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【日本人】と【北京の漢民族】の成分分析
図1:日本人11,069名と中国・北京の漢民族の主成分分析の結果。常染色体上の138,688か所のSNP遺伝子型データから各個体の主成分得点を求めてプロットした。
�【47都道府県の50名】ずつを計算し、【北京の漢民族】も含めて分析を行った
次に、47都道府県のそれぞれから50名ずつ無作為抽出して各SNPのアリル頻度を計算し、中国・北京の漢民族も含めてペアワイズにf2統計量を求めてクラスター分析を行った(図2)。
【47都道府県】と【北京の漢民族】を対象にしたクラスター分析の結果。
図2:47都道府県と中国・北京の漢民族を対象にしたクラスター分析の結果。日本地図上の番号が各都道府県に対応している。
47都道府県を4つのクラスターに分けると、沖縄地方、東北・北海道地方、近畿・四国地方、九州・中国地方に大別された。
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本研究の結果
大部分の渡来人は朝鮮半島経由で日本列島に到達したと考えられるが、朝鮮半島から地理的に近い九州北部ではなく、
近畿地方や四国地方の人々に渡来人の遺伝的構成成分がより多く残っていることは、日本列島における縄文人と渡来人の混血過程を考えるうえで興味深い。
【大部分の渡来人は朝鮮半島経由で日本列島に到達した】
東京大学大学院・広報室 (2020/10/14)
URLリンク(www.s.u-tokyo.ac.jp)