.34 0.net
ノスとエーコによる<ソシュール>二元論と<パース>三元論の対応関係
「バビロンの混乱」を解決するためにソシュールとパースの統合を図ろうと考えたのはノスとエーコである。
彼らは上図のような二元論と三元論の対応関係を図示している。
この図から判ることは、以下の三つである。
(1)ソシュールの「シニフィアン」はパースの「記号表現(表意体)」に対応する。
(2)ソシュールの記号モデルにはパースの「対象」は含まれない。
(3)ソシュールの「シニフィエ」はパースの「解釈項」に対応する。
~『記号と再帰: 記号論の形式・プログラムの必然』 田中久美子 (2010) p38

<ソシュール>   <パース>

シニフィアン … 表意体\
                 対象
シニフィエ   … 解釈項/

207:考える名無しさん
18/06/11 00:07:17.86 0.net
ドゥルーズ/ガタリのポスト・シニフィアン的記号論
シニフィアンの記号学
・形式 ○
・実質 ○
・素材 ×
非シニフィアン的記号論
・形式 ○
・実質 ○
・素材 ○

208:考える名無しさん
18/06/11 00:16:27.99 0.net
>>171
“われわれは論及の範囲を,表音文字体系に,そしてとくに現今通用のもの,
 すなわちギリシャ字母をその原型とするものに,局限しておく.”
― ソシュール 『一般言語学講義』 小林英夫訳 (1972)6章

ソシュールは間違っておらず、表意文字である漢字にも言及し、それらは第二の言語であるとまで言っている。
日本人などが別途考えなければならない問題。

209:考える名無しさん
18/06/11 00:17:10.54 0.net
記号論が注目され、話題にものぼるが、今一整理がされない。

210:考える名無しさん
18/06/11 11:10:18.59 0.net
>>203
二項対立を哲学の重要な仕事と捉える時点で
二項対立の罠に嵌っている

211:考える名無しさん
18/06/13 20:36:22.26 0.net
一元論、二元論、三元論のどれが良い悪いというのではなく、
見方を変えることによって、それぞれの死角を克服しなければならないし、
そうした方法を一つでも多く持つべきだということ。

212:考える名無しさん
18/06/13 20:37:16.04 0.net
二項対立の具体的で身近な例には、政治の問題もある。
多数決、二大政党制、弁証法的発展の限界etc

213:考える名無しさん
18/06/13 20:38:10.38 0.net
フランシス・フクヤマが『歴史の終わり』(1992)とした東西冷戦終結の先に、
そのどちらとも違う経済・社会モデルを持って立ち現れてきたのがイスラム世界であり、
その様にして21世紀は幕を開けた。

214:考える名無しさん
18/06/13 20:39:07.06 0.net
【イスラム哲学】井筒俊彦を読む
スレリンク(philo板:426番)
426 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2018/06/12(火) 21:58:03.78 0
井筒俊彦は
ジャック・デリダから
「マエストロ(巨匠)」って呼ばれていたんだよな
 
日本ではなく
欧米で生まれていれば
「間違いなく世界思想史に残る存在になったはず」ともデリダは言っていた

215:考える名無しさん
18/06/13 20:39:47.26 0.net
『「東洋」哲学の根本問題 あるいは井筒俊彦』 斎藤慶典 (2018/2/11)
序 章 井筒「東洋」哲学
  「東洋」哲学/井筒「東洋」哲学は何を目指しているのか
第1章 表層/深層
 a)表層から深層へ
  コトバ/深層における分節化/分節化されたものから分節以前のものへ/事事無礙
 b)深層から表層へ
  理理無礙/分節(1)―「無」―分節(2)/挙体性起/存在の階層性/基付け関係/有力・無力
 c)大地と理性―ロシア的人間
  ロシアの一九世紀/原始的自然/『コサック』/ドストエフスキー
第2章 空/無
 a)「空」の徹底
  理理無礙/神の彼方/〈無分節な「ある」〉への反転/「存在」の破れ
 b)空と無
  『大乗起信論』におけるアラヤ識/ユダヤ教カッバーラー/バスターミーの「欺瞞」論/思考の無能力
 c)砂漠と死―ジャック・デリダ
  ユダヤとギリシアの狭間で/砂漠における彷徨/墓場、あるいは死
第3章 〈いま・ここで=現に〉
 a)「本質(マーヒーヤ)と「存在(フウィーヤ)」
  「存在は本質の偶有である」/有「本質」か、無「本質」か/フウィーヤ・マーヒーヤ・タビーア/有「本質」論の三つの型/
  イスラーム「原子論」/無「本質」的存在分節/元型とイマージュ/意識と存在の構造モデル/「概念実在論」
 b)〈いま・ここで=現に〉
  「存在」の「独一性」/創造不断/吾有時/「純粋な可能性」としての「無」/証言
 c)「入てん垂手」
  聖諦と俗諦/俗、あるいは町という共同体/「無」の共同体

216:考える名無しさん
18/06/13 20:40:22.83 0.net
『石川九楊著作集(全12巻)』 (2016-)
1巻:見失った手 状況論
2巻:日本の文字 文字論
3巻:日本語とはどういう言語か 言語論
4巻:二重言語国家・日本 国家論
5巻:漢字がつくった東アジア 東アジア論
6巻:書とはどういう芸術か 書論
7巻:筆触の構造 書字論
8巻:書の風景 作品論
9巻:書の宇宙 書史論
別巻1:完本・一日一書
別巻2:中国書史
別巻3:遠望の地平 未収録論考

217:考える名無しさん
18/06/13 20:41:17.29 0.net
>>208
デリダもこういうところをヒントにロゴス中心主義を批判。
「書き言葉>話し言葉」という転倒を行った。

218:考える名無しさん
18/06/13 20:42:08.44 0.net
哲学にしても仏教にしても、今のフェーズはポスト神秘主義だが

219:考える名無しさん
18/06/13 22:04:28.67 0.net
漢字・象形文字などの表意文字と、アルファベットなどの表音文字の比較については、
デリダ、ヘーゲル、ライプニッツなどが考察をしている

220:考える名無しさん
18/06/13 22:46:20.31 0.net
>>202
答えになってないよw
まるで見当違い。

221:考える名無しさん
18/06/14 20:18:30.71 0.net
秋満吉彦@akiman55
みなみしまさんが、マルクス・ガブリエルさん×國分功一郎さんの対談の主な内容を連続ツイートしてくれてます。
後日、朝日新聞に載るらしいけど(ついでにNHKも撮影に来てたけど)いち早くチェックしたい人はご一読がオススメ。
6:21 - 2018年6月12日
みなみしま@muik99
URLリンク(twitter.com)

222:考える名無しさん
18/06/14 20:19:50.77 0.net
思う存分、政治の話ができたのでは

223:考える名無しさん
18/06/14 21:52:14.27 0.net
フェルディナン・ド・ソシュール 『一般言語学講義』 各版
・Ferdinand de Saussure, Cours de linguistique generale (Publie par Charles Bailly et Albert Sechehaye, avec la collaboration de Albert Riedlinger, Edition critique preparee par Tullio De Mauro), Paris, Payot, 1972
・『一般言語学講義』 小林英夫訳 (1972)
・『「ソシュール一般言語学講義」校注』 トウリオ・デ・マウロ、山内貴美夫訳 (1976)
・『一般言語学講義抄』 菅田茂昭訳 (2013)
・『新訳 ソシュール 一般言語学講義』 町田健訳 (2016)
・『ソシュール 一般言語学講義: コンスタンタンのノート』 影浦峡、田中久美子訳 (2007)
・『一般言語学第一回講義―リードランジェによる講義記録』 小松英輔編 (2008)
・『一般言語学第二回講義―リードランジェ/パトワによる講義記』 小松英輔編 (2006)
・『一般言語学第三回講義―コンスタンタンによる講義記録+ソシュールの自筆講義メモ』 小松英輔編 (2009)

224:考える名無しさん
18/06/14 21:52:57.12 0.net
チャールズ・サンダース・パース
・『パース著作集 1 Peirce 1839‐1914 現象学』 パース (1985)
・『パース著作集 2 Peirce 1839‐1914 記号学』 パース (1985) 
・『パース著作集 3 Peirce 1839‐1914 形而上学』 パース (1985) 
・『プラグマティズム古典集成:パース、ジェイムズ、デューイ』 植木豊訳 (2014)
・『連続性の哲学』 パース (2001)

225:考える名無しさん
18/06/14 21:53:51.55 0.net
非シニフィアン(A-signifiant)
“非シニフィアン的記号論。
 これはシニフィアンの記号学とは区別されなければならない。
 ここで問題となるのは要するにポスト・シニフィアン的記号論である。
 非シニフィアンの記号論というのは、たとえば意味作用を生産する使命をおびていない
 数学的記号の機械とか、科学的、音楽的、芸術的といったような類の技術-記号的複合体とか、
 あるいはまた分析的な革命機械といったもののことであるといってよい。”
その他、非記号論的コード化、発生論的コード化、意味形成の記号学、前シニフィアン的記号学
― ドゥルーズ/ガタリ 『政治と精神分析』 (1994)

非シニフィアン的記号論の例に挙げられるのは
・音楽のエクリチュール
・数学のコーパス
・情報科学やロボット工学のシンタックス
など
― ガタリ 『闘走機械』 (1996)

226:考える名無しさん
18/06/14 21:54:36.82 0.net
>>225
数学などの有効が示したのはこの辺り

227:考える名無しさん
18/06/14 21:55:58.69 0.net
“言語を本源から超越する内的な体験を伝達するためには、
 言葉を使わざるをえないので、ここに理解しがたい矛盾が生ずるのです。(鈴木大拙)
 言葉の問題はまことに深刻である。
 どうにかして原子の構造について語りたいと思うのだが…
 通常の言語では原子の世界を語ることは不可能だ。(W・ハイゼンベルク)”
― フリッチョフ・カプラ 『タオ自然学』 3.言語の彼岸 (1979)

228:考える名無しさん
18/06/14 21:56:41.60 0.net
>>227
メイヤスーが言語を回避したことは、科学のこうした具体的な問題からの要請でもあっただろう

229:考える名無しさん
18/06/14 21:58:46.33 0.net
エティエンヌ・ジルソン 『存在と本質』 (仏1948/1981)
“理性は自分から由来しないものを説明するのに、唯一の手段しか持たない。
 即ちそれを無に帰することである。(E・メイエルソン『相対論の演繹』)”
“偶然的実在を特別に把握することは、存続し、持続する根本的不可知性について、
 めまいのするような経験をあえてすることに止まらない。
 それはたえず実在を、それ自身の無から湧出させるように強いることである。
 無からの真の創造はその時不可避になる。”

230:考える名無しさん
18/06/14 22:05:06.43 0.net
>>229
井筒も影響を受けた重鎮

231:考える名無しさん
18/06/15 00:18:54.62 0.net
最新の哲学モデルを巡って、「否定神学の乗り越え」という話がよく出て来るが、
ちゃんと自分で読んだことはあるだろうか?

232:考える名無しさん
18/06/15 00:19:21.81 0.net
デリダ『名を救う―否定神学をめぐる複数の声』訳者コメントより
デリダは病床の母親ジョルジェットをニースで看病した際に、本書『名を救う』を執筆しました。
深刻な病のため、息子の名さえ忘れるほど記憶を喪失していた母を前にして、
彼はシレジウスの否定神学的なテクストに親近感を抱くようになったと告白します。

233:考える名無しさん
18/06/15 00:20:07.35 0.net
“神は純粋な無である。いついかなるところでも神に触れることはできない。(25)”
“霊妙の神性は無であり、無を超えている。一切のものの中に無を見る人がこの神性を見出す。(111)”
“神は無であり、すべてである。(197)”
― アンゲルス・シレジウス 『シレジウス瞑想詩集 上下』 (1992)

234:考える名無しさん
18/06/15 12:28:21.37 0.net
宗教だなこりゃ

235:考える名無しさん
18/06/15 23:40:59.70 0.net
>>234
「否定神学」という言葉のどの文字が読めなかったのか?

236:考える名無しさん
18/06/15 23:43:58.49 0.net
“思惟を超えた一はいかなる思惟によっても思惟されない。
 言葉を超えた善はいかなる言葉によっても語られない。
 それはすべての単一者を一にする単一、
 存在を超えた存在、
 非知的知性、
 語られざるロゴス。
 非言語、非知性、非名称。
 いかなる存在者として在るものでもない。”
― ディオニシオス・アレオパギテース 「神名論」 1:1:7 『キリスト教神秘主義著作集 1』 (1992)

237:考える名無しさん
18/06/15 23:44:43.20 0.net
>>236
もう一人、否定神学として知られる、
5-6世紀シリアの神学者、いわゆる偽ディオニュシオス。

238:考える名無しさん
18/06/16 17:23:58.47 0.net
意味がある、ことを存在するに置き換える
ってことを哲学内の技術でやっても
その凄さがわからない
物理的に存在することと私が見ている、
の意味は質的に違う事柄だよ
地球が球体であることと
地球が三角説に見えるやつがいることは
意味としては両方存在するけど
だからなんなのとなる
いわんや民主主義とは無関係

239:考える名無しさん
18/06/16 17:44:35.93 0.net
>>238
たしかに、哲学の大半は主観と客観の混同か、言葉の誤用。

240:考える名無しさん
18/06/16 18:13:58.28 0.net
目という器官がある生物の総体を
考えるとその個体数だけ見えている世界がある
ネズミとかトンボとか
これはそれぞれに意味があるといえる
これを「存在」と言い換えたいひとが
いたとして、言い換えが理屈として
辻褄が合っていると、ファシズムに
対抗できる?
ついていけませんね

241:考える名無しさん
18/06/17 20:29:41.94 0.net
千葉雅也@masayachiba
ガブリエル千葉対談は『ニュクス』に掲載予定です。NHKのカメラも入ってたので、番組でも映るかも。
21:55 - 2018年6月15日

242:考える名無しさん
18/06/17 20:32:00.09 0.net
人文書院 @jimbunshoin
日本シェリング協会第27回大会(7/7~8@東大本郷)/シンポジウム「新しい実在論」:「ドイツ観念論と思弁的実在論」 浅沼光樹、「オブジェクト指向哲学と三項構造 『四方対象』に見るハーマン」清水高志、「マルクス・ガブリエルと西谷啓治」橋本崇 URLリンク(schelling.sakura) .ne.jp/%E5%A4%A7%E4%BC%9A%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0/congress%202018.html
14:22 - 2018年6月9日

243:考える名無しさん
18/06/19 22:23:59.40 0.net
「否定神学 → エックハルトの無 → ポストモダン → ドイツ観念論(シェリング) → メイヤスー」の流れ
【神学】キリスト教哲学総合スレ
スレリンク(philo板:162番)-211

244:考える名無しさん
18/06/19 22:24:44.84 0.net
『福音と世界 2018年7月号 特集=クィア神学とは何か』
「クィア」な知の営み ―周縁から規範を徹底的に問い直す … 佐々木裕子
クィア神学の定義をめぐる諸問題 … 朝香知己
「イエスとクィア」から「クィアなイエス」へ ―クィア理論を用いた聖書解釈の新たな地平 … 小林昭博
教会をめぐるクィアな可能性 ―〈怒り〉の回復とその共同性に向けて … 堀江有里
これからの「せい」の話をしよう ―生なる、性なる、聖なるかな … 川江友二
          *
現代に生きる主の弟子のあり方を問う ―WCCアルーシャ世界宣教伝道会議報告 … 村瀬義史
          *
【連載】
地のいと低きところにホサナ7 ―福祉と施し、そしてルースの受難 … ブレイディみかこ
福音の地下水脈(アンダーグラウンド)9 … IKAZUGOKE(前編)
聖書とわたし28 責任、そして「隣人になる」こと … 國分功一郎
みことば散歩19 素顔の君でいて … 望月麻生
野に咲く民衆の神学―別所梅之助を読む4 ―儒教・うるおい・神の裁き … 森 宣雄
現代神学の冒険―新しい海図を求めて22 ―生命の神学3―環境倫理と動物倫理 … 芦名定道
レヴィナスの時間論 『時間と他者』を読む40 … 内田 樹
佐藤優のことばの履歴書52 10年を経て … 佐藤 優
詩篇の思想と信仰155 詩篇149篇 … 月本昭男
新約釈義29 第一テモテ書(5:17-25) … 辻 学
表紙画について … 八木美穂子 

245:考える名無しさん
18/06/23 09:08:09.95 0.net
哲学者が語る民主主義の「限界」 ガブリエル×國分対談
URLリンク(www.asahi.com)
(1)実際には行政権力が強大な力を持っている現代の政治体制で、
   どのように民主主義を構想すればよいでしょうか
(2)立憲主義と民主主義の関係をどう考えればよいでしょうか
(3)主権に統治は可能でしょうか。
   主権によって政治コミュニティーを統治することはできるでしょうか
(4)現代政治が主権の限界に直面する一方で、
   主権を求める動きが日増しに高まっているこの状況をどう考えればよいでしょうか

246:考える名無しさん
18/06/23 11:36:01.52 0.net
ガブリエルとシェリング
シェリング『世界年代』における時間哲学 (2014-10-31)
マルクス・ ガブリエル、翻訳:中島 新
URLリンク(toyo.repo.nii.ac.jp)
新実在論とマルクス・ガブリエル─世界の不在と「事実存在」の問題─ (2016-03)
中島 新
URLリンク(toyo.repo.nii.ac.jp)
Weltalterの研究動向とマルクス・ガブリエルのシェリング研究 (2014-10-31)
長島 隆
URLリンク(toyo.repo.nii.ac.jp)

247:考える名無しさん
18/06/23 11:38:01.95 0.net
メイヤスーもガブリエルもシェリングだという

248:考える名無しさん
18/06/23 17:35:11.29 0.net
> シェリングの後期哲学に見られる「絶対的観念論の保留」[DMIM:2]という立場である。

249:考える名無しさん
18/06/24 18:10:18.29 0.net
『亡霊のジレンマ -思弁的唯物論の展開-』 (2018/6/22)
カンタン・メイヤスー、千葉雅也 著, 岡嶋隆佑、熊谷謙介、黒木萬代、神保夏子 訳
1 思弁的唯物論のラフスケッチ
2 潜勢力と潜在性
3 亡霊のジレンマ:来るべき喪、来るべき神
4 形而上学と科学外世界のフィクション
5 『賽の一振り』あるいは仮定の唯物論的神格化
6 減算と縮約:ドゥルーズ、内在、『物質と記憶』
「メイヤスーの哲学は、ポスト構造主義から引き継がれたテーマ、キーワードを、
人間的意味を徹底的に無化する方向へとラディカライズしている」(序文:千葉雅也)。
来たるべき神と全人類の復活を謳う表題作から、議論を呼んだマラルメ論、SF論まで。
『有限性の後で』では表れなかった、メイヤスー哲学のもう一つの相貌。

250:考える名無しさん
18/06/24 18:11:36.35 0.net
メイヤスー/キリスト教/構造主義の辺り

251:考える名無しさん
18/06/24 18:12:18.93 0.net
“わたしたちが語るのは、隠されていた、神秘としての神の知恵”(2:7)
“目が見もせず、耳が聞きもせず、人の心に思い浮かびもしなかったことを、神は御自分を愛する者たちに準備された”(2:9)
― 新約 「コリントの信徒への手紙1」

2:9は、「神のメッセージ」が、人智を超えたものであることを示す。
2:7では、そのように人間にとって「未知なるもの」を、「神秘」という言葉によって内蔵し、
尽きない原動力になっている。

252:考える名無しさん
18/06/24 18:13:21.77 0.net
“神はこの恵みをわたしたちの上にあふれさせ、すべての知恵と理解とを与えて、
 秘められた計画をわたしたちに知らせてくださいました。”
― 新約 「エフェソの信徒への手紙」 1:8-9

「神のメッセージ」=「秘められた計画」を解き明かしていくのが科学だろう。
その一方で、このことはは目的論とみなされることもある。

253:考える名無しさん
18/06/24 18:14:08.00 0.net
聖書にある2種類の「言葉」
“神は言われた。「光あれ。」こうして、光があった。”
― 旧約 「創世記」 1:3

“初めに言(ことば=ロゴス)があった。言は神と共にあった。言は神であった。”
― 新約 「ヨハネによる福音書」 1:1-2

254:考える名無しさん
18/06/24 18:15:02.62 0.net
>>253
・ヘブライ語の「ダーバール(רבד dabar)」(創世記 15:1)
・ギリシャ語の「ロゴス(λόγος logos)」(ヨハネ 1:1)
ダーバールは、動的で、働きかける特質があるのに対して、
ロゴスは、静的で、存在していることを特質とする。
特にダーバールは、創世記冒頭や言霊のような存在喚起力をイメージするといい。
(参考:『ヘブライ人とギリシャ人の思惟』 トーレイフ・ボーマン (2003))

255:考える名無しさん
18/06/24 18:15:40.22 0.net
ヘブライ的「言葉」ダーバール
・前へと駆り立てる → 話す → 「言葉」 → 行為的

ギリシャ的「言葉」ロゴス
・集める、秩序 → 話す、計算する、思惟する → 「言葉」 → 理性的

256:考える名無しさん
18/06/24 18:16:37.08 0.net
ロゴスを万物の根本としたのは新約だけではない。
「パンタ・レイ(万物流転)」で知られるヘラクレイトスなども例に挙げられる。
・「理(ことわり=ロゴス)に聞いて、万物が一であることを認めるのが知」(断片50)
・「理(ことわり=ロゴス)―全体を司るもの」(断片72)
万物が流転する中に、一切を統合する理法としてロゴスを重視するものだが、
ヘラクレイトスはエペソス(トルコ西部の小アジア)出身であり、
その哲学は、非ギリシャ的であることがしばしば指摘される。

257:考える名無しさん
18/06/24 18:17:36.28 0.net
キリスト教の中心にあるロゴスとは、
存在エネルギーであり、一にして一切である神的次元の言語。
ロゴスの先にダーバールがある。

258:考える名無しさん
18/06/24 18:18:09.43 0.net
S/S
URLリンク(www.youtube.com)

259:考える名無しさん
18/06/24 18:18:56.11 0.net
ソシュールによれば、我々の思考は、言語記号を伴わないままでは何一つ判然としない、
無定形(amorphe)で星雲(nébuleuse)のようなものであるという。
(参考:ソシュール『一般言語学講義』4章)

260:考える名無しさん
18/06/24 18:19:34.15 0.net
『ソシュールで読む聖書物語』 高尾利数 (1993)
聖書に、ランガージュ(言語活動)の神話的表出を読む

261:考える名無しさん
18/06/24 18:23:31.15 0.net
メイヤスーが「偶然性」と言うのは、世界のあり方についてであり、
目的論的世界観を無化する。
そして、もう一つには、構造主義の祖たるソシュール言語学の中心にある
恣意性に向けられたものでもあるだろう。

262:考える名無しさん
18/06/24 18:24:46.68 0.net
『恣意性の神話:記号論を新たに構想する』 菅野盾樹 (1999)
ポスト構造主義とポスト・ポスト構造主義の間の時期に書かれた本。
>>225の内、数理系の問題に取り組んだのがメイヤスーだとすると、
それ以外のもの、文字と絵の間や、芸術~人類学における記号過程など、
記号学と記号論の死角を埋めるべく、様々な言説が検討されている。
実在論の例
・世界は人間がそこに住む以前にすでに実在する
・人間の出現が世界にもたらす変化と追加を文化という
・世界から文化を差し引いたものを自然という
その他、一角獣の話(グッドマン)なども。

263:考える名無しさん
18/06/24 18:26:00.90 0.net
『世界制作の方法』 ネルソン・グッドマン 著、菅野盾樹、中村雅之 訳 (2008)
『記号主義 -哲学の新たな構想-』 N・グッドマン、C.Z.エルギン 著、菅野盾樹 訳 (2001)

264:考える名無しさん
18/06/24 18:29:51.80 0.net
>>249
>人間的意味を徹底的に無化する
意味というのは人間から見た概念だから、言葉の定義の矛盾だな。

265:考える名無しさん
18/06/24 23:10:20.62 0.net
これでようやく入口に立ったぐらい

266:考える名無しさん
18/06/25 08:36:02.66 0.net
>>249
この言葉の中二病センスどうにかならないのかね
恥ずかしい

267:考える名無しさん
18/06/25 09:38:10.70 0.net
ポストは~の後にくるということだよ。

268:考える名無しさん
18/06/25 12:27:18.70 0.net
>>264
意味を理解するのは人間であっても、その意味内容の中に人間という概念が
含まれている必要はない

269:考える名無しさん
18/06/25 20:50:51.97 0.net
>>261-262
[恣意性](arbitraire)
シニフィアンとシニフィエを結びつけるもの。
その時々の気ままな思いつき。自分勝手な考え。

270:考える名無しさん
18/06/25 20:57:35.78 0.net
>>262-263
ガブリエル『なぜ世界は存在しないのか』英語版の表紙の一角獣
URLリンク(images.gr-assets.com)
Why the World Does Not Exist
グッドマンの立場…実在しない(『世界制作の方法』4章)
ガブリエルの立場…実在する

271:考える名無しさん
18/06/25 22:14:00.39 0.net
なるほど。一角獣か。日本語版みていたから気づかなかった。
おれはグッドマンの現代風焼き直しだと思っていた。
これは読み直そう。宇宙と世界と自然の扱いがおれの考えと違う。
かといってガブリエルが正当とも思えない。

272:考える名無しさん
18/06/25 23:23:11.46 0.net
中沢新一×石倉敏明 「野生の科学、あるいは新構造主義の時代」 の自然/文化
『現代思想 2014年1月号 特集=現代思想の転回2014:ポスト・ポスト構造主義へ』
・ニュートンの色彩論
自然過程と記号過程を分離。
・ゲーテの色彩論
人間の脳内過程と外界の自然過程を一つの連続として捉える。
・レヴィ=ストロース
神話は植物が「変態」するように自己変形を行う。人間の精神活動は自然過程そのものから生み出される。
構造とは自然界と人間精神の両方に内在する原理。
・ラカン
無意識の過程が生命的な自然過程に繋がっており、それが反自然的な象徴過程と分離せずに、一つの連続した多様体をなす。
・ヘーゲル『エンチクロペディー』
自然過程と人間の象徴過程を一連のプロセスとして捉えながらそこに弁証法を入れていく。
・中沢『対称性人類学』
脳内過程と自然過程の交渉によってそのつど無数の「新しい自然」が生まれる。
・吉本隆明
記号過程を記号として分離することを批判。
胎児や無意識の中で起こる前言語的な記号活動と、人間の意識的な言語活動との繋がりを持った多様体を構想。
・ガタリ『分裂分析的地図作成法』
フラクタルやカオス理論を開放系にして自然過程に結び付ける。
・自然と科学
現実の世界はすべてが非対称的で複雑な構造を持つ。
自然科学は、自然現象を単純で原始的な状態、対称性を持つ状態に引き戻す。

273:考える名無しさん
18/06/25 23:24:29.58 0.net
こういう見立てはマルクスにもある。

274:考える名無しさん
18/06/25 23:25:15.54 0.net
“自然とは、それ自体が人間の身体ではないかぎりで、人間の非有機的な肉体である。
 人間が自然に依存して生きているということは、自然が人間の肉体だということであり、
 人間は死なないためにはたえず自然と交流しなければならないということだ。
 人間の肉体的・精神的生活が自然と結びついているということは、
 自然が自然と結びついているというのと同じだ。
 人間は自然の一部なのだから。”
― マルクス 『経済学・哲学草稿』 長谷川宏訳 (2010) 第1草稿 4.疎外された労働 p100-101

275:考える名無しさん
18/06/25 23:26:28.99 0.net
>>274
ネグリ=ハートは、大都市をマルチチュードの「器官なき身体(ドゥルーズ=ガタリ)」と位置づける際、
マルクスの『経済学・哲学草稿』の一部を引用した。
『コモンウェルス:<帝国>を超える革命論 下』 ネグリ=ハート (2012) 第4部

276:考える名無しさん
18/06/25 23:28:12.50 0.net
Masashi FUCHIDA
&#8207; @nonstopmasashit
13 時間13 時間前
こういう本が読みたかった!素晴らしい先行研究です!おもろいよぉ… |
「蓋然性」の探求―古代の推論術から確率論の誕生まで
このジェームズ・フランクリンってオーストラリア版、知の欺瞞の著者だな。
Corrupting the Youth: A History of Philosophy in Australia
それにしてもすごい値段
ハードカバー ¥ 109,664

277:考える名無しさん
18/06/25 23:30:27.22 0.net
>>126
「キリスト教と自然過程」という話は、ダン・ブラウンのテーマにもなっている。

278:考える名無しさん
18/06/25 23:30:54.82 0.net
URLリンク(en.wikipedia.org)(philosopher)
His polemical history of Australian philosophy, Corrupting the Youth (2003), praised the Australian realist tradition in philosophy and attacked postmodernist and
relativist trends

279:考える名無しさん
18/06/25 23:30:57.60 0.net
“どんなものも新たに生み出すことはできない、それはもとから自然に記されているのだから。
 独創性(オリジナリティ)は起源(オリジン)への回帰によって成り立つ。《アントニ・ガウディ》”
“それこそが、自分にとってこのサグラダ・ファミリアが大きな意味を持つ理由のひとつなのです。
 未来の聖堂…自然と直接つながる聖堂のように思えましてね”
― ダン・ブラウン 『オリジン』 (2018)

280:考える名無しさん
18/06/26 01:24:00.29 0.net
ネグリ=ハートは面白かったが、今はすっかりポスト帝国という感じがする

281:考える名無しさん
18/06/26 09:48:51.80 0.net
>>268
意味を理解するのは人間、なのではなくて、意味を作るのが人間。
人間を離れて、意味という概念が成立するわけもない。
たんなる言葉の誤用。

282:考える名無しさん
18/06/26 10:08:55.34 0.net
>>268
これが正しいね
例えば純粋数学の世界は
人間の創造物でありなんらかの意味であるが
特に挙げて、人間的な意味とは普通言わない
だから実際にはどの文脈や内容を人間的意味
がないと評価しているのかを知らなくてはいけない
リテラシーない人には理解できないだろうが

283:考える名無しさん
18/06/26 10:33:10.42 0.net
>>282
数学というのは、基本はただの分析。
その上で、多くの定義を加えているが、それは意味ではなく計算根拠だ。
リテラシーとか舌足らずの単語を使って悦に入っても、意味という言葉の誤用に過ぎない。

284:考える名無しさん
18/06/26 10:52:16.10 0.net
>>283
難しい話じゃないよ
彼のいう人間的意味の指す内容を
理解することなしになにもいえない
例えば意味を人間的意味と
非人間的意味に分けるという前提があったとする
その時に意味は全部人間的だ!っていうのは
別に矛盾を突いたものではない
違う例を挙げよう
非人間的所業といった時に
所業は全部人間がやることだ!
というのはお門違い
なので、君はもっと言葉を学ぶことが必要
これをリテラシー足りないと述べたまで
残念ながら定義云々言える知的水準に達していない

285:考える名無しさん
18/06/26 10:59:15.03 0.net
>>283
数学は人間の発明したものだよ
人間にとっての意味の一部
だけど人間的意味とは普通言わない
これは「人間」「的」の含意を考えれば分かる
例えば数学者に「円周率の人間的意味は
何ですか?」と聞くとしよう
意味イコール人間的意味が成り立つなら
それは「円周率の意味はなんですか」と同じだ
意味は全部人間的なんだから
しかし数学者はそうは理解しないのが普通
分析とかここでは関係ない
分析も人間にとってのなんらかの意味だし
というわけで君は考える力が足りない
それを端的にリテラシー不足と述べている

286:考える名無しさん
18/06/26 11:19:41.72 0.net
>>284
難しい話じゃないのはそのとおり。
意味というのは人間にとってなにごとかである、というのが言葉の定義。
人間的意味とか非人間的意味とか、比喩としてしか成立しない。
言葉を学ぶ必要があるのはあなたの方だと思う。

287:考える名無しさん
18/06/26 11:23:42.92 0.net
>>285
数学自体は人間が発明したものでも、内容は人間が考えなくても現実にある。
リンゴもミカンも同じ一つとして抽象するというのは人間の意識の所産だが、そこにリンゴとミカンがあることは人間とはかかわりがない。
その意味で、数学はすべて人間的ともいえるが、たんなる自然現象の引き写し(分析)ともいえる。

288:考える名無しさん
18/06/26 11:41:31.60 0.net
>>286
だから「人間的意味を徹底的に無化する」
というのは思弁的でこれ自体で
定義矛盾と指摘するような話じゃない
>>268
は俺ではないがその点適切で
意味を与えるのは人間だが
その中身が人間的と呼ぶに値するかどうかは
別で定義言い出すのは考えが浅い
そもそも意味は人間が与えるものだ、というのも
ある観念的な考え方でしかないしね

289:考える名無しさん
18/06/26 11:46:32.99 0.net
>>287
数学の内容が現実にあるかどうかは
哲学的立場によって変わる話でしかない
「人間的」のもつ意味が主だよ
よく読め
「人間的意味」といったとき
大きな「意味」というカテゴリの中に
人間的意味という領域があるという
前提で読むことができないで定義云々
指摘するのは、歪な思考力

290:学術
18/06/26 12:50:02.53 0.net
基本のただの分析じゃないの、数学は。突発的に文脈に出てきたりする数式の方が
面白いじゃん。

291:学術
18/06/26 12:50:59.72 0.net
数式学は頭脳を使う暗唱の聖典だから、血統的価値が高いんだよ。最初はほんのわずかからでも
よろしいね。

292:学術
18/06/26 12:59:20.71 0.net
逆境による困惑、富による堕落、病気による不自由、老もくによるおしゃべり、
突然の死などに見舞われないうちに 急いで善を行え。
預言者マホメット
人生は永遠の無にさしはさまれた短い挿話に過ぎない、しかもこの挿話の中で
思考が持続するのはほんの一瞬である。思考は長い夜に差し込んだ一条の
光に過ぎない、しかしこの光こそがすべてなのだ。
アンリ ポアンカレ
私は世の光である。私に従ってくるものは、闇の内を歩くことがなく
命の光を持つであろう
イエス キリスト

293:学術
18/06/26 13:03:34.81 0.net
数戦は知ってる 数専じゃない方々。

294:学術
18/06/26 13:06:33.52 0.net
シャア専数 もすごそうだろ?

295:学術
18/06/26 13:15:42.53 0.net
東京は数Ⅵぐらいまでか。存在自我自体。

296:考える名無しさん
18/06/26 13:21:42.99 0.net
>>288
ひとつひとつの言葉の使い方が曖昧過ぎる。
人間的とはなにか、人間的と非人間的の境界をどう設定するのか、無化するとはどういうことなのか。
雰囲気で言葉を並べているだけだ。
人間にとっての問題である「意味」が、観念的であるのはあたりまえというか、それが「意味」という言葉の意味だ。

297:考える名無しさん
18/06/26 13:26:45.04 0.net
>>289
繰り返す。
人間的とはなにか。
大きな「意味」というカテゴリ、とはどういう設定なのか。
定義なしで議論する哲学なら、数学は食べ物だ、と言っても正しいことになる。

298:学術
18/06/26 13:36:53.66 0.net
人間の無意味さと 有罪者について。

299:考える名無しさん
18/06/26 13:41:21.69 0.net
>>297
使っている人の文脈での個々の整合性がまず重要
君はそれを無視しているので不毛
ただし「人間的意味」という連語そのものに
ケチをつける姿勢はとても知的とは言えない
「的」の意味の幅を適切に理解できずに
上っ面だけで矛盾だと判断している
まずは大きな辞書で「的」を引きなさい
つまりね君は自分自信が思っているような
言語能力を有していないのだよ
錯覚して横暴になっている
反省しなさい

300:考える名無しさん
18/06/26 13:48:24.47 0.net
定義定義マヌケな逃亡だなあ
誰かが人間的意味といったら
話し手が人間的と限定しているのだから
意味のなかで人間的ではないものがあると
読み手は前提として想定するに決まっているし
これは自然な言語理解
まずは「人間的意味」をググって
使用者に間違いですと教えてあげたら
どうかなあ
“human meaning”ですと言われたら
それもググって、使用者に間違いです
とメールでも送ればいいよ
思考力ないと悲しいなあ

301:考える名無しさん
18/06/26 14:01:07.94 0.net
まとめ1
(俺の主張)「人間的意味」という言葉だけで定義の矛盾ということはできない
1意味は全て人間の産出するものであるという考えを支持することと、
人間的な意味といえるかどうかは別物。
2もし矛盾があるならば、その使用文脈を読み解いたなかで言葉の使用の整合性のなさ
を指摘することが必要。
3こういう無駄な指摘にしがみつく人間は基本的な思考力が足りていない。
>>249
>「メイヤスーの哲学は、ポスト構造主義から引き継がれたテーマ、キーワードを、
>人間的意味を徹底的に無化する方向へとラディカライズしている」(序文:千葉雅也)。
これに対してのコメント
>264考える名無しさん2018/06/24(日) 18:29:51.800>>268
>>249
>>人間的意味を徹底的に無化する
意味というのは人間から見た概念だから、言葉の定義の矛盾だな。
それに対する(俺ではない)反論
>268考える名無しさん2018/06/25(月) 12:27:18.700
>>264
>意味を理解するのは人間であっても、その意味内容の中に人間という概念が
>含まれている必要はない

302:考える名無しさん
18/06/26 14:01:49.87 0.net
>>299
結局なにも説明できないんだね。
せめて、「人間的意味」という連語w の人間的と非人間的の境界ぐらいは説明してごらんよ。
クジラを捕るのは人間的だ。
クジラを捕るのは非人間的だ。
どちらも正しい、と言ってるだけだから、なんの議論にもならない。
どんどん馬脚が出てきてるよ?

303:学術
18/06/26 14:02:03.31 0.net
表象を巣食うロア。

304:学術
18/06/26 14:02:24.61 0.net
深層をかいでいたグングニル。

305:考える名無しさん
18/06/26 14:02:37.29 0.net
>>300
クジラを捕るのは人間的。
クジラを捕るのは非人間的。
どっちでしょう?w

306:考える名無しさん
18/06/26 14:06:32.61 0.net
>>301
どういうまとめでもいいけど、私が主張しているのは、定義の曖昧な議論は哲学ではなく、気分の表明に過ぎないということ。
ドゥルーズ以降、定義を曖昧にして気分で語ることが、深遠な哲学であるかのような雰囲気が醸成された。
ドゥルーズ自身は、意味について考えようとした時期もあったのにさ。

307:考える名無しさん
18/06/26 14:26:00.68 0.net
まとめ2
俺の感覚では特定の文脈がなければ「人間的意味」というのは
「いかにも人間らしさを感じる意味」でしかない。
たとえば情動や社会、人生、心の問題であり、逆に「非人間的意味」なら、
冷徹な論理や、または残酷性を想起する。難しい話じゃない。
>>296の主張によれば、「人間的意味」には彼の満足する定義が必要だと言う。
この場合「人間的意味」の使用者は非常に独特な定義をしないとこの言葉が
使えないということになる。なぜならば彼によれば「人間的意味」は表現
そのものが矛盾だからだ。
ここで検索して実際の用例を見てみる。
「すなわち、知覚には、人間的意味の方がいわゆる感覚的記号よりも先に与えられているのである。」
「そこでは家族がまさしく家族であることの意味が根底からひっくり返ってしまい、
子生みによってかたちづくられた分身ー帰属としての人間的意味の方はこれによって
極限まで侵触されてしまうことだろう。」
「数千年来の常民の習慣・俗信・伝説には必ずや深い人間的意味があるはずである。」
というわけで「人間的意味」は矛盾したおかしな表現ではないことがわかる。
より詳細な定義が欲しくなることはだれしもある。
しかしそれと連語単体が定義矛盾だとするのは全く違うことである。
参考 human meaning
Patterson's work garnered some controversy, with some in the scientific community questioning
whether she was overstating the gorilla's communication abilities and projecting human meaning
onto Koko's actions.
これはいかにも人間が自分を投影して解釈しそうな発想という意味
That is that the words “rich” and “wealthy” are not of merely economic significance
but of vastly broader human meaning.
これは言葉の使い方について、比喩だよと言っている

308:考える名無しさん
18/06/26 14:28:30.95 0.net
>>302
どちらも成立するだろう。それは文脈次第。
人間の多面性なんて矛盾していないよ
君大丈夫かな?
知的怠慢だよ

309:考える名無しさん
18/06/26 14:32:25.26 0.net
>>307
>「いかにも人間らしさを感じる意味」でしかない。
>逆に「非人間的意味」なら、冷徹な論理や、または残酷性を想起する。
そんなラノベみたいな基準でなにを語れるんだよ?w
そもそも、>>286 で比喩に過ぎないと指摘してるんだけど?

310:考える名無しさん
18/06/26 14:33:07.36 0.net
>>308
それが哲学?
あたま大丈夫?

311:考える名無しさん
18/06/26 14:48:57.83 0.net
「人間的意味」を
意味全体の中にある
より人間的な意味と読めないのは
なにか日常の思考においても
問題を起こしていることだろう
哲学はそういう人を釣るために
あるという面も否定できないがなw

312:考える名無しさん
18/06/26 14:50:07.69 0.net
>>309
ラノベ基準?
意味不明
どういう比喩か定義をお願いねw

313:考える名無しさん
18/06/26 14:51:22.18 0.net
>>311
これ以上自分の頭の悪さを晒すのは止めときなよ。

314:考える名無しさん
18/06/26 14:51:47.53 0.net
科学の中の人間的意味づけ
> 自然科学においても、問題の提起(仮説)から素材の選択、
> 実験を経て結果の評価と応用に至る諸段階で研究者の主体的な関与がある。
> これは科学の過程に人間的な意味を与えている。


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