18/08/27 03:35:29.42 Pv+zSoDLd.net
>>622
マスタリング時の音圧レベルが小さくなるほど、量子化ビット数が少なくなってしまう。
CDの場合で言えば、本来16ビットある分解能が、最大レベルの時に16ビットで、レベルが小さくなるに連れて15ビットとか、14ビットと実効量子化ビット数が少なくなっていく。
これが顕著に現れる例がクラシックのオーケストラで、音量の大きいところと小さいところの差が激しいのが一般的。
今、フォルテッシモとピアニッシモの音量差が46dBあったとすると、16ビットのCDの場合、ピアニシモの部分は見かけ上の量子化ビット数が半分の8ビットになってしまい、それだけ量子化誤差が大きくなるため、波形の歪みが大きくなる。