24/05/18 16:30:00.90 5cqQmD9v0.net
館のコメントに面白いのがあったので転載
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2年程前、友人の父がどうしてもスタジオを見学したいと熱望されていたので案内しました。
御友人も4名同伴され、皆さん30年以上のオーディオマニアでした。
聴きたい音源をCDやデータでお持ち頂いてスタジオで鳴らしたところ大変驚いていました。
「音の解像度が違う」「家で聴こえない音域が聴こえる」と仰ってました。
使ってる機材や部屋の環境を知りたがっていたので全て答えました。
ADAM A7X、SPL PQ、RME BabyFace Pro、iMACとKLOTZ MC5000をケーブルに使ってます。
皆さん驚いてました。確かに電源タップは医療用(貰い物)で入手は難しいですが代用品はいくらでもありますし、後はすぐに手に入る物ばかりです。
部屋は12畳で天井を防音にしていて壁は木と吸音材で自作したパネルを様々な位置にかけてある状態です。自分の聴きやすい音像になるよう自作吸音板でイコライジングしています。
話すにつれオーディオに熱を入れられてる方々の環境と現場はどう違うのかが気になり後日家へ招待していただきました。
オーディオルームは完全防音の25畳の専用部屋でプリアンプやパワーアンプ、一本数万円のケーブルなどで構成されていました。
単純に言えば全ての機器には高級オーディオメーカーが味付けしたイコライジング処理がされている物ばかりでした。
折角なのでとプリアンプとパワーアンプとケーブルを私のスタジオに持ち込んでなぜ聴こえない帯域が出てくるのか、音像がぼやけるのかを説明しました。
大抵は体感でわかりますが、お一人頑なな方がいらして全て数値で見せることになりました。
結果、特定の帯域を下げたり上げたり味付けされてる物を幾つも繋いでるので音像がぼやけてしまうことを理解していただきました。