デジタルアンプ総合スレ 24台目at PAV
デジタルアンプ総合スレ 24台目 - 暇つぶし2ch241:、アナログ信号のように連続したものではない。 だからデジタルフィルターを使って、その間を補い、元の連続したアナログ信号に近づける必要がある。 ここで問題になるのがその精度だ。例えば正弦波のトランジェントバースト信号をその開始点付近でサンプリングし、デジタルフィルターで元の波形に戻そうと考えた場合、 「汎用のDAC ICで用いられている単純なフィルターでは、100マイクロ秒程度のタイミング誤差が生じる」(Watts氏)という。そのクオリティーを上げるためには、 典型的なデジタルフィルターひとつである“FIRフィルター”のタップ数を増やし、処理の精度を圧倒的に向上させる必要があるとする。 「普通のDAC ICは100タップで、8倍か16倍のオーバーサンプリング」(Watt氏)だが、 DAVEではFIRフィルターのタップ数が16万4000タップ、256fsオーバーサンプリング(88ナノ秒)単位の処理を166個のDSPで並列処理。 9.6ナノ秒単位のサンプリング精度を実現したとのこと。ちなみにDAC64では1000タップ。QBD76では1万8000タップ、Hugoでは2万6000タップという数字だった。 ://ascii.jp/elem/000/001/130/1130242/ 人間の耳と脳が空間を認識できるのは、残響や反射といった間接音があるためだ。この微細な信号を、どうやって取り戻すか。 かつてのWatt氏は「200dB程度のノイズシェーパーであれば一般的な高級DACよりも1000倍程度の精度があり、十分だと思っていた」が、 DAVEの開発に際して、90日間かけて350dBの精度を実現すると、奥行きの表現が如実に変わり、驚愕するほどいいという点に気付いたという。 ノイズシェーピングとは量子化雑音を減らすための処理。DAVEでは46個の積分回路を使った17次ノイズシェーピング処理をしている。 Hugoに搭載した「Spartan-6 XC6SLX9」に対し10倍の規模をもつFPGA「Spartan-6 XC6SLX75」を採用しているが、HugoのFPGAでは このノイズシェーピング処理用の回路だけでも足りないとのこと。6kHzで-301dB、20kHzのノイズフロアーは-360dB。100kHzでも-200dB以下の精度を得ているという。 Watt氏の説明では一般的なノイズシェイパーでは-80dB程度、DSDでは-20dB程度と(ノイズシェーピング効果が低く、)さらに(ノイズレベルが)高くなるとのことだ。




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