15/11/09 15:26:27.69 wVDs2IGu.net
「ボーカルの口の大きさ」とたまに聞く。大きいと甘い、みたいな文脈で。
ダイナミックマイク(よく見る形のSM58とか)とコンデンサーマイク(24V,48V,モノによっては130Vとかの給電が必要な奴)で違うんじゃないかと思考してみた。
ダイナミックマイクは丈夫、吹かれに強い、口くっつけて歌っても大丈夫。レンジも適当に減衰しながら上下落ちてる(レンジ狭い。モノによるが)
コンデンサーマイクはすごく大事に扱わなきゃダメ、高価、湿気に弱い、口くっつけて歌ってダイヤフラム湿気ったら音途切れるw レンジは広い。
マイクは口くっつけて歌うと、近接効果で低域がブーストされる。(カラオケ想像)。近接効果を利用して歌う歌い手は少なからず居る。(エンジニアさんは嫌うかもしれんがw) 58はそれが折り込み済みのマイクだとどっかで読んだ。
コンデンサーマイクは湿気ったら駄目だから口つけて歌えない。コンデンサーマイクで口つける人にはマイクの指向性を替えて対応したりするそうだ。
さて、どっちが「口が大きく」聴こえるだろう?低域は広がって伝播する。ローカットフィルター入れたら、音像を狭くできそうな気もするが、せっかく「近接効果」を本能的に狙って歌う歌い手の意図をエンジニアは無視してローカットするだろか?(´・∀・`)
ともあれ「口の大きさ」との関係はまだナゾである。