16/08/29 10:55:09.31 gh76flt5.net
>>419
洋:ちなみに…解像度って言葉をさっきから使ってるけれども、解像度が高いスピーカーかどうか判断するにはどういった音を聴くといいと思う?
富:リバーブの奥行きやテールの切れ具合、あと生楽器にマイクを立てて録音したもの。それだけで空間が感じられる音源かな、と思いますけど。
洋:そうだね。リバーブのテールは非常に分かりやすい要素。音の余韻の消え際がしっかり聴こえるか。空間、部屋の広さみたいなものを聴く事ができるか、っていうのが大事なポイント。
細かい部分まで再現できるスピーカーは音が立体的に、奥行き感を持って聞こえるよ。
迫力を出そうとするスピーカーによくありがちなのは、スピーカー自体でコンプレッションがかかっていて、音が出たいのに出て来ない感じのもの。
そういうスピーカーの音って平面的で立体感が無くなってくる。
富:リスニング用のミニコンポとかの音とかそんな感じですね。
洋:それから、音の立ち上がりっていう話もある。打楽器のアタックのエッジがちゃんと見えるか。音のピークが見えるようなスピーカーっていうのは「レスポンスが良い」って言う。
「音の時間軸に対しての解像度が高い」わけだから、そういうのも「解像度が高いスピーカー」って言えるね。