16/08/15 09:29:09.67 HyidTo9x.net
あまり関係ない話だが、ラジカセの音の基礎が判ったので。
まず当時のラジオ搭載のフルレンジは100~6,000Hzというのが標準で
これは1950年代から変わりない。ようするにAMラジオ用。
URLリンク(www.video-koubou-topaz.jp)
時代が進んでFMステレオに対応して2way化されても
いわゆるスーパーツイーターとして7kHzクロスで足しただけの特性だった。
URLリンク(plaza.harmonix.ne.jp)
ようするに、AMからFMへの発展は、精々小さなコーンツイーターで
10kHz近傍を足し算しただけのサウンドが標準的だったのだ。
加えて、AMラジオとの下位互換性を維持していた。
こうした仕様は、イギリスの1960年代でも同様で
HMVのコンソールには、以下のようなものが搭載されていた。
URLリンク(i.ebayimg.com)
こういう音調は、ピーター・バラカンのような人も青年時代に体験していて
いわゆる世界標準のものだった。
米ロカビリー~英ロック~歌謡曲という繋がりが、このスペックで一望できる。