【御フランス】Focalその10【JM-lab】at PAV
【御フランス】Focalその10【JM-lab】 - 暇つぶし2ch504:名無しさん@お腹いっぱい。
16/09/04 00:04:13.86 n1Rx+d49.net
スカラとB&Wとの最も大きな違いは「温度感」ではないかと思う。
どちらかと言えばややクールで無機的に感じられるB&WDに対し、スカラの音は断然「暖かい」。
ノラ・ジョーンズのボーカルは息吹が感じられるほどリアルで、柔らかでふくよかな肉体を持った女性が目の前で謳っている雰囲気がとても色濃く出る。
ウッドベースの音は強く圧力がある。剛性の高いウーファーが空気をしっかりと駆動するからだ。その上、剛性が高いエンクロージャーからは、膨らんだり無駄のある響きは出ない。
アンプを奢らなければ、良質な低音が出にくいB&Wとの差なのか、あるいはB&W 802Dさえ鳴らしてしまうAIRBOWの低価格プリメインアンプの実力なのか、
とにかくこんな低価格の小さなプリメインアンプで鳴らしているとは全く信じられないほど、「しっかりと地に足の付いた低音」が出ることに驚かされる。
重量感、重厚感のある低音だがB&Wよりも響きが豊かだ。、ユニットの動きも軽やかに感じられる。明るく優しい音で鳴る音楽は、春風のように体を吹き抜ける。
ヨーロッパでFocalと雌雄を分けるB&Wは、どちらかと言えばクールで理知的な音質を特徴とするがスカラは暖かく情熱的だ。
お気に入りのイタリア製スピーカーZingaliでJazzを聴くと、演奏が灼熱の太陽の下で行われているように鮮やかに感じられる。
スカラで同じ演奏を聴くと、昼下がりのフランスのカフェ(行ったことはないが)で行われているライブを聴いている柔らかい雰囲気がでる。
フランス料理的な「ややこってりとした脂気」を感じさせる音だが、
それは乾きがちなデジタルの音に潤いと味わいを与えこそすれ、音楽の解釈を無闇に肥大させることはないし、まして下卑た音とは無縁だ。
あくまでもアーティスティックかつ上品な味わいを保ちつつ、優雅な色彩を音楽に付け加えてくれる。適度な「脂気」が食材の口当たりと味わいを深めように、
音楽を美味しく�



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