25/01/28 08:17:47.26 e2Kbu+/K.net
大阪市内全域の路上喫煙が禁止されたことについて、韓国でも注目が集まっている。
大阪市は1月27日から、路上喫煙禁止区域を大阪市内全域に拡大した。
その対象は大阪市が管理する「道路・広場・公園その他公共の場所」で、この区域で路上喫煙を行った場合は1000円の過料徴収の対象となるという。紙巻タバコだけでなく、加熱式タバコも対象だ。
大阪市では4月13日に大阪・関西万博が開催されるため、万博を前に「国際観光都市にふさわしい環境美化」を進めるために、禁止地区を市内全域の路上に広げたと見られる。
このニュースは、多くの韓国メディアが取り上げており、「万博を控えた日本の大阪市、本日から公共の場で喫煙全面禁止」(『聯合ニュース』)、「電子タバコも禁止…日本・大阪市、公共の場全域で喫煙禁止を施行」(『ソウル経済』)、「日本・大阪を旅行する人は注意!本日から公共の場で喫煙全面禁止」(『京郷新聞』)などと報じられた。
韓国で注目される理由は、一部メディアが見出しで示しているように、大阪を訪れる韓国人観光客が多いためだ。
2024年に日本を最も訪れた外国人観光客は韓国人だが、大阪は韓国人観光客から特に人気が高いことで知られる。
韓国の旅行プラットフォーム「トリップドットコム」が旧正月の連休期間(1月25~30日)の予約を確認したところ、1位は「東京」で、2位が「大阪」だった。ちなみに3位には、バンコクや上海を超えて「福岡」が入っており、日本の都市がトップ3を独占した。
大阪への需要が急増しているため、航空券の価格が急騰している。
「トリップル」の「カスタムスケジュール検索」によると、連休期間中の日本・大阪行き航空券の価格は100万ウォン(約10万8000円)をはるかに超えている。連休直後の2月初旬には、最低28万ウォンから最高44万ウォン程度となっており、2~4倍ほど高い価格だ。
それほど大阪の人気が高いだけに、路上禁煙も注目されているわけだ。
オンライン上では歓迎する意見が多い。「ソウルも全地域禁煙にしよう」「うらやましい。韓国でもやってほしい」「それでも日本は綺麗な喫煙施設があるから不便ではないのでは?」といった反応が寄せられた。
大阪の路上禁煙措置は、環境美化や観光客への配慮という点で注目を集めている。この動きが、韓国を含めた他の都市にも影響を与えるか、今後の動向が注目される。
(文=サーチコリアニュース編集部O)
2025年01月27日
URLリンク(searchkoreanews.jp)