【イスラム哲学】井筒俊彦を読むat PHILO
【イスラム哲学】井筒俊彦を読む - 暇つぶし2ch96:学術
17/08/10 21:41:33.48 0.net
徒刑囚 実験素材。
 
囚ビズ アンド ag

97:考える名無しさん
17/08/14 01:07:31.86 0.net
>>96
井筒の本はどれを読んだことがあるのかな?

98:考える名無しさん
17/08/14 01:08:24.07 0.net
今どの辺りの話をしているのか分かるだろうか?

99:考える名無しさん
17/08/15 00:25:51.68 0.net
>>33
井筒哲学の欠点とは具体的にどこか?

100:考える名無しさん
17/08/16 21:34:08.62 0.net
ウィリアムジェームスの心理学読んでるが彼の心理学の手法は内観で自分の心理状態をチェックして心理学に敷衍する手法だったらしい。
井筒俊彦も内観で形而上的体験をしてる
ジェームスの純粋経験と井筒の存在の0ポイント体験はやはり同じだろうな

101:考える名無しさん
17/08/22 02:40:28.87 0.net
>>99
天才すぎて、思考が難解すぎて一般人じゃ容易に理解できない。

102:学術
17/08/22 07:09:33.28 0.net
井筒は大学先輩で中退組だ。もっといいテクストが公開されると思う。

103:学術
17/08/22 07:11:37.66 0.net
中退じゃないのか。

104:考える名無しさん
17/08/22 07:22:17.52 0.net
>>102
> もっといいテクスト
どんな?

105:考える名無しさん
17/08/22 19:46:14.62 0.net
コテまでつけてデタラメ書き込んでんだから救いようないな

106:考える名無しさん
17/08/22 20:42:26.61 0.net
虚言癖?

107:考える名無しさん
17/08/22 21:13:20.75 0.net
学術は天才で好き。虚言癖じゃない。
ホーネットが1番嫌い。虚言癖。あんまりでてこないけれど。

108:考える名無しさん
17/08/22 21:23:19.66 0.net
自然過程説、マジレス、学術は許さない。
清見、しのさんはおっけー。

109:考える名無しさん
17/08/22 21:27:27.55 0.net
>>108
やだなあ。゚(゚´ω`゚)゚。

110:考える名無しさん
17/08/31 15:48:30.72 0.net
存在認識の道の巻末広告に、スフラワルディーの顕照哲学も井筒訳で載ってるけど、結局全く手つかずだったのかな
正直、モッラー・サドラーよりこっちのほうを訳して欲しかった
全訳は無理でも一部だけでも訳してくれたらよかったのに

111:考える名無しさん
17/09/01 21:29:11.58 0.net
>>110
意識の形而上学の最後にこれから刊行予定としてスフラワディー出てたけど亡くなったからなあ

112:考える名無しさん
17/09/04 00:11:39.75 0.net
ジェームズの純粋経験が、どれぐらい仏教の影響を受けているのかが気になる。
ニーチェとも近い世代だから、そういうこともあっただろうとは思うが。
(1842-1910)ウィリアム・ジェームズ
(1844-1900)ニーチェ

113:考える名無しさん
17/09/04 00:12:02.90 0.net
心理学における仏教の影響-過去と展望-
URLリンク(www.psych.or.jp)
たとえば,ウィリアム・ジェームズは,自らの講演中,仏教徒ダルマパーラに短い講話を求め,
この「仏教教理は,25年以内に,誰もが研究することになる心理学となるだろう」と述べている。
実際には,彼の予想通りにはならなかったが,心理学・深層心理学と仏教との関連は,何度となく議論されてきた。

114:考える名無しさん
17/09/04 00:56:55.57 0.net
井筒は今道友信との対談で、
光の仏陀である大日如来と、スフラワルディーの光の形而上学とを重ねたりもしている。

115:考える名無しさん
17/09/04 00:57:31.34 0.net
“十二世紀ペルシャの哲学者スフラワルディーが「東洋哲学」ということを考えた”
“その「東洋」ということはアラビア語で「マシュリック」Mashriqというんですが、
 「マ」とは「場所」ということで、「シュリック」というのは「黎明の光」という、
 暁の光がさしそめるその場所ですね”
“哲学とは精神の「東洋」を探求することでなければならない”
“(略)いわゆるアラブ国家、アラブ文化圏とインド、トルク、ユダヤ、それからペルシャ、そして中国、
 チベット、日本などが全部一つになって、
 それが精神の黎明の場所みたいな感じにぼくの心には映ってくるわけなんです”
― 井筒俊彦「東西の哲学」〔今道友信との対話〕(『井筒俊彦全集 第五巻』)

116:考える名無しさん
17/09/04 00:58:39.20 0.net
『井筒俊彦の東洋哲学とスフラワルディー哲学』
ザキプール バフマン
宗教哲学研究 33(0), 82-89, 2016
URLリンク(www.jstage.jst.go.jp)

117:考える名無しさん
17/09/04 00:59:42.15 0.net
『光の政治哲学―スフラワルディーとモダン』 (2008)
鈴木規夫
スフラワルディーについてまとまって読めるものはこれ

118:考える名無しさん
17/09/04 01:10:27.36 0.net
ドラクエのピークがⅢでまともにやれるのがⅣかⅤくらいまでのように、意識と本質もⅢがピークでいいのはⅤくらいまでだな
それ以降は今一ネタばかりだな
後半のカバラネタばかりだなとかもうネタ切れ感だな

119:考える名無しさん
17/09/04 01:30:30.48 0.net
>>118
新しいネタとは例えばどういうものかな?
紹介できる?

120:考える名無しさん
17/09/04 01:39:07.70 0.net
『意識と本質』の全編を通して紹介されているのは、押さえておかれるべき古典中の古典ばかりでしょ。

121:考える名無しさん
17/09/04 02:28:09.04 0.net
専門家数人分の仕事をやった井筒だから、足りないというつもりはないが、
井筒にも、力を入れてやらなかったものというのはある。
・数学的アプローチ
・経済/社会モデル
・アフリカ(的段階)
今は、こういうものの先を見ていかなければいけない。

122:考える名無しさん
17/09/04 02:35:52.04 0.net
>>121
井筒好きだね。井筒より天才なくせに。

123:考える名無しさん
17/09/05 14:16:38.84 0.net
>>112
宗教的経験の諸相に自分は仏教に詳しい訳ではないがと断った上で仏教の業という観念には賛成するという趣旨の事言ってた記憶がある
確認してないので百パーセントの確証はないが

124:考える名無しさん
17/09/05 14:31:50.99 0.net
ジェームスの純粋経験は座禅してた西田きたろうの哲学の中核概念になった。やはり座禅してたらしい夏目漱石も影響受けた。西田の親友が鈴木大拙で鈴木の後釜としてエラノス会議に参加したのが井筒俊彦だ
井筒も参禅者
鈴木通じて西田哲学の影響もかなり受けてただろう
ジェームスの哲学は禅的なものと相性が良いのだろ

125:考える名無しさん
17/09/05 23:38:16.99 0.net
>>123
ありがとう。読んでみる。

126:考える名無しさん
17/09/09 22:37:09.41 0.net
日本版カバラ
平田篤胤「古道大元顕幽分属図」(1820)
URLリンク(c.blog.xuite.net)
セフィロトの樹
URLリンク(blog-imgs-76.fc2.com)

127:考える名無しさん
17/09/09 22:40:08.93 0.net
>>121
神道もやらなかったな

128:考える名無しさん
17/09/09 23:29:04.89 0.net
イスラム移民は絶対入れてはならない。同族結婚を繰り返し遺伝子異常がある。
2005年に行われたBBC2の調査では、イギリスで生まれた子供たちの
3.4%がパキスタン系移民の子供たちですが、イギリスで劣性遺伝病を
持って生まれてきた子供たちの30%がパキスタン系であることが分かりました。
1300年もの間、同族結婚を繰り返せば、絶対に遺伝子異常が多発するのは当たり前です。
その結果、まともな判断ができないほど脳が劣化するそうです。
1. 同族交配により生まれてくる子供の異常:
死産の割合が2倍に増える。
分娩時の新生児の死亡割合が50%増える。
嚢胞性線維症や脊髄性筋萎縮症などの常染色体劣性遺伝のリスクが18倍も高くなる。
先天性異常による死亡率が10倍に増える。
2. 心身障害と病気:
両親の血縁関係が近いほど、知恵遅れ、身体障害、統合失調症や精神異常者の割合が増す。
同族交配によって生まれた子供は社会生活能力の発達がかなり遅れる。
例として、固視、社会的微笑、音による発作、口頭表現、
手を握る動作などが同族交配の子供ではかなりの遅れがある。
研究結果により両親がいとこ同士の子供は、IQが10から16ポイント下がることが分かった。
さらにIQが70以下の子供が生まれる確率も高まる。
いとこ同士の両親からは、知恵おくれの子どもが生まれる確率が通常の4倍となる。

129:考える名無しさん
17/09/09 23:29:19.14 0.net
(デンマークの心理学者のニコライ・セネルス氏の研究結果)
・ソマリア人の3人に1人が精神障害者
・デンマーク最大の精神病棟に入院している精神疾患の犯罪者の40%以上がイスラム系移民
・コペンハーゲンに住む身体障害者の3分の1がイスラム系移民
・デンマークのイスラム系移民がデンマーク陸軍の入隊試験を受けた結果、
 デンマーク人に比べ、不合格者の割合が3倍以上となった。
・デンマークの学校ではイスラム系移民の子供たちは過剰反応をするため特別支援教育が
 必要とされるケースが非常に多い。
 デンマークの学校の予算の3分の1が特別支援教育に使われている。
・デンマークのアラブ系の両親から生まれた子供の64%が、デンマークの教育制度で
 10年間の教育を受けた後も職学能力がない。デンマークの高校の中退率は、
 イスラム系移民の生徒がデンマーク人の生徒の2倍。
 イスラム系の人々はIQが平均的に低いために、彼らは知識を得たり学んだり抽象的思考ができない。
・中東アフリカのイスラム圏では1年にたった330冊の本しかアラビア語に翻訳されていない。
 ギリシャの1年間の本の翻訳率のたった20%。
 中東アフリカのイスラム圏では過去1200年でたった10万冊の本しかアラビア語に翻訳されていない。
 スペインでは1年間で10万冊の本がスペイン語に翻訳がされている。
・トルコでは10人に1人が生まれてから一度も本を読んだことがない。
・世界のイスラム教徒のうち、たった9人しかノーベル賞を受賞していない。そのうちの5人はノーベル平和賞。
・科学的な研究に関しては、世界平均のたった10%しか実施されていない。

130:考える名無しさん
17/09/10 09:02:50.53 0.net
>>126
URLリンク(imgur.com)
URLリンク(imgur.com)
平田の元ネタはこの当たりだろうな

131:考える名無しさん
17/09/10 17:46:23.17 0.net
>>127
神典である日本書記はコスモスとアンチコスモスで取り扱ってる

132:考える名無しさん
17/09/10 17:49:21.41 0.net
>>129
無関係なヘイトはうざい!

133:考える名無しさん
17/09/10 17:50:43.40 0.net
>>99
結論が無分節だから面白くないという人はいる

134:考える名無しさん
17/09/10 18:08:18.12 0.net
>>131
天地開闢における混沌(カオス)からの秩序(コスモス)成立か。
井筒的なテーマだ。

135:考える名無しさん
17/09/10 18:09:30.56 0.net
>>128
劣性という言葉の意味間違えてる(笑)

136:考える名無しさん
17/09/10 18:13:38.57 0.net
>>134
井筒的読みだと神道の聖典でありながらただの神話扱いだった古事記や日本書記も生きてくる

137:考える名無しさん
17/09/10 18:35:04.57 0.net
割と不思議なのはイスラーム哲学にも中国思想にも興味ありありだったのに中国イスラーム思想には全く触れてない点

138:考える名無しさん
17/09/10 18:43:19.70 0.net
>>137
情報が少なかったからだろ。チベット仏教に近い思想を抱いてると指摘されるがチベット仏教への言及は意識と本質に孫引きでわずかにあるだけ
浄土宗の山崎弁栄思想とも近いと若松英輔とかは言ってるが多分山崎弁栄も知らなかったろうし

139:考える名無しさん
17/09/12 15:18:07.72 0.net
意識と本質、コーランを読む、意識の形而上学を井筒三部作として後代に伝えよう

140:考える名無しさん
17/09/12 19:22:27.49 0.net
意識の形而上学だけ読んでないけど面白いの?
仏教にまるで興味わかないから大乗起信論を読むっても食指が伸びない
意識と本質も禅語ってるところは全く面白くなかったわ

141:考える名無しさん
17/09/12 21:35:52.64 0.net
>>140
意識と本質が面白く感じたら面白く読めると思う

142:考える名無しさん
17/09/12 22:04:05.46 0.net
>>141
ふむ、じゃあ買ってみるか
別に高くもないしね

143:考える名無しさん
17/09/13 07:36:08.77 0.net
>>134
井筒は、混沌(カオス)と秩序(コスモス)の関係をどのようなものだと考えていたのですか?
具体的にどのようにその関係を記述していますか?

144:考える名無しさん
17/09/13 11:47:24.55 0.net
クルアーン第9章5節
神聖月があけたら、多神教徒は見つけ次第、殺してしまうが良い。
引っ捕らえ、追い込み、至る所に伏兵をおいて待ち伏せせよ。
クルアーン第2章第193節
「宗教が全くアッラーの宗教ただ1つになる時まで、異教徒どもを相手に戦いぬけ」
クルアーン第47章4節
あなたがたが不信心な者と(戦場で)見える時は、(かれらの)首を打ち切れ。
かれらの多くを殺すまで(戦い)、(捕虜には)縄をしっかりかけなさい。
その後は戦いが終るまで情けを施して放すか、または身代金を取るなりせよ。
これが哲学なのか?単純に殺人教唆にしか見えないのだが?

145:考える名無しさん
17/09/13 12:08:54.17 0.net
>>144
井筒俊彦のコーランを読むから読んで言え。些末なネガティブキャンペーンじゃなく背景と読み方から入る。

146:考える名無しさん
17/09/13 14:20:01.48 0.net
神道的に詩歌は神への捧げ物とされその為に神道家でもあった本居宣長は神道も詩歌も研究して復古神道の基礎を作った
井筒はイスラム以前のジャヒーリヤ時代の詩人はジン(妖霊)に憑かれた人と見られたと述べる
ジンは日本的な感覚なら八百万神になるだろう
詩は神話の原型とも言われる
井筒は人間の無意識にはミュトポイオスと言う神話形成機能があると仮定してる

147:考える名無しさん
17/09/13 14:38:59.90 0.net
>>144
>第9章5節
>神聖月があけたら、多神教徒は見つけ次第、殺してしまうが良い。
>引っ捕らえ、追い込み、至る所に伏兵をおいて待ち伏せせよ。
ここでいう多神教徒とはムハンマドと敵対するマッカ軍や同盟軍であること。
それがわかるのは前節に
「多神教徒とて、汝らと協定を結んで後は少しも義務を怠らず、また汝らに敵意をもつ人間はただの一人も援助したこともないような人たちは別とする。」
とあることから、ここで殺せという多神教徒というのは、ある特定の敵対勢力に限定されての意味だと分かる。
まず前提として、マッカとムハンマドは戦争状態にあるわけで、神聖月の間は休戦状態にあるだけ。
だから休戦が明けたら再び戦闘に入れと発破懸けてるだけで殺人教唆とかの話じゃなくて当然のことを言ってるだけ
>第2章第193節
>「宗教が全くアッラーの宗教ただ1つになる時まで、異教徒どもを相手に戦いぬけ」
同じ節「しかしもし向うがやめたなら、(汝らも)害意を棄てねばならなぬぞ」
君、もしかして文盲?すぐ続きの文章も読めないの?
>第47章4節
どうみても戦時の規定じゃん
戦争終われば許すか身代金で済ませってことだけど、それもわかない?

148:考える名無しさん
17/09/13 15:56:08.82 0.net
>>147
しつこいな。出ていけよ。イスラムネガティブキャンペーンはよそでやってくれ

149:考える名無しさん
17/09/13 16:08:13.93 0.net
>>147
ごめん間違えた。変なのが迷い込んでたから

150:考える名無しさん
17/09/13 16:15:25.25 0.net
>>143
井筒は無である混沌たるカオスからコスモスが生まれ更にコスモスを無に帰そうとするアンチコスモスとしてのカオスを措定した
聖書の創世記にしろ日本書記にしろ原初の混沌からそれが凝り固まり秩序が形成される
しかしそれは仮初めのものであるとする老荘や大乗仏教の空思想はアンチコスモス思想だと言う

151:考える名無しさん
17/09/13 23:32:44.95 0.net
>>144
読んだことないだろ?

152:考える名無しさん
17/09/18 12:27:09.51 0.net
老子道徳経読んでるが英文に翻訳したの日本語に更に翻訳とかかなり意訳になってる

153:学術
17/09/18 13:26:16.36 0.net
当時の風景が想像できますか。テロのニュースを見ていると。
しかし爆弾ていうのも短絡的に人を殺しすぎる。

154:考える名無しさん
17/09/18 17:34:18.09 0.net
テロとされる爆弾の被害より、ハリケーンの方がはるかに被害が大きい。
防止できたはずの犯罪行為なのに対策が不十分だったということなら
騒ぎになるが、どこかのミサイル騒動のようにどっちみち自分が
どうしようとなるようにしかならないと人々が感じれば、みんな他人事
で無関心になる。周囲でミサイルが落ちてくるかもしれないなどと
いって心配している人は見たことも聞いたこともない。

155:考える名無しさん
17/09/18 17:48:41.71 0.net
老子は訳者によって銘々勝手だから、何冊か比較して読むのが吉。
存在論向きのもあれば、処世術向きのもある。

156:考える名無しさん
17/09/18 17:53:44.84 0.net
自演するな

157:考える名無しさん
17/09/18 18:06:15.86 0.net
井筒哲学の理解に老子は不可欠

158:考える名無しさん
17/09/18 20:38:36.56 0.net
イスラム社会といえば、反フェミニズム、反LGBTQとして
批判されていますが、その辺りのイスラム社会の改革は望めないのでしょうか?

159:考える名無しさん
17/09/18 21:00:38.57 0.net
イランやパキスタンなど、シーア派は女性の教育や社会進出に力を入れていることで有名。
ホメイニ師と「おしん」の例など。

160:考える名無しさん
17/09/18 21:21:15.67 0.net
桜井啓子、片倉もとこ、重信メイ、、

161:考える名無しさん
17/09/18 21:26:17.92 0.net
井筒俊彦英文著作翻訳コレクションの老子道徳経はこんな感じの訳
道可非常道 道(という言葉)によって示されるうような道は永遠の「道」ではない
名可名非常名 名(という言葉)によって示されうるような名は永遠の名ではない

162:考える名無しさん
17/09/18 21:30:06.43 0.net
>>158
ゲイは表向き禁止だが女性との接触が制限されるイスラム社会では昔からかなり公然と横行してる
アラビアのロレンスの映画とかにも描写がある

163:考える名無しさん
17/09/18 22:05:30.35 0.net
>>161
普通やん

164:考える名無しさん
17/09/19 01:00:37.61 0.net
>>161
その第一章に出てくる「玄」という語のニュアンスだろうね。

165:考える名無しさん
17/09/19 01:06:40.05 0.net
>>159
一番大切なのはムスリムの女性達自身がどうありたいか
フェミニズム的「解放」を望んでいるか否か

166:考える名無しさん
17/09/19 12:16:37.60 0.net
>>164
玄は神秘と訳してる
同謂之玄 (原初の状態において)等しいものである時それは「神秘」と呼ばれる
玄之又玄 衆妙之門 まさにそれはさまざまな「神秘」の中の「神秘」である。そしてそれこそが無数の驚異の出で来る門なのだ
ここらかなり意訳だ 

167:考える名無しさん
17/09/19 22:56:28.66 0.net
>>165
そういうことは、自分でも読んで探したのかな?

168:考える名無しさん
17/09/19 22:57:54.58 0.net
>>166
それは字面。
ニュアンスといったのはその注に書かれているようなこと。

169:学術
17/09/19 23:01:59.03 0.net
ニュ 速。

170:考える名無しさん
17/09/20 20:26:16.52 0.net
>>168
注を要約すると玄は赤黒さで神秘なる深遠さで多様な現象の奥にありしかもそれを越えて存在する絶対的真実について言われたものとある

171:考える名無しさん
17/09/21 00:31:18.28 0.net
玄は幽玄の玄でもある。
更にその玄から「妙」(隠された本質)を見出すためには~と続く。

172:考える名無しさん
17/09/21 00:32:00.93 0.net
道というのは「形而上学的に窮極的な存在(=万物の根源)」であるし、
その表れが現象学的に捉えられているということ。
こういうのが東洋の存在論の典型だろう。

173:考える名無しさん
17/09/21 00:35:38.42 0.net
“真昼時―地上の万物がそれぞれの輪郭線を露出しつつ
 キラビヤカに浮かびあがる光の世界―に、
 どこからともなく夕闇の翳りしのび寄ってくる。
 事物は相互の明確な差別を失い、浮動的・流動的となって、
 各自本来の固定性を喪失し、互いに滲透し合って次第に原初の混沌に戻ろうとする。
 有分節的世界が己れの無分節的次元に回帰しようとする両者の中間に拡がる薄暮の空間、
 存在の深層領域が、人々の好奇心をさそう。
 地上の一切が真の闇の中に没して完全に無化されてしまう直前のひと時の暗さには、
 何か言いしれぬ魅惑がある。”
― 井筒俊彦 「監修者のことば」 (エラノス叢書 『一なるものと多なるもの〈1〉』(1991))

174:考える名無しさん
17/09/21 00:36:43.80 0.net
黄昏(たそがれ)の語源
URLリンク(blog.livedoor.jp)
誰(た)そ彼と われをな問ひそ 九月(ながつき)の
露に濡れつつ 君待つわれそ
  ~作者未詳 『万葉集』 巻10-2240
誰だあれはと 私のことを聞かないでください
九月の露に濡れながら 愛しい人を待っている私を
 この「誰そ彼」は「黄昏(たそがれ)」の語源です。
 日暮れ時は薄暗く、昔は精霊の跳梁する禍々しい時とされました。
 人の見分けがつかないので、「誰そ」と問うて正体を明らかにしたそうです。
 (略)ちなみに「たそかれ」とは逆に夜明け前の薄暗闇を指すの言葉は「かはたれ」です。

175:考える名無しさん
17/09/21 00:37:05.28 0.net
美文だねぇ

176:考える名無しさん
17/09/24 12:16:19.41 0.net
クルアーンにおける神と人間読み始めた。これから井筒俊彦の英文著作も翻訳される
10月に存在の概念と実在性が出るが今流行の新実在論なり思弁的実在論と比較出来るものがあるだろうか?
思弁的実在論の誰かがイスラム哲学をインスパイアしてると聞いたことあるが

177:考える名無しさん
17/09/24 17:18:15.26 0.net
大半は指示出来ないな。基本的に達の悪い宗教であることは
間違い無いけど。オスマントルコ壊滅してから今反撃にでてるとかんがえたら
好きにしろって話かな。女性はどうなんだろね
そう言う場所でそだったら自由の意味すら理解してないと思うよ

178:考える名無しさん
17/09/27 21:05:11.45 0.net
井筒俊彦の説ではイスラム以前のアラビア人は感覚的、現世現実主義、実務主義的で快楽主義者だったとしてるがどうかな?
そしてイスラムの出た背景としてハニーフというユダヤキリスト教の影響を受けつつそれに属さない一神教概念の持ち主たちを挙げるが

179:考える名無しさん
17/09/27 21:20:31.67 0.net
ユダヤ教キリスト教に属さないハニーフというのは架空でしょ
実際はどちらか、主にキリスト教に属していた
二つよりも古い伝統がアラビアにはあるというクルアーンの建て前の為の架空の存在がハニーフ

180:考える名無しさん
17/09/28 09:42:00.22 0.net
>>179
クルアーンにおける神と人間ではウマイヤというユダヤキリスト教にもムハンマドにも従わなかった詩人をハニーフの一例として挙げてる
多分ハニーフとは何となく神仏は信じてるけどどこかの宗派に属する意識は持たない日本人みたいなものじゃないだろうか?
イスラム以前のアラビアは世俗的で宗教は形骸化してたようだから

181:考える名無しさん
17/09/28 09:49:15.23 0.net
「前イスラム期のアラブ人のほとんどは現世が終わったらその後には何もあり得ないと考えてた」
クルアーンにおける神と人間より

182:考える名無しさん
17/09/30 13:50:57.48 0.net
井筒俊彦の前イスラム史観は大昔はジン(妖霊)の声を代弁する巫者である詩人が部族長だった。
しかしムハンマド時代には詩人の地位は下がり賎業と見なされる事もあった
その頃のアラブ人は現世現実主義だった。
そしてユダヤキリスト教の影響を受けつつそれに属さないハニーフという一神論者が存在した
詩人とハニーフがイスラム誕生の背景となる
恐らく信仰が形骸化してたから偶像破壊にも抵抗は無かった

183:考える名無しさん
17/09/30 14:21:47.45 0.net
アラビア半島に影響力あったエチオピアはキリスト教国であり、南アラビアのヒムヤル王国はユダヤ教国
北西にはキリスト教のローマ帝国があり、中近東のキリスト教会からは宣教師が継続的に送られてきていた
マッカに近いヤスリブ後のマディーナはユダヤ人の町
メッカにもキリスト教徒はいたし、ムハンマドが啓示を受けた後最初に相談したワラカはキリスト教徒だった
ジャーヒリーヤの正体はすでに一神教が半島を覆い尽くそうとしていた段階

184:考える名無しさん
17/09/30 15:35:40.02 0.net
イスラムが特にネストリウス派のキリスト教に影響された事は結構知られてるがキリスト教にならずにイスラムというオルタナティブを取った背景にはハニーフの存在があるのではないだろうか?

185:運知空海
17/09/30 15:39:06.06 0.net
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186:考える名無しさん
17/09/30 15:53:36.55 0.net
アラビア語で平和はサラームでヘブライ語ではシャローム
アラビア語で神はアラーでヘブライ語ではエル(エロヒーム)
両方とも語源は同じらしい
ユダヤ人とアラビア人は本来兄弟民族なので一神教概念も古くからある程度共有されてたかも

187:考える名無しさん
17/10/04 00:12:30.37 0.net
>>172
日常生活の中のふとした拍子に、存在の根源性を目の当りにしてしまうという話が、
サルトルの『嘔吐』だった。
『意識と本質』の冒頭でも触れられている。

188:考える名無しさん
17/10/04 00:13:16.48 0.net
“「ここから先、おまえは一人で進んでいかなくてはならない」と顔のない男は私に告げた。
 「方向も道筋もわからなくても?」
 「そういうものは必要とはされない」と男は乳白色の虚無の中から低い声で言った。
 「もう川の水は飲んだのだろう。おまえが行動すれば、それに合わせて関連性が生まれていく。
 ここはそういう場所なのだ」
 それだけを言うと、顔のない男はつばの広い黒い帽子をかぶりなおし、私に背中を向けて舟に戻っていった。”
 
― 村上春樹 『騎士団長殺し』第2部 遷ろうメタファー編 (2017)

189:考える名無しさん
17/10/05 01:32:17.69 0.net
デリダは、
ヨーロッパ史上死刑を言い渡された四人の重要人物として、
ソクラテス、キリスト、ジャンヌ・ダルクと共に、ハッラージュ(Al-Hallaj)を挙げている。
ハッラージュはジュナイドの弟子。
『中国が読んだ現代思想 サルトルからデリダ、シュミット、ロールズまで』王前(2011)

190:考える名無しさん
17/10/05 15:14:27.73 0.net
中田考訳のクルアーン読んだが読みにくかった
けど井筒俊彦訳よりまし
あのじい様口調がちょっと…
中公版コーランが一番読みやすい

191:考える名無しさん
17/10/05 15:18:13.65 0.net
>>189
デリダは人間の意識の中に神が在るという考えだったと思う
だから井筒俊彦を絶賛したし神人合一のハッラージュを評価したのではないか?

192:考える名無しさん
17/10/05 20:39:05.54 0.net
>>190
ムスリム協会版は?

193:考える名無しさん
17/10/05 20:42:26.70 0.net
存在を抹消して痕跡を浮かび上がらせるというデリダのビジョンは、
ジュナイドの「ファナー(消滅)/バカー(持続)」と比較される。
ヘルマン・ランドルトとの対談「スーフィズムとミスティシズム 」で読める。

194:考える名無しさん
17/10/05 20:44:44.25 0.net
ここに出てくるイスラムや仏教の神秘体験では、ファナー/バカーという
意識(=世界)の否定/肯定、あるいは破壊/形成が体験される。
その時、破壊だけで終わるものは偽物なんだと言っている。
世界の解体後に、改めて新しい世界現出が伴うようでなければならないと。

195:考える名無しさん
17/10/05 22:31:38.43 0.net
>>192
読んでない

196:考える名無しさん
17/10/05 22:37:25.14 0.net
>>194
仏教は筏の例えで渡り切った筏は棄てなければならないと仏教自体の中にその解体装置を内蔵さす
大乗仏教の各宗派は解体後の新たな世界観になる
勿論意識と本質に見られるような空を体験した後の本質無き分節もあるが

197:考える名無しさん
17/10/06 01:06:48.93 0.net
「ジュナイドの「原初の契約」におけるファナーとバカー」
澤井 真(オリエントVol.53 (2010) No.2 p.115-132 )
URLリンク(ci.nii.ac.jp)
> 消滅を意味する「ファナー」の語と存続を意味する「バカー」の語は、
> クルアーンの中で対比的な関係として登場する。
> これらの語は,「地上のあらゆるものは消滅する(fānin),しかし,
> 変わらない(yabqā )のは汝の主の顔,偉大で尊厳の所有者である」(Q55:26-27)
> という節に由来する

198:考える名無しさん
17/10/06 01:07:43.43 0.net
仏教では、世界は意識の対象として、意識の内にあるわけだから、
外的世界の消滅とは、自己解体の先にある。

199:考える名無しさん
17/10/06 14:40:08.14 0.net
弥陀の身心は法界に遍く
衆生仏をねんずれば仏も還た念じたまう
一心専念すれば能所(主客)亡じ
果満覚王独り了了たり
浄土宗の高僧山崎弁栄が念仏の覚りを詠んだ歌
念仏専心すれば主客が無くなり仏のみが独り聳え立つという事
スーフィや井筒俊彦と共通した体験だろう

200:考える名無しさん
17/10/07 20:08:57.62 0.net
思弁的実在論のグレアム ハーマンが中世イスラム哲学の機会原因論に触発されたとwikipediaにあったけどハーマンは実在をどう捉えたのだろう?イスラム神秘主義では究極的に実在は神のみとするが
井筒俊彦に創造不断という作品もあったと思うが

201:考える名無しさん
17/10/07 22:03:13.52 0.net
イブン・ルシュドは創造はすべての瞬間ごとに行われとしたな
本気でそう信じてそう言ったか分からんが

202:考える名無しさん
17/10/07 22:22:33.14 0.net
>>201
神の絶対性を突き詰めると実在全てに神が介入する事になるから必然的にそうなる
逆が神が実在界に関わったのは創造の時だけで後は時計のように機械的に実在界は動いてるとする理神論。ニュートンなんかが信奉してた
神抜きで刹那刹那に世界は創造されるとしたのが
唯識の刹那滅。
刹那滅は仏教の無常思想から来てる
後唯識のヨーガ行体験もあると思う

203:考える名無しさん
17/10/07 23:01:44.29 0.net
ハーマンはまだ詳しくないけど、
機会原因論は、物体や精神ではない
神にのみ作用因(事物を生成させる要因)を認めるということ。
創造不断に近いのは、偶然性の哲学かな。

204:考える名無しさん
17/10/07 23:03:34.72 0.net
86 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2016/02/11(木) 20:14:15.44 0
“この世界は、まったくの偶然で、
   別様の世界に変化しうる。”(『偶然性の後で』帯)
 
実際に読んで思い出したのは、
9~10世紀イスラムのアシュアリー神学。
そこでは、あらゆる時間性や因果性が断ち切られている。
毎瞬間、毎瞬間、世界は新しく創造され、
その行方は「インシャー・アッラー(全ては神の思し召し)」であると。
もちろん、メイヤスーは丁寧に断っているが。。。
「けれども私たちは、安定した世界に生きていることを天の恵みとしていちいちの瞬間に祝福することはしない。」

ポスト現代思想、ポスト・ポスト構造主義 [無断転載禁止]©2ch.net
スレリンク(philo板:86番)
×(『偶然性の後で』帯)
○(『有限性の後で』帯)

205:考える名無しさん
17/10/07 23:07:29.56 0.net
アシュアリー(873‐935)はスンニ派を代表する学派の祖で、カラーム(思弁神学)を確立した。

206:考える名無しさん
17/10/07 23:09:12.98 0.net
刹那滅は因果が連鎖する。
アシュアリー神学は因果は切断される非線形な原子論。
そういう違いがある。

207:考える名無しさん
17/10/07 23:10:46.95 0.net
井筒は、この創造不断をデリダのエクリチュール論に結び付ける。
"書く"たびにそこに世界が創出される、というように。

208:考える名無しさん
17/10/07 23:18:01.89 0.net
>>203
ハーマンは汎心論者らしいが

209:考える名無しさん
17/10/07 23:30:30.53 0.net
なるほど。

210:考える名無しさん
17/10/07 23:45:09.20 0.net
思弁的実在論はポストポスト構造主義と言われるからポスト構造主義からは多大な影響受けてる
その中のハーマンはイスラム中世哲学の機会原因論に影響受けてる
この両方から影響を受けた井筒俊彦は思弁的実在論なりハーマンをどう評価したのだろう 

211:考える名無しさん
17/10/08 06:42:56.24 0.net
井筒俊彦は存在認識の道の注で神こそ実在性そのものであるとする
神とは実在であり究極的に宇宙に神以外存在しないという主張に見える
ただし事の深層的次元に置いてだが

212:考える名無しさん
17/10/08 11:35:22.22 0.net
井筒俊彦が大川周明の大川塾の講師で司馬遼太郎との対談でもイスラムに積極的に関心を持った面白い人と言ったのは有名
しかしそれだけじゃなく井筒と大川は東西思想の比較と統合とか根底にある一如の思想に共通点があるように思える

213:考える名無しさん
17/10/08 12:55:21.89 0.net
>>204
これは読んだけどそんなところには気付かなかった

214:考える名無しさん
17/10/08 23:55:07.99 0.net
一如(wiki)
一如(いちにょ)とは、絶対的に同一である真実の姿、という意味の仏教用語である。
「一」は絶対唯一、「如」は真如(tathā)・如同の意で、一異の差別なく平等であることをいう。
世間における一切の事物・現象には実相(真実の姿)があり、普遍的に不二同一であることをいう。
平たく読めば「一つの如し」となる。一でありつつそれは異なるが、異なりつつもそれはそれは一であるという、真如を弁証法的に表現した語である。
もとは老荘思想の概念であり、万物を生成し存在している真実の相、またその差別相を超越した存在義を意味する。
のちに、本来の仏教用語から派生し、剣禅一如などとも転用されるようになった。

215:考える名無しさん
17/10/08 23:55:43.67 0.net
マールブランシュの機会原因論
Cause occasionnelle chez Malebranche
URLリンク(www.furugosho.com)

216:考える名無しさん
17/10/08 23:57:15.53 0.net
>>200>>210
ガザーリーか。
Occasionalism is the idea that God is the cause of all things.
Harman’s motif example of object-object relations is fire and cotton which comes from the the Islamic philosopher Al-Ghazali,
who repeats from the Qu’ran: “Fire does not burn cotton ? only God burns cotton”.
URLリンク(avoidingthevoid.wordpress.com)
ハーマンはハイデガーから中世スコラ学に遡って、そこでイスラムに接しているという点で、
普通に哲学史の通りなんだと思う。

217:考える名無しさん
17/10/08 23:58:07.32 0.net
>>208
この辺は、清水高志『実在への殺到』(2017)の「機会原因論的アニミズム」が詳しい。
ハーマンは、
・「ハイデガーの存在論」と
・「ジェイムズの経験論」を
・「パースの記号論」的に足してる

218:考える名無しさん
17/10/09 04:56:53.11 0.net
>>217
ありがとう。読んでみる

219:学術
17/10/09 07:09:03.13 0.net
平等を思い浮かべると逆搾取されるから平等は成立しえない。

220:考える名無しさん
17/10/09 10:35:47.45 0.net
井筒俊彦のイスラム思想史のガザ―リーの部分に偶因論(機会原因論)の解説があった。
原因と結果に必然的な結びつきはなく
例えばアリストテレス派では燃焼の原因は火であり
火は自然的必然性を持って機械的に作用するが
ガザ―リーは燃焼の真の作用因は火ではなく神だとした
彼にとり因果律は決して自然法則ではなかった
ガザ―リーの結論はアシュアリー派の因果律否定と一致する
この点においてガザ―リーは後のヒュームの哲学的先輩である
確かメイヤスーもカント批判してヒュームに回帰してなかったかな?

221:学術
17/10/09 14:18:50.57 0.net
原因と結果に結びつきがないわけないじゃない。
神に偏って酷使するのもなあ。
火は機械ではない。

222:考える名無しさん
17/10/09 15:11:43.37 0.net
ヒュームも因果律否定

223:学術
17/10/09 15:17:05.49 0.net
因果律というものは、ある事件があってあることがその結果となっているという
レベルじゃない。

224:考える名無しさん
17/10/09 15:42:51.93 0.net
ガザーリーのいう因果はなくすべては神の慣習だと言い換えても、結局世界のあり方は変わらないのだから同じことだよな
神の慣習=因果として働いてるんだから

225:学術
17/10/09 15:46:17.46 0.net
神が少数派だったらどうするね。

226:考える名無しさん
17/10/09 15:56:28.92 0.net
はたしてどうかな?

227:考える名無しさん
17/10/09 16:07:58.60 0.net
ヒュームのように経験主義を徹底さすと人間が経験する事の出来ない因果律による普遍的法則などは人間の妄想でしかない事になる
因果律を否定する徹底的経験主義は科学的法則も否定する

228:考える名無しさん
17/10/09 16:10:31.90 0.net
>>224
一億回同じ因果律があったとしても一億一回目に違いが出たらもう世界は変わり科学的法則も成り立たないことになる

229:考える名無しさん
17/10/09 18:26:14.82 0.net
量子運動のような、だいたい合ってる程度のもんでも確率的に予測可能な事態であれば科学として成立する
全ての可能性について調べる手段がない以上は、絶対的な確証などあるわきゃない

230:考える名無しさん
17/10/09 19:46:02.31 0.net
>>229
科学も厳密には蓋然的な統計問題になる。確度を上げていく事は出来るが
それ以上は今のところ哲学の問題だと思う

231:考える名無しさん
17/10/12 15:02:23.62 0.net
実在への殺到読み始めた。
自分は井筒俊彦の存在の0ポイントとジェイムの純粋経験が同じ認識領域を指すと思った
この作者はジェイムスの純粋経験とメイヤスーの(事実性)が同じ領域を指すと指摘している

232:考える名無しさん
17/10/12 19:20:47.91 0.net
井筒さんは「禅の心」を卓越した分析哲学者によって分析された「心」と結びつけていた
井筒俊彦の思い出
サイイド ホセイン ナスル
井筒俊彦全集第11巻月報第11号

233:考える名無しさん
17/10/12 20:21:29.09 0.net
分析ってなんですか?

234:考える名無しさん
17/10/12 21:10:13.32 0.net
>>233
一文があったので。恐らく心の哲学の類指してると思う。詳しくは掲載されてない

235:学術
17/10/12 22:08:21.65 0.net
あくまでしょ 神魔でしょ 堕天使でしょ。天使とランクが上がる。

236:考える名無しさん
17/10/12 23:04:38.23 0.net
>>231
> メイヤスーが《事実性》という名のもとに浮き彫りにするのは、
> 諸現象を整合し、総合するとされた主体の成立に先立つ「状態」であり、
> 主体も対象もそこではいまだ、整合や連接によって肥大していない、ある種の経験である。
p98のここかな?
真如に近いね。

237:考える名無しさん
17/10/12 23:05:34.22 0.net
【真如】しんにょ(tathatā)
・広説佛教語大辞典の解説
(1)かくあること。ありのままのすがた。あるがままなること。
(2)法がかくのごとく成立していること。法性と同義。
(3)「…真如」は、…なる法として成立していること。
(4)普遍的真理。心のあるがままの真実。あらゆる存在の真のすがた。万有の根源。
・デジタル大辞泉の解説
《〈梵〉tathatāの訳》仏語。ありのままの姿。万物の本体としての、永久不変の真理。宇宙万有にあまねく存在する根元的な実体。法性(ほっしょう)。実相。
・大辞林 第三版の解説
[仏] あるがままにあること。存在の本質、存在の究極的な姿としての真理そのものをいう。大乗仏教では、法性・実相などとほぼ同義に用いる。実性。
・ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
仏教用語。あるがままにある状態のこと。
この世のすべてのもの (諸法) の根底にある唯一無二の絶対の実在界のあり方は「その如くである状態」すなわち真如としか表現のしようがない。
諸法の人法二空の本性を真如ということもあり,また,衆生の心の本来の清らかな状態である自性清浄心を真如と呼ぶこともある。

238:考える名無しさん
17/10/12 23:09:55.60 0.net
西田、井筒、真如、ハイデガー、仏教
“西田が「真実在」を「純粋経験」に求めたのは、主客未分・主客合一の〈境涯〉を披歴するためではなく、
 そうした直接的経験の中に見て取られる「統一的或者」であり、
 つまり意識の統一的秩序をそこに読み取ったこと、このことである”
“大乗仏教で説かれる「本体的一元論」は、例えばイスラーム学の碵学井筒俊彦氏が最晩年に『起信論』を取り上げて、
 東洋的思惟の特徴として揚げる発出論的な形而上学とも異なっていることである”
“「真如」であれ、「仏性」であれ「法界」であれ、それらは「本体」であっても、
 決して形而上学的な実体的根拠を意味しない。
 むしろあらゆる実体性を打ち砕く「ハタラキ」なのであり、
 すべての存在者が実体性の軛(くびき)から自由になって、
 言い換えればいわゆる「根拠」から解き放たれて、いわば「無根拠」「没根拠」のままに、
 おのずから立ち現われてくる「場所」”
“ハイデガーの所謂「存在(有)」が、あらゆる存在者(有るもの)の根拠として「神」でないように、
 「本体」とは「実体」ではなく、場所的性格をもつもの”
“釈尊が掴んだリアリティはおそらくそうした場所的な性格をもつ般若智なのであって、
 いわゆる「縁起」という、まことしやかな「理屈」、論理の知的理解ではなかったはずである”
― 井上克人 『〈時〉と〈鏡〉 超越的覆蔵性の哲学―道元・西田・大拙・ハイデガーの思索をめぐって』 (2015)

239:考える名無しさん
17/10/12 23:11:42.64 0.net
『明治期アカデミー哲学の系譜とハイデガーにおける形而上学の問題
 ―如来蔵思想とユダヤ・ヘブライ的思惟との収斂点―』
井上 克人
URLリンク(heideggerforum.main.jp)

240:考える名無しさん
17/10/13 02:12:44.18 0.net
>>238
ジェームスと井筒俊彦はある程度分かるが西田は読まず嫌いもあってよくわからない。
井筒の存在の0ポイントは真空妙有と彼が言ってるように実体の破壊の場とあらゆる実体の根拠の場が一体になった領域だと思うが

241:考える名無しさん
17/10/13 22:18:40.35 0.net
真空妙有
“禅の説く「無」は、 意識的事実としてもまた存在的事実としても、絶対無分節と呼ばれるにふさわしい。
 だが、この絶対無分節者は無ではあっても、静的な無ではない。
 それは本然の内的傾向に従って不断に自己分節していく力動的、創造的な「無」である。
 真空は妙有に転成する、というより、転成せざるをえない。
 絶対無分節は自己分節するからこそ絶対無分節なのである。
 分節に向かってダイナミックに動いていかない無分節はただの無であり、一つの死物にすぎない。
 「死水、竜を蔵せず」(首山省念)。それは禅の問題にする「無」ではない。
 禅の考えている「無」は宇宙に漲(みなぎ)る 生命の原点であり、世界現出の太源である。
 この了解に基いて坐禅修行道としての禅は、「空」に到って「空」に堕するなとか、
 「空」に眠り込むなとかいって修行者を戒める。
 「一念未生以前、切に忌む者裏(その境地、すなわち空)に守住することを」(恕中無慍)”
― 井筒俊彦 『意識と本質』Ⅶ 

242:考える名無しさん
17/10/13 22:19:29.15 0.net
井筒は、東洋哲学の共時的構造化といっている。
一神教文明から、神のない仏教や老荘までをも統一した理論で説明しようとする。
一神教では窮極的絶対者である神があり、仏教や老荘では絶対無分節者といった形而上学的中心を立てる。

243:考える名無しさん
17/10/13 22:22:04.98 0.net
原始仏教は、空というぐらいだから非中心的だし、もっと素朴。

244:考える名無しさん
17/10/13 22:22:51.05 0.net
井上は、真如を悟る唯一の契機は、心の止滅であり、
「世界は空」に反して事物を実体視しようとする自意識の解体にあるという、
仏教の根本原理を織り込もうとしている。

245:考える名無しさん
17/10/13 22:24:32.46 0.net
妙なる(言いようもなくすぐれた)有(存在)も、縁起も慈悲も真如も、
空を覚知した後に結果としてついてくるものであって、
最初からそれを目的化するものではない。

246:考える名無しさん
17/10/13 22:27:23.30 0.net
トレンドからみると、
(1)井筒や西田は、形而上学的な大乗仏教の解説に優れていたが、
  原始仏教(ブッダの仏教)についてはあまり触れていない。

(2)最近目立つのは、大乗仏教から原始仏教への原点回帰。

(3)井上>>238は、大乗仏教に軸足を置きながら、そこに原始仏教の原理を読み込もうとしている。

247:考える名無しさん
17/10/14 00:35:49.98 0.net
西田はこちらでやろうと思ってる。
【西田】京都学派・近代日本哲学総合スレ【西周】 [無断転載禁止]©2ch.net
スレリンク(philo板:334-番)
336 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2017/10/06(金) 23:55:26.34 0
しかし、西田哲学を安易に禅哲学だと理解しているようでは
読んでいる内には入らない。
337 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2017/10/06(金) 23:57:04.39 0
“併し君だからよいが普通無識の徒が私を禅などと云ふ場合 私は極力反対いたします
 そんな人は禅も知らず 私の哲学も分からず
 XとYとが同じいと云って居るにすぎぬ”
― 西田幾多郎 「昭和18年 2月19日 西谷啓治宛」 『西田幾多郎全集23』 (2002-2009)

248:考える名無しさん
17/10/14 02:20:58.47 0.net
イスラムとヒンズーを統合したシク教のムールマントラに
Ikk oan karr sat nam(神は一つ。その名を真理と言う)がある
Ikkは一者で永遠性の純然たる経験そのものとする
OanはAUMがなまったものでAは認識作用の範疇
Uは絶対的な範疇が崩壊していく意識下の状態
Mは完全な無の意識の状態を指す
SatはSAD(真理を意味するサンスクリット。妙法蓮華経の妙の事)がなまったもの
これをnam即ち名とする

249:考える名無しさん
17/10/14 21:13:10.62 0.net
デモクリトス、エピクロス、ヘラクレイトス、アシュアリー、デリダなどの
原子論を心理学的にうまく説明したものが思い浮かばないが、
唯識と比べるのが妥当か。
デリダの「散種」などは阿頼耶識に近いところのものだろう。

250:考える名無しさん
17/10/14 21:13:53.11 0.net
>>204のアシュアリーの説明も「創造不断」で読める。
イブヌ・ル・アラビーの例も出てくる。

251:考える名無しさん
17/10/14 21:14:57.22 0.net
“「世界は、ひと息ごとに変動する」(イブヌ・ル・アラビー)”
― 井筒俊彦 「創造不断―東洋的時間意識の元型 Ⅱ」『コスモスとアンチコスモス』 (1989)

252:学術
17/10/14 21:20:19.58 0.net
ジョン・アヌルース 対 震える焔。

253:考える名無しさん
17/10/15 13:58:42.60 0.net
>>231
メイヤスーは、「必然的」に見える世界の在り方の奥に「偶然性」を見出だす。
仏教は、事物の「自性」(本質)の奥に「無自性」(本質のなさ)を見出だす。
やっていることは近い。
その際、
メイヤスーは、あらかじめ、心(言語や感覚)は取り外す。
仏教の場合、心はあるが、その内容物をゼロ(無・空)にする。
オブラート一枚分の差があるが、どちらもそうした先に「ありのままの世界」を見る。

254:考える名無しさん
17/10/15 13:59:15.70 0.net
九鬼周造 『偶然性の問題』 (1935)
“偶然は無に近い存在である”
 
URLリンク(www016.upp.so-net.ne.jp)
URLリンク(www016.upp.so-net.ne.jp)
URLリンク(www016.upp.so-net.ne.jp)
URLリンク(www016.upp.so-net.ne.jp)
URLリンク(www016.upp.so-net.ne.jp)
URLリンク(www016.upp.so-net.ne.jp)
URLリンク(www016.upp.so-net.ne.jp)
URLリンク(www016.upp.so-net.ne.jp)
“ヘラクレイトスの偶然論とパルメニデスの必然論の対立以来
 くりかえし問い続けられてきた「偶然と必然」の問題”(表紙解説)

255:考える名無しさん
17/10/15 13:59:37.44 0.net
“九鬼周蔵の『偶然性の問題』は、その思弁的な極まりにおいて、カンタン・メイヤスーの『有限性の後で』に類似する。
 すなわちそれは、「原始偶然」とも「絶対的形而上的必然」とも捉えられる、「形而上的絶対者」に関する議論である。”
― 千葉雅也「此性をもつ無 メイヤスーから九鬼周造へ」(『現代思想』2017年1月臨時増刊号 特集=九鬼周造)

256:考える名無しさん
17/10/15 14:00:03.73 0.net
「原始偶然 Urzufall」はシェリングの術語

257:考える名無しさん
17/10/15 14:01:50.39 0.net
井筒の前の世代にあたる宗教哲学や比較思想も併せてやっておくといい。
・柳宗悦 『柳宗悦宗教選集』
・九鬼周造 『偶然性の問題』
・清沢満之 『清沢満之全集』
・波多野精一 『宗教哲学序論・宗教哲学』
・田辺元 『仏教と西欧哲学』

258:考える名無しさん
17/10/20 22:31:00.75 0.net
西田と大拙は同い年で、石川県専門学校の同窓生。
柳宗悦は学習院高等科で西田や大拙に学んだ。

259:考える名無しさん
17/10/20 22:42:58.96 0.net
・西周(1829-1897)
・福沢諭吉(1835-1901)
・中江兆民(1847-1901)
・井上哲次郎(1856-1944)
・井上円了(1858-1919)
・内村鑑三(1861-1930)
・岡倉天心(1862-1913)
・清沢満之(1863-1903)
・南方熊楠(1867-1941)
・鈴木大拙(1870-1966)
・柳田國男(1875-1962)
・折口信夫(1887-1953)
・柳宗悦(1889-1961)
・宮沢賢治(1896-1933)
・井筒俊彦(1914-1993)
京都学派
・西田幾多郎(1870-1945)
・波多野精一(1877-1950)
・田辺元(1885-1962)
・九鬼周造(1888-1941)
・和辻哲郎(1889-1960)
・久松真一(1889-1980)
・三木清(1897-1945)(京都学派左派)
・戸坂 潤(1900-1945)(京都学派左派)
・高坂正顕(1900-1969)(京都学派四天王、近代の超克)
・西谷啓治(1900-1990)(京都学派四天王、近代の超克)
・下村寅太郎(1902-1995)
・高山岩男(1905-1993)(京都学派四天王、近代の超克)
・鈴木成高(1907-1988)(京都学派四天王、近代の超克)
・梅原猛(1925-)
・上田閑照(1926-)

260:考える名無しさん
17/10/20 23:04:00.78 0.net
柳宗悦
学習院中等科時代、内村鑑三の影響でプロテスタンティズムに親しむ

高等科時代、「聖フランチェスコ伝」がきっかけでキリスト教神秘主義に関心を持つ

エックハルトに傾倒

エックハルトの「無」や「空」から老子や禅に関心を持つ
回教詩人ハラージや、「否定道(否定神学)」などにも言及。
宗悦は「即如」という造語をつくった。
これは「二元を超えた世界を示唆する言葉」だという。

261:考える名無しさん
17/10/20 23:08:35.13 0.net
井筒に近い。おおよそ出来上がってる。

262:考える名無しさん
17/10/20 23:20:29.14 0.net
デリダ>>189にも近い。

263:考える名無しさん
17/10/20 23:50:39.64 0.net
             ,. -‐  ̄ ̄`  ̄ ´        ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ._,{ 、,i !  諸行無常 諸法無我
          __.. -/       ,..            /        `ヽ、
      , -‐ ,.´-─./     /:. . .            / ..__ / !     `ヽ ヽ クゥクゥ クゥ 空
    /,.-‐´  _r‐'   _,ノ: : : : : : : . . . . . . . . . . .(_  `丶、ヽ、   、__,ス ,)
~~ ̄/(三,. -‐ ´ /  ,.-‐ ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`丶 l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
~ ̄i l゙´  ̄ ̄ / ,/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ し,j ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 . l. !     / / 自己肥大・自己拡張・存在確認のさまようかまってちゃんクレクレ君は荒らし確定 
 . ! |    (, ,,/
  ! ,j   2chの鉄則(おやくそく)とは 【荒らしはスルー(無視・放置)・あぼ~ん・透明あぼ~ん】 しましょう。
  ゝ、ノ
      ● 荒らしは放置されるのが一番の苦手苦痛です。
        → ウザイと思ったらそのまま放置!
      ● 放置の荒らしは焦り、煽りや自作自演、PC串スマホで多人数を装い、あなたのレスを誘う。
        → 釣られてレスしたらその時点であなたの負け、あなたが荒らしです!!
      ● 反撃は荒らしの滋養にして栄養であり、ヨダレを垂らして最も喜ぶことです。
        → 荒らしにはエサを投げ与えないで下さい!
      ●荒らしは語尾に w をつけてあおります。
       → 問いに問いで返す無頭が故の無脳で、裏の小藪に捨てましょう。
      ●荒らし・粘着にはスルー・あぼ~ん・透明あぼ~ん・が推奨です。
        → 考えない学ばない荒らしは外道です。
      ●荒らしは自立できず、もたれかかり、ストーキングする
       → 真贋が見分けられないのが荒らしの属性です。
      ●無いものを有ると思い、有るものを無いと思う、これが顛倒(てんどう)、妄想(もうぞう)です
       → 公案の答えは無尽蔵、己だけの答えを出せ!
      ●枯死するまで孤独に暴れさせておくのが一番です。
        → ミイラ化です、放置、風化させ、土に戻しましょう。

264:考える名無しさん
17/10/21 23:24:57.12 0.net
>>260
『柳宗悦宗教選集 第1巻 宗教とその真理』(1990)より

265:考える名無しさん
17/10/21 23:26:04.29 0.net
西田や九鬼は数学をやるので、少しタイプが違ってくる

266:考える名無しさん
17/10/21 23:27:17.51 0.net
“ジャック・デリダの「解体」哲学、ドルーズ=ガタリの「リゾーム」理論に代表される
 現代ヨーロッパの前衛的思想フロントは、明らかにアンチコスモス的である。
 コスモスへの反逆、「ロゴス中心主義」的存在秩序の解体。
 西洋思想のこのアンチコスモス的動向が提起する存在論的、意識論的問題群にたいして、
 東洋哲学はどのような対応を示すであろうか。”
― 井筒俊彦 「コスモスとアンチコスモス」

267:名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!
17/10/22 11:07:22.96 0.net
井筒は悪い意味で言っているのではないがね

268:名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!
17/10/22 12:01:08.85 0.net
真空妙用。
真空は妙用のために存在している。

269:考える名無しさん
17/10/22 13:13:29.93 0.net
アンチコスモスは、アンチ-コスモスなのだから、コスモスに相対するもの
としてしか姿を現しえないだろう。始源としてのアンチコスモスはあり得ないのだ。

270:名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!
17/10/22 14:28:41.21 0.net
>>269
井筒の用法だと始源のカオスはアンチコスモスのカテゴリーに入ると思うが

271:考える名無しさん
17/10/22 23:55:59.38 0.net
アンチコスモスがコスモスに相対するものとしてしか姿を現しえないことは、
コスモスの「解体」としてアンチコスモスについて語ろうとすることが、
「解体」という表現にもかかわらず、秩序としてのコスモスがどのように
現れているのかを解明しようとすることになることを意味する。

272:考える名無しさん
17/10/24 13:13:16.34 0.net
コーランを破り捨て踏みつけにしたった
URLリンク(www.youtube.com)

273:学術 ディジタル rare shinscake adanei
17/10/24 13:14:46.59 0.net
クルアーンは?

274:学術 ディジタル rare shinscake adanei
17/10/24 15:09:19.01 0.net
イスラム金融よりハイエクだよ。利子どころの騒ぎじゃねえぜ。
傷つき仆れた兵士は。対偶が。

275:考える名無しさん
17/10/27 22:32:35.51 0.net
>>247
例えばこういうところ。

276:考える名無しさん
17/10/27 22:32:55.75 0.net
“我々の有限なる意識の背後に横たわれる無意識はxに対するdxの如く考へることができないであらうか。”
“我々が或一曲線を意識するといふことは此の如き意味に於て限定せられた曲線である”
“意識するといふことは無限なる全体が己自身を限定することである。”
― 西田幾多郎 「自覚に於ける直観と反省」17 『西田幾多郎全集3』 (2004)

277:考える名無しさん
17/10/27 22:33:11.74 0.net
任意の直線を意識する時は、実在する無限な直線に対して限定をかけている。
無限な潜在性から有限な現実性が、「限定」=「自覚」として立ち現われる。

278:考える名無しさん
17/10/27 22:33:33.98 0.net
>>276は以下に繋がる。

279:考える名無しさん
17/10/27 22:33:57.21 0.net
“仏道をならふことは自己をならふなり。
 自己をならふといふは、自己をわするるなり。
 自己をわするるといふは、万法に証せらるるなり。
 万法に証せらるるといふは、自己の心身、
 および佗己の心身をして脱落せしむるなりと云ふ(道元)。
 
 それは限定するものなき限定、絶対無の自己限定と云ふことでなければならない。”
― 西田幾多郎 「哲学論文 第六」 『西田幾多郎全集10』 (2004)

280:考える名無しさん
17/10/27 22:34:19.26 0.net

(仏道を習うということは、自己を習うことである。
 自己を習うということは、自己を忘れることである。
 自己を忘れるということは、一切万物を知ることである。
 一切万物を知るということは、主客を分け隔てるものをなくしてしまうことである。)
― 道元 『正法眼蔵』 「現成公案」

281:考える名無しさん
17/10/27 22:34:47.35 0.net
井筒 数学× ギリシャ語○
西田 数学○ ギリシャ語×

282:考える名無しさん
17/11/06 03:02:18.03 0.net
東大出の学者で井筒並の知の巨人って誰かいますか?
井筒に言及したことのある東大関係者
渡辺浩、宇野重規、中島隆博、中村廣治郎、今道友信

283:考える名無しさん
17/11/06 03:35:15.84 0.net
井筒俊彦は辻直四郎に頭を下げて資料を借りてそれを一か月で読んで返して
読むのが速いと感心されたんだよ。

284:考える名無しさん
17/11/06 08:51:19.04 0.net
結局クルアーンを読まないと井筒は分からないなと思って、クルアーンの注解を買ったわ。

285:考える名無しさん
17/11/07 17:29:55.26 0.net
イスラム教が哲学?
西欧で仏教は倫理学(道徳哲学)と言われ宗教ではないと言われているのはわかる。
キリスト教やイスラム教に神学(理論的考察)はあるだろうけど哲学じゃないでしょ。
井筒俊彦は神秘主義哲学者らしいけど言語矛盾じゃなかろうか
哲学は形而上学で世界の普遍的な原理について理性的な思惟によって認識しようとする学問
神秘主義は神秘的合一と呼ばれる絶対者と自己との合一体験にある
神秘主義哲学者って油性水性ペンと同じくらい奇妙に聞こえるんだが

286:考える名無しさん
17/11/07 17:40:08.01 0.net
>東大出の学者で井筒並の知の巨人って誰かいますか?
阪大出の学者で井筒並の知の阪神って誰かいますか?

287:考える名無しさん
17/11/08 08:57:46.85 0.net
東大関係者か知らないが個人的には中沢新一かとおもうけれども、
中沢さん本人は
「井筒さんには一生かかってもかなわない」
と、謙虚に語っている

288:考える名無しさん
17/11/08 09:10:27.62 0.net
「知の巨人」という称号を得るには、知識の深さや幅広さだけではなく、
知識量とか語学力とかいわば基礎体力的な部分で他を圧倒している必要がある。
日本で言えば南方熊楠とかそういうタイプの人に対して向けられる言葉。

289:考える名無しさん
17/11/08 10:37:31.58 0.net
>>285
勉強不足。神秘主義哲学は新プラトン派のプロティノスの時代からある伝統的哲学
プロティノスは神秘的合一体験を基にその哲学を展開した
井筒俊彦も「神秘哲学」で取り扱ってる

290:考える名無しさん
17/11/08 11:46:19.91 0.net
プロティノスどころかソクラテスも ダイモーンに導かれたとか言ってるじゃん

291:考える名無しさん
17/11/08 12:05:16.97 0.net
そもそも一神教圏以外では哲学と宗教は一体で分離してない
哲学の殿堂アカデメイアをキリスト教ローマが異教として閉鎖したようにギリシャ哲学は宗教と哲学が一体で分離してなかった
一神教ではギリシャ哲学を宗教とすると一教の教義に抵触するので哲学というジャンルとすることで両立を謀った側面があるのではないか?

292:考える名無しさん
17/11/08 22:21:32.87 0.net
>>285
イスラーム哲学
URLリンク(ja.wikipedia.org)

293:考える名無しさん
17/11/09 01:25:02.34 0.net
形而上学における主題の中でも最も中心的な主題に存在の概念がある
存在論の他に、神、精神、自由の概念等が伝統的な主題とされているけど
精神や物質もしくは数や神のような抽象的な事柄が存在するか、また人間という存在は
複雑に組み立てられた物質的な体系として定義できるかどうか
神学が哲学の部門視されることはあるが理性によっては演繹不可能な信仰の保持および
神の存在を前提とすることで、一切の思想的前提を立てない理性の学としての
哲学とは異なるとする見方が一般的です。

294:考える名無しさん
17/11/09 15:18:08.65 0.net
例えば自然科学の学者、科学者ですね。
科学者が実験、観察、分析、総合、仮説と実証に神を語りだしたらどうでしょう。
神秘主義科学者などと言うのでしょうか。とたんに怪しい人ですよね。
ここにいるのだから皆さんは哲学に傾倒しているのでしょう。
神秘主義哲学者などと哲学に対する侮辱ではないでしょうか。
個人的には社会科学と言う表現も不愉快極まりない。科学に対する侮辱と言っていい。

295:考える名無しさん
17/11/09 18:19:07.37 0.net
>>294
神秘主義哲学は必ずしも神なんて事は言わない。井筒俊彦読んでみろ。神なんか出てこないから
ミスティシズムとオカルティズムを混同した的外れ言うな。

296:考える名無しさん
17/11/09 20:49:07.03 0.net
>>293-294
井筒の本はどれを読んだ?

297:考える名無しさん
17/11/09 21:24:34.15 0.net
>>293
カントの『純粋理性批判』は?

298:学術
17/11/09 21:43:59.52 0.net
推理力自己批判精神ぐらいでどうだ。次代のカントは。

299:考える名無しさん
17/11/11 09:23:31.69 0.net
井筒俊彦著作集別巻面白いな
正巻より面白いかもしれん

300:考える名無しさん
17/11/11 09:56:05.46 0.net
対談は読みやすいし、具体的な話題も出てくる

301:考える名無しさん
17/11/12 20:00:25.82 0.net
298 名前:あぼ~ん[NGName:学術] 投稿日:あぼ~ん

302:考える名無しさん
17/11/19 23:01:37.22 0.net
井筒豊子の「井筒俊彦の学問遍路ー同行二人半」読みはじめた

303:考える名無しさん
17/11/20 00:41:14.58 0.net
>>302
新しい本だ。(2017/9/15)
今年亡くなったのか。

304:考える名無しさん
17/11/20 00:45:46.65 0.net
井筒豊子 『白磁盒子』 (1993)
短編小説集。
井筒と放浪のタタール人学者ムーサーのやり取りが描かれているもの。

305:考える名無しさん
17/11/20 00:46:30.01 0.net
>>3の英文著作翻訳コレクション
『2 クルアーンにおける神と人間―クルアーンの世界観の意味論』 (2017年6月)
『3 存在の概念と実在』 (2017年9月)
も出てた。
ハイデガー/サルトルとイスラムの存在論の比較とか。

306:考える名無しさん
17/11/20 20:18:49.07 0.net
井筒俊彦の学問遍路には余り知られてなかった彼のマッギルからイラン時代やそれ以降まで詳しく書かれてる。内気で人間嫌いとも言われる井筒だが内外問わずそうそうたる面子と関わりあいその才能を認められてる

307:考える名無しさん
17/11/23 13:16:51.44 0.net
道元の「現成公案」>>279-280自体も華厳的。
自己(一)を忘れる

一切(多)を知る

一切によって自己を知る
自己否定が自己の外部に突き抜け、自己を規定する超越的視点になる。
これ自体が、既にクラインの管的な循環モデル。
クラインの管
URLリンク(polyhedra.cocolog-nifty.com)
URLリンク(pds.exblog.jp)

308:考える名無しさん
17/11/23 13:17:07.85 0.net
一即多、一即一切の華厳的記号学モデル
A ([a]、b、c、d、e、、、)
B (a、[b]、c、d、e、、、)
C (a、b、[c]、d、e、、、)
[ ]は強調
シニフィアンA/シニフィエaという単純な一対構造ではなく、
シニフィアンがAやBやCである時にもシニフィエは常に(a、b、c、d、e、、、)であるモデル。
Aの時には、相互に浸透し照合されたa、b、c、d、e、、、の中のaが強調される。
参考:井筒俊彦 『コスモスとアンチコスモス』 (1989)

309:考える名無しさん
17/11/23 13:18:13.03 0.net
デリダの「ロゴス中心主義の解体」による存在根拠解体のあと(後、跡)。
井筒俊彦氏「事事無礙・理理無礙ーー存在解体のあと」 要約
URLリンク(www.furugosho.com)
“事物を事物として成立させる相互間の境界線あるいは限界線
 ーー存在の「畛」的枠組みとでもいったらいいかと思いますがーー
 を取りはずして事物を見るということを、古来、東洋の哲人たちは知っていた。
 それが東洋的思惟形態の一つの重要な特徴です。
 「畛」的枠組みをはずして事物を見る。
 ものとものとの存在論的分離を支えてきた境界線が取り去られ、あらゆる事物の間の差別が消えてしまう。
 ということは、要するに、ものが一つもなくなってしまう、というのと同じことです。
 限りなく細分されていた存在の差別相が、一挙にして茫々たる無差別性の空間に転成する。
 この境位が真に覚知された時、禅ではそれを「無一物」とか「無」とか呼ぶ…”

310:考える名無しさん
17/11/23 14:49:47.16 0.net
マルチするなゴミが

311:考える名無しさん
17/11/23 23:05:20.12 0.net
モノたちの宇宙ー思弁的実在論とは何かーの解説に今後ハーマンと井筒俊彦の哲学、あらや識の理論や廣松渉の事的世界観の比較が重要になると書いてる

312:考える名無しさん
17/12/12 14:21:24.29 0.net
意識と本質の内容
①無本質論…禅、老子
②有本質論
1個別的本質論…本居宣長
2普遍的本質論
(1)存在の深層に本質が在る
…宋学
(2)元型的本質が在る
…シャーマニズム、密教、スーフィ、カバラなど
(3)表層意識で理知的な概念として本質を捉える
…孔子の正名論、プラトン、ニヤーヤヴァイシェーシカなど
意識の形態
1表層意識
2イマージュ世界
3言語アラヤ識
4c領域
5存在の0ポイント

313:考える名無しさん
17/12/12 19:48:42.47 0.net
存在の概念と実在性で神は存在であるというモッラーサドラーの解釈が出る
井筒俊彦の神観念でもあるだろう
こういう観念で思い出すのはシャンカラの不二一元論だ

314:考える名無しさん
17/12/14 09:11:22.08 0.net
「意識と本質」も、
後半のユダヤ教の説明は割とどうでも良く、鬱陶しい

315:考える名無しさん
17/12/14 12:18:36.51 0.net
仏教が哲学を語るのは理解できる。西欧でも倫理学とか道徳哲学言われてるから
しかし一神教ごときが哲学って・・・。

316:考える名無しさん
18/01/07 01:43:33.63 0.net
自分は井筒さん読み始めの初心者だが、禅仏教の哲学に向けてが凄過ぎて、夢中になって読みました
御本人のリアリティに裏打ちされたというか…
なかなかあそこまで書ける人はいないなあって
ただ難解なのといちいち自分の先入観が揺さぶられるから読み進むのにえらい時間がかかる(笑)

317:考える名無しさん
18/01/12 22:04:35.30 0.net
>>315
仏教が哲学的発展を遂げたのは実質的には初期段階だけだ、大乗仏教で説かれた膨大な教説は
一見して論理的に見えるのだろうが実態はそうではなく一神教と変わらぬ独断論の集積に過ぎない

318:考える名無しさん
18/01/13 02:44:05.24 0.net
>>317
何子供の戯言じみた事を(笑)
大乗中観や唯識は現代哲学や現代心理学と比肩される事もある代物
華厳の教学は現代数学の列の論理を含む
密教はホロン理論と比較されユングも注目した
禅はヴィトゲンシュタインとハイデガーという20世紀の二大哲学者と比較されそれより進んだものと言われたりする事もある

319:DJ学術 
18/01/13 10:03:01.27 0.net
フランス文学の方が本質的でいいと思う。後は文字列の韻とか、関連させたり、
死や文学の技術の関係を、同族的にしないことだろう。

320:考える名無しさん
18/01/13 15:16:26.70 0.net
科学と仏教を結びつけて考えようとする試みなど、どれも強引なこじつけばかりだろう
特に、大乗経典は釈迦や如来がSFチックな異能力者で超人だからやってることが一神教と大差ない

321:DJ学術 
18/01/13 15:33:39.53 0.net
宗教文学に向いてるな。小乗の体も荒らされたよ。

322:考える名無しさん
18/01/13 15:36:03.47 0.net
>>320
あなたが言ってるイメージにあるのは強引に現代物理学と東洋哲学を結合させた浅はかなニューエイジの類
井筒俊彦のもの読んでから大乗に文句言ってね。

323:考える名無しさん
18/01/13 16:02:12.56 0.net
スマナサーラっていう有名仏教徒が、仏教は心の科学とか言ってるし、
科学者が瞑想を研究したマインドフルネスってのもやたら流行ってるし、
たしかに仏教と科学を結び付けようという流れはあると思う。
現代は、科学的な枠に収まってないと信用されないんだろうな。
実際には科学ってのは限界もあるのに。

324:考える名無しさん
18/01/13 19:01:34.72 0.net
ヨーガ行唯識派なんかはヨーガ行で内観してその心の動きをチェックしつつ仏教心理学を体系化していった。
そういう側面が仏教にはある
勿論井筒俊彦も内観による内的体験がその哲学の基礎になってる

325:考える名無しさん
18/01/16 10:00:01.10 0.net
>>323
マインドフルネスは科学とは特に関係ないだろ
昔からあるヴィパッサナー冥想を上座部の人たちが英語で熱心に布教してるだけで

326:考える名無しさん
18/01/16 11:40:59.33 0.net
>>325
禅やヴィパッサナーのストレス低減効果や集中力改善効果などを科学的に検証したのがマインドフルネス

327:考える名無しさん
18/01/16 21:49:19.89 0.net
エハン塾「井筒俊彦の紹介」
URLリンク(youtu.be)
エハン塾「仏教とキリスト教のマインドフルネス」
URLリンク(www.youtube.com)

328:考える名無しさん
18/01/27 12:12:29.00 0.net
北アフリカ・中東地域生まれつき知能が低い疑い
難民のIQは大卒であってもわずか93しかない
ボイス・オブ・ヨーロッパに掲載された、欧州の移民問題についての赤裸々な議論です
EUと主要メディアは、高齢化する欧州は若い労働力を補うために移民が必要だと言う。
しかし、現実はそれとはかけ離れている。たとえば、ドイツ、スイス、そしてオランダでは、
80~99パーセントの移民が、移住後1年以上を経てもなお定職に就いていない。
多くの移民は、現代の欧州で労働力として要求される技能を有していない。
心理学教授ハイナー・リンダーマンは、2015年10月に難民(移民)がドイツ人と比較して
平均的に低い知能しか持っていない。彼の研究によると、大卒の難民の数学と抽象的な
タスクにおける平均知能指数は93で、地元の高校生と同レベルしかなかった。
よく指摘される“言語の問題”はこの差異が生じている理由のほんの一部でしかなく、
根本的な問題は基礎技能の欠如だとリンダーマンは続けた。「ムスリム社会やアフリカで
見られる頻繁な血族間結婚(いとこ同士の結婚など)とそれによって引き起こされる障害が
問題を悪化させている」と、彼は付け加えた。すべての人間は能力と可能性において平等
であると左翼は信じているが、世界のIQ地図が示しているように、そんなことはありえない
違った地域から来た人たちは皆違うということを認めることは、事実上、レイシストではない。
「高い認知能力を持った人口が多い国々は、単に裕福なだけではなく、
平均的に言ってより自由で民主的であり、法の支配と平等がより確立されており、
有能な政府に統治されている。そういった社会は殺人発生率も低く、より安全だ。
そのような現代性は「認知の現代性」であり、
高い認知能力抜きでは獲得できたり促進できたりするものではない!」
URLリンク(www.newshonyaku.com)

329:考える名無しさん
18/01/27 20:56:54.40 0.net
体育会系と理科系の違いでしかないだろう。それをレイシズムにするのは間違っていると思う。

330:考える名無しさん
18/01/27 21:01:59.48 0.net
それは、欧米ではだいぶ前から、さんざんやってきた議論。
黒人の知能指数が低いのは、後天的な要因なのか、それとも、先天的な要因なのか。
これについては、盛んに議論されている。
まちがいないのは、「黒人の知能指数が低い」ということ。
こればかりは客観的事実なので、誰も否定できない。
議論されているのは、その「原因」について。

331:考える名無しさん
18/01/27 21:02:48.12 0.net
しかし、アラビア人やペルシャ人は、多くの偉大な知識人を輩出してきた歴史を持っている。

332:考える名無しさん
18/01/27 21:06:52.59 0.net
>>323
>スマナサーラっていう有名仏教徒が、仏教は心の科学とか言ってるし、
科学者が瞑想を研究したマインドフルネスってのもやたら流行ってるし、
たしかに仏教と科学を結び付けようという流れはあると思う。
それは、「科学」と言ってるだけ。
あんまり関係ないよ。

333:考える名無しさん
18/01/27 21:08:24.47 0.net
要するに、思考停止して頭の中をカラッポにすることにより、感覚を研ぎ澄ませる。
自分の身体や精神に、意識を集中する。
それがマインドフルネス瞑想。

334:考える名無しさん
18/01/27 21:12:40.17 0.net
アメリカの黒人で泳げるのは2割程度だと言われる。これは説明なしに理解できる。
イスラムのレベル低下は、毎日アザーンがあって礼拝が義務付けられてるんだからイヂメられっ子と同じだよ。当分ダメだろうね。

335:考える名無しさん
18/02/14 03:46:35.76 0.net
大川周明 『安楽の門』
 私は此の書斎(松沢病院の病室)に古蘭原典と、十種に余る和漢英仏独の訳本を自宅から取寄せ、昭和二十一年十二月一日から之を読み初めた。
 それは私が乱心中の白日夢で屡々マホメットと会見し、そのために古蘭に対する興味が強くよみがへったからである。

336:考える名無しさん
18/02/14 12:32:54.54 0.net
極東軍事裁判にかけられたとき大川はキチガイのふりをして死刑を免れた
イスラムに傾倒したのはその贖罪の念が拭い去れなかった所為だろう

337:考える名無しさん
18/03/02 23:34:50.59 0.net
>>328
普通の生活を送れる人間と難民とでは、そもそも学習環境に違いがあるだろ

338:考える名無しさん
18/03/02 23:39:30.54 0.net
ハッラージュ 「アナ・ル・ハック (Ana al-Haqq)」 (われは真理(=神=真実在)なり)
> Haqq is the Arabic word for truth.
> In Islamic contexts, it is also interpreted as right and reality.
> Al-Haqq, 'the truth, is one of the names of God in the Qur'an.
> It is often used to refer to God as the Ultimate Reality in Sufism.
そう言って処刑されるわけだが

339:考える名無しさん
18/03/02 23:40:31.22 0.net
アウグスティヌスと「VERITAS(真理)」の文字
URLリンク(dowym.com)
> 真理はどのように認識されるのであろうか。
> アウグスティヌスは真理(veritas)を真なるもの(verum)との関係において認識しようとする(I, 15, 27)。
> この二つは別のものとして,真理は真なるものの存在の根拠であり,
> 真なるものは真理によって存在させられる(I, 15, 27)。
> 言い換えれば,真理は神的存在で,真なるものはその被造物だということである。

340:考える名無しさん
18/03/02 23:41:26.86 0.net
アウグスティヌスはアルジェリア。
アウグスティヌスが一時期信奉していたマニ教は、ゾロアスター教、キリスト教、仏教などの流れを汲む。

341:考える名無しさん
18/03/03 01:32:15.65 0.net
井筒が指摘した、イスラムの神が仏教の真如に近いものである、
というテーゼは、別に難しい話ではなく、
>>338の様なwikiの辞書的説明にも用いられるもの。
これによって、キリスト教、イスラム、仏教のそれぞれ、
真理=真実在=真如が比較される。
その実体は、神であったり、現象であったり、あるいは偶然性であったりもする。

342:考える名無しさん
18/03/03 07:41:36.91 0.net
また真如厨か

343:考える名無しさん
18/03/05 22:40:51.20 0.net
イブン・アラビーのアッラーと無
> 宗教と信仰の言葉では「神」と呼ぶべきものを、イブン・アラビーは哲学用語の次元で「存在」(wujūd)と呼ぶ。
> これは現実にこの世に存在している「存在者」や「現実存在」(mawjūd)とは全く異なる原理存在であるとする。
> そしてその存在の究極位をプロティノスの「一者」と同じように「存在の彼方」に置くと同時に、
> それが全存在世界の太源であると考えた[5]。
> イブン・アラビーの「存在」は、無名無相、つまり一切の「…である」という述語を受け付けない。
> 「神である」とも言えない。なぜなら神以前の神は、普通の意味の神ではないからである[6]。
> 「存在」(wujūd)には、「自己顕現」(tajallī)に向かう志向性が本源的に備わっており、
> 「隠れた神」は「顕れた神」にならずにはいられない。
> 無名無相の「存在」が「アッラー」という名を持つに至るこの段階は、
> ヴェーダーンタ哲学における意味分節する以前の全体存在である「上梵」から
> 言葉によって言い表すことができる経験的世界である「名色」へと移り変わる段階にあたる、と井筒俊彦は解説する[6]。

344:考える名無しさん
18/03/05 22:41:51.53 0.net
>>343
「東洋的無」と呼ばれるもの
・神(アッラー)そのものが自己顕現する無
・ユダヤ神秘主義カバラにおける神の内なる無
・プロティノスの一者
・ヴェーダーンタ哲学における無相のブラフマン
・老荘の道
・禅の無
・大乗仏教の真空妙有
・易学の無極即太極
意識・存在・実在のゼロポイントである純粋な無、
絶対無から絶対有への展開。

345:考える名無しさん
18/03/05 22:43:30.31 0.net
井筒のいう「ゼロポイント」という言葉は何に由来するものだったか

346:考える名無しさん
18/03/05 23:59:24.41 0.net
>>328
「北アフリカ・中東地域生まれ」の人達が始めた宗教を
世界の半分以上の人達が信奉しているわけだろ
・キリスト教 22億5400万人(33.4%)
・イスラム教 15億0000万人(22.2%)
・ヒンズー教 9億1360万人(13.5%)
・仏 教 3億8400万人(5.7%)
・無宗教:7億6900万人(11.4%)
・無神論:1億4830万人(2.2%)
・心霊主義:1366万人(0.2%)
・バハーイ教:786万人(0.1%)
・中国伝統的宗教:3億8720万人(5.7%)
・儒 教:641万人(0.1%)
・道 教:337万人(0.1%)
・神 道:278万人(0.0%)
・その他:134万人(0.0%)
合計:67億4960万人 (百科事典「ブリタニカ」年鑑2009年版)

347:考える名無しさん
18/03/06 05:11:56.79 0.net
うむ。

348:考える名無しさん
18/03/07 23:49:19.19 0.net
ロシア哲学・思想史関連
『ゲンロン6・7 ロシア現代思想I・II』 東浩紀 (2017)
『20世紀ロシア思想史 : 宗教・革命・言語』 桑野隆 (2017)
『ロシアあるいは対立の亡霊 : 「第二世界」のポストモダン』 乗松亨平 (2015)
『ロシア精神史への旅 : 野口和重ロシア史論集』 野口和重 (2009)
『ロシアの源流 : 中心なき森と草原から第三のローマへ』 三浦清美 (2003)
『ロシアとヨーロッパ-ロシアにおける精神潮流の研究 1・2・3』 T.G.マサリク (2002-2005)
『ロシア学を学ぶ人のために』 藤本和貴夫 (1996)
『ロシア精神史 哲学と社会思想の流れ』 セルゲイ・レヴィーツキイ (1994)
『ロシア思想史』 森宏一 (1990)
『ロシア思想史 : メシアニズムの系譜』 高野雅之 (1989)
『ロシア精神の源 : よみがえる「聖なるロシア」』高橋保行 (1989)
『ロシア・ソヴィエト哲学史』 ルネ・ザパタ (1997)
『ロシア的人間』 井筒俊彦

349:考える名無しさん
18/03/07 23:50:06.33 0.net
混沌(カオス)といえば、ロシアもやらないといけない。
井筒は、ロシアには「原初(エレメンタール)な根源」があるという。(「ロシア的人間」)
それから、「存在の窮極の太古の源に彼等は直接つながっている」とも。(「露西亜文学」)

350:考える名無しさん
18/03/07 23:50:56.53 0.net
難しい話だが、このことはロシアをやっていく上で時折ヒントになる。

351:考える名無しさん
18/03/09 22:38:41.61 0.net
“おお夜の海よ、お前は何と美しいことか!
 ここは燦々と輝き、かしこは暗く濃藍色、
 月光を身に浴びて、海は生きもののように
 歩み、呼吸し、きらめいている。
 涯て知らぬ自由のひろがりの上に
 閃々と光り、たゆたい、遠雷のごとくどよみ轟く
 縹渺たる月光を全身に浴びた海よ、
 人気ない夜の世界に、お前はなんと素晴らしいことか。
 巨大なるうねりよ、海のうねりよ
 お前はそんなにして誰の祭日を祝つているのか。
 浪は轟き輝きつつ寄せて来る。
 目ざとい星達が空にまたたいている。
 この動揺のさなかに、この煌燿(きらめき)のさなかに、
 夢みるごとく茫然と私は立ちつくす。
 ああ如何に心地よいことであろうか
 この魅惑の中に魂を沈め盡すことができたなら”
― チュチェフ 「無題」 1865年作 (井筒俊彦「ロシア的人間」9章)

352:考える名無しさん
18/03/10 14:16:17.36 0.net
>>351
笑いそうになった

353:考える名無しさん
18/03/10 19:21:00.66 0.net
>>351はシェリング。池沼は笑うしかないだろう

354:考える名無しさん
18/03/10 19:22:23.29 0.net
井筒は、ギリシャ語をやった延長でロシア語をやった

355:考える名無しさん
18/03/10 19:22:57.90 0.net
“ギリシャ正教の修道院における祈りは、ヘシュカズムと呼ばれる行法に則って行われる。
 ヘシュカズムとは、自己の内面への沈潜、静寂(ギリシャ語でヘーシュキア)を求めて精神を集中するために、
 イエスの祈りと呼ばれる短い祈り「主イエス・キリスト、神の子よ、僕を憐み給え。」を繰り返し称える行法である。
 その際、自己の内面への精神集中の一助として、座法や呼吸法をともなった精神身体技法、心身技法を援用する。
 イスラームはスーフィズムのズィクル(神の名の連禱)や仏教は真言密教の三密(身、口、意)瑜伽行とほとんど変わる処はない。”
― 『ギリシャ正教 無限の神』 落合仁司 (2001)

356:考える名無しさん
18/03/10 19:28:34.77 0.net
落合は全く話にならないんで引用しないほうがいいぞ

357:考える名無しさん
18/03/10 19:43:34.49 0.net
ヘシュカズムの説明なんてこれぐらいのものでしょ
話になる話とは?

358:考える名無しさん
18/03/10 19:49:59.43 0.net
 ヘシュカズムとは、自己の内面への沈潜、静寂(ギリシャ語でヘーシュキア)を求めて精神を集中するために、
 イエスの祈りと呼ばれる短い祈り「主イエス・キリスト、神の子よ、僕を憐み給え。」を繰り返し称える行法である。

この前提から間違いだから
ヘシュカズムは何らかの行法じゃない極端にいえば呼吸法とか座法とかの方法はあってもなくてもいいようなもの

359:考える名無しさん
18/03/10 20:33:01.16 0.net
>>358
> ヘシュカズムは何らかの行法じゃない
で、何なの?観想だとでも言いたいの?
>>355には、「一助として…援用する」とあるでしょ。
複数の本、各種宗教事典で調べてもこれぐらいのもの。

360:考える名無しさん
18/03/10 23:58:39.67 0.net
>>355
ズィクルと真言密教は同根だろう。
前者は井筒、後者は小滝がそれぞれ詳しい。
『イスラーム哲学の原像』 井筒俊彦 (1980)
『密教とイスラーム 高野山修行記』 小滝透 (1987)

361:考える名無しさん
18/03/11 00:37:03.87 0.net
>>360
笑いそうになった

362:考える名無しさん
18/03/11 01:55:26.43 0.net
とても簡単な嘘みたいに金の生る木を作れる方法
役に立つかもしれません
グーグル検索『金持ちになりたい 鎌野介メソッド』
64NJK

363:考える名無しさん
18/03/11 08:35:58.15 0.net
>>352>>361
手錠をかけられたまま笑って見せるのが政治犯

364:考える名無しさん
18/03/19 00:13:39.13 0.net
>>351は無題で正解だった

365:考える名無しさん
18/03/19 00:14:46.31 0.net
ギリシャやロシアの正教には絶対的な深さがある

366:考える名無しさん
18/03/19 00:17:08.10 0.net
>>360
神秘主義や神人合一は、世界中に例があるから、
今更どうこう言うものでもないが、
この二つの比較だけはショッキング。

367:考える名無しさん
18/03/19 00:18:50.78 0.net
井筒俊彦 『存在の概念と実在性』 (2017/10/21)(英文著作翻訳コレクション3)
は読んだだろうか?
ここへきて井筒哲学が2割増しになる。
・ハイデガー/サルトルの実存主義とイラン哲学の存在主義の比較
・ファナーとバカー論 再
・イブン・アラビーによる無からの神的顕現 再
・エッセンティアとエクステンティア
・イウティバールとイウティバーリー
ほか

368:考える名無しさん
18/03/23 21:26:39.56 0.net
井筒はゾロアスター教に対して否定的だろうか。

369:考える名無しさん
18/03/24 08:29:41.46 0.net
『宗教哲学入門』 量義治、講談社学術文庫 (2008)
井筒がやっていた様なこと。
仏教、キリスト教、イスラム教から宗教批判まで、
統一された哲学用語で相対化して通観する一冊。

370:考える名無しさん
18/03/25 13:53:06.53 0.net
井筒が表紙に写ってる雑誌あるだろ。
あれ見てオレかと思った。
やっぱな、オレって才能あるかも。

371:考える名無しさん
18/03/25 20:18:36.35 0.net
>>370
URLリンク(img-cdn.jg.jugem.jp)

372:考える名無しさん
18/03/26 06:29:29.57 0.net
>>70
講談社学術文庫の「マホメット」が良い

373:考える名無しさん
18/03/27 11:54:51.16 0.net
ムハンマドは初期のころから命をねらわれたりして
今のオウムみたいな胡散臭い存在だったらしいな。
1000年後いや500年後どうなっているやら。

374:考える名無しさん
18/04/27 19:13:18.05 0.net
井筒俊彦の哲学は原型としてはシャンカラのそれにより近いと思う。
大乗仏教より井筒俊彦は実在論的で主客未分の実在を語ったのはシャンカラだから。

375:オーバーテクナナシー
18/04/28 06:36:03.46 0.net
☆宗教的狂信(イスラム等)思考実験 [転載禁止]©2ch.net
スレリンク(future板)

376:し
18/04/29 05:38:58.13 0.net
井筒俊彦『意識と本質』によると
井筒が「本質」を2つに分けた
a、マーフィーヤ(特殊的意味での本質)
b、スーフィーヤ一般的意味での本質)だけど、
aは普遍的「本質」(マーフィーヤ)
bは個体的「本質」(スーフィーヤ)
詩人
リルケ
マラルメ
松尾芭蕉
それぞれでスーフィーヤとマーフィーヤという本質を追求する態度が違うらしいが。
詩について私が言えることはないが、
これについては、もう一度読み直してまとめてみる。『意識と本質3.4.5に論じられているので、
興味あれば読んでみ
今その次の『意識と本質6』のところ
禅やバカヴァット・ギータのところを読んでいるので、ここのところから。
あとでレジュメ書く

377:し
18/04/29 05:40:21.12 0.net
『意識と本質』チャプター6
禅ー
すべての存在者から「本質」を消去
すべての意識対象を無化。全存在世界をカオス化してしまう。
一旦カオス化しきった世界に禅は、また再び秩序を戻す。
まったく新しい形で。さまざまな事物がもう一度戻ってくる(しかしあくまで無「本質」的に
具体的には
道元禅師『坐禅箴』
「水清くして地に徹す、漁行きて魚に似たり。空闊くして天に透る、鳥飛んで鳥のごとし」

本質が措定されていない。が、「本質」がないのに鳥は鳥として文節されている。
「川の中を泳いでいる漁」を見ている私が見ているものを禅は無化する。「川に魚が泳いでいることは現実だとしても、
それを映している私の意識がみているものは全て虚像に過ぎない。
「鳥飛んで鳥のごとし」。これも同じで鳥が飛んでいるということ自体、禅では虚像だという。
本来なら「川の中を泳いでいる漁」は確かに私の目に現実として映っている筈である。
何故なら私の意識は、川を泳ぐ漁を「本質」として、確かに現前していると確信しているから。
私たちの意識は「鳥が飛んでいる」景色を見て、「本質」を掴み取っている。
確かに鳥は飛んでいるのだ。何故ならありありと鳥が空を飛ぶ姿を私の意識は、掴んでいるから。
その現実を「本質」として捉える作用が、私の意識の自然な働きだからである。

禅はこれらの意識の働きを無化するという。
つまり実存体験事実に至るのである。
禅は鳥が空を飛んでいることを「本質」として捉える。そしてそれは虚像であることを意識として捉える。
禅の意識はメタ的に本質を無化しているのである。本当は鳥が実際に空を飛んでいることを知っている。
知っていて無化するのだ。無化して、再び秩序を戻す。そして戻した瞬間に「本質」を無化する
では、どうしてそうする必要があるのだろうか?

378:し
18/04/29 05:41:08.81 0.net
『バカヴァット・ギータ』第18章の一節(サーンキヤ哲学)
「三徳」という考え方があり、
現実在(現質)-
純質(サットヴァ)-全世界を究極的一者として眺める
激質(ラジヤス)-現象的多者の間に動揺ただならぬ意識
闇質(タマス)-愛憎に縛られた沈重な意識
感覚器官も意識も、その対象である外界の事物も、すべてこれら三種の存在エネルギーの
さまざまな混合によって現象し、いわゆる経験界を形成する。

その「三徳」は禅の「無心」「有心」「執心」に当てはまるという。

379:し
18/04/29 05:42:00.56 0.net
禅に当てはめると
a、純質ー「無心」
b、激質ー「有心」
c、闇質ー「執心」
a、全存在界を究極的一者性において眺める。
b、経験的事物を個々別々なものとして差別し、それらを個々別々に認識する。
c、特定の事物に対する欲情的妄執的な態度。ある一つの対象をまるでそれが全てであるかのように
追い求める、根拠のない愛着の心
禅の「心を擬する」ー
意識のエネルギーをある一定の方向に向かって緊張させ、その先端に一つの対象を認知すること
「至道」への最大の障礙
現実を「本質」的に文節し、個々別々のものとしてしか見ることができない。
「有心」の段階においては、必ず分節的意識が作用するやいなや、存在の真相は無限の彼方に姿を消す

380:考える名無しさん
18/04/29 18:35:32.23 0.net
意識と本質の29ページにシャンカラとイブンアラビーの共通性を指摘し東洋哲学の一つの典型としてる。
おそらく井筒俊彦の本音が出てる。
勿論大乗仏教特に禅の本質否定論も出すがどちらかというとシャンカラ寄りではないか?

381:考える名無しさん
18/05/13 16:08:10.92 0.net
ピューリサーチセンターの調査によると
エジプトの88%、パキスタンの62%、ナイジェリアの51%のイスラム教徒が
イスラム教から棄教・改宗する者は殺されるべきだと信じている。
また似たような割合で姦淫には石打、ムハンマドを侮辱する者には厳罰
窃盗犯の腕は切り落とせと考えている。南アジアの84%、東南アジアの77%
北アフリカの74%、サブサハラの64%のイスラム教徒はシャリーアが
国法であるべきだと答えている。西欧にいるムスリムでさえ高い割合で同様の結果が出ている
イスラム教徒はバスだろうがレストランであろうがイスラエルに対する攻撃は
理にかなっていると信じている。「言論の自由」「宗教の自由」「報道の自由」「女性の権利」
「同性愛者の権利」など認めるムスリムは極めて少数派なのはハッキリしている。
ムスリムが啓蒙主義を受け入れた証拠は存在しない。イスラムはキリスト教徒やユダヤ教徒と
争うだけではなくヒンドゥー教徒や仏教徒と衝突している。
改宗の自由すらない。宗教警察なんてものまであるイスラム社会。
世俗法を人間が決めた法、シャリーアは神が決めた法
世俗法に従う義務はないと公言するような連中がいる、こんな邪悪な宗教が他にあるだろうか。

382:123師
18/05/13 18:18:21.84 0.net
377.
本質を消去、か。
無化する、か。
それは、本来無一物、であるからである。
それで、カオス化する、か。否である。それは秩序となる。
カオスではなく、それは秩序である。
それを、秩序として理解できないこと、が限界となる。
だからして、以後は、勝手な解釈となる。

383:し
18/05/13 18:30:01.63 0.net
>>382
勝手な解釈ではなくて、ちゃんと書いてある。
チャプター6読んでから言おうか!

384:123師
18/05/13 18:56:04.17 0.net
383.
勝手な解釈を信じるバカである。

385:し
18/05/13 18:58:48.94 0.net
読んでおれが作ったレジュメだけど

386:考える名無しさん
18/05/20 16:04:41.63 0.net
反ユダヤ主義とイスラムフォビアの間には同等のものではない
前者は人々の邪悪な悪魔化だったが後者は正当な批判を黙らせるために使われた
合理的で根拠のある証拠があるため、批判は正当です
恐怖症は偏見ではなく精神障害である。不合理な恐怖、
それは共感を感じる被害者を衰弱させる。精神障害には合理的な根拠はない。
イスラム世界が批判を病理に変えるということをイスラム世界が発明したのはこのためだ
それだけに留まるわけではなく時に人種差別と主張し誤魔化そうとするのです。

387:考える名無しさん
18/05/29 00:26:51.79 0.net
イスラム教徒だけは入れてはならない。
ロシアは欧米から「国家が社会を支配する国」と思われている
常に改革も上から行われる。イヴァン雷帝、ピョートル大帝、スターリンなど
それに対し欧米は「社会が国家を支配する国」で本質的に合わない
封建制の有無が違いを生んだとされている。
なお白人は日本が中国や韓国とうまくやれるとは思っていない。
それは日本が分権的で中国・韓国が専制的な社会で本質的に異なるから
梅棹教授の生態史観によればロシア・イスラム・インド・中国は政治的に専制国家文化
また一神教は本質において自己の絶対性を主張している原理的に他者を尊重するはずがない
唯一正しいと主張しているのだから相手に対して「あなたも正しい」などと言うはずがない
多神教のように多様な人格を持つ神々を認める宗教とは共通性など存在しないのだ
そして他者の権利を尊重する啓蒙主義・リベラル社会の今日、一神教に正当性など存在しない
イスラム世界は政治文化が専制的で宗教は一神教で最悪の組み合わせ
日本の分権的・多神教文化の真逆である

388:考える名無しさん
18/05/29 01:30:57.45 0.net
>>387
井筒の本は読んでるの?

389:DJgensei artchive gemmar
18/05/29 13:33:04.36 0.net
兵隊引いたアホ。

390:DJgensei artchive gemmar
18/05/29 13:33:23.35 0.net
戦死に届かないアホ。

391:DJgensei artchive gemmar
18/05/29 13:33:48.26 0.net
中二隊ぐらいのあほ。

392:DJgensei artchive gemmar
18/05/29 13:34:12.91 0.net
殆んど間違っているあほ。

393:考える名無しさん
18/05/29 23:33:12.87 0.net
>>389-392
未だに井筒も読まず、
こんな政治工作(>>386-387)をやっているのか?

394:考える名無しさん
18/06/04 14:56:35.96 0.net
>>376
スーフィーヤって何だよw
そんなもんはないw

395:考える名無しさん
18/06/04 20:29:13.45 0.net
フウィーヤ

396:考える名無しさん
18/06/04 20:46:29.09 0.net
>>394
揚げ足とってんなよ。
内容について批判しろよw

397:考える名無しさん
18/06/04 20:59:20.92 0.net
スーフィーヤwww

398:し
18/06/04 21:03:08.47 0.net
>>397
ああ、それな。正確な言語ではないが、そんなちっさいことに笑ってるジュン吉の方がな。

399:考える名無しさん
18/06/04 21:18:14.45 0.net
間違ってたくせに逆ギレかよw

400:し
18/06/04 21:23:09.50 0.net
おまえは本質的な発音わかって言ってるのか?
説明よろ

401:考える名無しさん
18/06/06 23:28:16.44 0.net
聖クルアーン - Islamic Books Japan
URLリンク(islaam.ninja-x.jp)
アラビア語・日本語・英語 対訳
日本語:日本ムスリム協会 日亜対訳注解聖クルアーン

402:考える名無しさん
18/06/06 23:28:58.30 0.net
コーラン各種
(1)『コーラン(全3冊)』 井筒俊彦、岩波文庫 (1957)
(2)『聖クルアーン ― 日亜対訳・注解 』 三田了一、日本ムスリム協会 (1982)
(3)『コーラン(全2巻)』 藤本勝次、池田修、伴康哉、中公クラシックス (2002)
(4)『日亜対訳 クルアーン ―「付」訳解と正統十読誦注解』 中田考、作品社 (2014)

予備知識がなくても一気に読めてしまうのは井筒訳。
原語の持つ生き生きとした感じが日本語でも再現されている。
注釈が詳しく、落ち着いて読みたい向きには日亜対訳のムスリム協会版。
その他も読みやすい。

403:考える名無しさん
18/06/06 23:29:17.32 0.net
コーランの構成(井筒訳)
・上 10章(1~10章)後期
・中 23章(11~33章)中期
・下 81章(34~114章)中期、初期、最初期
コーラン各章の配列は成立年代をほぼ逆さまにした形で収録されている。
初めの方は一章ずつが長く、だんだん各章が短くなっていく。
ムハンマドが受けた最初の啓示の瞬間に向けて、本を読み進めていくことになる。

404:考える名無しさん
18/06/06 23:31:41.84 0.net
110章は最後期だが

405:考える名無しさん
18/06/06 23:51:55.63 0.net
一部例外もあるけれど、おおまかな構成という話

406:考える名無しさん
18/06/07 20:52:50.96 0.net
610年頃、メッカ郊外のヒラー山の洞窟で瞑想していたムハンマドは突如金縛りに襲われた。
そのとき天から大天使ジブリールが現れ、「誦め(よめ)」と言った。
ムハンマドが「何を誦めと言うのですか」と尋ねたところ、ジブリールはフッと消えていった。
この時よりクルアーンの啓示が始まる。
それから二十三年の間、ジブリールはムハンマドの元を度々訪れては
クルアーンの各章を啓示していった(クルアーン96章など)。

407:考える名無しさん
18/06/08 21:40:12.25 0.net
コーラン理解のための副読本
・『イスラーム文化 ―その根柢にあるもの』 井筒俊彦 (1991)
 イスラム導入。スンニ派は「外面的」、シーア派は「内面的」
・『「コーラン」を読む』 井筒俊彦 (2013)
 コーランのテクスト論、エクリチュール論。コーランの言葉は根源語
・『アラブ的思考様式』 牧野信也 (1979)
 コーランとアラビア語の仕組み、言語文化論

408:DJgensei artchive gemmar
18/06/08 23:01:32.88 0.net
啓示というか戦術指南でしょうね。そういう言葉で戦っていた静かな闘志でしょう。

409:考える名無しさん
18/06/09 01:19:26.17 0.net
>>343
イブン・アラビーによる「アッラーの神的な自己顕現(タッジャーリ)」
「私は隠れた宝物であった。突然私のなかにそういう自分を知られたいという欲求が起こった。知られんがために私は世界を創造した。」
URLリンク(www.sufismus-online.de)
"Kuntu kanzan makhfiyyan fa ahbabtuhu an u`rafa fa khalaqtuhu ‘l-khalq"
I was a hidden treasure, I wanted to be known, so I created Creation.
A Hidden Treasure - wiki
URLリンク(en.wikipedia.org)

410:考える名無しさん
18/06/09 12:48:05.47 0.net
『「東洋」哲学の根本問題 あるいは井筒俊彦』 斎藤慶典 (2018/2/11)
序 章 井筒「東洋」哲学
  「東洋」哲学/井筒「東洋」哲学は何を目指しているのか
第1章 表層/深層
 a)表層から深層へ
  コトバ/深層における分節化/分節化されたものから分節以前のものへ/事事無礙
 b)深層から表層へ
  理理無礙/分節(1)―「無」―分節(2)/挙体性起/存在の階層性/基付け関係/有力・無力
 c)大地と理性―ロシア的人間
  ロシアの一九世紀/原始的自然/『コサック』/ドストエフスキー
第2章 空/無
 a)「空」の徹底
  理理無礙/神の彼方/〈無分節な「ある」〉への反転/「存在」の破れ
 b)空と無
  『大乗起信論』におけるアラヤ識/ユダヤ教カッバーラー/バスターミーの「欺瞞」論/思考の無能力
 c)砂漠と死―ジャック・デリダ
  ユダヤとギリシアの狭間で/砂漠における彷徨/墓場、あるいは死
第3章 〈いま・ここで=現に〉
 a)「本質(マーヒーヤ)と「存在(フウィーヤ)」
  「存在は本質の偶有である」/有「本質」か、無「本質」か/フウィーヤ・マーヒーヤ・タビーア/有「本質」論の三つの型/
  イスラーム「原子論」/無「本質」的存在分節/元型とイマージュ/意識と存在の構造モデル/「概念実在論」
 b)〈いま・ここで=現に〉
  「存在」の「独一性」/創造不断/吾有時/「純粋な可能性」としての「無」/証言
 c)「入てん垂手」
  聖諦と俗諦/俗、あるいは町という共同体/「無」の共同体

411:考える名無しさん
18/06/09 12:48:32.24 0.net
>>410
井筒哲学の要約と、著作へのインデックスになっている

412:考える名無しさん
18/06/09 19:19:25.69 0.net
イスラーム神学における信の構造を読んでるがイスラム過激派にも影響与えたイブンタイミーヤが出てくる。

413:考える名無しさん
18/06/09 23:05:56.34 0.net
>タイミーヤ
サラフィー主義の祖ね(サラフは「敬虔なる先人たち」を意味)
13世紀モンゴル軍侵攻の結果

414:考える名無しさん
18/06/09 23:08:29.27 0.net
ハンバリーの系統は正統と認めるべきではなかったな

415:考える名無しさん
18/06/10 13:07:52.44 0.net
イブンタイミーヤはイマーン(信)をイスラムより高次の概念としてるんだな。初めて知った。

416:考える名無しさん
18/06/10 13:23:36.32 0.net
イマーン(信)をイスラムより高次の概念

どういう意味?


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