16/08/22 07:45:51.29 HMOUnrON.net
ソニーとJVCのモニターヘッドホンについて補足すると
両者共に2kHz以上の音圧を-5dBシフトダウンする傾向は同じ。
これは大音量で聴くためのもので、通常の人が9時くらいなら
4時くらいまでボリュームを上げて聴いているとのこと。
その状態で、ボーカルとマイクの距離が判るように要求されている。
900STは4kHzと10kHzにピークがあって、理由はリンギングである。
このリンギングはインパルスにも現れていて、独特のスパイシーな音に仕上がる。
逆にサ行のピークをチェックしやすいようにできていて
ディエッサーの効果を確認しやすいというメリットはある。
MX10は、こうした癖を除去しており、インパルスも高級イヤホン並みに鋭い。
逆にスマートすぎて、中低域がこもり気味で、最初は良さが判らないと思う。
一方で、楽器の立ち上がり音は正確に出すので、タイミングがはかりやすいし
耳を少しクリーンにリセットするには便利かもしれない。
ソニー MDR-CD900ST
URLリンク(en.goldenears.net)
JVC HA-MX10-B
URLリンク(en.goldenears.net)