20/02/25 09:15:33.56 uKG1aSacM.net
一例として、下図が各種電話ケーブルの減衰量を比較したものです。全体を見て、非常に特徴的なのが図の領域(Ⅱ)です。明らかに変曲点があります。
この領域は導体に表皮効果の影響が顕著となる領域と一致します。
またケーブルの品種によって、減衰量の形が変わっているのがお解り頂けると思います。(詳細は表皮効果(MJ 無線と実験 2010年6月号より抜粋))
すなわち、ケーブルを替えると回路定数が変わり、濾波器の特性が変わり、
結果として音が変わる事になります。しかしケーブルの特性は下図のように、狭い周波数域でピークを持つような物ではありません。
ケーブルを高解像度のタイプに替えた際に、狭い帯域で違和感等の問題が出た時には、
「AV機器自体が持っている問題点が露呈した」との見方も持っていることが必要です。ケーブルはアクセサリーとして分類されていますが、ここで述べている様に立派な構成要素です。
URLリンク(avctnegy.music.coocan.jp)
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