17/01/29 18:17:49.84 wIp3C2ypw
>>719
横だけど、ついちょっと前に中華デジアンでDB1i鳴らしてたのでSCM11(旧型)との違いはよく分かる。
◆スピード(レスポンス)=DB1iの方が遥かに速い(実口径が16cmと12cmで違い過ぎる。小口径の方が速い)
◆キャビネット剛性=同等(DB1iの方が圧倒的に小型なので、キャビネットに拘らなくても同等の剛性が確保されている)
◆解像度=ツイーターはDB1iが上(新SCM11なら恐らく同等)、中域もPMCが上、低音は密閉のATCが上(量だけはPMCが上)
◆音圧=ATCの方が上(が、ATCも肉薄してる)
◆音像の彫りの深さ=ATCが大きく上(磁気回路の違いか)
◆トータルとしてのSN=ATCが上
◆音場=PMCの方が上(ATCより小さいのに25%くらい音場が広いので、スピーカーが消える感覚が味わえる)
◆定位=ATCの方が上(PMC広がる音なので、ちょうどその分だけ定位が曖昧になる。7分割が5分割になったような感じと言えば・・・)
◆まとめ
ATCの方がボテッとした振動板の厚さによって音数が多いハイスピード系の音楽へのリニアリティで上回るが、全体の品位でPMCに大きく差をつけている(ように感じられる)
因みに今自分が使ってるのはモニオの旧PL100だが、こちらは分割定位どころか、ボーカルのセンター定位すらポン置きでは出せない状況。
リボン型の特有の奥まった振動板だから、ツイーター廻りの遮蔽物によって音が篭ってるように感じられる。特に人の声が篭って聴こえる。
それ以外は、一切鳴かないガチガチのエンクロージャーや、密閉型と変わらない低域特性(ほぼ背圧抜いてるだけのバスレフポート)とか、固有音を感じさせないウーハーとか、ポップスやロックといった縦割りのリズム系音楽を聴くのに最高なんですがね・・・