20/03/04 22:00:33 dlO5Dmdp.net
前スレで、バックロードはなぜウーハーではなくフルレンジに合わせるのが常識になったのか?
という問いがあったが、理由の一つは、前スレでも書いたが、設計において
「ユニットがあって次に合わせる箱がある」 のか、「箱(全体サイズ)を決めてユニットと箱を決める」 のかで、
バックロードの設計は前者に相当し、フルレンジは前者タイプで設計されやすいという理由が一つ。
もう一つは、長岡さんも書いていたが、ウーハーはある程度低音まで音圧を保ち、f0以下が落ちる
という特性なので、バックロードにしなくても、バスレフで低くまで音圧を保った特性が出しやすいが、
中域から早めにダラ下がりになっていることが多いフルレンジは、バスレフだと持ち上げる帯域が
ピンポイントなので、フルレンジは低域を伸ばしにくい。
バックロードなら広い帯域で持ち上がるので、ダラ下がりユニットに合っているという理由。
つまりバックロードに必ずフルレンジでなければいけないわけではない。
ダラ下がり特性ウーハーならばバックロードに適合することになる。
例えばベイマなどのSR用には、中域持ち上がり、低域ダラ下がりウーハーが存在する。