岡潔at PHILO岡潔 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト154:考える名無しさん 13/09/27 06:23:45.40 0.net 「岡潔講演集」より 序(>>66の全文) この度岡潔先生の講演集を出版することにした。その内容は目次に書いてある通りである。 岡潔先生は市民大学講座の提唱者であり、しばしば本講座で講義されたことがあるから我々とは縁の深い方である。 私は切に諸君がこの本を読む、というよりは熟読することを御勧めする。 「読み易い本」だから御読みなさいと言いたいが、そう言うとウソになる。実に難解な本である。 本が難解であるだけではなく、日常のお話しが難解である。 今から七、八年前だと思うが、私は岡潔先生を奈良の御宅にお訪ねした。 初対面の挨拶も済まないうちに突如として「数学は愛である」という言葉が先生の口から飛び出した。 正直のところ何のことだかよく解らないので、恐る恐る「それはどういう意味ですか」と、うかがいを立てた。 そうしたら先生はどういうものか怒り心頭に達したらしく 「そんなことが解らないか。だからキリスト教とアメリカがいけないんだ」と。それも私にはさっぱり解らない。 そこで私は再び恐る恐る「それはどういうわけですか」と聞いた。 そのあたりから先生の怒りは消え、数学と仏教の話しになった。 それもよく解らなかったが、質問するとまた叱られるから一時間ばかり御説を拝聴して辞去した。 「御説」の内容はちんぷんかんぷんであったが、 私は自分の頭の中にたまっているゴミがすっかり落とされたようなスガスガしさを覚え、その心境は今でも残っている。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch