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AFP=時事 9月4日(日)14時43分配信
中国・杭州の空港に到着し、米大統領専用機「エアフォース・ワン
」から降りるバラク・オバマ大統領(2016年9月3日撮影)
【AFP=時事】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は3日、20
か国・地域(G20)首脳会議に出席するため、任期中最後の中国訪問
で東部・杭州に到着したが、その際、滑走路で聞かれた非外交的な
怒鳴り声により儀礼的な繊細さが損なわれる一幕があった。
中国当局はG20のために極めて厳重な警備態勢を敷いており、米大
統領専用機「エアフォース・ワン(Air Force One)」が着陸した
際、スーザン・ライス(Susan Rice)米大統領補佐官(国家安全保
障問題担当)やホワイトハウス(White House)担当の記者団さえ
も例外扱いしなかった。
オバマ大統領の外遊時、同行する記者団は通常ならばエアフォース
・ワンの翼の下で、タラップを降りてくる大統領を見守るのだが、
今回は中国側が設置した青いロープの後ろに追いやられた。
だが、中国側にとってはそれでも十分とはいえなかったようで、中
国側の警備員の1人がホワイトハウスの職員に向かって、米国の報
道陣を退去させるよう要求した。
これに対しホワイトハウスの女性職員が、(エアフォース・ワン)
は米国の飛行機で米国の大統領が乗っていると言うと、黒っぽいス
ーツを着ていた中国側の職員が英語で「ここはわれわれの国だ」「
ここはわれわれの空港だ」と怒鳴った。
さらに、ライス大統領補佐官とベン・ローズ(Ben Rhodes)大統領
副補佐官が、オバマ大統領に近寄ろうとしてロープを持ち上げその
下をくぐろうとした際には、同じ中国側の職員がライス大統領補佐
官にいら立ちを示し、行く手を遮ろうとした。
中国側の職員とライス大統領補佐官は口論になったが、同補佐官の
護衛官が間に入り、補佐官を先導して中国側の職員を処理した。