16/02/21 03:27:19.04 48Hm+VX4.net
最近は誰も書かなくなったから、たまには805Sについて書く。
私はこのスピーカーを上手く鳴らせるようになるまで、かなりの月日を要した。
805Sは可聴帯域外とは言え(28kHz)、とんでもなく大きいピークがあったので(+14dB)、
結局それが原因で、音楽を楽しく聴けるようになるには容易ではなかった(高域がギラつく)。
ところが805Sは低域は40Hzまでフラットに出ている(素晴らしい!)。
だから805Sを上手く使うには、高域をロールオフさせて(意図的にカットして)やって、
低域はそのまま解放してやればよい。これが使いこなしのコツ。設置は低域が奇麗に伸びる位置を探す。
かなり壁に近い位置(フロントバッフルから壁まで35cmというほぼ壁密着の場所、もしくは50cmという壁際)に、この位置がある。
これはS805や805SDや805D3でも試してみるといい位置。
高域のロールオフさせるには、ツィーター部分を改造してピークキャンセラーを自作するか、
プレーヤーの電源ケーブルの純度を思いっきり落として(市販品だとAIR3-STなど)、あえて機器の性能を弱らせる。
さらに大事なのが、接点にロジウムメッキと銀メッキを使わないこと。無メッキ、もしくは金メッキで統一する。
ロジウムと銀は805Sの高域のピークを増強させてしまう。
以上を守れば、とりあえずはそこそこの音が出ると思う。