16/03/11 19:21:11.04 THKys/YF.net
物語風に書いておこう。
あれは忘れもしない…と思ったが正確な年は既に忘れていて、
おそらく2005年だったか2006年だったかのインターナショナルオーディオショウでのことだ。
その日は、805Sのツィーターをダイヤモンドに載せ替えたモデルが展示されていた。
マランツSさんが改造したショウ用の改造805Sだ。
SさんとB&Wの開発者と傅信幸と数十名の観客が見守る中、改造805Sの演奏が始まった。
「こりゃ駄目だ…」誰もがそう思った。
高域だけが主張してしまい、音も薄すぎたのだ。
ところが俺は音場空間が広大であることに気づいた。
「これ可能性を感じますよ!」俺は大声で主張した。
・・・・・・なんと、傅信幸がアホを見るような目で俺を見ている。
必死でB&Wの開発者に感想を伝える俺。
「Soundstage is hiroi,OK?」「What?」
流暢な英語で何度も説明する俺。
ついにその熱意が伝わったのか、俺に握手を求めてくるB&Wの開発者。
苦笑いしながらSさん「完成度は全然ですけど、可能性は感じますね」。
その数年後に、日本を(主に)対象にした805SDが誕生するのであった…【完】