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(虚)
936 2020/10/30(金) 20:57:07.57 ID:guAayLvC
渡来人は日本人と遺伝的に同じ
国立科学博物館 篠田謙一人類研究部長
↓
(正)
>左図は、現代日本人と縄文人、弥生人のミトコンドリアDNAのグループ頻度を比較したものです。
DやGといったグループが縄文人にはあまり無いのに、渡来系の弥生人には多いことが分かります。
私たち本土の日本人は、弥生人に近いですが、両者のあいだの値を取っています。
このことから、私たちは縄文時代に日本列島に住んでいた人たちと、弥生時代になって大陸から渡来した人たちが混血して成立したということが予想されます。
実は縄文人と弥生人はずいぶん姿形が違うので、人骨の研究者も日本人の形成に関しては以前から同じ事を考えていました。
遺伝子の分析でもそのことが証明されたのです。
(国立科学博物館研究者紹介・篠田謙一)
URLリンク(www.kahaku.go.jp)
>現代日本人、渡来系の弥生人、縄文人のハプログループ頻度を比較します。
すると、D4という、私たちが一番たくさん持っているタイプというのは、実は渡来系の弥生人にたくさんあるのだけれども、縄文にあまりいないということがわかります。
逆に縄文にはN9bが圧倒的に出てきます。これは現代日本人だと非常に少なくなります。
どうも縄文の社会に、非常に大きな遺伝的な影響力を持った弥生人が入ってきて、両方が混ざりながら日本列島集団というのが出来上がってきたんだろう。
縄文も完全に駆逐されたわけじゃないので、私たちは古くからあるタイプを持っている上に、
さらに弥生のDNAを持っているから、多様性の高い集団になっているのだということが見えてきます。
(DNAで読む日本人の起源・篠田謙一)
URLリンク(reitaku.repo.nii.ac.jp)