都市を哲学する【都市哲学】at PHILO
都市を哲学する【都市哲学】 - 暇つぶし2ch52:考える名無しさん
17/02/02 12:29:26.86 0.net
渋谷のハロウィンは何の夢を見たか―スクランブル交差点から考える
社会学者・南後由和氏インタビュー
URLリンク(synodos.jp)
大学生のときに、フランスの思想家で社会学者のアンリ・ルフェーヴルの『空間の生産』という本を手に取ったんです。
ルフェーヴルはそこで、空間を生産している主体には建築家などのプランナーや国土交通省などの役所の人だけでなく、
そこに住んでいる人や買い物をしに来るような人たち、すなわち僕たちも含まれると指摘していたんですね。
それが僕にとって都市に対するモノの見方を変えるきっかけになったんです。
都市は、自分を含んでいながら自分を超越した存在だし、特定の作者がいないじゃないですか。
絵画や音楽のように、特定の作者がつくったわけではないですよね。もちろん国交省が法規やインフラを整備し、
建築家が建物を設計するということはあります。
けれども都市は単一の主体によっては計画、コントロールされえないものです。
都市は、不特定多数の人々の欲望が絡み合ってできた集合的作品です。
しかも時代によって、集合的作品のあり方は変化していきます。
もともとは実体験に基づいた都市に対する漠然とした興味関心が、
ルフェーヴルの本をはじめとする学問を経由することで言語化されていく感覚は刺激的なものでした。


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